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『暮らしの変化に寄り添うお部屋づくり』高齢者の住環境サポーター Micaのblog

「暮らしの変化に寄り添うお部屋づくり」をコンセプトに ライフスタイル、心や体の変化に合わせた、自分らしく素敵に、心がときめくような お部屋づくりのお手伝いをさせていただいております。

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2015/12/14

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  • 287,450円の行方

    コロナ前には、自転車で街中をあちこち走り回っていたボランティアに精を出していた今、91歳のAさん。コロナが少し落ちつた89歳の時に自宅で転倒し手術してからは、自転車には乗れるものの、歩行は摺足のようになって、それまで遣り甲斐を感じていたボランティアにも行けなくなっただけでなく、これまで、自身で管理していたお金も、離れたところに住む子が管理をするようになり、週に一度、手渡される15,000円でやり繰りをするよ...

  • 雪崩対策

    『使う度に雪崩をおこして・・・』とお困りのAさんに雪崩対策をアドバイス。ひとり暮らしだと食材を買っても一度に全部使いきれず、保存することも多くなります。そんな時に役立つのが、ラップやフリーザーバッグ。しかし、保存する量によってサイズも様々なので、どうしても数が増えます。パッケージも取り出しやすさを考えてか、横に長い方に取り出し口がついています。そうすると、どうしても横に置いてしましますが、ラップ類...

  • 逆転の発想

    空へ旅立たれた連れ合いさんが、残していったモノが捨てられないと涙ながらに仰る方は、これまでに何人もいらっしゃました。子には、いつまでも持ってないで、さっさと処分しないと!と叱られるけれど、捨てられないのだそうです。これまで、苦楽を共にしてきた連れ合いさんのモノには、沢山の思い出が、くっついているのですから、当たり前といえば当たり前ですよね。お気持ちは良くわかります。お子さんも、きっと、いつまでも悲...

  • キッチンの収納

    キッチンの調理台やコンロ、シンク(流し台)下の収納スペースは、引出し式が主流になってきました。引出し式だと奥のモノも見渡せて、上から物を取り出せるので、モノの出し入れがしやすくていいですね。しかし、背の高い物が収まりづらい、重いモノの収納には向いていなかったりと内側の寸法や耐荷重にあったものを収納をする必要があります。それに誰かと並んで調理をしている時などに引出しを開けるのには、大きく移動をしても...

  • 「プラチナ世代交流フリーペーパーえがお」で著書が紹介されました

    「プラチナ世代交流フリーペーパーえがお」4月号「えがお おすすめ 書籍紹介」 のコーナーで、「80代、自宅で快適に暮らす片づけー100歳こえて死ぬまで楽しい57の方法ー」 を貴重な紙面に大きく紹介して下さいました。 とても嬉しいです!ありがとうございます! 「プラチナ世代交流フリーペーパーえがお」 は、横浜市港北区で発行中のプラチナ世代と呼ばれる高齢者が中心読者の無料新聞です。2018年1月より発行中で印刷部数...

  • 人と接する機会を作るのが目的の仕事

    「何回も来てもいないし!なにしてたのよ!心配するじゃない!」と、シニアなお姉さまに、会うなり、理不尽に叱られた。でも、まぁ、こんな風に心配してくれる人がいることは、幸せなことだなと、チョット嬉しかった。 しかし、お姉さまが会話をする相手が私だけというのは、あまり好ましいことではない。それでも、誰もいないよりはマシだけど、もともとのその人の孤独耐性が低いと、誰かに依存してしまうというような事もあり得...

  • 外出時の忘れ物対策

    外出した先で、「忘れちゃった・・・。」と忘れ物に気が付くことありますよね?また、駅の自動改札前でバッグをゴソゴソと交通系ICカードを探してる人、家の玄関先でも、同じ様に鍵を探してる人、結構、見かけます。私も以前は、よくやってました。それで、交通系ICカードはココに、鍵はココにと取り出しやすいようにストラップをつけてバッグに仕舞う場所を決めたのです。これで、探すことはなくなったのですが、バッグを変えると...

  • 本日、発売

    今日、2024年2月15日、私の初めての著書である、「80代、自宅で快適に暮らす片づけ」が興陽館から発売されました。見落としがちな住環境を整え直すことで、住み慣れた我家で、明日も楽しみな毎日を過ごして欲しいという思いで書きました。有難いことに予約で購入して下さった方々にはもう、手元に届いて読んで下さったようで、早速、嬉しいお言葉をいただいております。 皆様にもご一読いただければ幸いです。 ...

  • 花粉の季節のお掃除

    家の中に全く花粉が入らないようにするのは、残念ながら、無理なことです。なので、入ってしまった花粉は、しっかり取り除くことが大切です。人が動いている時間帯は、家の中で花粉が舞いやすくなっています。人が動かなくなる夜は、徐々に、落下して床の上に積もります。しかし、床に積もった花粉は、朝になって人が動き始めると、また、舞い上がってしまうので、その前に、取り除きましょう。床の普段のお掃除は、掃除機→拭き掃...

  • とりあえず置き

    「とりあえずココに」とモノをしまったのはいいけれど、いざ、それを使おうと思ったら、どこに置いたのか分からなくなって、あちこち探し回る、探すのを諦めて新しいモノを買う、なんてことをやってしまって・・・・と言われる方、結構、いらっしゃいます。これは、ここにと、モノの置き場所を決めて、そこに収納しないと、探し物が増えますね。それに、探している時間も勿体ないです。まだ、収納場所が決まっていない、書類など仕...

  • これいいかも⁉ 座れる玄関防災バッグ

    ネットの広告で見かけて「これいいかも」と久しぶりに思った商品のご紹介。それは、座れる玄関防災バッグ。防災用品を備えておきたいけれど、置き場所が・・・と、考えますよね。でも、この防災バッグは座れるってことに驚きました。玄関に椅子として置いておけるって、普段も使うことができるし、もしもの災害時の時もさっと持ち出せる。災害時以外にも役に立つし、企画された方凄いアイディア!と感動しました。まだ、実際に見た...

  • お正月に出したモノを片づけるときに

    お正月もあけて、そろそろ、お疲れもとれたころでしょうか?お子さんのご家族が帰って、ぼちぼちと片づけをされている方も多いのではないでしょうか?お子さんのご家族のために普段は使わないモノも出されて、片づけも大変ですね。お子さんが泊りに来られる時に使うモノは、使う場所ごとにセットにして置いておくと、出すのも片づけるのも楽ですよ。普段使いのものは、ご自身が一番出し入れしやすい場所にたまにしか使わないお子さ...

  • お正月疲れ

    ここ数日、お話をしたシニアな方々の多くが、「子供や孫が帰ったら疲れがドッとでた」というような事を仰います。年末にお話した時には、とても楽しみにされていたように思ったけれど・・・。張り切りすぎちゃったのでしょうかね?理由を聞くと、三度のご飯の支度などなど・・・家事が大変だったそうです。そりゃ、普段より人数が増えるし大変ですよね。帰省されたお子さん達も親御さんと一緒に外食するとか少し気づかいをされた方...

  • 今年もよろしくお願いいたします

    あけましておめでとうございます今年も 一歩一歩 地に足をつけて歩んでまいります よろしくお願いいたします令和六年 元旦 シニ...

  • 今年もありがとうございました

    今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎え下さい。 シニア世代...

  • クリスマス

    May your Christmas wishes come true.あなたのクリスマスの願いがかないますように シニア世代の心身の特性に...

  • 温かくも心強い応援、ありがとうございました

    私がこの仕事をはじめた頃から、温かくも心強い応援をして下さっていた方が、空に旅立たれました。まだまだ、お元気で、見守っていただけるものだと勝手に思い込んでおりました。人生100年時代と言われているのに・・・残念でなりません。喪失感と、会ってきちんと、『いつも応援ありがとうございます』と伝えておくべきだったという後悔に苛まれています。時折、いただいた温かいお言葉に励まされ、これまで頑張ってこれました。...

  • これ以上増やせない

    「これ以上増やせないんだよ」と仰るシニアなお兄様。何を増やせないか?と聞いてみると、庭の植木鉢なのですって。なんでも、300以上の植木鉢がお庭にあるとか。植えられた植物をお世話するのが毎日の日課なのだそうです。毎日のルーティンがあるのは、とても良い事だなーとは思いますが、300の植木鉢って、それがどんな風に庭に置かれているのか見たことがない私でも多いなぁと正直なところ思いました。このお兄様のお子さんも「...

  • 大掃除は安全第一で

    若い頃からの習慣なのでしょうね。年を重ねた方々は、12月に入ると、「大掃除」ということばを口にされます。でも、お掃除は体に負担がかかります。短い期間で集中してするのではなく、計画を立てて、無理のないようになさって下さい。それに、この時期、高齢の方の事故も増えます。これまで出来ていたからと、日ごろ手の届かない高いところの掃除は慎重に。椅子や脚立から転落して大怪我なんてことになったら大変です。高いところ...

  • 冬支度と一緒にチェック

    冷え込んできましたね。もう、暖房器具も必要になってきました。冬支度と一緒に暖房器具の電気コードがいつも通るところに横たわってないか、躓いて転倒するような場所にないか、こたつ布団も、行き来するところに広がってがってないか、床に敷いたカーペットは、めくれ上がらないようにしているか、石油ストーブの周りに燃えやすいものが置かれてないか、寒くて厚着になって、動くにくくなってないか、ガスコンロを使う時、洋服の...

  • デザイン性も大事だけど

    人生最後のリフォームや建て替えをお考えの方もいらっしゃるかと思います。そんな方からお話を伺うと、年老いた時のために・・・とは仰って、足腰が弱った時の事を想定して、バリアフリーや手すりの取り付けなどを真っ先に考えられます。もちろん、それも、とても大切なことです。しかし・・・私はもう一つ考えていただきたい事があるのです。それは、年を重ねて、気力や体力も衰えた時のことも考えて欲しいという事です。人生最後...

  • セットで時短

    よく使うモノは、カゴなどに入れてセットにしておくと出す手間も、片づける手間も、幾分か省けて時短になります。例えば、食事の際にいつも使う、お茶碗、湯飲み、汁茶碗、お箸などをお食事セットを作るとか、お風呂に入る時には、下着やパジャマ、タオルなどのお着換えセットや、ホテルのアメニティセットのようなものを作るとか。その小さな時間短縮も積み重なると、自分の好きなことをする時間に使えたりして、気持ちもほっこり...

  • それでは無理です

    「どの部屋もモノでいっぱいで」「よし!3日で片づけちゃいましょう」なんて、子世代の方からは、よく聞かされます。が・・・「どの部屋もモノでいっぱいで」のモノがいっぱいのお部屋のいくつかは、親御さんのモノでなくて、自分の家が狭いからとか、当分、使わないから・・・・とかなんて理由で親御さんの家に運び込まれたお子さんだったり、お孫さんのモノに占領されてるってことも少なくありません。先ずは、お子さんがそれを...

  • 心が動かないと・・・

    子世代の方々も、親御さんの為に良かれと思って、「片付けないと!」「なんで、こんなにモノがあるの!」「要らないものは捨てないと!」などなど・・・と言ってしまいますが、それを言われている親御さんは、片付けた方が良いとは分かっていても、加齢によって、体力や気力が落ちているところにガミガミと言われてしまうと、叱られているようで、心が閉ざされていって、「このままでいい!」なんて、頑なになってしまわれたりしま...

  • 足りていなかったこと

    最近、よくお会いするAさん。会う度にイキイキしてる感じで、こちらも嬉しくなる。でも、2年ほど前のAさんは、連れ合いさんを亡くされた喪失感からか何事に対しても無気力で、何もする気が起きなかったようで、お部屋の中も乱れていました。口から出る言葉も「どうせ私なんて生い先短いから」「だって一人なんだから」「なにもやりたくない」っていうようなネガティブなことばかり。片づけをしながらお喋りをして、沢山、吐き出し...

  • ほんとに起こるんだ・・・

    先日、これからの自分がどのように暮らしていくかその為には、どう家の中を整えるか?と住まい方について相談に来られたAさんから、「聞いたときは、半信半疑だったけど、ほんとに起こるんだ!教えてもらってて良かった!」と言いに来て下さいました。2階建ての戸建てにお住まいのAさん。2階にある寝室から、夜中にトイレに行く際に手すりはついているものの、階段の上り下りに少し不安を感じるなどお話を色々と伺った上で、私が...

  • 高齢者や認知症の方に配慮したガスコンロ

    高齢になると、安全なものということで、ガスコンロをやめてIHクッキングヒーターに交換されるということも多いですよね。でも、操作方法が長年慣れ親しんだガスコンロと違っているため使いづらいということから、新しくしたコンロで調理をすることを諦めてしまう方もいらっしゃるようです。そんな方にリンナイ株式会社が高齢者や認知症の方に配慮して新開発した、ガスコンロをご紹介します。新開発のガスコンロは、視覚や聴覚、...

  • 心とリンク?

    お家の中を整えることは、何故かしら、後回しになってしまうことが多いですが、お家の中の様子って、心とリンクしてるように思えるのです。仕事が忙しかったり、何か悩み事があったりするとお部屋の中が散らかったままに・・・ってこと、皆さんもありませんか?年齢を重ねることによる体の動きにくさや、気力や体力がもたないかったりで高齢になると、その心に抱えたものが大きくなってしまうのかな?お部屋の中が荒れてきて、誰か...

  • 一時しのぎが永遠に?

    実作業の現場に行くと、よく目にする『布』で覆われた目隠しエリア。急に人が来られるなどで、大慌てで片づけをすることになったけれどどうしようも出来なくて、とりあえずの一時しのぎで、散らかったモノを集めて、布で覆って隠してらっしゃるようです。ほんとうに一時しのぎなら良いのですが、大半の方は、そのままの状態に。それに、その目隠しエリアにあるモノは、ほとんど言っていいほど、存在も忘れられて使っていない状態。...

  • 国際機器展

    国際機器展が、リアル展は、9月27日(水) ~ 29日(金) 10:00~17:00 (29日(金)は16:00まで)開催されます。※Web展は、2023年8月28日(月)~ 10月30日(月)高齢者、障害者(児)の日常生活の自立促進と社会参加のための福祉機器、リハビリテーション機器や介護機器・用品などの展示、セミナーなどが行われます。私も、時間を作って参加したいなと思っています。ご興味のある方は是非。詳しくはこちら → 国際機器展 ...

  • モノの量のイメージ

    シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living...

  • これだけは最期まで自分でしたい

    80代の女性が相談に来られた。どうしても、最期まで自分でしたいということの準備をしたいという。その最期までしたいと仰ることは、這ってでもトイレに自分で行くことなんだそうだ。トイレという空間は、排泄をおこなう場所で、究極のプライベートゾーンと私は思っている。このご婦人の仰ることは、私も思っていることでもある。誰しも思う事ではないだろうか。しかし、トイレを直せば良いということではなく日ごろの健康管理は勿...

  • 悔いなくあっち行くために

    いつだったか、簡単なアドバイスをした、アクティブな卒寿を過ぎた女性。いつも元気に自転車を乗り回してたのだけれど、コロナ禍になってからは、とんと、顔を見せに来てくれないなと思って案じてたら、先日、久しぶりに自転車に乗って来てくれて、「やっと歩けるようになったんで、明日、死ぬかもしれないから、お姉さんの顔を見に来たのよ。」と言って、洋服のポケットやカバンをごそごそ。あちこちから小銭入を出してかき集めた...

  • 『ぼちぼち』から『そのまま』に

    お盆にお子さん達が帰省してきて、久しぶりに賑やかに過ごされたAさん。お子さんたちの家族が滞在中は、得意のお料理を振舞って、お忙しくされていたそうですが、お客様が帰らたら、張り切った分、お疲れがでたようで、お盆の片づけは、ぼちぼちしようと思って・・・と後回しになっていました。大人数での食事で、普段の生活では使わない、道具や器なども、沢山、出したので、キッチンには、モノが沢山。これまで、高い所に置いて...

  • お盆に帰省したら

    コロナ5類移行後初のお盆なので、ご実家に帰省される方も多いのでは?帰省は、ご両親の健康状態など、様子を直接確認できる良い機会でもありますね。「なんか変わった」と感じたら、その印象をそのまま放置しないで、対策につなげていくことが大切です。例えば、これまでは、なかったのに階段、廊下、玄関の段差など、壁に手をついて移動しているなどといったことに気がついたら、手すりの設置を提案してみたり・・・。また、ご実...

  • 聴覚で涼を感じる

    毎日、エアコンなしでは過ごせないくらい暑いですね。少し前に、視覚から体感温度を下げようという記事を書きましたが、今回は、聴覚から涼しさをというお話。耳で感じる涼の代表格は風鈴。風鈴の音色から脳が「風=涼しい」とイメージして末梢神経に脳からの指示が届いて体温が下がるそうなのです。また、音が鳴ることで、風のリズムを感じ、脳波をアルファ波に導いてリラックス効果をもたらすそうですよ。しかし、最近は、風鈴の...

  • 子が親にして欲しい終活

    子が親にして欲しい終活の№1は、モノの片づけなんだそうです。たかが片づけなのですが、これが時間と労力を使いますし、大量のモノを処分するとなると、金銭的にも負担がかかるからでしょうね。それに、親が残したモノを子が処分をするって、スパっとは出来ないモノもあったりとメンタル的にもしんどいものです。なので、自分が旅立った後子に持っていて欲しいモノ処分してもいいモノくらいは明確にしておいた方がいいと思います。...

  • 『片づけ』のイメージ

    講座などで、受講して下さった方から多く聞くのが、『随分と断捨離をしてモノを捨てている』ということ。人によって、『随分』とおっしゃる、その量も様々だと想像ができます。膝や腰が痛いとか、多少の身体の不具合があっても、最後まで自分で何もかもできることが分かっていれば、家の中のあちこちに物があっても自分で出し入れできるのでよいかもしれませんが、それは誰にもわかりません。シニア世代の片づけのイメージとしては...

  • 色のお効果で電気代の節約

    毎日、エアコンなしでは過ごせない暑さですね。そんなとき、この色の効果をお部屋に取り入れて、体感温度を下げてみてはいかがでしょうか?寒色系と言われる、青・青紫・青緑といった色は、ひんやり涼しげな印象を与え、温かい印象を与える暖色系と言われる赤やオレンジなどに比べて、視覚からの色の効果によって体感温度が2〜3度も変わってきます。これは、風がない屋外でのドライミストの冷却効果や、下ろしている髪をアップにす...

  • 網戸の網の色

    「網戸の網を張替えたら、外から家の中が丸見えなのよ・・・。」と困り顔でおっしゃるシニアなお姉さま。「網の色は何色ですか?」と聞くと、「汚れが目立たないように黒にしたのよ。」と。実は色によって網を通した見え方が違うのです。お姉さまが選ばれた黒色の網は、光を吸収するので、室内から外の景色もよく見えるのですが、外から室内の様子もよく見えてしまうのです。なので、人通りの多い所に面した場所には不向きで、外か...

  • シルバーカーの置き場所

    高齢になると足腰が弱ってきて、お出かけや買い物の際にシルバーカーを使用される方も多いです。しかし、お家を建てたり購入した時には、将来、シルバーカーや車椅子などを使うことを想定して、玄関を広くされている方は、たぶん、少ないのではないでしょうか。なので、シルバーカーを玄関に置くと例えば、シルバーカーで外出して家に帰ったら、置くスペースを確保するために、まず、玄関にある家族の履物を片付けたり、下駄箱の扉...

  • 変わりようにビックリ!

    コロナ前から、お家にいることが多かったAさん。先日、久しぶりにバッタリ会ったのだだけれど、その変わりようにビックリ!連れ合いさんを失くされて、何もする気にならなくなってもう生きていても楽しくないくらいのこと言ってた方が、出会うなりマシンガントークで、友人に誘われてカラオケに通うようになってそれが楽しくて楽しくて、週に1回通っていて、カラオケ仲間が20人になったなどなど息継ぎしなくて大丈夫?くらいな勢い...

  • 技術の進化に期待

    年を重ねて人との会話の時に聞こえにくいと感じてらっしゃる方も補聴器を使うのには抵抗があるようだ。しかし、聞こえにくいことを、年のせいだからと、放っていると、人との会話の中で、聞き返しが多くなったり、聞き誤りが多くなったりで、上手くコミュニケーションが取れなくなり、疎外感に陥り人との交流を避けたり、閉じこもりがちになったりする方も多く、自立から孤立へとなってしまう・・・。高齢の方によると、特に電話で...

  • 予防だけでいいのかな?

    心身に変化を感じることが多い、シニア世代の方々にとって、「予防」という言葉は、先の不安を忘れさせてくれる言葉の様に感じる。実際、講座などのご依頼をいただく際も、〇〇予防といった内容でということも多い。確かに、シニア世代向けには「予防」とついた商品や講座などは人気がある。しかし、それらを手にしたり、受講したりしたシニア世代の方々は、それだけで過信をして、「自分は予防をしているから大丈夫」と思い込んで...

  • 縦型リュックのイライラ解消しました

    長年、横に背負える3WAYのバッグを使ってましたが、壊れて買い替えようと思ったら、どこにも販売されてなくて、仕方なく縦に長いリュックにしたのだけれど中に入れたものが全部底にたまって、上に上に重ねて入れる感じなるので、さっと取り出せないというのが、私にはすごくストレスで・・・。100円ショップで、ウォールポケットを買ってきて、リュックの中に縫い付けました。これで、小物もさっと取り出せてストレスが軽減されて...

  • 梅雨支度

    本格的な雨のシーズンになる前に梅雨のジメジメ対策をして、少しでも快適に過ごせるようにしておきましょう。①部屋全体の空気を入れ替え特に湿気が溜まりやすく風も滞りがちなクローゼット、靴箱、脱衣所、お風呂場を風の通り道をつくるように空気を入れ替えて、湿気を取り除くと臭い対策にもなりますよ。②大きなものを洗濯厚手の寝具やカーテンなどの大物や冬物の衣類などを雨続きになる前のお天気の良い日にお洗濯しておきましょ...

  • 危ないです

    移動がラクだからと、高齢の方のお宅でもよく見かける、キャスター付きの家具。ストッパーをかけていれば、まだいいのですが、解除したままの状態で、良く通る動線上にあったりすると、ふらついたり、つまづくなどして、それに寄りかかってしまうとそのまま転倒してしまい、大きな事故につながります。また、キャスター付きの椅子も方向転換が楽で便利なのですが、キャスターの無いものと比べると動きが軽いので、立ち座りの際に椅...

  • GWは時間旅行に!

    GWに入りましたね。コロナも少し落ち着いて、規制も緩くなったので、お子さんやお孫さんが遊びに来られる方も多いのではないでしょうか?折角の機会ですから、お子さんやお孫さんと、押入れの戸袋だとか、キッチンの吊戸棚だとか、小さなスペースだけでも一緒に片づけをされてみては?そして、そこにあるモノ達が思い出させてくれる時へお子さんやお孫さんと一緒に時間旅行をして、ご自分の情報を伝えて下さい。そうすることで、こ...

  • 色数を抑えましょう

    部屋の中を見回して、色の数を数えてみて下さい。小物や壁にかけたカレンダー、電化製品やリモコン、ティッシュの箱、ゴミ箱などなど・・・想像以上に色の数って多くないですか?部屋の中の色の数が多いと、ごちゃごちゃとして見えてしまいます。それに どこに何があるのかも分かりにくくなってしまいます。インテリアのカラーコーディネートの「黄金のルール」は、使う色は3種類に抑え、ベースカラー(壁・床・天井)を70%メイン...

  • NHK 「ステラnet」に掲載されました

    この度、またまた有難いことに昨年、2022年12月13日、20日に出演した、NHKラジオ深夜便「認知症カフェ」の放送、~快適に暮らす整理収納のコツ~がリスナーの方から多くの反響が寄せられたとのことで、月刊ラジオ深夜便4月号(2023年3月17日発売)に放送を抜粋構成した記事を掲載していただいたものが、また、多くの反響をいただいたとのことで、NHKの「ステラnet」に前編・後編の2つの記事にして掲載していただきました。ラジオ...

  • 子の思い

    「親が元気なうちに一緒に片づけをしないと」と思ってはいたけれど、まだまだ元気に暮らしているのだからと、その機会を後回しにしていたが、突然に別れの日がやってきて、思い出がいっぱい詰まった実家の中、そのままにしておきたいという気持ちもあるが、公的期限までに整理をしなければいけないものもある。主がいなくなった家をそのままにもしておけない。悲しんでばかりはいられない。思い出に浸ってばかりはいられない。大切...

  • シニアな方々の人生の話

    お誘いいただいて、ある団体さんの筍掘りにお邪魔してきました。そんなことは、不慣れな私は、土の中いいる筍を探すのに一苦労。しかし、シニアなお兄様たちは、「あそこにあるから掘ってみな」と自分が見つけたのに目印をつけて掘らせてくれださったので、私的には、いいとこどりで、とても楽しかったです。一緒に作業をしながら、色んな話をして下さり会話も弾み、沢山のことを教えていただきました。長い人生を歩んできたシニア...

  • その人の最優先

    終の棲家にと引越しをしたのにそこで、あることが分かって、これからの暮らしが、とても残念に思えてしまったAさん。引越し後すぐに片づけに行かせていただいたら、「ご自分が何より楽しみにしていることがどうしてもできないので、受付に行って聞いてきてくれないか?」と仰るので聞きに行ったら、そこでは、検討中ではあるが、現時点では、Aさんのご希望は叶えられないとのこだったのです。これまでの暮らしの中では当たり前で容...

  • 月刊「ラジオ深夜便」4月号に掲載

    この度、有難いことに昨年、2022年12月13日、20日に出演した、NHKラジオ深夜便「認知症カフェ」の放送、~快適に暮らす整理収納のコツ~がリスナーの方から多くの反響が寄せられたとのことで、月刊ラジオ深夜便4月号(2023年3月17日発売)に放送を抜粋構成した記事を掲載していただきました。ラジオでお話させていただいた内容をイラストを交えて、より分かりやすく、記事にして下さっているので、是非、お手に取って参考にしてい...

  • ほどよい距離感

    前回にも書きましたが、定年前は、夫も妻も、互いに息抜きができる時間がありましたが、ご夫婦2人で過ごす時間が長くなると、「夫のため、家族のために」と、これまでかいがいしく家事などをしてきた妻は、「私ばかり」と不満に思い、夫は、それがいつしか当たり前になり、自分の思う通りにやってくれないと不満が出るようになったり・・・。「相手のために」と思うほど、期待もどんどん膨らんで、自分の思う通りに振る舞わないと...

  • 自分らしく、二人らしく

    今や人生100年の時代。子供が独立し、定年後のご夫婦2人で過ごす期間が20年も30年もあるようになりました。「定年後の夫婦2人の暮らし方調査」では、元気な時は、夫婦であってもお互いの個を尊重し、男女とも「自分だけのくつろぎ空間」を求め、体が弱った時は、「助け合って共有の時間を持ちたい」に意識が変化しているというのがわかります。ご夫婦2人で、長く、心身ともに心地よく暮らせる住まいとして、個室や部屋のコーナーな...

  • 重い引出しを軽く

    昔ながらの古い木製のタンスは、引き出し自体も重いですが、経年の劣化で歪みがでたりで、スムーズに引き出せないことがありますね。それだけでなく、高齢者にとっては、引いたり、押したりといった動作は力が必要だし、低い位置だとしゃがまないといけないなど、大変だったりするので、使いづらいと感じる場合があります。出来れば買い替えの時には、軽いプラスチック製や、スライドレールのついたものにかえられるのが良いと思い...

  • リロケーションダメージ

    リロケーションダメージとは住み慣れた場所から馴染みの無い場所に転居などをして、環境が変わることによって精神的なストレスが起きて、心身に弊害を与えてしまうことです。年齢に関わらず起こり得るものなのですが、特に高齢者の方が施設に入所したり、子供の家に引き取られたりなどした時に症状が出やすく、不安や混乱から心身の状態を悪化させてしまうケースが多いようです。環境が急に変わるとダメージが大きくなってしまうの...

  • 止められないものが家の中を占領

    お家の中にお邪魔すると、沢山の通販で購入した商品が入った未開封の段ボール箱が沢山積んであった。年を重ねるにつれて、健康への不安が大きくなって、ダイレクトメールやテレビショッピングなどで見た健康食品などを今なら割引ということもあって一度試してみるつもりで注文したら、毎月、送られてくるようになって家の中を占領してしまってるらしい。ネットや電話1本で手軽に買えるのが、良い所ではありますが、テレビショッピ...

  • 古い切手を大量に使ってみた

    お年玉付き年賀はがきで当選した切手シートなど、使わずに家の中に溜め込んだ古い切手ありませんか?古い切手は、金券ショップで売ったり、郵便局で新しい葉書やレターパックなどに交換可能ですが、どちらも手数料がかかります。なので、そのまま切手として郵便物に使うのが使い道としては良いではないかと思います。けれど、最近は、手紙のやり取りをすることも少なくなりました。そこで、先日、ゆうパックで使ってみました。古い...

  • シニア向けオンラインレクレーション~コリスライブ~

    2年ほど前から友人(株式会社オフィスニートhttps://office-neat.co.jp/)が、私にはとても興味深いことを始めたと聞いて、その様子を見学させてもらいました。それは、オンラインを使って、演者と参加者がコミュニケーションをとりながら一緒に番組をつくっていくコリスライブ、シニア向けのオンラインレクレーションです。《コリスライブ》コリスライブは、TVでもない、YouTubeでもない、ご参加のみなさまは、出演者とおしゃべり...

  • トイレに潜む危険

    急激な温度差によって引き起こされるヒートショック。代表的なのは、冬場における浴槽でのヒートショック。入浴の際は気をつけてらっしゃると思いますが、あまり気をつけてない方が多いのが、冬場の夜中や早朝にトイレに行く時なのです。温度差が極端に開いてしまうので、・1枚上着を羽織る・トイレに暖房器具を入れるなど、温度差に気を付けて下さい。暖房器具の取入れが難しい場合は、トイレの電気をつけっぱなしにしておくこと...

  • アクシデントは突然に

    年齢を重ねての少しの不自由はあっても、自立した生活がじゅうぶんに出来いているあと少しで100歳になられる女性。久しぶりに人里離れた彼女のところを訪ねてみたら、ドアは空いているものの姿は見えず・・・。声をかけながら、中に入ると、「助けてー!」と聞こえてきた。慌てて声のする方に向かうと、うつ伏せに女性が倒れていた。直ぐに抱えて起こして理由を聞くと、ベッドで寝ていて明け方にトイレに行こうとしたら、ベッドか...

  • 気持ちの負担

    昨年も仕事納めはA様宅で。もう、5年になるのだろか。その間にご主人様の料理の腕前もあがって、毎年、年末にお昼をご馳走になる。娘のように可愛がって下さるので、とても有難く思っている。進行性の病気を患われているA様は、徐々に症状も進行し、ご自身で出来ない事も増えてきて、介護をされているご主人様にこれまでより更に負担をかけていることに心を痛めていると私に話した。ご主人様も、「一生懸命に介護をしても、進行性...

  • 本年もよろしくお願いいたします

    あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたしますウィズコロナで生活様式にも変化がありますが健康に留意されるとともに皆様のご多幸お祈りいたします平成五年 元旦 ...

  • 今年もありがとうございました

    今年も一年、大変 お世話になりましたどうぞ、良いお年をお迎えください シニア世代の心身の特性...

  • 楽しいクリスマスを

    あなたの家族に平和と愛に満ちたクリスマスが訪れますように。 シニア世代の心身の特性に配慮した...

  • ご聴取ありがとうございました

    12月13日(火)、20日(火)のNHKラジオ深夜便 認知症カフェ「快適に暮らす整理収納のコツ」をごご聴取ありがとうございました。午後11時からの放送と遅い時間だったので、どれだけの方が聞いて下さるのだろう?と思っておりましたが、なんと!ラジオ深夜便のリスナーは、毎日200万人と、後で聞いて、私で良かったのかしら?と驚いてしまいました。リスナーの方から、「とても興味深かった」「早速実践します!」「認知症ではない...

  • NHKラジオ深夜便に出演します

    先日、ご依頼をいただいて、ラジオの収録に行ってきました。これまでも、何度か経験はありますが、何度やっても慣れないものですね・・・。すっごく緊張して、自分が何を話したのかあまり覚えていません・・・。でも、自分が大事にしていることは、きっちっとお話が出来たはず!?【NHK ラジオ深夜便 】文化部・認知症カフェ12月13日(火)23:05~快適に暮らす整理収納のコツ 前編※告知が遅くなりました(;^_^A12月20日(火)23:05...

  • 着ぶくれ注意!

    寒さも本格的になってくると、特に高齢の方は光熱費の節約といった事などから、分厚い服を重ねて着れば暖かいと思い込んでらっしゃる方が多いですが、年齢を重ねることで、足の上りが悪くなるなどの身体の変化もあることに加え、寒さで筋肉がこわばって、さらに動きにくくなっているのに厚着をすると、もっと動きにくくなって、行動が制限されてしまいます。その結果、小さな段差でも躓いて転倒をしてしまうこともあります。ただ分...

  • 食べる喜び

    先日、愛生会山科病院 消化器外科部長で京介食推進協議会 会長の荒金英樹先生の「食の支援による京のまちづくり」というお話を聞かせていただき、「食べる力」は「生きる力」だと改めて思いました。そのお話の中にあった「京介食」は、高齢や障害などにより、食の楽しみを享受出来なくなった方々の問題解決のため、従来の機能面のみを重視した介護食とは異なり、利用者の心理面・感性にも配慮し、「美味しさ」「見た目の美しさ」「...

  • 土鍋の置き場所

    夕飯にも、あったかメニューが並ぶことが多くなってきましたね。それにともなって、寒くなると出番になる土鍋などを使う頻度も増えていく季節ですね。ある季節や、人が沢山集まる時には使うけれど普段はあまり使わない調理器具は、片付けの作業にお邪魔すると、多くのお宅では、食器棚の上にビニール等で覆って置かれています。若い頃は、そのような高い所にあっても、脚立などを使って、使う度に毎回上げ下ろしをすることも苦には...

  • お役にたてて良かった

    私のアドバイスが役立ったとお客様から電話をいただきました。このお客様の片づけをさせていただいた時、「ちゃんと準備してるつもりなんだけど、病院に行った際、忘れ物が多くて・・・」と仰っていたので、「病院に行くときに必要なモノを入れた通院セットを作っておくといいですよ。」とアドバイスをして、健康保険証やお薬手帳、診察券、緊急時連絡先カードなどなどを半透明のポーチに入れて、それを通院用のバッグ入れて、目に...

  • 便利なんです。これ。

    もう、既に使ってらっしゃる方もいらっしゃるかとは思いますが、片付けの作業に行った先で、「それ、いいですね!」「私も欲しいわー!」とよく言われるので、ご紹介します。それは、「キャリーシートバッグ」。DAISOで1つ220円(税込)です。大きさは、35(縦)×80(横)で、バッグのマチがないような形になっています。ダンボールを挟んで収納で収納したり、ゴミの日にそれを集配所まで持ち運ぶのにバラバラな大きさであっても...

  • 片付けてくれたけど不便

    お子さんが家の片づけをしてくれたのはいいれど、その後、家の中はスッキリしたのだけれど、とても不便を感じているAさん。実はこれ、よくあることなのです。実家の片づけをお子さんがされる際、多くの方は、片づけができていないことを責め、お子さんだけで片づけてしまうのです。その結果、親御さんが長年住み慣れた自宅での習慣などが配慮されていない状態になり、自分の家であっても、違う家に住んでいるような感じで、親御さ...

  • 寒い住宅の転倒のリスク

    朝晩、冷え込むようになりました。自分の家の中は寒いと感じていませんか?WHO(世界保健機構)が「住まいと健康に関するガイドライン」では、室温は、寒さによる健康被害から居住者を守るために 『 寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案する。』と強く勧告しています。寒い住宅は、血圧上昇、循環器系の疾患など、様々な健康リスクがあると言われています。また、~断熱改修等による居住者の健康への影響調査 中間報告(第3...

  • 最新のお掃除アイテム【AirMop(エアモップ)】使ってみました

    テレビでも話題の医療環境管理士 松本忠男氏が開発した AirMop(エアモップ)を使ってみました。 AirMopの大きさは、ヘッド部:横幅(掃除幅)34cm柄の長さ:128cm柄にヘッドを装着した長さ:139cmと、一般的なモップより少し大きな感じ。ヘッドは取り外すことができ、水洗いもOKで、組立は、柄とヘッドの「SEIWA」とロゴマークが入った側を上にして柄の先端についてるクリップで、ヘッドを挟むだけなので、さほど力も要らず簡...

  • トイレまでの動線は安全?

    1週間ほど前にご実家で親御さんが、トイレに行こうとして転倒し大腿骨を骨折され、現在、入院中で、退院してから、転倒した家で、親御さんを住まわすのが心配になって、家の中を直したいけれど、何をどうしたら良いだろう?とご相談に来られたAさん。古い家なので、段差があちこちあるけれど、普段は、気を付けているようだったので、何とかしないとなと思いながらも、そのままにしていたことを凄く後悔されていた。高齢になると身...

  • 読書の秋に手元照明

    日に日に夜が長くなってきました。暑い夏にくらべて活動しやすくなって、やる気も起こりやすく、集中力も持続しやすいこれからの季節、静かで過ごしやすい時間が増えて、読書をする方も多いのでは。しかし、年齢を重ねることによって、照明が暗く感じるようになってきます。若い人と比べると、お部屋の照明は約1.5倍、作業を行う所の照明では約2倍の明るさが必要になると言われています。でも、輝度の高い照明は、眩しさを増してし...

  • 衣替えをする時期に

    まだまだ暑い日もありますが、少しずつ秋の気配も感じられるようになり、洋服も夏物から秋冬物へと衣替えをする時期にもなってきましたね。洋服の収納は、身体の負担を軽減するには、洗濯をして干して、そのままクローゼットにしまえるし、衣替えの手間もないので、かける収納が良いですが、ハンガーにかける収納は、畳んで収納するよりも場所を取るので、洋服の数を減らすことが必要になります。なので、衣装持ちの方には不向きな...

  • 何度も言ってますが・・・

    予防も大切ですが、備えも大切です!これ、何度も言い続けていますが・・・、あまり自分事として捉えてもらえないようで、自宅で転倒をされ怪我をしてから、先生のいう事を聞いていれば・・・と受講をして下さった方から、たまに聞かせていただくことがあります。皆さんもご存知のように高齢者の転倒事故の多くは、住み慣れた自宅で発生しています。具体的な場所は、居間・寝室、玄関、階段・廊下、浴室です。身近な場所に転倒リス...

  • 国際福祉機器展

    ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会が開催されます。第49回 国際福祉機器展●日時 リアル展:2022年10月5日(水) ~ 7日(金) 10:00~17:00(7日(金)のみ16:00まで) Web展:2022年9月5日(月)10:00 ~ 11月7日(月)17:00●会 場 リアル展:東京国際展示場「東京ビッグサイト」東1~6ホール Web展:H.C.R...

  • 心の拠り所が・・・

    生まれ育った家を離れて約60年。その間、毎年2回は帰省していた。ご自身も家族を持たれて、色んな事があったけれど、生家に帰ると、心がほっとして、また、頑張っていこう!という気持ちになっていた。いわば、心の拠り所だったそう。しかし、コロナの影響で、行動にも制限が出てたりで、約3年、帰省がすることが出来ず、このまま放置しておいてはと先日、意を決して帰省したら、その間、人の出入りがなかった生家は、人が寝泊まり...

  • 室内緑化

    コロナの影響で、お家時間が長くなったからか、お客様で家の中で植物を育てる方が増えています。建物内でインテリアとして植物を育てることを「室内緑化」といい、そうすることで得られる効果のことを「グリーンアメニティ」といいます。室内緑化の効果は、殺風景で無機質な部屋を明るくしたいときなど手軽に部屋の雰囲気を変えられるインテリア効果、室内の空気をキレイにする空気の浄化、ストレス軽減や目の疲労を軽減する効果的...

  • 入浴で気軽に不調のケアと体調管理ができるWEBアプリ

    毎日の暑さや、冷房による冷えで、なんとなく体調がスッキリしないなんて時に役立ちそうなWEBアプリがあったのでご紹介します。湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツの「おふろカレンダー」は、入浴方法の提案や、医師からの入浴アドバイスのほか、過去の入浴データの確認ができ体調管理をサポートしてくれるWEBアプリです。体調の悩みに応じて選択できる2つのモード①冷えによる体調の変化は、温活モードその日の入浴時間に合わせた消...

  • ストレス発散でモノが増えている?

    新型コロナウイルス感染症拡大により、行動の制限などもあって、家に居る時間が長くなったのが影響しているのか、高齢の方もインターネット通販を利用する方が増えて、家の中にモノが増えているように感じます。ストレスの発散なのでしょうかね?特に目につくのが、健康食品の類。健康に不安を感じて、ついつい買ってしまうそうですが、定期購入のものが多く、申し込みは簡単に出来るけれど、解約は、申込の時ほど簡単でないようで...

  • 『誰とも話さない』と心に決めていたけど

    先日、お会いした70代後半の男性。奥様が思うように動けなくなり、片付けの相談に来られた。第一印象は、明るく親しみやすい感じに思えたが、数分話したところで、「耳が悪くて聞こえにくいことがあるので、今のもう1回言ってもらえる?」と仰った。そこで、初めて、耳に補聴器をつけてらっしゃることに気が付いた。それから、いつもより少し声のトーンを下げて、ゆっくりハッキリ、大きくやさしくを心掛けて話したら、「あなたと...

  • データでなくて紙

    ペーパーレスの時代、昔撮ってプリントした紙焼き写真もデータ化する方も多くなっています。しかし、紙焼き写真が主流の時代が長かった高齢の方は、データにすると嵩張らないし、沢山の写真をコンパクトに保存できることは分かってはいても、紙焼き写真を好む人が多いのです。私の経験からですが、物忘れの症状がある方も紙焼きの写真を手に取って、じっと眺めて、その頃を思い出し、その思い出を語る表情は、みなさん、とても穏や...

  • プライドがある

    キッチンのリフォームを検討中という80代のご婦人が相談に来られた。ガスコンロとキャビネットがダメになったことから、キッチンを新しくするのだとか。しかし、リフォームするには、先に現場の調査に業者の人が来られると聞いて、片付けの相談に来られたのだ。ご婦人曰く、最近、わさわさしていて片づけができていないそうで、家の中が散らかっているのだそう。『これを機会に使ってないものを処分してスッキリさせるのもいいです...

  • ポイントは窓

    連日、30度を超える暑さで、室内での熱中症の発生も増えています。住まいの熱の流出入は、開口部が大きな割合をしめています。特に夏は73%もの熱が入ってきます。その大部分は、熱を伝えやすい窓ガラスなのです。室内の温度が上がりすぎると、冷房も効きづらく、家で過ごすのもつらいですよね。なので、ウィークポイントとなっている窓の遮熱対策が効果的です。室内の温度上昇を防ぐことにつながり、エアコンの使用時間を短縮でき...

  • 片付けは大変な作業

    片付けの作業は、高齢の方にとっては、非常に労力を必要とします。「綺麗好きだったのに・・・」「不要なものを捨てたがらない」などなど・・・子が片づけの必要性を感じても、当の本人は片付ける気がないと感じてる子世代の方も多いです。もの忘れといった記憶の衰えや、計画を立てて物事を行うことが難しくなる遂行機能の衰えなど、加齢による認知機能の低下の症状が表れます。高齢の方の認知機能は、「社会的因子」の影響し、個...

  • 腰痛がある時の水仕事におススメ

    梅雨入りをして、お天気の影響を受けて、片頭痛や腰痛、関節の痛みなどが生じたり、悪化したりしていませんか?梅雨の時期は、低気圧が繰り返し前線の上を通過している状態で、気圧が毎日のように変動する影響で、片頭痛や腰痛などの天気痛が引き起こされるそうです。私も、なんだか腰が、なにかの機会にギックリいきそうな変な感じです。普段は、少しの間だからと、使ったり使わなかったりしてるのですが、ここ大事にしないと、ギ...

  • モノだけでいいのかな?

    何かで見たのだけれど・・・高齢者の親がいる子ども世代の約7割が実家の「片づけ」の必要性を実感しているらしい。しかし、その片づけの対象はモノだけのような感じ。ほんとうにモノだけでいいのかな?と自分の経験から思ったりする。なにかにつけ、こちらにも書かせてもらってはいるが、片付けを一緒にさせていただいていると、沢山のお話をして下さる。その情報って、きっと、子世代にとっては役立つものだと思うし、ご本人にと...

  • ジメジメの季節

    もうすぐ梅雨がやってきますね。日本気象協会は最新の「梅雨入り予想」では、九州から東北南部で平年より遅く、東北北部で平年並みで、九州から東海は6月11日頃、関東甲信は6月12日頃、北陸と東北南部、東北北部は6月15日頃に梅雨入りとなる見通しのようです。梅雨に入ると、雨続きで湿度が高くなってジメジメするし、スッキリしない空模様で気分も沈みがちになりますよね。そんな時にお手軽にできる湿気対策がこまめな換気です。...

  • 次から次へと

    昔は、お花が好きで、四季折々の花を庭に植えて、楽しむことを生き甲斐にしていたAさん。ご近所さんにも、その庭の美しさは評判だったようだ。けれど、病気で手が不自由になり、細かな作業が出来なくなった今は、花に比べると手入れの手間が少ない多肉植物を楽しむことにしたようなのだが、毎日、買い物に出ては、30~50程の多肉植物を買って来られる。庭も、それを植えるプランターを置くところが、もうないくらいになっている。...

  • コツコツ作業でイキイキ

    コロナ前にご自身の片づけを見てアドバイスが貰えたらとご依頼をいただいた方と先日、ばったりお会いしました。あれからも、コツコツと作業をされ、伺った当時に目標をしていた片づけは全て終わって、次の段階である、写真の片づけに入り、6000枚ほどあった写真を全部スキャンでデータ化をされ、それをまた、思い出ごとに分類されて、USBの中にアルバムを作られたそうです。写真の整理も終わった今は、資産の整理をされているそう...

  • 設置時には思いつきにくいこと

    年を重ねて、足腰だけでなく、腕の力、手の力(握力)、視力などの低下を感じられると、補助を必要としない、自立した生活ために移動・歩行の手助けや転倒と転落防止のために手すりの設置を行うことが多いですよね。その手すりを設置する際に思い付きにくいのが、運搬経路が確保できているかということなのです。例えば、自分の居室から、トイレ、浴室、リビングや玄関に移動するために通る廊下や階段は、ご本人の導線に沿って手す...

  • ちょっと思ったこと

    友人に誘われて、住宅設備メーカーのショールームへ。最新の機能を備えた商品は、デザイン性も高いし、どれもこれも欲しくなりますね。キッチンの展示ブースには、60代後半くらいのご夫婦が、何組かいらして、熱心に商品を見ていた。その、ほぼ全員が、「沢山収納できる方が良い」と、キッチン本体の収納だけでなく、吊戸棚も扉を開けたり閉めたりして念入りにチェックをしていた。それを見て思った。今のキッチンの吊戸棚の中に入...

  • その人を知る

    他愛もない雑談の中で、認知症のあるご家族の介護をしている知り合いが、「父がよく地域のゴミ置き場に行くので、不思議な行動だな?って思ってたんだけど、先日、書類の片づけをしていたら、父のゴミサポーターに任命されたと書かれたものが出てきて、なるほど、あの行動は、これが、記憶にあってのことだったのか!ということが分かって、不思議な行動の理由がわかった。」と、仰った。そう、認知症があるからって、ワケのわから...

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