『無知の知』・ソクラテス 【哲学・思想】
中学生頃に哲学書に凝っていた時期がありました。皆さんも経験あると思いますが思春期の頃は「自分探し」をする時期がありますよね。私の「自分探し」は哲学書を読むことで十数冊の哲学書を読みました。その中で一番最初に学校の図書館で手にしたのが『ソクラテスの弁明』です。ソクラテス自身の著書はありません。『ソクラテスの弁明』は弟子のプラトンが書いたソクラテスの裁判記録です。ソクラテスは裁判にかけられ死刑宣告を受け毒杯を飲んで死にました。そんなソクラテスというと多くの人は【無知の知】という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。【無知の知】とは「自分には知識がないことを知る」という意味ですが、「自分に知識がな…
2024/05/30 10:25