織り模様をイメージして。 ~機かけ・綜絖(そうこう)通し~
先日たて糸を筬(おさ)に通したので、 次の段階の綜絖(そうこう)にたて糸を通して行く「綜絖通し」に進みます。 綜絖(そうこう)はたて糸を上下させるための織り機の大事な部分で、 それによって分かれた糸の間によこ糸を織り込みます。 基本的な綜絖は一本おきに糸が上下するように2組の綜絖に交互にたて糸を 通して行きます。 こうして織った織り方は「平織り」と言って、大体の衣類や寝具など 幅広い分野で使われる布がこの平織りで織られています。 変わり織りをする場合は、この綜絖に糸を通す段階で様々な通し方をして 織り模様を作って行きます。 私の織り機では綜絖は4枚付いていて、織りたい織り模様の組織図に従って …
2023/06/30 22:29