絶景新橋774 - Shovelog
Uehara Shibuya / Nikon FM2 アップルまで行ったのにバッテリーが生産終了で欠品となっていたMacBookProだけど、悔しいのでググっていたらアマゾンに社外のバッテリーが格安で出ていた。取り替えはそんなに難しくなさそうなので思い切って自分で交換してみることにした。作業は1時間もかからずあっけなく終了し、超快適なクリック感覚を取り戻した。社外品だけれどMac本体もすでに部品払拭してるからこれでいいのだと先日のガッカリを挽回した気分になれたよアマゾン様様。アマゾンといえば、ボルボにアマゾンという車があった。同年代の英国車に比べると一時代遅れてしまったかのような無骨でお洒落な…
Hatsudai Shibuya / Nikon FM2 ムーミンがDHCとのコラボ中止の話題をついムミーンと何度もツィートしてしまい、ムミーンって誰よ?とトレンドになってしまった。その後Twitter上ではスーヌピーやラメーンやチャハーンまで出てきて思わず笑ってしまった。小学生の時に近所に住んでたおばさんは、どうしてもイトーヨーカドーが言えず、イトーヨーカードと言っていて指摘したくて仕方なかった。日本人でもカタカナが苦手な人は結構居たりする。大抵伸ばす部分が難しいようである。かくいう自分もカタカナの名前、洋画の登場人物の名前を覚えるのが苦手だったりする。登場人物がたくさん居て複雑に呼び合うよ…
Nishi Shinjyuku / Nikon FM2 「サバって漢字はどう書きましたっけ?そうでした、そうでした、魚ヘンにブルーでしたね」(年がら年中長嶋茂雄) 愛すべきミスターに癒やされる。 基本的に家メシ派だけど、さすがに飽きちゃったので近所ならいいだろうと徒歩5分、カレーらしくないカレーを食いに行ってみる。狭いお店なので空いていそうな時間を見計らって行くもすぐに満席になりちょっとビビる。自分で行っておいてアレだけど、結局こういう緩みの積み重ねなんだよな、今は。
Yokohama / Nikon FM2 ワクチン打ってからというのは気のせいだろうけど、どうにも体が不調である。先日の歯車もそうだけど、あちこち色んな不調。体が不調になるとメンタルも落ちてくる。予期不安で落ち着かない。念仏のように唱えるのは「調子悪くてあたりまえ」(©近田春夫)もういい歳なんだしあちこちガタが来るのは仕方ない、いつお迎えが来てもいいように腹を据えよと思うのだけれど、未だ生への欲求が強いのか。まあそれでも以前よりは諦めることへの飲み込みはよくなったと思う。手術をしてからの近田さんは7〜8年前くらい前までは相当調子悪そうだったのだけれど、このところ悟りを開いたかの様に元気になって…
Kohoku Yokohama / Nikon FM2 世の中が絶望的になり経済状況が悪くなると一攫千金を求める人が多くなる。例えばこの一年の競輪くじを見てみると明らかである。一等最高12億円のこのくじは、以前は一等がキャリーオーバーの億超えが常であったのだけれど、今や一等1000万円台でも当たりが出るようになってしまった。確率は一緒なのにそれだけ投票する人が激増したという事である。一旦当たりが出ると0円からキャリーを積み重ねるので金額が大きくなるまで時間がかかるのだが、それでも人々は一攫千金を夢見て少額でも賭け続けるのである。この絶望的なコロナ禍でもがく人々は、戦後の公営ギャンブルに熱狂した…
Wakabayashi Setagaya / Nikon FM2 女子の健康診断中の保健室で彼がどうしたのかは実はよく覚えていない。もしバレたら卒業するまで日陰生活を強いられ、一生助平な男の烙印を押されて生きていくことになろう。そんなネガティブな思いが頭の中で渦を巻きながらも欲望のままカーテンに手をかけたのまでは覚えているけれど、その先がどうしても思い出せない。記憶を消してしまうくらいウブだったのだろうか。今日、30数年ぶりに現れた「歯車」はまた彼をパニックに陥らせた。歯車をすっかり忘れていたのである。てっきり脳梗塞の前兆じゃないかと慌ててネットを検索して歯車の正体を思い出した。思い出した途端…
Tamagawa / Nikon FM2 それが出たのは30数年ぶりだった。突然視野が欠けだしてギザギザの歯車が視界を遮る。芥川龍之介の「歯車」、いわゆる強烈な偏頭痛の前兆の閃輝暗点である。中学生の頃はよくなったもので、はじめてこれになった時は死ぬかもとパニックになった。朝、新聞を読んでいたら突然視野に歯車が現れて文字が読めなくなくなってしまい、その後すぐに強烈な頭痛に襲われて学校を休んだのを覚えている。その日、眼科の看護師だった母親に連れられて先生に診てもらい「閃輝暗点」は心配することはないという事で少し安心した。安心したけど「歯車」はその後も頻繁にやって来るようになり、授業中にも突然現れた…
honmachi Shibuya / Nikon FM2 映画「 メッセージ」の後、あらためて「2001年宇宙の旅」を観てみた。デジタルリマスターされた映像はとにかく綺麗だし、宇宙におけるバキバキのコントラストはこの映画が最初だしCGの無い時代に工夫して撮影された映像は感慨深い。ストーリーは端折りすぎてわけわからない映画なんだけど、今でこそやっと少しだけ理解できるというか、ただの旅行映画じゃなくて実は壮大な映画だったのである。インターステラー、メッセージのエピソードゼロみたいな立ち位置でしょうかね。Aiに嘘をつかせたために人工知能は精神を病んでしまって人間に歯向かい出す、という話なんだけどこれ…
Nishi Shinjyuku / Nikon FM2 映画「メッセージ」を観る。SFモノと高をくくっていたけど素晴らしく壮大な映画である。時間の概念を映画という流れの中で崩してしまうという試み、断片的な未来のパズルを組み合わせていく流れ。なるほどやられたという感たっぷりの良い映画だった。「インターステラー」を観た興奮を少し超えたような気がする。そういえば大道さんも言ってたっけ、過去はいつも新しく、未来は常に懐かしいって。
Hatagaya Shibuya / Nikon FM2 散々叩かれてるFUJI ROCKだけど、このまま成功したらそれはそれですごい。結局なんだかんだでYouTube観てるんだよな。みんなきっと。とにかく今はクラスターの発生がないよう祈念する。さて入院中のミジェット はキャブのミクスチャーコントロールがバカになっていてニードルの戻りが悪くなって常に濃いガスになっていたらしい。おまけにインマニから二次エアも吸い込んでいた。なるほどそりゃガスがいくら濃くてもなんとかなってたわけで、真っ黒な排気も燃費も鬼悪なのは納得。これがショップで何万円もかかってOHしたてのキャブというのはどうなのよ。わずか半…
Nishi Shinjyuku / Nikon FM2 渋谷のアップルストアまでMacBookProの修理へ。公園通りはさすがに空いていて歩きやすい。Macの修理はよくあるバッテリー膨張によるタッチパッドの不具合。バッテリー交換である。ストア内は徹底してソーシャルディスタンスが守られ常に消毒清掃をおこなっていた。係員にはここでお待ち下さい、次はここでお待ち下さいと、ボクはまるでベルトコンベアに乗った機械の部品のように店内を誘導される。修理フロアは客より多い数の青色の林檎Tシャツを着たスタッフが動き回り、ボクの担当はヒゲの方だった。とはいってもマスクをしているのでヒゲがあるかどうかわからないのだ…
Yoyogi Shibuya / Nikon FM2 濃厚接触者との濃厚接触が判明した場合も結構シビれる。段々と追い詰められてきたような気がする、東京は危険な空気。
Hatsudai Shibuya / Nikon FM2 海沿いのカーブを君の白いクーペ、曲がれば夏も終わる 今はもうなくなってしまったクーペというカテゴリーだけど、さて、この詩は何の車だろうと考えてみる。パッと聞くと117クーペを想像してしまいそうだけど、この詩の場合、ファストバックではなくノッチバックであろう。1983年だから世はバブルに向かってゴージャスになっていく時代。BMW3シリーズが爆発的に売れてたけどクーペにはカテゴライズし難い。ボクはスーパーホワイトが眩しい初代ソアラを想像している。
Hatagay Shibuya / Makina67 風呂場から見える向かいのビルの鳩男の住処に鳩子が産卵したのが7月29日。そろそろ雛が孵るころか。昨年は下に落としちゃってたけど今年は今のところ大事にあたためている。
Hatagaya Shibuya / Makina67 もう少しこのまま好きにやらせてほしい。細かな命令はもううんざりだ。庵野秀明のドキュメンタリーを見てたら、スタッフの気持ちが痛いほどわかる同じ立場。違うのはボスの責任感だろうか。はっきりモノを言える庵野の方が断然楽かもしれない。
Honmachi Shibuya / Makina67 50代の男の前職は建設会社だった。連結ではあるが一部に上場している。社員は100名ほどだが創業100年以上の歴史があり、堅実な仕事ぶりでお上からの信頼も厚い。同期入社の同僚は今や役員になり、よく一緒にバカ騒ぎしていた先輩はいつの間にか社長に上り詰めていた。その会社を辞めて19年、50歳になっても部下もなく下っ端仕事をしている男にとっては、転職しなければよかったと少し後悔している。もちろん転職して悪いことばかりじゃなかったけれども、プロフェッショナルと云われる仕事からは程遠い雑用ばかりでどんどん卑屈になっていく。子供にはそんな思いをさせたく…
Honmachi Shibuya / Nikon FM2 街を撮るときは箱男になっているけれど、常の生活も箱男になるべきだろうかという危機迫った状況。少し喉が痛い。政策が悪いだのオリンピックのせいだとか都知事が悪いだとか他人のせいばかりで聞いてて疲れるわ。まあ自分の周りに危機迫れば自ずと自粛するだろう。というわけでそろそろピークアウトすると思う。
Honmachi Shibuya / Makina67 これといった取り柄もなく、人付き合いも苦手であり、起業するなんて大それたことは夢にも考えない50代の男は10時から19時まで仕事場で仕事して、家に帰ったらテレワークという24時間体制のブラック企業に勤務している。これは今に始まったことではなく、もう20年もこんな状態だ。しかし20年前はそれなりの賞与がもらえていたので我慢していたのだが、ここ何年かは賞与などという話すら出ないし勿論残業手当などといものも存在しない。社長や役員は男に「コロナで大変だから経費削減だ」と指示を出し、しかし自分たちはゴルフに夜の接待と大忙しである。そんな男の唯一の抵…
honmachi Shibuya / Makina67 大したことないだろうと高を括っていたけど副反応が結構しんどい。ファイザー2回目接種後、当日夜の腕の痛みは前回と同じだったけど24時間経って急に痛みが引いたと思ったら風邪症状のような関節痛と微熱37.5℃が続く。48時間後、熱は下がったけど体のダルさと関節腰痛が酷くて仕事にならず、思わず格安マッサージへ飛び込んで腰をほぐしてもらう。そんなこともあろうかと前日ノートPCとハードディスクを持って帰ってきたけど全く仕事にならず。
Tsukuba / Olympus mju2 東京でも結構な風が吹いた台風9号。37℃まで気温が上がった翌日、テラスに出てみると何か風景が違う。隅っこに置いていたミジェットのタイヤカバーがなくなって予備のタイヤ4本が37℃の直射日光に晒されていた。慌てて周りを見渡すもカバーらしきものはなく、相当遠くへ旅に出てしまったようだ。しっかり紐を絞っていたはずなのに謎。たかが798円のカバーだけど、飛んでいってしまったとなると何だかとても悔しい。仕方ないのでまたアマゾンでポチる。ミジェットは工場に入院したまま10日が過ぎた。工場は重整備の車ばかりでなかなか順番が回ってこない。
Mikkabi / Plaubel Makina67 カレーを作ると言って銀座中村屋のレトルトカレーを温めだした。具材から作ってもどうせカレー粉入れるだけなんだしこっちのが早くて美味いよと言う。まあ確かに一理ある。一理あるけどやっぱり野菜がゴロゴロ入ったカレーが食べたい時もある。近所のお店の本格スパイスカレーもいいけど、懐かしい昔ながらのおうちのカレーを出すお店はほとんどなくなっている。仕方ないのでたまにはゴロゴロカレーを圧力鍋で作るのだけれど、いつも作る量が多すぎて2日間はカレー三昧となる。それでも翌日のカレーって結構美味いんだけれど、カレーは実は痛みやすいよと聞いてから夏場に作るのを戸惑う…
Mikkabi / Nikon FM2 外食も苦手だし友人はそんなに多くない。人嫌いじゃないけど自分の時間を侵されるのが苦手なだけ。独りでやりたいことがたくさんありすぎるのかもしれない。だから毎週毎日べったりな友人というのはほぼ居ない。ある程度の距離感があった方が楽だ。元来そんな生活だから今の時代はそんなに苦じゃなかったりする。東京の感染者(感染経験者)は55人に1人という驚異的な数字になってきたけど、自分の周りが優秀なのか出歩いていないからなのか今のところ感染の波をなんとか掻い潜っている。そして今日は二回目のワクチンを打ってみる。
Mikkabi / Nikon FM2 久しぶりに120を現像した。AMラジオからは1時間ごとに台風情報を伝えている。いくら冷房を強めても蛇口から出てくる水は28℃で、冷蔵庫の水で調整しながらおこなう夏の現像は厄介だ。何ターンか終えたところで雨間を見て遅い昼飯を食おうと外に出ると、ものすごい湿気と高い気温で喉が詰まる。何を食おうかと考えるのも急に面倒になって駅前の一番近いマクドナルドに入ると案の定行列ができいる。駅前には松屋すき家にサイゼリアと並んでいるんだけど、何故この駅前は蕎麦屋がないんだろうかと、急にそばモードになった口の中で舌打ちしながらも仕方なく列の最後尾に並ぶ。作業する日の食事は単…
Nishihara / Makina67 仕事柄、関わる人は文化人や著名な人が多かったりする。勿論プライベートで仲良くなるわけではなく、あくまでも仕事上の絡みなんだけれど、そういう方たちを見ているとある共通点を見いだせる。「家柄が良く高学歴で品位がある。」悔しいけど概ねそうなのである。ご一緒したりするとその所作や発する言葉、嗜好などでその人のバックグラウンドが見えるのである。いくらアート側でぶっ飛んでようが、思考がクレイジーだと言わる人でも家柄の良さは垣間見えるのである。また、そういう人たちは類は類を呼び、周りも同じように品のある方が集まる。この絶対に真似ができない、本人の努力だけではどうにも…
Yoga / Nikon FM2 現像液D76が店頭に在庫がなくなって数ヶ月。もしや受注発注なのか、あんな世界スタンダードな現像液が買えなくなるとは弱ったものだ。自家配合なんて面倒なことはしたくないし、そんなにトライに拘っているわけでもないけれど、撮り方やレシピとか色々変えるのが面倒なだけ。
Hatsudai / Olympus mju2 商店街を歩いていると急に脳内が昭和にスリップした。視覚的には要因となるようなものはなく、立ち止まると嗅覚からだった。それは強烈な湿気の中で解体される家屋、何十年もの生活臭を吸い込んだ湿った木材から発せられる、そう、田舎のばあちゃんちの木の匂い。懐かしいけどちょっとだけ余所余所しいようなひとんちの匂いが辺り一面に立ち込める。嗅覚の記憶もノスタルジーを強烈に誘う。都内の感染者は5000人を超えたけど、今のところまだ嗅覚はしっかりしてる。
Gaien Nishi / Olympus mju2 終戦記念日も近い。多数の反対意見の中でもやらなくちゃいけないという太平洋戦争のような、航空機時代の中の戦艦大和建造のような、そんな空気が匂い立つこの頃。
Higashi-Chichibu / Makina67此あたり 目に見ゆるもの みなすゞし
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絶景新橋774 - Shovelog
どうしようもない救いようのない人たちの物語だけれど妙にあたたかい。
1969新宿
日曜日、気温34℃。6月の真夏日の最高記録更新。この猛暑の中、所用でカニ目で横浜往復。3号線→東名高速→港北→第三京浜→都築→目黒通り→山手通りと、さすがに渋滞中は212°F(100℃)を示すけれど、この日はカニ目の我慢大会として一度も電動ファンを使わずに見事に乗り切った。意外にイケる、カニ太郎。しかし道中クルマより先に人間がへこたれて都築PAで長い休憩を要した。
土曜日、東京34℃。真夏の熱風よりは少しマシだけど1時間も乗ってるとさすがに暑い。カブならではのホンダの日陰休憩、フリードリンクで水分補給、荒川手前。
奈良漬けをたくさん戴いた。奈良からではなく京都の方から。ボクの中では奈良漬はキングオブ漬物。これだけで茶碗一杯いけます。夏は奈良漬を乗せたごはんに緑茶をかけたお茶漬けがよい。奈良漬といえば、その昔、検問で酒気帯びで引っかかった先輩が、奈良漬を大量に食べたんですと泣きついて見逃してもらったという嘘のような昭和裏話を思い出す。
絶景東京768 - Shovelog
1969年新宿歌舞伎町、ジャズ喫茶「ビレッジバンガード」。ここでは「略称・連続射殺魔」の永山則夫が遅番、北野たけしが早番で働いていた。この映画を作った足立正生ほか若松プロのメンバーも出入りしていたという因縁の場所。現在はホテルになっていた。
筑波のモツ煮が忘れられず自分でモツ煮(ドテ煮)を作ってみた。本来は相当煮込むらしいけれど圧力鍋を駆使して割と短時間で柔らかく煮込むことができた。味は赤味噌で愛知県仕様である。あまりにうまく出来て大量に作ってしまい3日間ドテ煮祭り。若い頃はこんなくせえモン食えるかと嫌いだった事を考えると随分トシを食ったんだなあと思う。
週末、世田美で最終日の横尾忠則展を見る。横尾忠則といえばボクにとってはY字路の人である。ボクの写真も彼のY字路の思想から影響されているので道路の写真が多い。一枚の中にどれだけ色んな世界をおさめられるか、という事を考えると町の景色ほど面白いモノはない、特にY字路はそう思うのである。
気温34℃の午後14時。暑さに弱いカニ目を横浜から回送。首都高3号線の渋滞で水温計が100℃を示す中、ニードルとジェットを新品に取り替えたカニ目は実に安定してアイドリングをしていた。完璧なキャブ調整である。エンジンオイルもミジェットで酷暑を何度も乗り切った実績のあるオイルを入れてあるので油圧低下も酷くない。安いオイルだとこの過酷な状況下で粘り切れない。ヒロコーかアマリーの二択。このオイルなら夏でもオイルクーラーも必要ない。しかし東名高速の長い上り坂では走っていてもぐんぐん水温が上がっていくのは小排気量車の辛いところか。高速を走りながら電ファンのスイッチを入れる頓珍漢な事は避けたい。今年の夏は長…
絶景日本1021 - Shovelog
絶景車景34 - Shovelog
久しぶりに映画を観る。配信されたばかりのリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」。リーアムといえば96時間だけれど、本作はアクションメインではなくてもっと重たいもので、まさに北アイルランドの曇天のようなどんよりした映画だった。ボクもよく理解できていない複雑な事情を抱えた北アイルランドのお国模様。背景は1974年ということで、古い英国車がたくさん出てくるのがボクにとっては見所のひとつでもあった。主人公のトライアンフ・スタッグサルーン、相棒のフォード・カプリ、爆破されるローバーP6、アイルランド共和軍のローバーP5、町を横切るモーリス・マイナーや駐車してるウーズレーホーネットやミニなど。これらの…
絶景日本1020 - Shovelog
絶景東京763 - Shovelog
絶景新橋762 - Shovelog
筑波サーキットの食堂は人気がある。というか、とにかく近隣に食堂がないからレース開催日は相当ごった返してお昼時には長蛇の列となる。薄暗くてだだっ広く飾り気など一切無い室内に昔ながらのパイプ椅子とテーブルという空間は幼き頃の遊園地の食堂みたいで昭和レトロ感満点である。ボクはここのモツ煮定食がお気に入り。愛知県のモツ煮(ドテ煮)は赤味噌に少しだけ甘みを加えた濃厚な味付けだけど、ここのモツ煮は白味噌であっさりのシンプルな味付け。これが意外にツボでハマっている。ただしひとつ残念なのは、定食ゆえにモツ煮と同じ味の味噌汁がセットになっているのが微妙。味噌ラーメン定食に味噌汁が付いてくるようなものである。今度…
昨年は何度か車内で熱中症になりかけた。エアコンなしの車で4夏を過ごしてみてそろそろ泣きが入った。軽四でも買おうかとかねてから気になっていた車を調べて見る。しかし何故かその現車をほとんど見たことがない。発売から十年経っているのにまったく走っていない。そんなことないだろレア車じゃあるまいし、と思うかもしれないけれどマジで居ない。というか都内は軽四がほとんど走っていないのである。走ってたとしても貨物車か他県ナンバー車のみ。びっくりするくらい居ないのである。周りの月極駐車場を見渡してみてもどこにもケイは停まっていない。近くのディーラーにも展示車でケイは置いてないくらい徹底的決定的に需要がないのである。…
絶景新橋759 - Shovelog
すごい遅さか、14年後の仕業。バズるべくして。
曇りてむし暑く驟雨来らむとして来らず。夜は大根と豚バラを煮込む。
モノクロ広告の少し残念な最終稿が来た。いくらプロのカメラマンでもデザイナーでもモノクロ写真をよく理解できてない人がフィニッシュすると、写真をただモノクロに変換しただけで、どうも気の抜けたコーラみたいに画がのっぺりと平たくなるのである。せっかくいいカメラで撮ってるのに実に勿体ない、と、たまにはクライアントの愚痴を。
夕方からミジェットの冷却水のエア抜き確認で試走。これくらいの暑さなら快適に乗れる。帰路、腹が減ったので久しぶりに下高井戸のJAZZKEIRINでうどん。この日は残り3玉というところでギリギリ滑り込めた。ちなみに券売機の名前はトシマサである。(吉岡稔真:福岡65期 )ちなみに同店のイラストは伝説のイラストレータ河村要助による。 ちなみにトシマサが引退した頃から頭角を現してきたのが山崎芳仁(福島88期)。大ギアで勝ちまくっていたけれど2014年からギア比規制がかかってしまった。この頃からボク自身もレーサーに乗らなくなって少しだけ競輪から遠のいた。
今年の夏は暑くなるらしい。クーラーのない古い英国車一台だけで過ごすボクは夏前にクルマの熱対策で週末が一日潰れる。昨年は夏の間は熱対策で完全に撤去していたヒーターだけれど、今年は電動ファンを新しくしたので積みっぱなしにすることにした。その代わりヒーターは水路を絶ちメクラ蓋をした。外したヒーターホースはインマニからエンジン本体へ一本で繋いで実にシンプルな水路となった。立ち上がりのバイパスT字管もメクラ栓をすればヒーターバルブは不要となり撤去できる。秋になったらまた戻せばよい。 摘出したお漏らしをしていたヒーターバルブ。心配していた管本体には酷い腐食はなかった。バルブはヒーター復帰までの間にゆっくり…
深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではないけれど、オーバーヒート気味の時にしか嗅がない臭気なので嫌な思い出しか浮かんで来ない、ボクにとっては悲しい匂いである。その匂いはスーパーの入り口まで立ちこめており、その噴出量たるや相当なものだったに違いない。夜半とはいえまだ多くの買い物客が出入りするそこで、ボクと同じように感じた人はひょっとしたら居るかも知れないけれど、普通に生活していればクーラントが蒸発する匂…
絶景日本886 - Shovelog
職場の同僚がコロナウイルスに罹った。一方、ボスはカブウイルスに罹った。駐車場は新聞屋のようになっている。
絶景日本884 - Shovelog
ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は出来上がった虚像をベースにさらに肉付けを繰り返し空っぽのハリボテとなっていく。
48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。広場に寝っ転がるとビル風が吹き抜けて今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれない。しかし果たして100万人がそう感じ取れるだろうか。
決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになると物事に寛容でなくなる傾向がある。さらにじゃないものに拒絶反応を示す。こんなの写真じゃない、こんなの音楽じゃない、こんなの映画じゃない、こんなの広告じゃない、こんなのありえない、みたいな。趣味嗜好の世界ではさらにその傾向が強くなり嫌悪感をむき出しにする。その気持ちはわからないでもないけれど、もっと脳みそを柔らかくして生きていきたい。新しいモノにフタをして…
夏至で梅雨入り、か。
先月の終わりに約30年ぶりくらいに熱川を訪れた。当然温泉街も撮り歩いたのだけれど現像を上げてみれば「撮らされた写真」が多くてがっかりする。撮らされたというのは "ここフォトジェニックだね、撮りたくなるよね" という風景であり、"これじゃあ観光客のインスタの写真と変わんない"という写真になってしまっていた。古い町並みやそのような場所に行くとどうしてもノスタルジーに振れて妙な美意識が働いてしまう。別にそれでもいいんだろうけれど、撮りたかったものとは何かが違うのは自分でも解っている。わかっているけれど、それが見つけられなくてもう十何年も探している。そんな事を考えていると決まって「まだまだ修行が足りな…
昼間は真夏の暑さだけれど夕方は気持ちの良い風が入って来た10F。エアコンを止め、バルコニーに出て夕陽に照らされる小さな東京タワーを見る。夏がこんな気候なら悪くないと思うけれど、今がまだ梅雨入り前だと思うと少し憂鬱になる。 さて昨日写真機界隈を賑わせた新しいペンタックスのフィルムカメラがハーフだったというのはよく考えたなと思う。どうせスマホで見るのだからタテ写真でいいんじゃないって。カリカリの高解像度は見飽きたしハーフの画の方が一層エモいよって。フィルムは高くなったけれど72枚も撮れるよって。そういえば昔フィルムカメラについてのアンケートがペンタリコーから来てたっけか、確かボクは一眼レフじゃなく…
6月15日晴れ30℃。ゆっくり起きてカブC50の錆びだらけのキャブのオーバーホールに取りかかる。あまりに暑かったのでダラダラとやっていたら夏至に近いはずの空が暗くなってしまい土曜日があっという間に終わる。6月16日晴れ29℃。所用でメグロにカブで出掛ける。帰路はメグロ川を遡り、代官山と渋谷を抜け原宿へ。ルイスレザーを横目で見ながら、ホノラリーで小物を物色。C50は快調になったけれど40km/hでほぼ全開状態の謎。次はクラッチ。ちょっとづつ調整しながら少しづつ原因を探していく。
古びた少年雑誌の着色挿画のように滲んだ水平線が夏をいざなう。
絶景日本875 - Shovelog
絶景日本874 - Shovelog
ミジェットのクラッチが治って調子に乗ってプチ・チューニングを施す。HIFキャブのニードルをBDRに、ダッシュポットスプリングをレッドに交換してみた。BDRに替えてみたらアイドル時の燃調はかなり絞る特性だけれど、中速からの伸びが明らかに変わり4000回転まで実に軽々と回るようになった。久々に効果を体感できるチューニング、作業時間15分、ニードルとスプリングでしめて5千円也。