遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
日本では良く見かける”苔玉”。我が家のイタリア人は、その小さな緑色の玉を好ましく思う様で、「可愛い可愛い。」と言っています。きっとイタリアの太陽の下では、...
鉄道に詳しい訳では全くありませんが、電車の旅は大好きです。今回の滞在中乗った電車では、倶知安から小樽まで乗った、二両列車がとても素敵でした。反対方向に進む...
日本で上映される日本映画には、(当たり前ですが)外国語の字幕はありませんからこの作品はお預けだと思っていた所、ある日我が家のイタリア人が、「イタリアに来る...
小樽のニシン漁で築いた莫大な財産を投じて建設された旧青山邸を勧められて訪ねました。すると門の手前で留められ、「200円を払え」と言われました。聞くと、どう...
ウィスキーは強すぎて得意でない飲み物です。でも、どうやら小樽の街は観光客で混雑していると聞き、隣町の余市までやってきました。そして余市といえば、ニッカ・ウ...
"夏の北海道"を生まれて初めて訪れました。そして、世の中が熱波、熱帯夜と騒いでいるときにも、この地はこれ程までに涼しいのか、と驚愕しました。そして、自然の...
"夏の北海道"を生まれて初めて訪れました。そして、世の中が熱波、熱帯夜と騒いでいるときにも、この地はこれ程までに涼しいのか、と驚愕しました。そして、自然の...
ちょうど夏祭りの頃に帰国するのは難しいですが、地元の神社にこだわらなければ、7月中旬以降、どこかしらで屋台が出ているようです。先日は電車で隣駅へでかけお祭...
夏の季節ははだしで過ごすことが多いですが、その時の室内履きとして大事に使っているのがこの”おえ草履”。山形県鶴岡市が名産地として知られています。以前は母の...
日本ならではの事。実家のメダカが沢山赤ちゃんを産んでくれて目を凝らさないと見えない程の小さなベイビーが元気よく泳いでいます。一気に人口密度ならぬ、メダカ密...
日本もフィレンツェも暑い日が続いています。しかし日本にいると建物内に入れば必ず空調が完備されているので、休み休み動く事が出来てありがたいなと思います。ただ...
今年の日本滞在での「to do list」には何故か"日本民藝館"が入っていて、理由が何だったかははっきり覚えていないのですが、行ったら分かるだろうと思い...
いつ見てもマヤ文明、アステカ文明は魅力的。それに加えテオティワカン文明も紹介してくれる展覧会があるなら行かぬ手はない、と先日訪問した展覧会は日曜日だったの...
我が家の中学生に、何気なく「何か見たいものある?」と尋ねたら、「もう一度土偶を見たい。」と回答。母は(彼の気が変わらぬうちに)直ぐに連れて来ましたよ。と言...
大分長くなってしまったので、奈良の記事はこれで最後にします。唐招提寺に朝一番出かけた時に、とても忙しそうに花屋さんがお仕事をされていました。花毎に綺麗に長...
見惚れてしまうほど美しいものは、何も有名な寺社やそこの仏像だけではなく、その地に根差した菓子屋が、季節ごとに味と形を変えて創造する宝石のような菓子も同じで...
関西圏に住んでいる方々にとっては、小学校の遠足で訪れるほど広く知られ親しまれている場所のようですが、関東育ちの私は、新幹線の停車駅ではないこの地を、日本誕...
今回の旅は、寺社仏閣の素晴らしさのみではなく、それらを守るように寄り添っている周囲の森や林などの自然にも強く感動しました。特に人生初めて訪れた伊勢では、神...
唐招提寺の金堂の後部にある鑑真のお墓を訪れた時のことでした。門をくぐると視界に入って来た、緑の波のような緑色の海。美しい苔が生えた地面が波打つように見え、...
唐招提寺を訪ねた後、近所だから薬師寺も行きましょうか、と考えていたところ、「それだったら、"新"薬師寺の方が良いよ。」と叔父が推薦してくれたので、一度も行...
奈良探訪は大学生からずっと続けています。関西に叔父叔母がいる幸運。いつも両手を広げて歓待してくれて、素敵な時を過ごせています。我が家の中学生に見せて教えな...
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遠い昔の記憶なので、日本で高校受験や大学受験をした時に、一科目の所要時間がどの位だったか、なんて全く覚えていません。ただ、我が家の中学生が目下挑んでいる、...
朝早くフィレンツェの街を横切ると、開店前の屋台のシャッターに描かれたイラストを楽しむことが出来ます。一度店が開くと閉店まで見れないので、早起きした時は、趣...
憧れは持ちつつも、全く無知な植物の世界。この間、葡萄農園を訪れた際、小さな葡萄が上を向いて実をつけていることに驚いてしまいました。「そうか、初めはお日様の...
フィレンツェ市民に愛されるオブラーテ図書館です。土曜日の朝、日本で開催予定の印象派講座について調べ物をするために出かけたのですが、若人達で賑わっていてびっ...
フィレンツェでの食生活は、この十年でかなり改良されている気がします。それもこれも日本食ブームのお陰。こんなお団子がフィレンツェの街中で買える今日この頃。(...
ウズベキスタンの絵画展。友人に勧められたので、ピッティ宮殿へ観に行きました。ウズベキスタンはソビエト崩壊後に成立した共和国国家ですが、それ以前に既に、ソビ...
イタリアの学校には終業式がありませんから、知らない間にスルッと休みになります。しかも今年は今週末に選挙があり、会場として公立の学校を用いるため、ズルッと前...
自転車で出かけなくてはならない時に限って朝、いきなり雨が降って気温が下がったりするフィレンツェ。軽い折り畳み傘があると、便利です。今朝はサント・スピリト教...
どうやら私はイタリアの菊が好きな様で、今回家に飾る様に買ったのも菊でした。帯締めの色にありそうな、捻りの効いたオレンジ色の菊を見た我が家のイタリア人が、花...
まマキャベリが追放後、移り住んだ山荘を訪れました。フィレンツェ市内から30分以内で到着する小さな村ですが、都会とは全く異なる澄んだ空気に包まれる美しい場所...
数週間前、市場でいつも立ち寄る八百屋に極小サイズのポルチーニが並べられていました。今まで、虫が恐い私はポルチーニの処理を避けるために買った事がなかったので...
今日、前に歩いてた青年が、ワンピースの主人公が描かれたTシャツを着ていました。フィレンツェには日本アニメのキャラクターを配したTシャツ屋さんが何件もあった...
Novecento美術館は展覧会の度毎に訪れる場所です。予定では今開催中の、《モジリアニからモランディ》と題された展覧会の事を書こうと思っていたのですが展...
今日も可愛い花を見つけてしまいました。初夏の週末は、友人宅に呼ばれたり、呼んだりする機会が増えます。明日も御呼ばれなのですが、日曜日は花屋が閉まっているの...
まだもう少し先ですが、一時帰国を控え、我が家の日本食在庫をチェックしました。すると、頂いた事をすっかり忘れていた蒟蒻の素が出てきました!日本食は有名になり...
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。細筆...
イタリアのバールでは、立ち飲みと座り飲みの選択が出来ますが、シニョーリア広場に面するバール、リヴォワールでカフェを飲む時には断然、立ち飲み派です。なぜなら...
日本は観光大国になっているとのこと。その情報を紐解いて、外国の方々が関心を持つ場所や食べ物を知る事は、我が家のイタリア人の日本滞在計画を立てる際に有効です...
ストロッツィ宮殿の展覧会に合わせて飾られた絵。コラージュ手法も用いられていますが、油絵です。でもここは雨が降り込む中庭なので、「一体雨が降ったらどうするの...
イタリアには高校入試も、(一部を除いて)大学入試もありませんが、中高校を修了するにあたり、卒業試験があります。それに落ちたら卒業出来ない、という試験です。...
フィレンツェのカソリック教信仰の要、と言えるほど多くのミサを毎日開いているサンティッシマ・アヌンツィアータ教会。ミサの途中では教会へ入れませんので、この様...
イタリアの学校は先週で終わり。今日から晴れて(!?)、イタリアンキッズの長い長い夏休みが始まります。友達と出歩く事の様が増えてきた我が家の中学生ですが、時...
少し前、ぽっと暇な時間が出来たので、以前から興味があったYoutubeの投稿、というのを試してみました。芸術の街フィレンツェに住んで長らくたちます。日本か...
街中に行く際に、思わず立ち止まってしまうもの。しかも今日は、何だか目が合った気がして写真も撮ってみました。こちらはバルジェッロ美術館の扉に付けられた鍵。鍵...
基本的に、美味しいものが大好きです。しかし今まで、フィレンツェ名物のカントゥッチには特別魅力を感じたことはありませんでした。(A.Matteiの本店ではミ...
第一日曜日は、国立博物館・美術館の無料日。同様に庭園も無料でしたので、大変賑わっていたボボリ庭園へ行きました。最近はゲリラ雷雨が午後に降る天候が続いている...
今イタリアは連休中。通常、図書館は土曜日は開館なので、今朝、意気揚々と出かけたのですが、連休を楽しむため(?)お休みでした。そのため本をどっさり借りたかっ...
我が家の中学生が参加するオーケストラの学期末コンサートが五月の最終日にあり、ようやくジェットコースターの様な五月のイベントが終わりました。学生達は、初心者...
メディチ・リッカルディ宮殿でルーカ・ジョルダーノ展が開催されていることは随分前から知っていましたが、訪問が何故か遅れました。何事も勉強ですから、たとえあま...
国立美術館であるウフィツィ美術館は、ピッティ宮殿の美術館とボボリ庭園と同じ管轄内で、年間パスがあります。今までは「ウフィツィの友達」と言う名のメンバーズカ...
久しぶりにメディチ家の別荘を訪れました。五月の庭園は本当に美しく、芍薬からバラ、忘れな草やブーゲンビリア、様々な花が咲き乱れ、オレンジやレモンの鉢植えには...
イタリアの学校は、正に今、忙しさMAX。予めスケジュールに入っていた予定に加え、どんどんとイレギュラーな用事が入ります。毎年こうだから、心構えは出来ていま...
今日はウィークデイなのに、ジョットの鐘楼へ登るための列が長いなぁと思いながら、大聖堂の横を歩きましたが、鐘楼に近づくにつれて、これが大聖堂入場のための列で...
先日訪れた着物の展覧会には、着物の他に日本の雑誌・書物の切り抜き展示がありました。チェックやアニマル柄(?)の反物を広げて長さを測っている男性たちは皆、着...
少し前までは、肌寒く雨ばかりだったのに、ある日突然夏の様な天気になったフィレンツェ。でも「本当か?本当に寒の戻りはないのか?」と未だ疑心暗鬼でいます。ただ...
雨の中、今年も我が家の中学生は音楽コンクールに参加しました。全国から参加する学生たちが集う一週間は、先生方や審査員も大変だろうなあ、と他人事ながら思います...
また行ってしまいました…。友人のマーブル紙工房です。この工房は、正に魔法の部屋。美しい色の渦に溺れそうになります。でも、今日の目的は爆買いではありません。...
ルネサンス期はあらゆる芸術分野でトップを走っていたフィレンツェも、21世紀の今は過去の遺産で生きつないでいる感が否めません。でもこちらのお店は、フィレンツ...
日帰り旅行プラ―トのお話、最終回。街をぶらぶらしている時、フィレンツェでも扱っている店の多い、カントゥッチの有名店Antonio Matteiの前を通りま...
プラ―トを昨日訪れた目的は、織物博物館で開催中の「KIMONO」展を観ることでした。織物博物館は、常設もなかなか面白く、テキスタイルの歴史を説明するスペー...