長期で勝てることを目指しています。まず当面の目標は資産1億円です。 ・短期動向に動じない市場の見方 ・私の資産、投資方針 をお届けします。
【3/30(木)米市場】 もはや金融危機はないのか。安心感と金利安期待が広がりで株高。
・バイデン大統領 銀行規制 資産規模1000-2500億円規模の中堅銀行に対する規制強化を監督当局に要請した。 SVBバンクなどが破綻したことに対する処置。 ・ボストン連銀 コリンズ総裁 「あと一回0.25%利上げを行い、年末までそのままにするのが適切」 ・新規失業保険申請者数 増加 前週は19.8万人となった。予想の19.6万人をわずかに上回る。 市場は3/31発表のミシガン大学消費者信頼感指数、PCEコアデフレーターなどの指標待ちか
【3/29(水)米市場】 金融不安の後退、マイクロンの強気の半導体見通しから市場の雰囲気良好。
・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について 経営陣だけでなく、監督や規制も失敗した。 2021年に当局が状況を把握していたのにかかわらず対応が不十分でなかった。 今後規制強化に向かうことにより、貸出が厳しくなる可能性がある。 共和党は早くも規制案にけん制している。 ・マイクロン 決算見通し 前日の閉幕後に今後の回復に自信を示すコメントを発表した。 株価は7%を超える上昇をした。 半導体関連株全体も引っ張られて上昇。
【3/28(火)米市場】 金融不安は引き続き後退。株価は金利高のハイテク株安に引っ張られる。
・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について SVBの破綻は「銀行の誤った管理の典型例。」 「一部の地方銀行の資本および流動性規則を強化する必要がある。」 また、当局の監督が不十分であったことを認めた。 ただし銀行業務を規制するような新しい規制には、共和党が反対する見込み。 ・ブルームバーグ 景気後退予測が高まる エコノミスト予想によると12月に景気後退に入る予想は65%と、前月の60%と拡大した。 ・マイクロン 3Qも厳しい 3Qは売上が50%の減少も、市場予想通りだった。 投資も事前発表の下限である70億ドルに抑えるとした。 AI関連の話題が多いものの、当面のメモリ市場は厳しいことを示す。
【3/27(月)米市場】 SVBの買収先が決まり金融システムへの懸念が後退。
・ファースト・シチズンズ・バンク SVB買収で合意 ファースト・シチズンズは資産1090億ドルで米国30位の銀行。 大幅な割引を受けてSVBの資産を買い取る。 市場には安心感が広がり銀行株を中心に買いが広がった。 特にこれまで下げが厳しかった中堅銀行が大きく戻す。 ・バーFRB副議長 「SVBの破綻は典型的な失敗」 「国内の全ての銀行預金の安全確保に努めている。 システム保護に向け、あらゆる規模の金融機関に対応する用意がある」 金融不安の払しょくに努める。 ・ミネアポリス連銀 カシュカリ総裁 「景気後退が近づいている。」 「銀行システムは強固。銀行からの現金流出は少なくなっている。」 ・商品先物取引委員会(CFTC) 暗号資産取引所大手のバイナンスを提訴。 ジャオCEOは利益のためには規則を無視するように社内に指示をしていた。 FTXはバイナンスが買収方針を撤回した後に破綻している。 バイナンスは暗号資産の取引のシェアは90%ともいわれる。
【3/23(木)米市場】 期待先行の金利安でハイテク株が高い。地銀株はイエレン発言で再度下落。
金利安を背景としてハイテク株を中心に上昇した。 銀行株は軟調。 ・米地銀 引き続き下落 前日のイエレン議長の銀行預金保証の拡大への否定的な見方から、引き続き経営が不安視される。 最近特に不安視されているファーストリパブリックは6%下落。 KBW 地域銀行指数 は3%下落。 ・イエレン財務長官 預金保護を軌道修正 「正当化される場合は、預金保護で追加措置を行う用意がある」 前日の上院での証言と比べ、下院では表現が追加された。 ・米2月新築住宅販売 前月に比べて1.1%増の64万戸。予想の65万戸には届かずも、住宅市場が安定化しつつあるとして前向きにとらえられる。 ・アクセンチュア 人員削減 1年半の間に1.9万人を削減するとした。コンサルティング業界では最大規模の削減となる。 株価は大幅に高い。
【3/22(水)米市場】 FOMCは0.25%の利上げ。予想通りも金融不安は続く。
FOMCは予想通りの0.25%の値上げを実施。 イエレン発言で金融不安が再び持ち上がる。 ・FOMC 0.25%の利上げを実施 政策金利の目標金利は4.75-5.00%になった。 利上げなしを見込んでいた市場参加者も多く、株価は下げる。 FOMCメンバーの23年末の政策金利見込みから考えると、あと1回の0.25%利上げがメインシナリオと考えられる。 ・パウエル議長 FOMC後の発言 「経済指標は好調」 「必要であればさらなる利上げもする」 「年内の利上げは見込んでいない」 「銀行システムは健全。SVBは特別な状態だった」 ・イエレン財務長官 預金保護強化に否定的 政府がFDICの現在の25万ドルの制限を超えて銀行預金保証を与えることについては否定的な見解を示した。 ファーストリパブリック銀行の株価は再び大幅下落。市場全体にも金融システム不安がよぎり、株安となる。
【3/21(火)米市場】 イエレン財務長官が金融不安をしずめにかかる。市場は相変わらず楽観視が強い。
欧米の金融当局の対応を好感している。 金融不安がやわらぎ株価は上昇した。 ・イエレン財務長官 銀行の流動性担保 「政府は小規模な貸し手により多くの現金を貸し出すことができる。」 金融不安時には預金を保護するとして、市場の鎮静化を図った。 ・米 地方銀行へ大手の援助 JPモルガンを中心に中小金融機関への資本状況を話しあう。 イエレン財務長官の発言と合わせて、銀行株は大きく上昇している。 ・FOMC見通し 金融不安前は+0.5%の予測が多かった。 今は+0.25%がメインシナリオで、利上げなしとの観測も多い。
【3/20(月)米市場】 UBSがクレディスイス買収も、金融不安の芽はまだまだ残る。
・UBS クレディスイスを買収 30億スイスフラン(4300億円)で合意したと発表した。UBSの株価も若干の上昇。 金融株全体としては上昇しているものの、値下がりする銀行株も多く不安定な状態が続く。 ・ファーストリパブリック 格下げ S&Pグローバルの格付けによってB+に3段階格下げされ、ジャンク債とみなされる。 ・シグネチャーバンク 買い手が見つかる ニューヨーク コミュニティ バンクの子会社であるフラッグスター バンクはシグネチャーの資産約380億ドルを取得することで合意した。シグネチャーの40の支店ははフラッグスターの支店として営業を再開する。 SVBは引き続き買い手が見つからず。 ・アマゾン 人員削減 9000人の追加解雇を発表した。「不確実な経済」の分析が完了したため。 アップル以外のIT大手は人員削減が続く。
【3/20週 米国市場見込み】 UBSによるクレディスイス買収は決まるも、金融は波乱継続か。
アメリカでは引き続き銀行の金融危機の話題が非常に多いです。 週末にUBSがクレディスイスを救済することでまとまりました。ただし、結果的に非常に安い金額の買収です。投資家が投資先として他銀行を信用できないことは変わらないでしょう。 SVBの後始末や、中小銀行のキャッシュ問題も引き続き対応が検討されています。政府関係者がバフェットと接触を持っているとの話しも出ています。この先どのように進むかドラマとしては非常に楽しみです。 FOMCが3/21,3/22の二日間で行われます。金利の上げ下げの話でなく、何を語るかに注目です。「金融危機対応としてなんでもする」といってしまえば、引き続きモラルハザードの問題があります。債務上限問題などで共和党の協力を得なければならないバイデン政権としては、あまり強いメッセージを出しづらいのではないでしょうか。ただし、中途半端なことをすれば金融危機再燃の可能性もあります。非常に対応が難しいですね。
【3/19今週の投資結果・市場】 -44万円。金融危機が言われても崩れない株価。
損益はマイナス44万円でした。 今週の売買はなしです。為替が2.7%ほど円高に振れたので、それによる影響が大きいです。これだけ金融危機の話が出ている中ですが、実はS&P500は今週+2.1%でした。金利が下がっている影響で大型ハイテク株が高くなっており、全体としても意外に健闘している結果となりました。
【3/17(金)米市場】クレディスイス、ファースト・リパブリックなど金融機関の危機モード継続
・ファースト・リパブリック・バンク 経営危機 11の米大手銀行jが300億ドルの預金をして流動性の支援をすると発表。これにも関わらず株価下落は止まらず。預金流出のリスクは引き続き高いと判断されている。 ・クレディスイス 経営危機 スイスの支援表明にも関わらず流動性リスクは続く。 一部銀行はクレディスイスとの取引を制限している。 フィナンシャルタイムスは、UBSがクレディスイスの一部または全部の買収を協議していると報じた。 ・ミシガン大学 消費者マインド指数 63.4と前月の67から大幅下落。予想も67だった。消費者の弱気への変化を反映する。 1年先の期待インフレ率は3.8%と2021年4月以来の低水準となった。 ・米2月製造業生産指数 +0.1%と予想の-0.3%に反して上昇した。コンピューターや電子機器、化学製品などの生産増が寄与した。 ・中国 預金準備率引き下げ 27日より0.25%の引き下げることを発表した。市中のマネーを増やすことにより景気下支えを狙う。
【3/15(水)米市場】 クレディスイスの信用不安で再び金融危機が懸念される。
・クレディスイス 破綻懸念 先日過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったことを発表していた。 筆頭株主のサウジが内規の関係から追加出資をしないことを表明した。クレディスイスの破綻可能性が急激高まる。アメリカも含めて銀行株は大きく下落した。 これを受けてスイスの中央銀行が必要であれば支援する意向を表明した。
【3/14(火)米市場】SVB破綻は一旦安心感が広がる。パウエル議長は発言の変更必至か。
・米 2月消費者物価指数(CPI) 前年比で全体は+6.0%、食料とエネルギーを除くコアは+5.5%と事前予想と一致した。 発表後には市場に安心感が広がり株価、金利が上昇した。次回FOMCは0.25%の利上げとの見方が広がる。 ・SVB・シグネチャーバンク破綻処理 預金保護などの政策から安心感が広がり銀行株は大幅回復。市場全体を大きく引っ張る。 ・メタ 人員削減 追加で1万人の人員削減をすると発表。株価は7%上昇と好感される。 ・クレディスイス 財務報告不備 過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったとし、これを是正する新たな計画を採用すると発表した。また、顧客流出は一旦止まったとした。もともとクレディスイスは脆弱性が指摘されていた。株価は引き続き下落。
【3/13(月)米市場】シグネチャー銀行も破綻。金利動かせず、スタグフレーションの始まりか。
・シグネチャー銀行破綻 暗号資産関連企業向け向け融資が多かった。シルバーゲート銀行、SVBの破綻が続き、信用不安による預金引き出しにより行き詰まった。 政府は①預金は全額保護をすること、②破綻処理を納税者の負担としないこと、③金融機関に最長一年の融資をすること を発表した。バイデン大統領は市場が開く直前に銀行への規制強化を議会に要請した。 地方銀行株は倒産の余波を受けかねないとして大幅安。株式市場全体では利回り急低下、バイデン大統領の声明を受けた安心感などで上昇銘柄も多い。 ・SVB破綻処理 FRBではバー副議長がSVB監督と規制の見直しを主導すると発表した。 パウエル議長「私たちは謙虚に、この会社をどのように監督し、規制してきたか、そしてこの経験から何を学ぶべきかについて、慎重かつ徹底的な見直しを行う必要があります。」
【3/13週 米市場見込み】 SVB爆弾はどこまで影響があるか。一気に緊張感が高まる米市場。
アメリカの金融界はSVB(シリコンバレーバンク)の話題で持ち切りになっています。この影響がどこまで広がるかを見極めようとする週になりそうです。 SVBはシリコンバレーのスタートアップの預金を集めていましたが、取り付け騒ぎで一気に預金を引き揚げられて破綻しました。原因は債券の下落の対応のために増資を計画したところ、キャッシュが苦しいことがわかってしまったからです。 米としては成長のエンジンであるシリコンバレーの金の流れが止まってしまうのは絶対に避けたいところでしょう。また、債券の下落で苦しいのはどこの銀行も同じなので、他の金融機関も万全でないという見方があります。一方で日経は流動性やリスク管理のまずさはSVB独自の問題としていました。 どちらが正解かわかりませんが厳しい週となり、投資家にとってメンタルが試される展開になりそうです。
【3/12今週の投資結果】 -80万円。SVBでざわつく市場にも長期的な視点を忘れずに耐え忍びます。
今週の買い増しは無しです。損益はマイナス80万円でした。守りのPFですので、損失割合はS&P500に比べて半分以下に抑えられました。ここのところ呪文のように唱えますが、慌てず無理せずの投資スタンスを続けたいです。 応援のクリックをい
【3/10(金)米市場】 SVB破綻、労働市場足踏みで市場の空気は変わり金利低下・株安。
・SVBが破綻 シリコンバレー銀行(SVB)がカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖された。 総資産は約2090億ドルで、預金規模は約1754億ドル。 FRBの利上げによる保有債券の価値減少による信用不安から、預金が引き上げられたことが引き金か。 他の銀行株にも不安が及び、軒並み安い。 イエレン財務相「財務省が注意深く監視している「少数の」銀行がある」 ・米 2月非農業雇用者数 +31.1万人と事前予想の+22.5万人よりも多かった。前月の速報値である+51.7万人は+50.4万人と下方修正。 失業率は3.6%と前月の3.4%から悪化した。 賃金も0.2%増と前月の0.3%増からは鈍化。 ・イエレン財務相 債務不履行へ警鐘 米連邦予算の債務上限が迫る中、下院議員らに対し無条件で連邦政府の債務上限を引き上げるよう促し、債務不履行は「経済的・金融的崩壊」を引き起こすと警告した。 ・イラン、サウジアラビア 国交正常化へ 今後大使館を再開させることで合意したと発表。中国の仲介による。
【3/9(木)米市場】 労働指標悪化とSVB Financial不安で株価は下落
・米新規失業保険申請者 予想より増 21.1万人と予想の19.5万人より多い。前週より2.1万人増加。朝方は金融引き締め軟化を意識して、朝方は株価は上向く。 ・米 2月人員削減数 7.8万人。高い水準が続く。小売り、金融業界にも削減が広がる。 ・GM 早期退職計画を実施 米の5年以上、全世界の2年以上働いている従業員が対象。 ・SVB Financial 資産現金化 今後の市場の悪化を予測し、金融資産を現金化を進めている。それに伴い8億ドルの損失が発生する。12.5億ドルの増資も発表。新興企業の預金減少からキャッシュフローの問題が発生していることがあらわになった。 株価は60%の大幅安。金融セクター全体にもマインドの悪化をもたらす。 10日発表の雇用統計発表待ちのムードもただよう。
【3/8(水)米市場】 労働市場のデータが下がりません。FRBは引き締め加速を検討せざるを得ず。
・米2月ADP民間雇用者数 +24.2万人と予想の+20万人を上回る。 1月も11.9万人(速報は+10.6万人)に上昇修正。 年収の中央値は前年比+7.2%と、前月の+7.3%ちる高い水準が続く。 労働市場が引き続き堅調であることを示す。 ・米 1月求人件数 求人は1080万人。前月の1120万人からは減ったものの、引き続き高い水準が続く。 ・パウエルFRB議長 議会証言2日目。 「次回FOMCについてはまだ何も決めていない。 「今後のデータで引き締めが必要であれば対応する」 雇用、物価の指標を見極める意向を示す。 リッチモンド連銀バーキン総裁 労働市場が「信じがたいほど健全」とし、引き続き引き締めが必要である意向を示す。
【3/7(火)米市場】パウエルFRB議長の証言で株価下落も、内容は想定の範囲内か。
・パウエルFRB議長 議会証言 「最近の経済指標は想定をうわまわる強さ。インフレ圧力は強まっている」 「必要であれば利上げペースを加速する用意がある」 「ターミナルレートはこれまでの予想より高くなる可能性がある。」 「インフレ抑制に失業率の急上昇は必要ない」 次回FOMCで0.5%の利上げとする可能性を示す。株価は大幅下落。 ・ゴールドマンサックス ソロモンCEO ソフトランディングの可能性は半年前より「有意に高まっている」。 ・メタ 関係者の話としてさらなる人員削減を準備しているとの話しが伝わる。今週にも数千人規模で実施か。 ・富裕層への負担拡大 バイデン大統領が予算教書で年収40万ドルを超える高所得者の保険料率を引き上げるとした。格差是正の一環。
【3/6(月)米市場】アップルがGSの買い推奨で市場を支える。全体的には様子見ムード。
・米SF連銀デイリー総裁 「ディスインフレは確実でない」 「金融政策を一段と引き締め、長期で維持することが必要になる可能性が高い」 ・JPモルガンチェース ダイモンCEO 「最大の懸念はウクライナの戦争と中国」 「ソフトランディングはありうる」 ・アップル ゴールドマン・サックスが中立から買い推奨に変更した。新しい判断の責任者が、デバイスでなくサービスの事業の成長が見込めるとの見方。株価は2%上昇。 ・テスラ値下げ モデルXとモデルSを値下げを発表した。値下げは今年2度目となる。 明日のパウエルFRB議長証言今週発表のADP雇用者数、雇用統計、失業率を控えて取引は様子見ムードもある。
【2/27週 米市場】労働関係の指標発表が続く。長期投資では中国・原油に注目。
先週のまとめにも書きましたが、経済指標は全体的には好調ですが色分けもはっきりしてきました。労働市場が強く、消費・企業投資や決算はマチマチ、住宅は厳しいといったところです。 景気が悪化すると言われていますが、決定的な指標がなく、なんとなく株価も耐えているようです。 今後は3/14にCPI発表が予定されているので、そこまでは様子見の雰囲気が続くかもしれません。
【3/5今週の投資結果】 +92万円。上昇時も動きが地味ですが合格と考えます。
今週の買い増しは無しです。 損益はプラス92万円でした。S&P500よりも上昇幅が少ないです。相対的に素材やハイテクが良かったので、生活必需品などの割合が高い私のPFでは仕方がないですね。無理して利益を追うより、損を少なくすることを引き続き第一に考えます。
【3/3(金)米市場】 ISM非製造業総合景況指数 市場の強さを再確認。インフレの収束はまだ見えず
・2月ISM非製造業総合景況指数 55.1と事前予想の54.5を上回る。前月の55.2よりは若干減。 新規受注、雇用ともに堅調で市場の底堅さを示す。 ・FRB金融政策報告書 インフレ率を下げるには、成長率がトレンドを下回り、雇用市場が軟化する期間が必要になる可能性が高いと繰り返した。 来週火曜にパウエル議長が上院銀行委員会で証言予定。 ・サマーズ元米財務長官発言 「米金融当局は3月の50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の行動に門戸を大きく開いておくべきだ」 「米当局の現状を適正に判断するとすれば、ここ約1年でこれほど後手に回っていることはないと言えるだろう」 ・コストコ決算 売上は552.7億ドルと事前予想の555.8億ドルを下回る。今後のインフレ抑制について述べるも、株価は下落で反応。 ・C3・ai(AIサービス)決算 EPSは-0.06ドルと事前の-0.22ドルよりも大幅に良かった。株価は33%のプラスと大幅高。 ・ブロードコム決算 事前予想を上回り、ネットワークインフラへの投資は継続していることが確認された。 ・アマゾン 人員削減のため、バージニア州の第 2 本社の建設を一時停止を発表した。株価は上昇で反応。
【3/2(木)米市場】 労働市場が強く、金利高をさそう。株価は楽観の逆行高。
・米 新規失業保険受給者 先週は19万人となり、19.5万人の予想を下回る。引き続き強い労働市場を示す。 ・米 単位労働コスト改定値 10-12月は+3.2%と速報値の+1.1%から大きく修正された。 ・ボストン連銀コリンズ総裁 「いくらかの追加利上げが必要になると考えている」 「その引き上げた水準でしばらく維持することが重要だと考えている」 ・アトランタ連銀ボスティック総裁 「次回FOMCでは0.25%の利上げを固く支持する。」 「夏の中盤から終盤までに利上げ休止あり得る」 ・セールスフォース決算 売上、利益とも事前予想を超える。また将来の高い営業利益や、200億ドルの自社株買いの発表から株価は大幅高。 ・欧州消費者物価指数 +8.5%と予想値の+8.2%より高く、厳しいインフレが続いていることを示した。 コア指数も+5.6%と上昇が止まらず。
【3/1(水)米市場】地区連銀総裁の発言から金融引き締めと判断して株安。
・ISM製造業製造業景況指数 47.7となり、6カ月ぶりに上昇した。予想の47.8よりはやや低い。 ただし不安定な需要と高まるインフレ圧力から、依然として50を下回った。 ・シカゴ連銀グールズビー総裁 「政策立案者が市場の反応に過度に依存することは危険であり、間違い」 「これらの伝統的なデータを実体経済からの現場での観察で補うことが重要」 ・アトランタ連銀ボスティック総裁 「FF金利を5-5.25%に引き上げ、2024年もしばらくその水準で維持する必要がある」 ・ミネアポリス連銀カシュカリ総裁 「(利上げが)0.25%か0.50%かは、現時点ではオープンマインドでいる」 「当局の金利予測分布図(ドットプロット)で示唆する内容の方が、はるかに重要だ」 ・HP 足もとのPC需要が厳しく、前年同期比で売り上げは18%減少。
【2/28(火)米市場】 消費関連は強弱入り混じる。市場は方向感出せず。
・米 消費者信頼感指数 102.9と事前予想の108.5を予想を下回る。足元の労働市場は堅調なものの、物価上昇と先行き不安を示す結果となった。 ・米 在庫指数 小売り在庫は+0.3%と予想を上回るものの、卸売在庫は-0.4%となり予想を下回った。 ・米 中古住宅販売成約指数 1月は前月比+8.1%と予想の+1.0%を大きく上回る伸びとなった。 ・BcA政策金利予測 インフレが長引くとして、最終的に6%近くになると予測した。 ・ターゲット決算 売上高は予想を上回るもコストが上回り利益は大幅減。今後の予測も市場の事前予想を下回る。株価は1.5%の上昇。 ・ズーム決算 第四四半期のEPSは1.22ドルと予想の0.82ドルを大きく上回る。 *ISM製造業、非製造業景気指数の雰囲気が続く
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