遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
フィレンツェはまた暑くなりました。こう日差しが暑くなると、イタリアの人は海へ戻ってまた日焼けに勤しんでいそう。そんな週末です。私はチェントロへ行ったついで...
私は猫を飼った経験はありませんが、観察しているだけでも、彼らの可愛さから十分癒しをもらえます。きっと飼ったなら、それこそ"猫可愛がり"するであろう事は想像...
25年前とは比較できない程、色々な食材が手に入るようになったフィレンツェ。スーパーで生姜が手に入る時が来ようとは、夢にも思っていませんでした。でもやっぱり...
安土桃山時代に日本国を訪れた西洋人の描写は、蒔絵や屏風で見ることができます。その姿は怪物のような大男、赤く長い鼻を持つグロテスクな男という描かれ方で、当時...
骨董通りとして知られるマッジョ通りを通りました。すると、朝一番ソットサスの作品と出会い、「なんかツイているなあ。」とにんまり笑ってしまいました。カラフルで...
夏の間は、暑かった事もありお湯を沸かすのが億劫でお点前から離れた生活をしていました。でもフィレンツェはだいぶ涼しくなりましたので、そしてそろそろ先生もお稽...
先日我が家に来た友人が手土産で持ってきてくれた、フレスコバルディの箱入り赤ワイン。実は(話には聞いた事があるけれど)いただいたのは初めてでした。箱の中の五...
先日ご紹介したワールブルクの展覧会で、彼が自分の資料として書き残したメモの一部を鑑賞する機会がありました。「絵心もあったのか。」と感心する程、さらさらっと...
昨日、大学時代の友人が夕食を食べに来てくれました。今年は、日本での一時帰国の時もそうでしたが、大学時代の友人達に出会う機会に恵まれ、16,7年は会っていな...
朝一番に買い出しに行ったとき、一生懸命スプレーで絵を描いている画家を見つけました。意味の分からぬいたずら書きでシャッターが汚れている(様にしか見えない)場...
メローニ政権になってから、ウフィツィ美術館の館長進退の話題が取り上げられているイタリアです。イタリア人ではないけれど(それが何?)、有能な館長として、ウフ...
久しぶりに訪れた、ブオナローティ美術館。展示作品の重要性はさることながら、(ミケランジェロの初期作品は素晴らしい)こじんまりとした雰囲気の良い邸宅美術館で...
八百屋でも魚屋でも、買う物を細かく決めていくことはあまりありません。その日の野菜や魚の鮮度を見ながら選び、献立は後、という事の方が多いです。そのためか、周...
フィレンツェには立派な国立図書館があります。場所は、サンタ・クローチェ教会の横です。人通りの多い場所ですが、重厚な図書館の中は、いつも静謐な空気で満たされ...
友人が引っ越しを決めました。残念極まりないですが、しょうがありません。その彼女から呼ばれて、お宅を訪ねました。持っていく本と処分する本を分けたので、欲しい...
週に一度、一週間分の野菜を買いに行くマリアの八百屋。サンタンブロージョ市場にあります。夏野菜でいっぱいの彼女のお店は、青空市場で唯一、「野菜に触るな!」と...
二日続けて街中へ出ました。一日目、大聖堂への道を歩いていると、お洒落なお爺様が向かい側から歩いて来たので、すかさず目に焼き付けました。パナマ帽をかぶり、サ...
人が多いので敬遠していたシニョーリア広場でしたが、昨日用事があって通りかかりました。すると、修復のため観る事ができなかったコジモ一世の騎馬像が、美しく蘇っ...
インディアン展 ~Gallerie delle carrozze~
メディチ・リッカルディ宮殿真横にあるギャラリーで、アメリカン・インディアンの展覧会が開催中です。レプリカもありましたが、頭の飾り物や装飾品などは、オリジナ...
フィレンツェで隠れんぼ ~Lui Bolin ヴェッキオ宮殿~
シニョーリア広場を通り過ぎようとした時、展覧会ポスターを見かけたのでフラリと立ち寄ってみました。するとLiu Bolinの興味深い作品が展示されていて、壁...
フィレンツェには多くの教会がありますが、良く訪問するのは、サンティッシマ・アヌンツィアータ教会です。通常はミサがほとんど途切れることなく続くため、「ミサ中...
イタリアの野菜は綺麗です。久しぶりに八百屋マリアの屋台へ行きました。よく会う常連さんが丸いピーマンを買っていて「これはどのようなレシピで使うのだろう。」と...
我が家では、いわゆるイタリア風朝ごはんがテーブルにのぼることがほとんどありません。ビスケットの袋をボーンとテーブルに載せるだけだったら簡単だろうな、と思う...
この時期、道端で知り合いに出会うと、よほど急いでいる時でない限り、立ち止まって話をする事になります。相手の夏休みの話に加え、私の夏休みの質問について答える...
15年ほど前、事故が続いて閉鎖期間が延びた頃から足を向け亡くなった場所、ベルベデーレの要塞へ久しぶりに行きました。今現代作家NicoViscellariの...
今日から九月。でもイタリアの学校は、まだまーだ始まりません。あと半月休みがあり、これからイタリアンキッズの宿題ラストスパートが始まります!各教科の宿題をク...
「ブログリーダー」を活用して、firenzediaryさんをフォローしませんか?
遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
朝早くフィレンツェの街を横切ると、開店前の屋台のシャッターに描かれたイラストを楽しむことが出来ます。一度店が開くと閉店まで見れないので、早起きした時は、趣...
憧れは持ちつつも、全く無知な植物の世界。この間、葡萄農園を訪れた際、小さな葡萄が上を向いて実をつけていることに驚いてしまいました。「そうか、初めはお日様の...
フィレンツェ市民に愛されるオブラーテ図書館です。土曜日の朝、日本で開催予定の印象派講座について調べ物をするために出かけたのですが、若人達で賑わっていてびっ...
フィレンツェでの食生活は、この十年でかなり改良されている気がします。それもこれも日本食ブームのお陰。こんなお団子がフィレンツェの街中で買える今日この頃。(...
ウズベキスタンの絵画展。友人に勧められたので、ピッティ宮殿へ観に行きました。ウズベキスタンはソビエト崩壊後に成立した共和国国家ですが、それ以前に既に、ソビ...
イタリアの学校には終業式がありませんから、知らない間にスルッと休みになります。しかも今年は今週末に選挙があり、会場として公立の学校を用いるため、ズルッと前...
自転車で出かけなくてはならない時に限って朝、いきなり雨が降って気温が下がったりするフィレンツェ。軽い折り畳み傘があると、便利です。今朝はサント・スピリト教...
どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
フィレンツェのカソリック教信仰の要、と言えるほど多くのミサを毎日開いているサンティッシマ・アヌンツィアータ教会。ミサの途中では教会へ入れませんので、この様...
イタリアの学校は先週で終わり。今日から晴れて(!?)、イタリアンキッズの長い長い夏休みが始まります。友達と出歩く事の様が増えてきた我が家の中学生ですが、時...
少し前、ぽっと暇な時間が出来たので、以前から興味があったYoutubeの投稿、というのを試してみました。芸術の街フィレンツェに住んで長らくたちます。日本か...
街中に行く際に、思わず立ち止まってしまうもの。しかも今日は、何だか目が合った気がして写真も撮ってみました。こちらはバルジェッロ美術館の扉に付けられた鍵。鍵...
基本的に、美味しいものが大好きです。しかし今まで、フィレンツェ名物のカントゥッチには特別魅力を感じたことはありませんでした。(A.Matteiの本店ではミ...
第一日曜日は、国立博物館・美術館の無料日。同様に庭園も無料でしたので、大変賑わっていたボボリ庭園へ行きました。最近はゲリラ雷雨が午後に降る天候が続いている...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...