米国経済指標が好調です。 景気回復と見てハイテクを中心に株価は上昇しました。 利上げを意識して金利も上がっています。
長期で勝てることを目指しています。まず当面の目標は資産1億円です。 ・短期動向に動じない市場の見方 ・私の資産、投資方針 をお届けします。
米国経済指標が好調です。 景気回復と見てハイテクを中心に株価は上昇しました。 利上げを意識して金利も上がっています。
【6/26週 米市場見通し】米国が順調でも、海外の波乱要因が大きくなっている。
先週は米国では大きなイベントはありませんでした。 但し国外の景気、利上げの影響を受け株安でした。 今週の注目点を整理します。
【今週の投資結果: +32万円】波乱の中でやや増。これから本当の防御力を問われそう。
+32万円ですが為替の恩恵が大きいです。 それでも久しぶりにS&P500を上回りました。 今後も防御力が試される展開となりそうです。
各国の利上げ意識に加え、世界経済減速への懸念が意識されています。 米国経済の指標が崩れていないだけに本格的な調整には入っていません。 来週の各種指標で潮目が変わるか注目です。
米国もその他の主要国も利上げが意識されました。 金利上昇もハイテクを中心に買戻しが入っています。 様子見のムードも続いていますので傾向は大きくは動いていません。
中国経済への懸念が米国市場を覆う。景気敏感株を中心に株価は下落。
中国の景気への厳しい見方が広まり、株価も下がりました。 確かに中国の人は資産防衛からお金を使わないようです。 一本調子で成長してきた中国に頼れなくなるかもしれません。
【6/19週 米市場見通し】FOMC明けの週はイベントが少なく、再び様子見ムードか。
FOMCやインフレ指標などイベントが多い週が終わりました。 米国市場は順調に消化した印象です。 今週はイベントが少ないですし、引き続き大きな波乱はなくのりこえられそうでしょうか。
【今週の投資結果: +107万円】久しぶりの大台プラスも引き続きS&P500に負ける。
ハイテクを中心に幅広い銘柄で上昇しました。 引き続きS&P500には負け続けていますが気にしないようにします。 ディフェンシブといわれる銘柄も、いつかきっといいことがあるはず。
FOMCを終えてサプライズは今後の引き締めの強さとの認識が広まっています。 その中で金利高による株安が起こりました。 大きな動きでは無く、これまでの株高の調整の範囲内です。
景気関連の指標も順調にクリアしています。 金利は低下、株価は大きく上昇です。 米国の経済力は相対的に強いのでしょうね。
FOMCは大きなサプライズはなし。株式市場は安定の航海を続ける。
FOMCが終わりました。 FF金利自体はサプライズはありませんでした。 株価動向も概ねこれまでの傾向のままです。
CPIは下がるも、平常までは遠い。FOMC参加者を悩ませるまま会合が始まる。
CPIが発表され順調にインフレが解消されつつあることが確認されました。 しかし目標には達していません。 一旦は好感されていますが引き続きインフレ指標には注目が集まりそうです。
【6/12週 米市場見通し】インフレも景気も金利も発表。注目を集める一週間が始まる。
さあイベントが多い一週間のはじまりです。 これだけ重要指標が多いと景気の先行きの見方が固まるかもしれませんね。 「景気がとても良い」ことはないでしょうから、そこそこか不況かどちらかでしょうけれど。
【今週の投資結果: +18万円】引き続きS&P500に負け続ける寂しさよ
今週はAI関係でなく幅広い銘柄で株価は上がりました。 それなのにS&P500にまたも負けまています。 生活必需品はヘルスケアへの追い風はなかなか吹かないですね。
穏やかな相場でもハイテクはやや高い。来週にFOMCを控えて様子見が続く。
大きなニュースはありません。 イベントの多い来週に向けて様子見が続きます。 金曜に少しでも株価が上がってくれたので、週末は気持ちよく過ごせそうです。
失業保険申請が+2.8万人と大幅増加。労働市場が少し黄色信号も株価はしっかり。
新規失業保険申請が大幅に増えました。 金利は下がりましたが、大幅に景気悪化という状況ではありません。 全体的には引き続き様子見ムードです。
引き続き大きなニュースはない中で少し調整が入りました。 特にハイテクの調整が大きいです。 全体的には引き続き様子見ムードです。
FOMC、CPI発表待ちが色濃い。その中でもややリスクオンムードで株価上昇。
市場の動きを変えるような大きなニュースはありませんでした。 株価は小幅に反発です。 市場関係者は来週の大きなイベントに身構えています。
ISM非製造業景気指数は50.3と悪化。サービス産業にも景気悪化が忍び寄る。
景気が良くない指標が続きました。 それに加えて石油は減産とのニュースも入っています。 景気敏感株は株安で反応しています。
【6/5週 米市場見通し】債務上限問題が解決も、様子見の一週間か。
債務上限問題が収束しています。 アメリカの景気はそれなりに良い状況を保っています。 来週の大きなイベントを控え、様子見ムードが強そうです。
【今週の投資結果: +30万円】市場平均に引き続きついていけず。コツコツ投資を進めます。
今週は債務上限問題の解決とAI祭りの続きに加え景気も良好としてで市場は上昇しました。 私は引き続きハイテクが少なめの分、ついていけていませんね。 残念ですが受け入れて無理に取返しに行かないように気を付けます。
市場の心配事であった債務上限問題が終わりました。 今度は実経済に注目ですね。 雇用統計からはアメリカの経済は堅調との見方が広がっています。
ADP雇用者数は+27.8万人と良好。景気悪化なきインフレ退治への期待が膨らむ。
労働市場が強いことが改めて示されています。 景気を極端に悪化させずにインフレを乗り切れそうな雰囲気が出ています。 ただし、FRBには欲をださず、しっかりとインフレ退治をしてほしいです。
AI効果の上昇は一休み。株も金利も原油も下げて景気悪化も意識。
債務上限が議会通過の山場を迎えて慎重な動きです。 その中で経済指標は良し悪し分かれています。 市場参加者が動きづらい一日でしたが株価は下げています。
NVIDIAは1兆ドル突破!も、全体では債務上限問題を抱えて慎重な動き
NVIDIAを発信元とするAIの熱狂は落ち着きました。 改めて債務上限の問題にスポットライトが当たっています。 そのフィルターをかわして、しっかりと経済状況自体も見ていきたいです。
【5/29週 米市場見通し】債務上限問題の合意で好調は続くか。
債務上限問題が前進しました。 さすがに米ドルのデフォルトは回避されそうですね。 改めて冷静に米の経済状態を見直さないといけませんね。
今週はNVIDIAを中心としたAI銘柄が大きく上昇しました。 それにも関わらず、私の投資結果は横ばいです。 ハイテクが活況のときは、相変わらずS&P500に置いていかれます。
NVIDIAの決算発表からのAIへの期待が継続しています。 ハイテクが力強く市場を引っ張っています。 債務上限問題も好転と考えられ、市場はよい雰囲気でした。
NVIDIAが異次元の決算発表。AIの見通しが一気に明るくなる。
NVIDIAの好決算からハイテクが大きく上昇しています。 債務上限問題も、各種指標も好調です。 そのわりには下げる銘柄も多いです。
引き続き債務上限問題への不安から株価は下がっています。 アメリカは動揺しています。 ただ極端な動きではないので、個人としてもまだ大きな方針変更はとりません。
債務上限交渉に市場は不安を感じる。S&P500は1%を超える下落。
債務上限問題への懸念から株価は下がりました。 債券も短期が大きくあがっており、長短金利差が開いています。 アメリカでは株価を買えないとの雰囲気が広がっています。
DOW-0.4%、NASDAQ+0.5%と割れる。債務上限協議を前に方向感はでない。
株価は高安割れています。当局の金利へのタカ派発言で金利が上がるなど、なかなか読み解きにくい展開です。 応援のクリックをいただけたらうれしいです。指標、ニュース市場は債務上限の行方を見守る・債務上限問題 バイデン大統領とマッカーシー下院議長の
【5/22週 米市場見通し】バイデン大統領が帰国。債務上限問題の解決に期待。
債務上限問題が続きます。 ここはうまく乗り越えてもらはないと、世界中の経済の前提が狂います。 それに隠されてしまっている問題に、しっかり注目していきます。
【今週の投資結果:+87万円】S&P500に惨敗も特に気にしません。
S&P500は1.6%上がりました。 債務上限問題にゆれていますが、妥結の見込みが強くなったとして安心感が広がっています。 またAI関連は引き続き堅調ですね。
株価はやや下落しました。 債務上限の協議が一旦停止となり市場は失望しました。 ただし、ある程度は予測されたことなので大きな反応とはなっていません。
株価は1%を超える上昇。債務上限の問題を楽観視してリスクオン。
株価は上昇しました。 債務上限問題へのバイデン大統領たちの前向きの発言で、楽観論が広がっています。 指標などからは楽観できないと思うのですが。
米4月の小売りは+0.4%。予想より低く景気悪化を予感させる。
株価は下落しました。 個人消費に懸念が示される中、ハイテクが支えています。 FRBの金融引き締め継続の発言を受けて金利も上がり、市場は苦しい状況です。
株価は小幅に上昇しました。 FRBのけん制が入って金利が上がる中で堅調な動きです。 債務上限問題が引き続きクローズアップされています。
【5/15週 米市場見通し】債務上限問題で揺れるが、製造業・小売りにも注目。
債務上限問題が経済のトップニュースになってきました。 経済指標、決算は今のところ持ちこたえていますが、果たして今週はどうでしょうか。 今週は製造業・小売りに注目です。
【今週の投資結果:-97万円】惨敗も為替が大半。落ち込まずに自分のペースを守りたい。
S&P500は金融不安と景気後退懸念で0.3%下がりました。それよりもSBIの評価用為替は2.2%円高方向に振れました。厳しい結果ですが、何かを変える必要は感じません。 応援のクリックをいただけたらうれしいです。今週のアメリカ市場イ
6月の債務上限問題で揺れる米国。長期投資としては落としどころに注目。
株価は小幅に下落しました。 債務上限問題が日毎にクローズアップされます。 長期投資としては、どのように解決するかに注目します
景気悪化のサインなのか。PPIは前年比+2.3%と落ち着く。
株価は下落しました。 PPIの上昇が小さくなり、金利も大きく下がりました。 景気減速が強く意識されています
CPI発表は+4.9%と予想よりやや下。無難に通過してハイテク株は上昇。
CPIでハイテク株は上昇しました。 イベントを一つクリアして、市場はホッと一息ということろです。 ただ長期投資には特に変化点はありません。ここからです。
市場は重い動きですね。 債務上限問題、インフレ指標の発表まちの状況は変わりません。 こんな時こそ「木を見て森を見ず」にならないように気を付けたいですね。
46%の金融機関が融資を厳しく。市場はさまざまな協議を待ちの姿勢。
株価は高安マチマチです。どのようにとらえたらよいでしょうか。 景気は堅調との見方が続くものの、融資基準の厳格化や政府債務上限問題が重しになっています。 少し様子見ムードが続くかもしれません。
【5/8週 米市場見通し】CPI、PPI発表。景気悪化の雰囲気はかわるのか?
金融不安と景気後退懸念が続きますね。 今週はCPI、PPIの発表もあります。 発表直後に激変があっても、あくまで長期の目で見たいです。
【今週の投資結果:+56万円】市場は厳しいが、まずまず堅調。
S&P500は0.7%下がりました。 主な原因は金融不安と景気後退懸念です。 長期投資としては日々の株の動きよりも、どのように収束するかを見ていきたいです。
4月の米国失業率は3.4%。強い労働市場と銀行株の回復で大幅株高。
株価が大幅に上昇しました。 労働市場の指標から景気悪化の懸念が和らいだことが原因です。 それと共に前日に下がった地銀株も回復しましたが、長期投資的にはどのように見ましょうか。
地銀3行が次のターゲットか。暴落にも動揺しない体制づくりをしたい。
昨日も株価が下がりましたので、不安になってしまうでしょうか。 地方銀行の動向で市場が揺れています。 長期投資としてはこれに過剰に反応しなくてもよい体制を取りたいです。
FOMCはサプライズなし。それでも株価が下がるのは市場が期待しすぎ。
指標、ニュース ・FOMC 利上げ幅は事前予想通りの0.25%となった。 声明ではインフレリスクに注意を払っていることを強調。 銀行システムが強靭であることも言及した。 前回にあった「いくらかの追加引き締めが適切となる可能性を見込む」との文言を削除し、引き締めの減速も示唆した。 市場はインフレを強調したタカ派ととらえて、株価は下落。 ・4月 ADP雇用者数 +29.6万人と予想の+14.8万人よりを大幅に上回る。 サービス部門が22.9万人増。その中でもレジャーサービスが15.4万人増と、全体をけん引した。 一方で製造業、金融などは減少。 ・クアルコム 今後スマートフォン向けのチップ需要が低迷するとして、さらなる決算の悪化を示した。
・パクウェスト 、ウエスタン アライアンス急落 両社ともに多くの預金を失っている。 ファースト リパブリックの崩壊からの連想で、空売りが進む。 ・3月 製造業新規受注 +0.9%と予想の+1.1%よりも低い。 民間航空機・同部品が+78.3%全体を押し上げた。 ・米 3月OLTS求人件数 960万件と予想の980万件よりも低かった。 前回の990万件よりも大幅に悪化。 市場は今日、明日に行われるFOMC待ちが続く。
ファーストリパブリックの破綻を乗り切る。市場はFOMC待ちへ。
指標、ニュース ・ファーストリパブリックバンク 経営破綻し、JPモルガンチェースが106億ドルで買収することとなった。 ほとんどの市場参加者は織り込み済みとして大きな変動はなし。 JPモルガンチェース ダイモンCEO「中堅銀行の危機は終わりに近づいている」 預金保護対象外のものを含め全預金を引き継ぐ。 ただし、社債や優先株を引き受けなかったので市場の反応は不透明な部分も残る。 ・4月のISM製造業 47.1と予想の46.8よりはよかった。 前月からの46.3からも回復している。 ・原油 中国の4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2と、前月の51.9から予想以上に低下し、景気への警戒で原油が下落。 市場は今日、明日に行われるFOMC待ちの様子。
【5/1週 米市場見通し】金融不安を乗り切れるか。米経済はいきなりの正念場。
GDPが事前予想より大きく減速しました。 それにも関わらず雇用、個人消費が崩れていないとのことから、景気が極端に悪化しているとはみなされていません。 金融不安は当面はファーストリパブリック次第です。 リーマンショックの時も下位の投資銀行から順番に不安視され、買収がうまくできなかったところで政策が行き詰まりました。 今後、ファーストリパブリックの次はどこか?との議論になっていくのでしょうか。
【4/30今週の投資と市場】堅調な投資結果。市場は嵐の前の静けさか、奇跡のノーランディングか。
景気指標 強弱入り混じる形でしたが、決定的に景気悪化を示すものはありませんでした。 GDPが予想より悪かったですが、個人消費が堅調として乗り切ってしまいましたね。 また労働市場が落ちないのでインフレ率もなかなか落ちません。 ダラダラと長いインフレになりそうです。 セクター別状況 情報技術セクターが良かったです。 何と言ってもマイクロソフトの決算効果です。 AIへの期待が相場をが引っ張っています。 アップルも金融に参入するとしてから堅調です。 金融はマイナスでしたが、投資銀行や大手銀行の決算が堅調なこともあり、何となく踏みとどまっています。 ファーストリパブリックの買収の期限が明日に迫っています。 ここが悪い着地をすると、金融全体に広がるでしょうか。
指標、ニュース ・ファーストリパブリックバンク 救済方法が不明確として、株価は40%下落。 米連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれる可能性が高いとの報道も出ている。 ・PCEデフレータ +4.2%と予想の+4.1%を上回る。 PCEコアデフレータも+4.6%と予想の+4.5%を上回る。 ・シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 48.6と43.2を大きく上回る。
メタが決算好調で市場を引っ張る。楽観ムードが不安材料を吹き飛ばす。
指標 ・米 1-3月GDP 1.1%成長と予想の1.9%を大幅に下まわる。 個人消費が+3.7%と旺盛で全体を支えたが設備投資・在庫が低調。 ・米 個人消費支出コア価格指数(PCE) +4.9%と予想の+4.7%を上回る。 引き続きインフレが続いていることを示す。 ・米 前週失業保険申請件数 23万件と予想の24.8万件を下回る。 引き続き労働市場が強いことを示す。
金融不安と景気後退への懸念が続く。Microsoftが好決算で底支え。
・ファーストリパブリックバンク 規制当局は格付けを引き下げる可能性についても言及。 新株発行の報道もあった。 これらを受けて前日に引き続き大幅株安が続く。 金融不安から銀行株も下げる。 ・サマーズ元財務長官 低金利でベースのインフレ率が2%から5%になったと分析した。 「経済が著しく減速しなければ2%には近づかない」
経済指標 ・米 4月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数 101.3と予想の104.4を下回る。 消費者の心理の悪化を示す。 ・米 3月新築住宅販売件数 68.3万件と予想の63万件を上回る。 ローン金利の低下を受けて反発した。
コカ・コーラの決算は好調。ディフェンシブ銘柄のありがたさよ。
経済指標 ・独 Ifo景況感指数 93.6。予想の93.4、前回の93.2を上回る。 特に期待指数が改善しており、見通しの改善を示した。 企業決算 ・コカ・コーラ 増収増益。EPSは0.68ドルと予想の0.65ドルを上回る。 販売量は3%増加。 通年で7-8%の売り上げ増の見込みとの見通しを変えず。 ・クレディスイス 1Qで 9.2兆円の資金流出。全預かり資産の5%に相当。 いまだにその傾向は反転はしていない。 ・ファーストリパブリックバンク 720億ドルの資金流出が起こった。 時間外で株価が大幅下落。 中堅銀行の厳しさが改めて明らかになる。
【4/24週 米市場見通し】相次ぐ決算。アップル以外のGAFAMがそろい踏み。
景気が良いのか持ちこたえているのかよくわからないデータが続きました。 判断に困るところです。 ただし、本当に注意するべきは景気動向でなく、長期的な情勢の変化です。 そこは切り分けて考えたいです。 長期でいうと、中国に外交で押されているイメージがあります。 実質的にはそれほど単純ではないと思いますが、宣伝戦で苦戦していることはまちがいないでしょう
【4/16今週の投資結果と市場】堅い市場と堅い投資結果。ともに躍動感はなし。
損益は+40万円でした。 株価は横ばいでした。 1Qの決算が続きますが概ね堅調です。 1%の円安でしたので、ちょどその分プラスでしたね。 S&P500より少し良かったです。
テスラショック?TSMCショック? 決算悪化は想定の範囲内です。
・4月フィラデルフィア連銀景況指数 -31.3と予想の-19.3および前回の-23.2を大幅に下回った。 仕入価格、販売価格などの低下が大きい ・米 3月中古住宅販売 前月より2.4%下落。 ただし、住宅市場全体はローン金利が下がり回復傾向と見られる。 ・米 先週失業保険申請件数 24.5万件と予想の24万件を上回った。 ・テスラ 1Q決算 決算発表は予想を下回る。 想定以上に値下げによる利益率悪化があった。 株価は大幅下落。EV関連銘柄も下げる。 ・TSMC 1Q決算 前年比2.1%増と成長にブレーキ。
・地区連銀経済報告 「複数地区で銀行の貸出が厳しくなった。」 「物価の上昇は穏やかになっている。」 ・英 3月消費者物価指数CPI +10.1%と予想の+9.8%を超える。 引き続きインフレが収まっていないことを示した。 ・金融機関決算 モルガンスタンレー 予想を上回る利益。投資銀行は24%減と大きく落ち込むも、富裕層向けビジネスは好調。 前期より減益は貸倒引当金の積み増し。 ゴーマンCEO「銀行危機には陥っていない。リーマンショックとは比べられない」 ウェスタンアライアンス 中堅銀行。預金が20億ドル上昇、EPSも予想よりよいとの発表を受けて24%の大幅高。 ・セントルイス連銀 ブラード総裁 「景気後退に陥るかはわからない」 利上げに含みを残す。 ・アトランタ連銀 ボルティック総裁 追加利上げを支持。 その後かなりの期間5%を超える金利を維持する。
大手金融機関の決算は堅調。アメリカ企業は引き続き耐え続ける。
・3月 住宅着工件数 1.41百万件と、予想の1.42百万円より若干よかった。 先月の1.52百万件よりは減少。 先行指標となる建築許可件数は予想を下回り、先行きに不安を残す。 ・金融機関決算 バンクオブアメリカ 金利上昇を受けて金利収入、トレーディングが好調。 ゴールドマンサックス M&Aなどの投資銀行業務、債券収入が大幅減収。 概ね銀行大手は堅調。 中小銀行から預金が流れていることもあり、金融不安を感じさせない。 ・セントルイス連銀 ブラード総裁 「あと0.75%程度の金利引き上げを支持する」 「労働市場が強い。景気後退には陥らないと考える」 「金融引き締めは近いがまだ利上げが必要」 ・アトランタ連銀 ボスティック総裁 「あと一回の利上げで十分」 「その後は据え置きを支持する」
・4月 NY連銀製造業景気指数 10.8と予想の-18.1に比べて大幅に良かった。 前月の-24.6からも大幅な回復を示す。 新規受注が大幅に回復。 ・新築戸建への米国建設業者の信頼感指数 45となり前月よりも上昇。 ローン金利の低下と在庫不足による。 上昇は4か月連続で上昇。 ・銀行決算 ステートストリート、チャールズシュワブ、M&Tバンクが決算発表。 1Qの収益は良し悪しあるものの、現金流出は共通している。 市場では金融システムへの不安は広がらず。
【4/17週 米市場見通し】 企業決算に注目。米国の景気の現在地は??
決算が本格化します。 金融引き締めの着地が見え始めた中で、企業の業績がより重要視されますね。 先週はCPI、大手銀行の決算を無難に乗り越えました。 インフレが徐々に落ち着くとすると、当面の視点は二つです。 ①金融不安は本当に起こらないのか。 ②景気悪化はどこまで厳しくなるか。
【4/16今週の投資結果と市場】 CPI、銀行決算で広がる安心感。投資結果も順調。
損益は+33万円でした。 米国市場は全体的に好調でした。 消費者物価指数(CPI)発表、銀行決算を無難に通過しました。 買い増しは無しです。 0.6%の円高で米国株の円評価額が下がりましたが、株高が上回っています。 債券が足を引っ張りましたが概ね堅調です。
大手銀行決算は堅調で市場は安心。逆に金融引き締めに身構える。
・大手銀行決算 JPモルガン EPSが4.10ドルと、予想の3.38ドルを大きく上回る。 市場は素直に好感して株価は7.6%上昇した。 ダイモンCEO「米国経済は総じて順調。」「波乱の前兆はある。」 シティグループ、ウェルズ・ファーゴも堅調。 金融不安は大手の収益には影響を与えていない。 ・4月 ミシガン大学消費者信頼感指数。 63.5となった。 予想の64.2より低いが、前回の62.0よりは上昇した。 低所得層の消費マインドが回復したことが寄与した。 1年先のインフレ期待は4.6%と前回の3.6%から大幅に上昇した。 直近のガソリン価格の上昇を反映か。 ・FRB ウォーラー理事 「インフレ率はまだ高すぎる。FRBの仕事は終わっていない。」 「労働市場は堅調。」 市場へタカ派のメッセージとなる。
消費者物価指数(CPI)は下がり、景気後退に市場の関心が移る。
・米 3月消費者物価指数(CPI) CPI 前年比:5.0% (予想:5.2%) 前月比:0.1% (予想:0.3%) コアCPI(食品・エネルギーを除く) 前年比:5.6 (予想:5.6%) 前月比:0.4 (予想:0.4%) エネルギーの値下がりは大きい。 コア指数のうちサービスは前年比+7.1%と大きい。 雇用市場が軟化しないと、サービスは下がらないか。 インフレ懸念後退から一旦株価上昇も、景気後退懸念もあり買いは続かず。 ・3月FOMC理事会議事要旨 金融不安から利上げ一次停止して、影響見極めも検討していた。 景気後退に陥る可能性についても議論された。 最終的にはインフレへの対応を優先し全員が0.25%上昇に賛成。 ・SF連銀 デイリー総裁 発言 「今後何もしなくても景気後退に陥る可能性がある。」 「インフレ対策として引き締めは必要。」 「金融機関の貸出審査は厳しくなる。」 市場の次の注目は週末の銀行の決算発表に移る。
・IMF 成長率見通し減速 世界全体の成長率の予想をを2.8%として、1月の予測より0.1%下方修正した。 アメリカは1.6%と0.2%引き下げ。 金融不安が広がる場合は2%を切る可能性もある。 ・NY連銀 ウィリアムズ総裁 「インフレ率はまだ高い」 「労働需要は依然として非常に強い」 「利上げを一時停止した後、再開することはできる」 インフレ警戒のタカ派の発言となる。 ・CPIの発表事前予測 前年比5.2%の上昇が見込まれる。 ブルームバーグのエコノミストは「消費が弱いことを示すかもしれない」としている。
【4/10(月)米国市場】 CPI公表を前に落ち着いた週明け。明日公表後も大変動はなしか。
・3月 雇用統計 先週金曜日に雇用統計が発表された。 非農業部門の雇用者は+23.6万人と予想の+24万人をやや下回る。 金曜日は休場のため、月曜日にその影響が出る。 市場は概ね堅調と見る。 ・2月 卸売在庫 +0.1%と予想の+0.1%を下回った。 自動車が大幅に増えて耐久財が+0.5%となったが、それ以外は-0.5% ・アップル PC販売 1QのPC出荷台数が40%減少した。 株価は1.6%下げる。 全メーカーの出荷台数も29.0%減。 ・NY連銀 インフレ予想 1年後のインフレ率を4.7%と5か月ぶりの上昇 3年先は2.8%と前月より上昇。
【4/10週 米市場見通し】CPI、PPIが発表されますが、長期投資の視点は忘れません。
今週はCPI、PPIが発表されます。 注目があつまりますが、長期投資としては金融不安、米中関係もしっかりチェックしたいです。
【4/9今週の投資結果と市場】-5万円。ほぼ動かず。景気後退への備えを進めたい。
損益はマイナス5万円でした。 ブログに書くのにネタになりづらい変動のなさです。 S&P500と比べると1%良かったので、ディフェンス力は見られました。 買い増しは無しです。 為替が1%円高でしたので、株価が1%上がってちょうど相殺されてます。 引き続き厳しい市場環境が続きそうです。 ディフェンス力とは何かが問われますが、スタグフレーションの準備まで考えていきたいです。
【4/6(木)米市場】 ブラード総裁が安心感をもたらし、少しリスクオンの雰囲気。
・米 新規失業保険申請件数 22.8万人と、予想の20.1万人よりも多い。 引き続き労働市場は悪化も、金曜日の雇用統計の発表待ちのムードが漂う。 ・セントルイス連銀 ブラード総裁 「米国の銀行破綻によって、信用収縮を引き起こし不況に陥らせるとは考えていない。」 利上げ継続を求める。 ・IMF 経済見立て ゲオルギエワ専務理事「今後五年間の世界経済成長率は3%」 「1990年以来の低さとなる」 ・中国外交 マクロン フランス大統領「習氏ならロシアに理性取り戻させると信頼している」 フォンデアライエン欧州委員長「台湾の現状変更に反対」 サウジとイランが北京で外相会談を行う。 米国がいないところで中東の会話が進み、影響力低下を引き続き示す。
【4/5(水)米市場】 新規雇用も大幅悪化。不況の足音がますます強くなる。
・ADP雇用報告 新規雇用は14.5万人と、予想の21万人よりも低かった。 ADPのチーフエコノミスト リチャードソン氏: 「経済減速を示す。」 「力強い雇用・賃金の伸びは終わった。」 ・3月 ISM非製造業景気指数 51.2と、予想の54.4を下回る。 新規受注は62.6から52.2に減少した。 インフレ低下と、景気の先行き懸念を示す。 ・クリーブランド連銀総裁 「インフレは2%に落ち着かせたい。」 「金利はもう少し引き上げる必要がある。」 ・台湾 蔡英文総統、米 マッカーシ下院議長会談 マッカーシー下院議長は台湾支持を鮮明に示した。 中国は反発しており、今後の報復が予想される。
【4/4(火)米市場】 雇用がぐらついているとの指標を発表。市場は景気悪化に身がまえる。
・米 2月雇用動向調査 新規求人は993万人と、予想の1050万人よりも少なかった。 前月の1056万人からも大幅に減少した。 1000万人割れは21年5月以来のこと。 景気悪化の恐れが高まった。 株価は今後の指標も注視するとして、下降幅は大きくない。 ・米 2月製造業受注 前月比-0.7%と予想の-0.5%よりも大幅の減少となった。 特に航空機が6.6%減と下げ幅が大きかった。 ・JPモルガン ダイモンCEO 「危機は終わらず」 株主への手紙の中で金融危機の状況を説明した。 FRBが金利上昇へのストレステストを行っていなかったことを批判した。 また規制で預金流出は止められなかったとして、過剰な規制に反対した。
【4/3(月)米市場】 原油暴騰。アメリカはOPEC+を止められない。
・原油価格 OPEC+から予想外に一日100万バレル以上の供給削減案が発表された。 原油価格は大きく上昇した。 サウジ、ロシアが主導した模様。 これに伴ってエネルギー関連株が大きく値を上げた。 エクソンモービルは5.9%の上昇となった。 イエレン財務長官はOPEC+の決定を「非生産的」と非難した。 市場では次回FOMCでは利上げを続けるとの見方が多くなった。 ・ISM製造業景気指数 46.3と市場予想の47.5を下回る。 好不調の目安である50以下は4か月連続となった。 新規受注が44.7と金融不安による今後の減速予想を反映している。 雇用指数は46.9まで下げて2020年7月以来の低水準となった。
【4/3週 米市場見込み】 米株は底を打ったのか?どちらかに決めつけるのはやめましょう。
米国市場は金融不安が遠のいているとして株価が回復しています。 この状態は続くでしょうか? 分かりません。 米国にいる優秀な投資銀行家が一生懸命に予測していますが、意見が分かれています。 なぜなら今回の原因が、過去に経験がない急激な金融緩和と引き締めによるものだからです。 確かにリーマンショックで有効だったとされる手は打っています。 政府は預金保護をすすめ、金融機関の規制を進めることで安心させようとしています。 ただ、これで金融危機が遠のいたと、どうして言いきれるのでしょうか。 高いインフレ率も続いています。 まだ緩和・引き締めの副作用が続くかもしれません。 もう一度投資の基本に戻ってバフェットのルールを思い出したいです。 ルール1 絶対に損をしないこと。 ルール2 ルール1を絶対に忘れないこと。 例えば、スタグフレーションも想定しておくなら不動産や金の重要度も上がってくるのではないでしょうか。
【4/2今週の投資結果と市場】 +98万円。市場の安心感の恩恵を少し分けてもらう。
損益はプラス98万円でした。先週ブログをお休みしたので2週間分ですがm(_ _)m今週はVHTを33万円、AIUを31万円買いました。それを含めると持ち株は163万円増えました。為替はほぼ変動なしですので、円貨の変動がそのまま株価の動きです
【3/31(金)米市場】 インフレ後退の予感。PCE、ミシガン大学消費者信頼感指数を市場は歓迎。
PCE、ミシガン大学消費者信頼感指数がインフレ後退をしめす。株式市場は歓迎。
【3/30(木)米市場】 もはや金融危機はないのか。安心感と金利安期待が広がりで株高。
・バイデン大統領 銀行規制 資産規模1000-2500億円規模の中堅銀行に対する規制強化を監督当局に要請した。 SVBバンクなどが破綻したことに対する処置。 ・ボストン連銀 コリンズ総裁 「あと一回0.25%利上げを行い、年末までそのままにするのが適切」 ・新規失業保険申請者数 増加 前週は19.8万人となった。予想の19.6万人をわずかに上回る。 市場は3/31発表のミシガン大学消費者信頼感指数、PCEコアデフレーターなどの指標待ちか
【3/29(水)米市場】 金融不安の後退、マイクロンの強気の半導体見通しから市場の雰囲気良好。
・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について 経営陣だけでなく、監督や規制も失敗した。 2021年に当局が状況を把握していたのにかかわらず対応が不十分でなかった。 今後規制強化に向かうことにより、貸出が厳しくなる可能性がある。 共和党は早くも規制案にけん制している。 ・マイクロン 決算見通し 前日の閉幕後に今後の回復に自信を示すコメントを発表した。 株価は7%を超える上昇をした。 半導体関連株全体も引っ張られて上昇。
【3/28(火)米市場】 金融不安は引き続き後退。株価は金利高のハイテク株安に引っ張られる。
・バーFRB副議長 SVB破綻、金融不安について SVBの破綻は「銀行の誤った管理の典型例。」 「一部の地方銀行の資本および流動性規則を強化する必要がある。」 また、当局の監督が不十分であったことを認めた。 ただし銀行業務を規制するような新しい規制には、共和党が反対する見込み。 ・ブルームバーグ 景気後退予測が高まる エコノミスト予想によると12月に景気後退に入る予想は65%と、前月の60%と拡大した。 ・マイクロン 3Qも厳しい 3Qは売上が50%の減少も、市場予想通りだった。 投資も事前発表の下限である70億ドルに抑えるとした。 AI関連の話題が多いものの、当面のメモリ市場は厳しいことを示す。
【3/27(月)米市場】 SVBの買収先が決まり金融システムへの懸念が後退。
・ファースト・シチズンズ・バンク SVB買収で合意 ファースト・シチズンズは資産1090億ドルで米国30位の銀行。 大幅な割引を受けてSVBの資産を買い取る。 市場には安心感が広がり銀行株を中心に買いが広がった。 特にこれまで下げが厳しかった中堅銀行が大きく戻す。 ・バーFRB副議長 「SVBの破綻は典型的な失敗」 「国内の全ての銀行預金の安全確保に努めている。 システム保護に向け、あらゆる規模の金融機関に対応する用意がある」 金融不安の払しょくに努める。 ・ミネアポリス連銀 カシュカリ総裁 「景気後退が近づいている。」 「銀行システムは強固。銀行からの現金流出は少なくなっている。」 ・商品先物取引委員会(CFTC) 暗号資産取引所大手のバイナンスを提訴。 ジャオCEOは利益のためには規則を無視するように社内に指示をしていた。 FTXはバイナンスが買収方針を撤回した後に破綻している。 バイナンスは暗号資産の取引のシェアは90%ともいわれる。
【3/23(木)米市場】 期待先行の金利安でハイテク株が高い。地銀株はイエレン発言で再度下落。
金利安を背景としてハイテク株を中心に上昇した。 銀行株は軟調。 ・米地銀 引き続き下落 前日のイエレン議長の銀行預金保証の拡大への否定的な見方から、引き続き経営が不安視される。 最近特に不安視されているファーストリパブリックは6%下落。 KBW 地域銀行指数 は3%下落。 ・イエレン財務長官 預金保護を軌道修正 「正当化される場合は、預金保護で追加措置を行う用意がある」 前日の上院での証言と比べ、下院では表現が追加された。 ・米2月新築住宅販売 前月に比べて1.1%増の64万戸。予想の65万戸には届かずも、住宅市場が安定化しつつあるとして前向きにとらえられる。 ・アクセンチュア 人員削減 1年半の間に1.9万人を削減するとした。コンサルティング業界では最大規模の削減となる。 株価は大幅に高い。
【3/22(水)米市場】 FOMCは0.25%の利上げ。予想通りも金融不安は続く。
FOMCは予想通りの0.25%の値上げを実施。 イエレン発言で金融不安が再び持ち上がる。 ・FOMC 0.25%の利上げを実施 政策金利の目標金利は4.75-5.00%になった。 利上げなしを見込んでいた市場参加者も多く、株価は下げる。 FOMCメンバーの23年末の政策金利見込みから考えると、あと1回の0.25%利上げがメインシナリオと考えられる。 ・パウエル議長 FOMC後の発言 「経済指標は好調」 「必要であればさらなる利上げもする」 「年内の利上げは見込んでいない」 「銀行システムは健全。SVBは特別な状態だった」 ・イエレン財務長官 預金保護強化に否定的 政府がFDICの現在の25万ドルの制限を超えて銀行預金保証を与えることについては否定的な見解を示した。 ファーストリパブリック銀行の株価は再び大幅下落。市場全体にも金融システム不安がよぎり、株安となる。
【3/21(火)米市場】 イエレン財務長官が金融不安をしずめにかかる。市場は相変わらず楽観視が強い。
欧米の金融当局の対応を好感している。 金融不安がやわらぎ株価は上昇した。 ・イエレン財務長官 銀行の流動性担保 「政府は小規模な貸し手により多くの現金を貸し出すことができる。」 金融不安時には預金を保護するとして、市場の鎮静化を図った。 ・米 地方銀行へ大手の援助 JPモルガンを中心に中小金融機関への資本状況を話しあう。 イエレン財務長官の発言と合わせて、銀行株は大きく上昇している。 ・FOMC見通し 金融不安前は+0.5%の予測が多かった。 今は+0.25%がメインシナリオで、利上げなしとの観測も多い。
【3/20(月)米市場】 UBSがクレディスイス買収も、金融不安の芽はまだまだ残る。
・UBS クレディスイスを買収 30億スイスフラン(4300億円)で合意したと発表した。UBSの株価も若干の上昇。 金融株全体としては上昇しているものの、値下がりする銀行株も多く不安定な状態が続く。 ・ファーストリパブリック 格下げ S&Pグローバルの格付けによってB+に3段階格下げされ、ジャンク債とみなされる。 ・シグネチャーバンク 買い手が見つかる ニューヨーク コミュニティ バンクの子会社であるフラッグスター バンクはシグネチャーの資産約380億ドルを取得することで合意した。シグネチャーの40の支店ははフラッグスターの支店として営業を再開する。 SVBは引き続き買い手が見つからず。 ・アマゾン 人員削減 9000人の追加解雇を発表した。「不確実な経済」の分析が完了したため。 アップル以外のIT大手は人員削減が続く。
【3/20週 米国市場見込み】 UBSによるクレディスイス買収は決まるも、金融は波乱継続か。
アメリカでは引き続き銀行の金融危機の話題が非常に多いです。 週末にUBSがクレディスイスを救済することでまとまりました。ただし、結果的に非常に安い金額の買収です。投資家が投資先として他銀行を信用できないことは変わらないでしょう。 SVBの後始末や、中小銀行のキャッシュ問題も引き続き対応が検討されています。政府関係者がバフェットと接触を持っているとの話しも出ています。この先どのように進むかドラマとしては非常に楽しみです。 FOMCが3/21,3/22の二日間で行われます。金利の上げ下げの話でなく、何を語るかに注目です。「金融危機対応としてなんでもする」といってしまえば、引き続きモラルハザードの問題があります。債務上限問題などで共和党の協力を得なければならないバイデン政権としては、あまり強いメッセージを出しづらいのではないでしょうか。ただし、中途半端なことをすれば金融危機再燃の可能性もあります。非常に対応が難しいですね。
【3/19今週の投資結果・市場】 -44万円。金融危機が言われても崩れない株価。
損益はマイナス44万円でした。 今週の売買はなしです。為替が2.7%ほど円高に振れたので、それによる影響が大きいです。これだけ金融危機の話が出ている中ですが、実はS&P500は今週+2.1%でした。金利が下がっている影響で大型ハイテク株が高くなっており、全体としても意外に健闘している結果となりました。
【3/17(金)米市場】クレディスイス、ファースト・リパブリックなど金融機関の危機モード継続
・ファースト・リパブリック・バンク 経営危機 11の米大手銀行jが300億ドルの預金をして流動性の支援をすると発表。これにも関わらず株価下落は止まらず。預金流出のリスクは引き続き高いと判断されている。 ・クレディスイス 経営危機 スイスの支援表明にも関わらず流動性リスクは続く。 一部銀行はクレディスイスとの取引を制限している。 フィナンシャルタイムスは、UBSがクレディスイスの一部または全部の買収を協議していると報じた。 ・ミシガン大学 消費者マインド指数 63.4と前月の67から大幅下落。予想も67だった。消費者の弱気への変化を反映する。 1年先の期待インフレ率は3.8%と2021年4月以来の低水準となった。 ・米2月製造業生産指数 +0.1%と予想の-0.3%に反して上昇した。コンピューターや電子機器、化学製品などの生産増が寄与した。 ・中国 預金準備率引き下げ 27日より0.25%の引き下げることを発表した。市中のマネーを増やすことにより景気下支えを狙う。
【3/15(水)米市場】 クレディスイスの信用不安で再び金融危機が懸念される。
・クレディスイス 破綻懸念 先日過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったことを発表していた。 筆頭株主のサウジが内規の関係から追加出資をしないことを表明した。クレディスイスの破綻可能性が急激高まる。アメリカも含めて銀行株は大きく下落した。 これを受けてスイスの中央銀行が必要であれば支援する意向を表明した。
【3/14(火)米市場】SVB破綻は一旦安心感が広がる。パウエル議長は発言の変更必至か。
・米 2月消費者物価指数(CPI) 前年比で全体は+6.0%、食料とエネルギーを除くコアは+5.5%と事前予想と一致した。 発表後には市場に安心感が広がり株価、金利が上昇した。次回FOMCは0.25%の利上げとの見方が広がる。 ・SVB・シグネチャーバンク破綻処理 預金保護などの政策から安心感が広がり銀行株は大幅回復。市場全体を大きく引っ張る。 ・メタ 人員削減 追加で1万人の人員削減をすると発表。株価は7%上昇と好感される。 ・クレディスイス 財務報告不備 過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったとし、これを是正する新たな計画を採用すると発表した。また、顧客流出は一旦止まったとした。もともとクレディスイスは脆弱性が指摘されていた。株価は引き続き下落。
【3/13(月)米市場】シグネチャー銀行も破綻。金利動かせず、スタグフレーションの始まりか。
・シグネチャー銀行破綻 暗号資産関連企業向け向け融資が多かった。シルバーゲート銀行、SVBの破綻が続き、信用不安による預金引き出しにより行き詰まった。 政府は①預金は全額保護をすること、②破綻処理を納税者の負担としないこと、③金融機関に最長一年の融資をすること を発表した。バイデン大統領は市場が開く直前に銀行への規制強化を議会に要請した。 地方銀行株は倒産の余波を受けかねないとして大幅安。株式市場全体では利回り急低下、バイデン大統領の声明を受けた安心感などで上昇銘柄も多い。 ・SVB破綻処理 FRBではバー副議長がSVB監督と規制の見直しを主導すると発表した。 パウエル議長「私たちは謙虚に、この会社をどのように監督し、規制してきたか、そしてこの経験から何を学ぶべきかについて、慎重かつ徹底的な見直しを行う必要があります。」
【3/13週 米市場見込み】 SVB爆弾はどこまで影響があるか。一気に緊張感が高まる米市場。
アメリカの金融界はSVB(シリコンバレーバンク)の話題で持ち切りになっています。この影響がどこまで広がるかを見極めようとする週になりそうです。 SVBはシリコンバレーのスタートアップの預金を集めていましたが、取り付け騒ぎで一気に預金を引き揚げられて破綻しました。原因は債券の下落の対応のために増資を計画したところ、キャッシュが苦しいことがわかってしまったからです。 米としては成長のエンジンであるシリコンバレーの金の流れが止まってしまうのは絶対に避けたいところでしょう。また、債券の下落で苦しいのはどこの銀行も同じなので、他の金融機関も万全でないという見方があります。一方で日経は流動性やリスク管理のまずさはSVB独自の問題としていました。 どちらが正解かわかりませんが厳しい週となり、投資家にとってメンタルが試される展開になりそうです。
【3/12今週の投資結果】 -80万円。SVBでざわつく市場にも長期的な視点を忘れずに耐え忍びます。
今週の買い増しは無しです。損益はマイナス80万円でした。守りのPFですので、損失割合はS&P500に比べて半分以下に抑えられました。ここのところ呪文のように唱えますが、慌てず無理せずの投資スタンスを続けたいです。 応援のクリックをい
【3/10(金)米市場】 SVB破綻、労働市場足踏みで市場の空気は変わり金利低下・株安。
・SVBが破綻 シリコンバレー銀行(SVB)がカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖された。 総資産は約2090億ドルで、預金規模は約1754億ドル。 FRBの利上げによる保有債券の価値減少による信用不安から、預金が引き上げられたことが引き金か。 他の銀行株にも不安が及び、軒並み安い。 イエレン財務相「財務省が注意深く監視している「少数の」銀行がある」 ・米 2月非農業雇用者数 +31.1万人と事前予想の+22.5万人よりも多かった。前月の速報値である+51.7万人は+50.4万人と下方修正。 失業率は3.6%と前月の3.4%から悪化した。 賃金も0.2%増と前月の0.3%増からは鈍化。 ・イエレン財務相 債務不履行へ警鐘 米連邦予算の債務上限が迫る中、下院議員らに対し無条件で連邦政府の債務上限を引き上げるよう促し、債務不履行は「経済的・金融的崩壊」を引き起こすと警告した。 ・イラン、サウジアラビア 国交正常化へ 今後大使館を再開させることで合意したと発表。中国の仲介による。
【3/9(木)米市場】 労働指標悪化とSVB Financial不安で株価は下落
・米新規失業保険申請者 予想より増 21.1万人と予想の19.5万人より多い。前週より2.1万人増加。朝方は金融引き締め軟化を意識して、朝方は株価は上向く。 ・米 2月人員削減数 7.8万人。高い水準が続く。小売り、金融業界にも削減が広がる。 ・GM 早期退職計画を実施 米の5年以上、全世界の2年以上働いている従業員が対象。 ・SVB Financial 資産現金化 今後の市場の悪化を予測し、金融資産を現金化を進めている。それに伴い8億ドルの損失が発生する。12.5億ドルの増資も発表。新興企業の預金減少からキャッシュフローの問題が発生していることがあらわになった。 株価は60%の大幅安。金融セクター全体にもマインドの悪化をもたらす。 10日発表の雇用統計発表待ちのムードもただよう。
【3/8(水)米市場】 労働市場のデータが下がりません。FRBは引き締め加速を検討せざるを得ず。
・米2月ADP民間雇用者数 +24.2万人と予想の+20万人を上回る。 1月も11.9万人(速報は+10.6万人)に上昇修正。 年収の中央値は前年比+7.2%と、前月の+7.3%ちる高い水準が続く。 労働市場が引き続き堅調であることを示す。 ・米 1月求人件数 求人は1080万人。前月の1120万人からは減ったものの、引き続き高い水準が続く。 ・パウエルFRB議長 議会証言2日目。 「次回FOMCについてはまだ何も決めていない。 「今後のデータで引き締めが必要であれば対応する」 雇用、物価の指標を見極める意向を示す。 リッチモンド連銀バーキン総裁 労働市場が「信じがたいほど健全」とし、引き続き引き締めが必要である意向を示す。
【3/7(火)米市場】パウエルFRB議長の証言で株価下落も、内容は想定の範囲内か。
・パウエルFRB議長 議会証言 「最近の経済指標は想定をうわまわる強さ。インフレ圧力は強まっている」 「必要であれば利上げペースを加速する用意がある」 「ターミナルレートはこれまでの予想より高くなる可能性がある。」 「インフレ抑制に失業率の急上昇は必要ない」 次回FOMCで0.5%の利上げとする可能性を示す。株価は大幅下落。 ・ゴールドマンサックス ソロモンCEO ソフトランディングの可能性は半年前より「有意に高まっている」。 ・メタ 関係者の話としてさらなる人員削減を準備しているとの話しが伝わる。今週にも数千人規模で実施か。 ・富裕層への負担拡大 バイデン大統領が予算教書で年収40万ドルを超える高所得者の保険料率を引き上げるとした。格差是正の一環。
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米国経済指標が好調です。 景気回復と見てハイテクを中心に株価は上昇しました。 利上げを意識して金利も上がっています。
先週は米国では大きなイベントはありませんでした。 但し国外の景気、利上げの影響を受け株安でした。 今週の注目点を整理します。
+32万円ですが為替の恩恵が大きいです。 それでも久しぶりにS&P500を上回りました。 今後も防御力が試される展開となりそうです。
各国の利上げ意識に加え、世界経済減速への懸念が意識されています。 米国経済の指標が崩れていないだけに本格的な調整には入っていません。 来週の各種指標で潮目が変わるか注目です。
米国もその他の主要国も利上げが意識されました。 金利上昇もハイテクを中心に買戻しが入っています。 様子見のムードも続いていますので傾向は大きくは動いていません。
中国の景気への厳しい見方が広まり、株価も下がりました。 確かに中国の人は資産防衛からお金を使わないようです。 一本調子で成長してきた中国に頼れなくなるかもしれません。
FOMCやインフレ指標などイベントが多い週が終わりました。 米国市場は順調に消化した印象です。 今週はイベントが少ないですし、引き続き大きな波乱はなくのりこえられそうでしょうか。
ハイテクを中心に幅広い銘柄で上昇しました。 引き続きS&P500には負け続けていますが気にしないようにします。 ディフェンシブといわれる銘柄も、いつかきっといいことがあるはず。
FOMCを終えてサプライズは今後の引き締めの強さとの認識が広まっています。 その中で金利高による株安が起こりました。 大きな動きでは無く、これまでの株高の調整の範囲内です。
景気関連の指標も順調にクリアしています。 金利は低下、株価は大きく上昇です。 米国の経済力は相対的に強いのでしょうね。
FOMCが終わりました。 FF金利自体はサプライズはありませんでした。 株価動向も概ねこれまでの傾向のままです。
CPIが発表され順調にインフレが解消されつつあることが確認されました。 しかし目標には達していません。 一旦は好感されていますが引き続きインフレ指標には注目が集まりそうです。
さあイベントが多い一週間のはじまりです。 これだけ重要指標が多いと景気の先行きの見方が固まるかもしれませんね。 「景気がとても良い」ことはないでしょうから、そこそこか不況かどちらかでしょうけれど。
今週はAI関係でなく幅広い銘柄で株価は上がりました。 それなのにS&P500にまたも負けまています。 生活必需品はヘルスケアへの追い風はなかなか吹かないですね。
大きなニュースはありません。 イベントの多い来週に向けて様子見が続きます。 金曜に少しでも株価が上がってくれたので、週末は気持ちよく過ごせそうです。
新規失業保険申請が大幅に増えました。 金利は下がりましたが、大幅に景気悪化という状況ではありません。 全体的には引き続き様子見ムードです。
引き続き大きなニュースはない中で少し調整が入りました。 特にハイテクの調整が大きいです。 全体的には引き続き様子見ムードです。
市場の動きを変えるような大きなニュースはありませんでした。 株価は小幅に反発です。 市場関係者は来週の大きなイベントに身構えています。
景気が良くない指標が続きました。 それに加えて石油は減産とのニュースも入っています。 景気敏感株は株安で反応しています。
債務上限問題が収束しています。 アメリカの景気はそれなりに良い状況を保っています。 来週の大きなイベントを控え、様子見ムードが強そうです。
損益はマイナス44万円でした。 今週の売買はなしです。為替が2.7%ほど円高に振れたので、それによる影響が大きいです。これだけ金融危機の話が出ている中ですが、実はS&P500は今週+2.1%でした。金利が下がっている影響で大型ハイテク株が高くなっており、全体としても意外に健闘している結果となりました。
・ファースト・リパブリック・バンク 経営危機 11の米大手銀行jが300億ドルの預金をして流動性の支援をすると発表。これにも関わらず株価下落は止まらず。預金流出のリスクは引き続き高いと判断されている。 ・クレディスイス 経営危機 スイスの支援表明にも関わらず流動性リスクは続く。 一部銀行はクレディスイスとの取引を制限している。 フィナンシャルタイムスは、UBSがクレディスイスの一部または全部の買収を協議していると報じた。 ・ミシガン大学 消費者マインド指数 63.4と前月の67から大幅下落。予想も67だった。消費者の弱気への変化を反映する。 1年先の期待インフレ率は3.8%と2021年4月以来の低水準となった。 ・米2月製造業生産指数 +0.1%と予想の-0.3%に反して上昇した。コンピューターや電子機器、化学製品などの生産増が寄与した。 ・中国 預金準備率引き下げ 27日より0.25%の引き下げることを発表した。市中のマネーを増やすことにより景気下支えを狙う。
・クレディスイス 破綻懸念 先日過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったことを発表していた。 筆頭株主のサウジが内規の関係から追加出資をしないことを表明した。クレディスイスの破綻可能性が急激高まる。アメリカも含めて銀行株は大きく下落した。 これを受けてスイスの中央銀行が必要であれば支援する意向を表明した。
・米 2月消費者物価指数(CPI) 前年比で全体は+6.0%、食料とエネルギーを除くコアは+5.5%と事前予想と一致した。 発表後には市場に安心感が広がり株価、金利が上昇した。次回FOMCは0.25%の利上げとの見方が広がる。 ・SVB・シグネチャーバンク破綻処理 預金保護などの政策から安心感が広がり銀行株は大幅回復。市場全体を大きく引っ張る。 ・メタ 人員削減 追加で1万人の人員削減をすると発表。株価は7%上昇と好感される。 ・クレディスイス 財務報告不備 過去2年の財務報告と管理手順に「重大な弱点」があったとし、これを是正する新たな計画を採用すると発表した。また、顧客流出は一旦止まったとした。もともとクレディスイスは脆弱性が指摘されていた。株価は引き続き下落。
・シグネチャー銀行破綻 暗号資産関連企業向け向け融資が多かった。シルバーゲート銀行、SVBの破綻が続き、信用不安による預金引き出しにより行き詰まった。 政府は①預金は全額保護をすること、②破綻処理を納税者の負担としないこと、③金融機関に最長一年の融資をすること を発表した。バイデン大統領は市場が開く直前に銀行への規制強化を議会に要請した。 地方銀行株は倒産の余波を受けかねないとして大幅安。株式市場全体では利回り急低下、バイデン大統領の声明を受けた安心感などで上昇銘柄も多い。 ・SVB破綻処理 FRBではバー副議長がSVB監督と規制の見直しを主導すると発表した。 パウエル議長「私たちは謙虚に、この会社をどのように監督し、規制してきたか、そしてこの経験から何を学ぶべきかについて、慎重かつ徹底的な見直しを行う必要があります。」
アメリカの金融界はSVB(シリコンバレーバンク)の話題で持ち切りになっています。この影響がどこまで広がるかを見極めようとする週になりそうです。 SVBはシリコンバレーのスタートアップの預金を集めていましたが、取り付け騒ぎで一気に預金を引き揚げられて破綻しました。原因は債券の下落の対応のために増資を計画したところ、キャッシュが苦しいことがわかってしまったからです。 米としては成長のエンジンであるシリコンバレーの金の流れが止まってしまうのは絶対に避けたいところでしょう。また、債券の下落で苦しいのはどこの銀行も同じなので、他の金融機関も万全でないという見方があります。一方で日経は流動性やリスク管理のまずさはSVB独自の問題としていました。 どちらが正解かわかりませんが厳しい週となり、投資家にとってメンタルが試される展開になりそうです。
今週の買い増しは無しです。損益はマイナス80万円でした。守りのPFですので、損失割合はS&P500に比べて半分以下に抑えられました。ここのところ呪文のように唱えますが、慌てず無理せずの投資スタンスを続けたいです。 応援のクリックをい
・SVBが破綻 シリコンバレー銀行(SVB)がカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖された。 総資産は約2090億ドルで、預金規模は約1754億ドル。 FRBの利上げによる保有債券の価値減少による信用不安から、預金が引き上げられたことが引き金か。 他の銀行株にも不安が及び、軒並み安い。 イエレン財務相「財務省が注意深く監視している「少数の」銀行がある」 ・米 2月非農業雇用者数 +31.1万人と事前予想の+22.5万人よりも多かった。前月の速報値である+51.7万人は+50.4万人と下方修正。 失業率は3.6%と前月の3.4%から悪化した。 賃金も0.2%増と前月の0.3%増からは鈍化。 ・イエレン財務相 債務不履行へ警鐘 米連邦予算の債務上限が迫る中、下院議員らに対し無条件で連邦政府の債務上限を引き上げるよう促し、債務不履行は「経済的・金融的崩壊」を引き起こすと警告した。 ・イラン、サウジアラビア 国交正常化へ 今後大使館を再開させることで合意したと発表。中国の仲介による。
・米新規失業保険申請者 予想より増 21.1万人と予想の19.5万人より多い。前週より2.1万人増加。朝方は金融引き締め軟化を意識して、朝方は株価は上向く。 ・米 2月人員削減数 7.8万人。高い水準が続く。小売り、金融業界にも削減が広がる。 ・GM 早期退職計画を実施 米の5年以上、全世界の2年以上働いている従業員が対象。 ・SVB Financial 資産現金化 今後の市場の悪化を予測し、金融資産を現金化を進めている。それに伴い8億ドルの損失が発生する。12.5億ドルの増資も発表。新興企業の預金減少からキャッシュフローの問題が発生していることがあらわになった。 株価は60%の大幅安。金融セクター全体にもマインドの悪化をもたらす。 10日発表の雇用統計発表待ちのムードもただよう。
・米2月ADP民間雇用者数 +24.2万人と予想の+20万人を上回る。 1月も11.9万人(速報は+10.6万人)に上昇修正。 年収の中央値は前年比+7.2%と、前月の+7.3%ちる高い水準が続く。 労働市場が引き続き堅調であることを示す。 ・米 1月求人件数 求人は1080万人。前月の1120万人からは減ったものの、引き続き高い水準が続く。 ・パウエルFRB議長 議会証言2日目。 「次回FOMCについてはまだ何も決めていない。 「今後のデータで引き締めが必要であれば対応する」 雇用、物価の指標を見極める意向を示す。 リッチモンド連銀バーキン総裁 労働市場が「信じがたいほど健全」とし、引き続き引き締めが必要である意向を示す。
・パウエルFRB議長 議会証言 「最近の経済指標は想定をうわまわる強さ。インフレ圧力は強まっている」 「必要であれば利上げペースを加速する用意がある」 「ターミナルレートはこれまでの予想より高くなる可能性がある。」 「インフレ抑制に失業率の急上昇は必要ない」 次回FOMCで0.5%の利上げとする可能性を示す。株価は大幅下落。 ・ゴールドマンサックス ソロモンCEO ソフトランディングの可能性は半年前より「有意に高まっている」。 ・メタ 関係者の話としてさらなる人員削減を準備しているとの話しが伝わる。今週にも数千人規模で実施か。 ・富裕層への負担拡大 バイデン大統領が予算教書で年収40万ドルを超える高所得者の保険料率を引き上げるとした。格差是正の一環。
・米SF連銀デイリー総裁 「ディスインフレは確実でない」 「金融政策を一段と引き締め、長期で維持することが必要になる可能性が高い」 ・JPモルガンチェース ダイモンCEO 「最大の懸念はウクライナの戦争と中国」 「ソフトランディングはありうる」 ・アップル ゴールドマン・サックスが中立から買い推奨に変更した。新しい判断の責任者が、デバイスでなくサービスの事業の成長が見込めるとの見方。株価は2%上昇。 ・テスラ値下げ モデルXとモデルSを値下げを発表した。値下げは今年2度目となる。 明日のパウエルFRB議長証言今週発表のADP雇用者数、雇用統計、失業率を控えて取引は様子見ムードもある。
先週のまとめにも書きましたが、経済指標は全体的には好調ですが色分けもはっきりしてきました。労働市場が強く、消費・企業投資や決算はマチマチ、住宅は厳しいといったところです。 景気が悪化すると言われていますが、決定的な指標がなく、なんとなく株価も耐えているようです。 今後は3/14にCPI発表が予定されているので、そこまでは様子見の雰囲気が続くかもしれません。
今週の買い増しは無しです。 損益はプラス92万円でした。S&P500よりも上昇幅が少ないです。相対的に素材やハイテクが良かったので、生活必需品などの割合が高い私のPFでは仕方がないですね。無理して利益を追うより、損を少なくすることを引き続き第一に考えます。
・2月ISM非製造業総合景況指数 55.1と事前予想の54.5を上回る。前月の55.2よりは若干減。 新規受注、雇用ともに堅調で市場の底堅さを示す。 ・FRB金融政策報告書 インフレ率を下げるには、成長率がトレンドを下回り、雇用市場が軟化する期間が必要になる可能性が高いと繰り返した。 来週火曜にパウエル議長が上院銀行委員会で証言予定。 ・サマーズ元米財務長官発言 「米金融当局は3月の50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の行動に門戸を大きく開いておくべきだ」 「米当局の現状を適正に判断するとすれば、ここ約1年でこれほど後手に回っていることはないと言えるだろう」 ・コストコ決算 売上は552.7億ドルと事前予想の555.8億ドルを下回る。今後のインフレ抑制について述べるも、株価は下落で反応。 ・C3・ai(AIサービス)決算 EPSは-0.06ドルと事前の-0.22ドルよりも大幅に良かった。株価は33%のプラスと大幅高。 ・ブロードコム決算 事前予想を上回り、ネットワークインフラへの投資は継続していることが確認された。 ・アマゾン 人員削減のため、バージニア州の第 2 本社の建設を一時停止を発表した。株価は上昇で反応。
・米 新規失業保険受給者 先週は19万人となり、19.5万人の予想を下回る。引き続き強い労働市場を示す。 ・米 単位労働コスト改定値 10-12月は+3.2%と速報値の+1.1%から大きく修正された。 ・ボストン連銀コリンズ総裁 「いくらかの追加利上げが必要になると考えている」 「その引き上げた水準でしばらく維持することが重要だと考えている」 ・アトランタ連銀ボスティック総裁 「次回FOMCでは0.25%の利上げを固く支持する。」 「夏の中盤から終盤までに利上げ休止あり得る」 ・セールスフォース決算 売上、利益とも事前予想を超える。また将来の高い営業利益や、200億ドルの自社株買いの発表から株価は大幅高。 ・欧州消費者物価指数 +8.5%と予想値の+8.2%より高く、厳しいインフレが続いていることを示した。 コア指数も+5.6%と上昇が止まらず。
・ISM製造業製造業景況指数 47.7となり、6カ月ぶりに上昇した。予想の47.8よりはやや低い。 ただし不安定な需要と高まるインフレ圧力から、依然として50を下回った。 ・シカゴ連銀グールズビー総裁 「政策立案者が市場の反応に過度に依存することは危険であり、間違い」 「これらの伝統的なデータを実体経済からの現場での観察で補うことが重要」 ・アトランタ連銀ボスティック総裁 「FF金利を5-5.25%に引き上げ、2024年もしばらくその水準で維持する必要がある」 ・ミネアポリス連銀カシュカリ総裁 「(利上げが)0.25%か0.50%かは、現時点ではオープンマインドでいる」 「当局の金利予測分布図(ドットプロット)で示唆する内容の方が、はるかに重要だ」 ・HP 足もとのPC需要が厳しく、前年同期比で売り上げは18%減少。
・米 消費者信頼感指数 102.9と事前予想の108.5を予想を下回る。足元の労働市場は堅調なものの、物価上昇と先行き不安を示す結果となった。 ・米 在庫指数 小売り在庫は+0.3%と予想を上回るものの、卸売在庫は-0.4%となり予想を下回った。 ・米 中古住宅販売成約指数 1月は前月比+8.1%と予想の+1.0%を大きく上回る伸びとなった。 ・BcA政策金利予測 インフレが長引くとして、最終的に6%近くになると予測した。 ・ターゲット決算 売上高は予想を上回るもコストが上回り利益は大幅減。今後の予測も市場の事前予想を下回る。株価は1.5%の上昇。 ・ズーム決算 第四四半期のEPSは1.22ドルと予想の0.82ドルを大きく上回る。 *ISM製造業、非製造業景気指数の雰囲気が続く
先週はPCEとPMIの発表があり、インフレが継続して金融引き締めが続くことが意識されました。この流れが変わらない限りは株式市場は厳しい状況が続きます。 インフレ、景気悪化が見えていますのでとにかく資産全体のディフェンス力を高めたいです。私の現状では資産の半分が現金ですが、本当はここをどうにかしたいです。決して現金が安全だとは思っていません。
今週の買い増しは無しです。 損益はマイナス69万円でした。先週のプラスがキレイになくなってしまいました。 持ち高も4000万円を下回ってしまいましたね。 S&P500よりはマシでしたので、ディフェンス力があったという解釈にします。