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文学のお散歩 https://masapn2.hatenablog.jp/

東京近郊、近代文学を中心に作家、作品ゆかりの地をご紹介します。

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2022/08/23

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  • 「白秋万華鏡」展~於:日本近代文学館

    只今、日本近代文学館では「白秋万華鏡」展開催中です。 やっと行けた白秋展! 今年は北原白秋生誕140年のメモリアルイヤー。本展はその周年記念の展覧会です。 木下杢太郎が白秋の『邪宗門』をして「万華鏡」と評した通り、詩、短歌、童謡、新民謡、出版社アルス創設などなど、まさに万華鏡のような多面体の活動を行った白秋。 本展はその白秋の文学活動を、初期から晩年まで時系列で紹介。装丁にもこだわり抜いた『邪宗門』の構成綴など、新発見資料の展示もあります。 展示室奥に進んで行くと、静かなはずの展示室内でなにやらず~っとおじさんの話声。なんだろうと思っていると、それはなんと白秋の声!自身による自詩の朗読録音が常…

  • 漱石·子規·鷗外 文豪たちの自筆展~於:神田・天理ギャラリー

    只今神田·天理ギャラリーでは「漱石·子規·鷗外 文豪たちの自筆展」開催中です。 漱石·子規·鷗外、明治を駆け抜けた日本近代文学の先駆者たちの自筆原稿の展覧会。 親友である漱石と子規の往来書簡や、当館初収蔵の「坊っちゃん」の生原稿(漱石がまだ「嗽」石と書いてある)など貴重な資料を通して三者の交流や創作の跡を辿ります。 私的には以前に見ていたつもりでいた?鷗外の「魔睡」の原稿、初めて見たかも!?紙がずいぶん茶色いのにびっくり!鉛筆書きだから字もうすうす。大切に保管し続けてもらいたい貴重な資料です。 小さな展覧会ですが、珍しい展示もあります。機会があればぜひどうぞ。 「漱石·子規·鷗外 文豪たちの自…

  • 田村町木村屋

    前回の神保町「はちまき」からの乱歩つながりで、今回はスイーツを。 地下鉄内幸町駅出てすぐの「田村町木村屋」。 江戸川乱歩(明治27.10.21~昭和40.7.28 小説家)ゆかりの洋菓子・喫茶店です。 明治33年に、あのあんパンの「銀座木村屋」から暖簾分けをして開業したのだそう。 「田村町」と屋号に付いているのは、昔はこの辺りを「芝田村町」と呼んでたからなのだそうです。 パン屋さんからの暖簾分けなので、もちろん木村屋の食パンなどもありますが、こちらのお店は洋菓子中心。ショーケースにはバタークリームのケーキなどレトロでかわいらしいケーキがズラリと並んでいます。 中でもいちばん古くからあるというの…

  • 神保町天麩羅はちまき

    神田・神保町。古本屋街の東、すずらん通り沿いにある老舗天麩羅屋「はちまき」。 ここは江戸川乱歩(明治27.10.21~昭和40.7.28 小説家)や井伏鱒二(明治31.2.15~平成5.7.10 小説家)が、贔屓にしていたことで有名な天麩羅屋さんです。 創業は昭和6年。神田・末広町「魚安」で腕を磨いた青木寅吉が、同じく神田・富山町で開店したのが始まり。けれど戦災で焼失してしまい、昭和20年に現在の神保町で再スタートし現在に至っています。 現在の店主は3代目。 「はちまき」は東京作家クラブの定例会「二七会」の会場にもなっていたのだそうです。 (前列左から3番目白いはちまきの人物が創業者青木寅吉、…

  • 『本を捧ぐ 鷗外と献呈本』展~於:森鷗外記念館

    只今、森鷗外記念館では『本を捧ぐ 鷗外と献呈本』展開催中です。 鷗外の妻・志げが「宅では本が箪笥を追い出します」と話していたほど、鴎外の居宅・観潮楼には本が溢れていました。 小説家であり医者でもあった鷗外の蔵書は、文学、医学、哲学、歴史、自然科学、美術など多岐にわたりますが、その膨大な蔵書の中には、「献呈本」という他者から贈呈ざれた本も数多くありました。 北原白秋、木下杢太郎、石川啄木など、若い文士は自著を鷗外への敬慕を感じさせる献辞とともに献呈し、評論家・内田魯庵や美術史家・大村西崖らは、鴎外が興味を示しそうな本を贈っています。 また、鴎外と文壇の両雄をなす夏目漱石とも自著の献呈しあいがあり…

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