12月に入って気忙しくなってきましたね。一度には大変だからと大掃除を始めているという声もボチボチ聞こえてきました。手が届かない所まで、念入りする大掃除。これをチャンスと捉えて、お掃除と一緒にモノの仕分けをしてみてはいかがでしょうか?例えば、買ったけれど使ってないモノは、子供が帰省の祭に欲しいものは持って帰ってもらって、残ったものは処分するとルールを決めて、予め分けて別にしておくとか、近頃は帰省客があ...
『暮らしの変化に寄り添うお部屋づくり』高齢者の住環境サポーター Micaのblog
「暮らしの変化に寄り添うお部屋づくり」をコンセプトに ライフスタイル、心や体の変化に合わせた、自分らしく素敵に、心がときめくような お部屋づくりのお手伝いをさせていただいております。
台風の速度が落ちてゆっくりなので準備期間があるのと、スーパーなんかで「台風が接近しています。備蓄食料品のお買い物はお早目に!」的なアナウンスからか、既に南海トラフ地震の注意喚起が出てから(いや、それ以前からも)、家の階段や廊下に、既に沢山の備蓄水や食料品を準備(まるでお供えのようになっている)してあっても、毎日のように買い足しているシニアなお兄様やお姉様方がいる。もしもの時を考えると、少ないより沢...
みなさんは『タイパ』という言葉をご存知でしょうか?「タイパ」は、1990年代半ばから2010年代初頭に生まれた世代であるZ世代を中心に使われている言葉で、辞書の三省堂が主催する「今年の新語 2022」の大賞に選ばれたことで話題になりました。 タイパとは「タイムパフォーマンス」の略称で、費やした時間に対する満足度を表す言葉です。つまり時間対効果のことを意味します。タイパ(タイムパフォーマンス)と似た言葉にコスパ(...
高齢の方や認知症のある方への接し方といったような記事などには、よく『自尊心を傷つけないように気をつけましょう。』と書かれています。私も講座などでは、時折、お伝えしていますし、介護をされているご家族も、その部分は大切にしていると仰います。しかし、介護する側とされる側にはズレがあるように感じることがあります。自尊心とは、自分自身を価値ある者だと感じる感覚ことで、自分自身を好きだと感じること、自分を大切...
80代、自宅で快適に暮らす片づけ ~100歳こえて死ぬまで楽しい57の方法 ~が、電子書籍化され、8月10日より発売開始されます。ソフトカバー本を読んで下さった方々からは、「いくら言っても頑として動かなかった親が本に書いてあったからと自ら片づけをしただした」 「片づけ経験後の経験値本。カッコいいです。」 「研究の計画書の資料にさせていただく。」 などなど・・・沢山の嬉しいお言葉を頂戴してお...
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12月に入って気忙しくなってきましたね。一度には大変だからと大掃除を始めているという声もボチボチ聞こえてきました。手が届かない所まで、念入りする大掃除。これをチャンスと捉えて、お掃除と一緒にモノの仕分けをしてみてはいかがでしょうか?例えば、買ったけれど使ってないモノは、子供が帰省の祭に欲しいものは持って帰ってもらって、残ったものは処分するとルールを決めて、予め分けて別にしておくとか、近頃は帰省客があ...
ついつい「寒い」と口から出る季節になりました。暖房機器もお部屋に出して使わないと朝晩は冷えますね。電気で動かすことが多い暖房機器、コードがお部屋を横たわっていませんか?ひかかって転倒しないように、コードは壁に沿わすか、良く通る動線上にははわせない用にしましょう。また、コタツ布団は内側に織り込むなど、通り道に広がらないような工夫をして下さい。しかし、物価高騰で、なんでも値上がりしているこの頃、そのた...
衣類などを1枚ずついれられるように仕切りのついた収納ボックスは、出し入れの祭に崩れずにキレイに並んでくれているので見た目もスッキリしますね。色や柄などで分けて、衣類の1枚、1枚に定位置をつくれるのも良いと思います。けれど、あくまでも私の場合ですが、使う時にあまり色柄など気にしないタオル類などは、まんべんなく同じように使いたいので、これまでは、使って洗濯をして、戻すときには一番後ろに収納して、巡回させ...
両親と同郷のM様、夏から顔を見ないので連絡しようかと思っていたら、先日、私の大好物のM様手作りの浅漬を持って来てくれた。ご無沙汰だったのは、生家の家じまいに高知にしばらく帰っていたそうなのだけど、いつも元気パワー炸裂な方なのに、ちょっと目をウルウルさせて、「寂しい」と話しだした。自分も住めないので仕方ないことだけれど、空き家となって朽ちていく生家を見るのも寂しかったのに加え、その家の周囲に住んでいた...
みなさんのお家は、建ててから何年ですか?おそらく10年以上は経過されているのではないでしょうか?その間、メンテナンスはどのくらいされていますか?外壁や屋根の塗装などで建物の寿命を延ばすことや、不具合がでてきた水回りの住宅設備などは、新しいものに買い替えられている方もいらっしゃるかと思います。では、お家の中にあるドアはどうででしょう?以前にもトイレのドアの鍵が開かなくなった方のことをブログに書いたこと...
年賀状のやりとりを終了する「年賀状じまい」を考える人が、10月の郵便料金の値上がりで増えているようです。これまでは、終活の一環として人間関係の見直しや、年賀状作成の手間や負担の軽減を理由に終える方が多かったのですが、それに拍車をかけたというか、どうしようか?と悩んでいた方の背中を押したのが価格の高騰といえるかもしれません。しかし、年賀状じまいをすると、受け取った側は突然関係が絶たれるようで、寂しさ...
先日、横浜市青葉区区民活動支援センター様よりご依頼をいただき、セミナー「知って、学んで、安全・快適に!暮らしの整理収納術」に登壇しました。有難いことに、定員を越す応募をいただき、増員しての開催となり、当日は、1時間も前に会場にお越し下さった方もいらしたり、事前に私の拙書を読んでお越しくださったりと、始まる前から気持ちがキリっとなって、ご期待にお応えできるか?という緊張がヒシヒシと・・・。ご参加下さ...
関西で平穏に老後を過ごしていた84歳の男性が、突然、自分に振りかかってきた出来事から、自身が住んでいる地と関東を行き来して疲労困憊だという。3か月前に義理の兄が他界したことから、それは始まった。それまでは知らなかったが、この男性の実の姉である義理の兄の妻が認知症発症していて、義理の兄が亡き後ひとりで暮らすのは無理だということを知らされた。しかし、姉夫婦には子供がいなかったため、後見人をたてることも考...
連れ合いさんの排泄の失敗が多くなって、専用のバケツを作って、庭先でしゃがんで洗濯をしているAさん。しかし、Aさんは、腰と膝が悪く、痛みを堪えてなので大変な作業。Aさんのお宅で、しゃがまずに楽な姿勢で洗濯が出来るのは、キッチンと洗面だけ。しかし、流石にキッチンではどうかと思うので、「洗面化粧台で椅子に座ってお洗濯されてみては?」と提案してみたのだけれど、Aさんは、顔を洗う所で汚れものを洗うのに抵抗があっ...
皆さんも経験ありませんか?忙しい日が続くと、気持ちがいっぱいになったり、疲れて気力がなくなって、「後で」とか「明日」片づけようと思っているうちに片づけないモノが積み重なっていって、お部屋の中が荒れてくるってこと。これまで片づけをさせていただいた、高齢のお客様にも、病院に行くほどでもないけれど、健康状態に不安を感じて、健康食品を次から次へと買って、未開封のモノが入った段ボールが通るのも大変なくらいに...
年を重ねたけれど、まだ、アクティブに動けて、問題なく生活できている間は気付かないけれど、年齢とともに徐々に進んでいる身体機能の低下や、連れ合いさんが亡くなって一人になったなどから、小さな不便や不自由からアクシデントが起こりだします。そうすると、心身が弱り、活動意欲が減退していきます。そんな、不便や不自由を抱えていても、行政のサービスは受けたくない、やはり子には迷惑をかけたくないという思いから、お一...
ある母娘と片づけ。雑誌のお片づけ特集の画像にあるように細かく分類して綺麗にきっちり並べたい娘に対し、大らかな性格の母は、ある程度の分類をすれば後はざっくりでいいという。親子だから言いたいことを言っている。ある意味、微笑ましいのですが、これではお互いにストレス。私は思うのです。確かに、綺麗にきっちり分類すると分かりやすい。それが習慣になればいうことはないけれど、性格的に合わない人もいる。そうい人が、...
先日、ある方のお宅にお邪魔した時、底が溶けた様な電気ケトルが目についた。それは、この方のお子さんが、ガスコンロでお湯を沸かすのだけれど、ちょっとよそ事をしていると、お湯を沸かしていることを忘れてしまうため、火事になったら大変だということで、お湯は、これで沸かすようにと買ったものだった。この方も、沸騰したら勝手に切れるし、とても便利だと喜んで話してくれたのは、つい一ヶ月くらい前のことだったのだけれど...
拙書をテーマ展示でご紹介下さるという事で、新潟県上越市に先日お邪魔させていただきました。 ご依頼をいただいて寄せたメッセージも展示していただいたおかげで、何方かが借りて下さっていて、とても嬉しく思いました。今回のテーマは、認知症月刊ということもあり、認知症関連の本が展示されていました。なぜ、そこに私の本が?と思いましたが、認知症に特化した本ではないけれど、認知症の方やご家族にも参考になる話があった...
台風の速度が落ちてゆっくりなので準備期間があるのと、スーパーなんかで「台風が接近しています。備蓄食料品のお買い物はお早目に!」的なアナウンスからか、既に南海トラフ地震の注意喚起が出てから(いや、それ以前からも)、家の階段や廊下に、既に沢山の備蓄水や食料品を準備(まるでお供えのようになっている)してあっても、毎日のように買い足しているシニアなお兄様やお姉様方がいる。もしもの時を考えると、少ないより沢...
みなさんは『タイパ』という言葉をご存知でしょうか?「タイパ」は、1990年代半ばから2010年代初頭に生まれた世代であるZ世代を中心に使われている言葉で、辞書の三省堂が主催する「今年の新語 2022」の大賞に選ばれたことで話題になりました。 タイパとは「タイムパフォーマンス」の略称で、費やした時間に対する満足度を表す言葉です。つまり時間対効果のことを意味します。タイパ(タイムパフォーマンス)と似た言葉にコスパ(...
高齢の方や認知症のある方への接し方といったような記事などには、よく『自尊心を傷つけないように気をつけましょう。』と書かれています。私も講座などでは、時折、お伝えしていますし、介護をされているご家族も、その部分は大切にしていると仰います。しかし、介護する側とされる側にはズレがあるように感じることがあります。自尊心とは、自分自身を価値ある者だと感じる感覚ことで、自分自身を好きだと感じること、自分を大切...
80代、自宅で快適に暮らす片づけ ~100歳こえて死ぬまで楽しい57の方法 ~が、電子書籍化され、8月10日より発売開始されます。ソフトカバー本を読んで下さった方々からは、「いくら言っても頑として動かなかった親が本に書いてあったからと自ら片づけをしただした」 「片づけ経験後の経験値本。カッコいいです。」 「研究の計画書の資料にさせていただく。」 などなど・・・沢山の嬉しいお言葉を頂戴してお...
慌てて駆け込むのに開けてられない、行くたびに面倒などなどの理由で、トイレの便器の蓋を開けっ放しにしているので、蓋はいらないので取りたいというAさん。確かに年を重ねるとトイレに行く回数も増えて、その度の開け閉めは大変かもしれませんが、便器の蓋には、ちゃんとした役割があるのです。①落下物から便器を守る 落下物が便器が割れてしまうことがあります。 その落下物から便器を守ってくれるのが蓋なのです。 それ...
通りを歩いていると、住宅の出窓などに、可愛らしいぬいぐるみやオブジェ、お花などを飾っておられるのを良く見ます。そこに住まわれている方の素敵なセンスに凄いなと思ったり、優しい雰囲気に、ほっと心が和んだりします。でも、この女性が好みやすいものを窓際に飾るということは、防犯という視点から考えると、知らず知らずのうちに他人に「この家に女性が住んでいる」ということを情報として与えていることになって、強盗が入...
私がこの仕事をはじめた頃から、温かくも心強い応援をして下さっていた方が、空に旅立たれました。まだまだ、お元気で、見守っていただけるものだと勝手に思い込んでおりました。人生100年時代と言われているのに・・・残念でなりません。喪失感と、会ってきちんと、『いつも応援ありがとうございます』と伝えておくべきだったという後悔に苛まれています。時折、いただいた温かいお言葉に励まされ、これまで頑張ってこれました。...
「これ以上増やせないんだよ」と仰るシニアなお兄様。何を増やせないか?と聞いてみると、庭の植木鉢なのですって。なんでも、300以上の植木鉢がお庭にあるとか。植えられた植物をお世話するのが毎日の日課なのだそうです。毎日のルーティンがあるのは、とても良い事だなーとは思いますが、300の植木鉢って、それがどんな風に庭に置かれているのか見たことがない私でも多いなぁと正直なところ思いました。このお兄様のお子さんも「...
若い頃からの習慣なのでしょうね。年を重ねた方々は、12月に入ると、「大掃除」ということばを口にされます。でも、お掃除は体に負担がかかります。短い期間で集中してするのではなく、計画を立てて、無理のないようになさって下さい。それに、この時期、高齢の方の事故も増えます。これまで出来ていたからと、日ごろ手の届かない高いところの掃除は慎重に。椅子や脚立から転落して大怪我なんてことになったら大変です。高いところ...
冷え込んできましたね。もう、暖房器具も必要になってきました。冬支度と一緒に暖房器具の電気コードがいつも通るところに横たわってないか、躓いて転倒するような場所にないか、こたつ布団も、行き来するところに広がってがってないか、床に敷いたカーペットは、めくれ上がらないようにしているか、石油ストーブの周りに燃えやすいものが置かれてないか、寒くて厚着になって、動くにくくなってないか、ガスコンロを使う時、洋服の...
人生最後のリフォームや建て替えをお考えの方もいらっしゃるかと思います。そんな方からお話を伺うと、年老いた時のために・・・とは仰って、足腰が弱った時の事を想定して、バリアフリーや手すりの取り付けなどを真っ先に考えられます。もちろん、それも、とても大切なことです。しかし・・・私はもう一つ考えていただきたい事があるのです。それは、年を重ねて、気力や体力も衰えた時のことも考えて欲しいという事です。人生最後...
よく使うモノは、カゴなどに入れてセットにしておくと出す手間も、片づける手間も、幾分か省けて時短になります。例えば、食事の際にいつも使う、お茶碗、湯飲み、汁茶碗、お箸などをお食事セットを作るとか、お風呂に入る時には、下着やパジャマ、タオルなどのお着換えセットや、ホテルのアメニティセットのようなものを作るとか。その小さな時間短縮も積み重なると、自分の好きなことをする時間に使えたりして、気持ちもほっこり...
「どの部屋もモノでいっぱいで」「よし!3日で片づけちゃいましょう」なんて、子世代の方からは、よく聞かされます。が・・・「どの部屋もモノでいっぱいで」のモノがいっぱいのお部屋のいくつかは、親御さんのモノでなくて、自分の家が狭いからとか、当分、使わないから・・・・とかなんて理由で親御さんの家に運び込まれたお子さんだったり、お孫さんのモノに占領されてるってことも少なくありません。先ずは、お子さんがそれを...
子世代の方々も、親御さんの為に良かれと思って、「片付けないと!」「なんで、こんなにモノがあるの!」「要らないものは捨てないと!」などなど・・・と言ってしまいますが、それを言われている親御さんは、片付けた方が良いとは分かっていても、加齢によって、体力や気力が落ちているところにガミガミと言われてしまうと、叱られているようで、心が閉ざされていって、「このままでいい!」なんて、頑なになってしまわれたりしま...
最近、よくお会いするAさん。会う度にイキイキしてる感じで、こちらも嬉しくなる。でも、2年ほど前のAさんは、連れ合いさんを亡くされた喪失感からか何事に対しても無気力で、何もする気が起きなかったようで、お部屋の中も乱れていました。口から出る言葉も「どうせ私なんて生い先短いから」「だって一人なんだから」「なにもやりたくない」っていうようなネガティブなことばかり。片づけをしながらお喋りをして、沢山、吐き出し...
先日、これからの自分がどのように暮らしていくかその為には、どう家の中を整えるか?と住まい方について相談に来られたAさんから、「聞いたときは、半信半疑だったけど、ほんとに起こるんだ!教えてもらってて良かった!」と言いに来て下さいました。2階建ての戸建てにお住まいのAさん。2階にある寝室から、夜中にトイレに行く際に手すりはついているものの、階段の上り下りに少し不安を感じるなどお話を色々と伺った上で、私が...
高齢になると、安全なものということで、ガスコンロをやめてIHクッキングヒーターに交換されるということも多いですよね。でも、操作方法が長年慣れ親しんだガスコンロと違っているため使いづらいということから、新しくしたコンロで調理をすることを諦めてしまう方もいらっしゃるようです。そんな方にリンナイ株式会社が高齢者や認知症の方に配慮して新開発した、ガスコンロをご紹介します。新開発のガスコンロは、視覚や聴覚、...
お家の中を整えることは、何故かしら、後回しになってしまうことが多いですが、お家の中の様子って、心とリンクしてるように思えるのです。仕事が忙しかったり、何か悩み事があったりするとお部屋の中が散らかったままに・・・ってこと、皆さんもありませんか?年齢を重ねることによる体の動きにくさや、気力や体力がもたないかったりで高齢になると、その心に抱えたものが大きくなってしまうのかな?お部屋の中が荒れてきて、誰か...
実作業の現場に行くと、よく目にする『布』で覆われた目隠しエリア。急に人が来られるなどで、大慌てで片づけをすることになったけれどどうしようも出来なくて、とりあえずの一時しのぎで、散らかったモノを集めて、布で覆って隠してらっしゃるようです。ほんとうに一時しのぎなら良いのですが、大半の方は、そのままの状態に。それに、その目隠しエリアにあるモノは、ほとんど言っていいほど、存在も忘れられて使っていない状態。...
国際機器展が、リアル展は、9月27日(水) ~ 29日(金) 10:00~17:00 (29日(金)は16:00まで)開催されます。※Web展は、2023年8月28日(月)~ 10月30日(月)高齢者、障害者(児)の日常生活の自立促進と社会参加のための福祉機器、リハビリテーション機器や介護機器・用品などの展示、セミナーなどが行われます。私も、時間を作って参加したいなと思っています。ご興味のある方は是非。詳しくはこちら → 国際機器展 ...
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living...
80代の女性が相談に来られた。どうしても、最期まで自分でしたいということの準備をしたいという。その最期までしたいと仰ることは、這ってでもトイレに自分で行くことなんだそうだ。トイレという空間は、排泄をおこなう場所で、究極のプライベートゾーンと私は思っている。このご婦人の仰ることは、私も思っていることでもある。誰しも思う事ではないだろうか。しかし、トイレを直せば良いということではなく日ごろの健康管理は勿...
いつだったか、簡単なアドバイスをした、アクティブな卒寿を過ぎた女性。いつも元気に自転車を乗り回してたのだけれど、コロナ禍になってからは、とんと、顔を見せに来てくれないなと思って案じてたら、先日、久しぶりに自転車に乗って来てくれて、「やっと歩けるようになったんで、明日、死ぬかもしれないから、お姉さんの顔を見に来たのよ。」と言って、洋服のポケットやカバンをごそごそ。あちこちから小銭入を出してかき集めた...
お盆にお子さん達が帰省してきて、久しぶりに賑やかに過ごされたAさん。お子さんたちの家族が滞在中は、得意のお料理を振舞って、お忙しくされていたそうですが、お客様が帰らたら、張り切った分、お疲れがでたようで、お盆の片づけは、ぼちぼちしようと思って・・・と後回しになっていました。大人数での食事で、普段の生活では使わない、道具や器なども、沢山、出したので、キッチンには、モノが沢山。これまで、高い所に置いて...
コロナ5類移行後初のお盆なので、ご実家に帰省される方も多いのでは?帰省は、ご両親の健康状態など、様子を直接確認できる良い機会でもありますね。「なんか変わった」と感じたら、その印象をそのまま放置しないで、対策につなげていくことが大切です。例えば、これまでは、なかったのに階段、廊下、玄関の段差など、壁に手をついて移動しているなどといったことに気がついたら、手すりの設置を提案してみたり・・・。また、ご実...
毎日、エアコンなしでは過ごせないくらい暑いですね。少し前に、視覚から体感温度を下げようという記事を書きましたが、今回は、聴覚から涼しさをというお話。耳で感じる涼の代表格は風鈴。風鈴の音色から脳が「風=涼しい」とイメージして末梢神経に脳からの指示が届いて体温が下がるそうなのです。また、音が鳴ることで、風のリズムを感じ、脳波をアルファ波に導いてリラックス効果をもたらすそうですよ。しかし、最近は、風鈴の...