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リタイア暮らしは風の吹くまま https://blog.goo.ne.jp/lalalemon

日本で生まれ育って27年。海を越えてほぼ半世紀。働く奥さん40年余りで古希を機にリタイアして6年目です。

誰もがすなる日記をばとブログを書き始めたのが2006年の夏。三日坊主が常だった日記がなぜか続いています。異国に根を下ろして波乱万丈?の半世紀が目の前。できるだけ短い記事をと心がけてはいますが、生来冗舌な極楽とんぼです。

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2013/08/09

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  • 旅の空から~ニューノーマル時代の海外旅行は

    10月30日(土曜日)。☂☁🌥(バルセロナ)。夜に土砂降りの雨が降って、けさ起きたら何となく蒸している感じ。朝のうちはざぁ~っと降っては小止みになって、またしばらくしてざざぁ。土曜日は学校が休みなので、外の広場には子供たちの姿がなくて静かだけど、バルセロナの歴史にまつわる一角らしくて、窓の外は観光客の流れがひっきりなし。ほとんどがガイド付きでせいぜい数人から20人くらいまでのグループなので、クルーズ船で来たのかもしれないな。(昨日のツアーで見晴台から港の方を見たら、巨大なクルーズ船が3隻くらい入っていた。)行儀はいいけど、私たちの部屋の窓に向かってカメラを向けるので、うへっ。大戦前の1936年に、ファシスト政権に抵抗した住民がこの広場に避難していて、フランコに協力したムッソリーニのイタリア空軍の執拗な空襲で大勢...旅の空から~ニューノーマル時代の海外旅行は

  • 旅の空から~バルセロナでガウディとの出会い

    10月29(金曜日)。🌥🌤(バルセロナ)。ちょっと怪しい雲行きだけど、今日は1日バルセロナ観光。朝ご飯は宿泊料金に含まれているので、8時近くなってロビーへ降りて行って、「a」という風変わりな名前のレストランでコンティネンタル・ブレックファスト。このレベルのホテルやレストランだとスタッフの英語のレベルもかなり高いので、何か普通に英語で通ってしまって、ときどきどこの国にいるんだっけ?みたいな気分になる。まあ、ヨーロッパはいろんな面で北アメリカとは違っているし、逆のことも多いから、そのたびにヨーロッパにいることを改めて認識するんだけど、楽しい違いもあれば、不便な違いもあって、どっちも異国の旅の経験として窮するのが一番。ツアーガイドさんが10時に来る前に、9時にドクターがホテルまで出張してくれて、帰国に必要なPCR検査...旅の空から~バルセロナでガウディとの出会い

  • 旅の空から~カルカソンヌからバルセロナへ

    10月28日(木曜日)。☁(カルカソンヌ)。🌥🌤(バルセロナ)。寝坊しないように6時45分にセットしておいた目覚ましが鳴っているのになかなか目が覚めなくて、慌てて起床。EUはまだ夏時間なので、日の出は8時ごろで、外はまだ暗い中で朝ご飯。大好きになった山羊の乳のヨーグルトもこれでおしまい。陽気なおばちゃんともお別れ。朝ご飯が終わって出るときに、おばちゃんが大きな声で「オルヴォワール」。ワタシも手を振ってオルヴォワール。勘定を精算して、荷物をホテルの車でバルセロナからの迎えの車が待っている城壁の外の駐車場へ。カルカソンヌでは雷雨注意報が出ていたけど、バルセロナは晴れ。バルセロナへ向かう高速道路はこのあたりの物流の大幹線ということで、大型トラックがずらり。フランスのトラック、スペインのトラックはもとより、デンマーク、...旅の空から~カルカソンヌからバルセロナへ

  • 旅の空から~地図を見ながら歩くのも楽しい

    10月27日(水曜日)。🌥🌤(カルカソンヌ)。今日は自由行動の日。ホテルの朝ご飯はコンティネンタルのバフェで、テーブルに着くと小柄でめっちゃ朗らかなウェイトレスのおばちゃんが「カフェ?クロワッサン?」と聞いて来るので、ウィ、ウィと答えると、熱々のコーヒーポットとクロワッサンとペーストリーを持って来てくれて、ボナペティ。クロワッサンはまだ温かで、サクサクとしておいしい。それにしても、カルカソンヌのあたりはすごく小柄な女性が多い感じで、チビのワタシより背の低い人もいるからびっくり。しかもみんな朗らかにきびきびと働いていて、2度目に会うと(アジア人だから覚えられやすいのか)にこにことフランス語と英語のちゃんぽんで話かけて来て、ワタシも負けずにうろ覚えのフランス語を交じえて答えるので、しまいには昔からの友だちみたいな気...旅の空から~地図を見ながら歩くのも楽しい

  • 旅の空から~隠された財宝の謎

    10月26日(火曜日)。🌥🌤(カルカソンヌ)。今日のガイド兼運転手のエミールが「交通事故の渋滞で遅れてしまって」と言いながらやって来たのは午前9時半。いかにも地中海人と言う感じのおじさんで、こてこてのフランス語訛りの英語が愉快。車で1時間くらいのトゥールーズがベースで、夏の間はカナダのケベックから来る観光客のガイドで大忙しだとか。でも、「ケベックのフランス語はさっぱりわからないんで、英語交じりでやることが多いよ」だって。そうだろうね。ケベック人が固守する「フランス語」は400年くらいも昔の古いもので、現代フランス語とはかなり乖離してしまっているそうだから、ぶっちゃけ「ケベック語」と呼んだ方が良さそうな感じだもの。カナダでは英語とフランス語(ケベック州では一応フランス語のみ)が公用語になっているけど、ケベック州以...旅の空から~隠された財宝の謎

  • 旅の空から~中世の城塞都市には歴史がぎっしり

    10月25日(月曜日)。🌤☀(カルカソンヌ)。何だか冷え込んでいる感じだけど、予報に反して晴れそうで、1年半も待ち焦がれていた甲斐があったというもの。コンティネンタルの軽い朝ご飯を済ませて、9時ちょっと前にロビーに降りたら、ちょうど今日のウォーキングツアーのガイド、ナタリーさんが来ていて、まずはホテルのすぐ隣のゴシック風の教会堂から。外側の塔などは修復のために足場が組まれていたけど、中に入るとステンドグラスがすばらしい。祭壇に向かって左側の円形窓が暗いのは夜を象徴しているからで、祭壇の中央には(文字を読めない信者のために)聖書のストーリーを描いた背の高いステンドグラスが3枚あり、右側には太陽(神の光)を表す明るい円形窓がある。この地方はローマのカトリック教会組織に抵抗したカタリ派キリスト教徒の勢力が強かった時期...旅の空から~中世の城塞都市には歴史がぎっしり

  • 旅の空から~さようなら、シルバーシャドウ号

    10月24日(日曜日)。☁🌤(バルセロナ→カルカソンヌ)。朝6時半に起きて、下船の準備。夜の間に勘定の精算書が来ていて、開けてみてびっくり。パッケージには船の上で使えるクレジットがだいたい1人100ドルほど(船の上ではアメリカドルが標準通貨)ついてくるんだけど、精算書を見たら1件だけどんと1000ドル。セールスで大きな額がつくことがあるけど、航行中に増えることはまずないのに、合計で1500ドルのクレジット。予約して前払いしてあった寄港地でのツアーの代金とプレミアムWifi(1人2台のデバイスを使える)の料金と相殺すると、クレジットカードへの請求額はたったの46ドル。うはぁ、日本だったら4500円ぃ頼加奈。だしと出血サービスしてくれたのかな。朝ご飯を済ませて、忘れ物がないか今一度確認していたら、バトラーのデンバが...旅の空から~さようなら、シルバーシャドウ号

  • 旅の空から~クルーズの終点バルセロナに到着

    10月23日(土曜日)。☁🌤☀(バルセロナ)。午前8時ちょっと前に私たちのクルーズの終点であるバルセロナに入港。船は明日の夜にマラガに向けて出港するそうで、カディスの後はジブラルタル海峡を抜けて大西洋のカナリア諸島を回って、リスボンが最終的な終点。地中海の観光シーズンが終わったので、大西洋に出て暖かいところへ移動するんだろうな。Silverseaには、AとBの間のクルーズの他に、AからB、BからC、CからD、DからEと言うように、1週間から10日のクルーズをつないだグランド・クルーズと言うのがあって、AからCまでとか、BからDかEまでとか、暇がたっぷりあればAからEまでぶっ通しとか、予算と時間に応じて選べるようになっている。乗客定員が一番大きな船でも600人足らずの小型の船ばかりだし、子連れ向きの設備が何もない...旅の空から~クルーズの終点バルセロナに到着

  • 旅の空から~地中海の小さな島々の豊かな歴史と遺産

    10月22日(金曜日)。☁🌥🌥☁(パルマ・デ・マヨルカ)。午前1時半くらいだったか、ドタン、ゴロゴロという騒音で目が覚めて、何だよぉ~とイラついていたら、カーテンの隙間からピッカァ~、そしてすかさずドッタン、ゴロゴロ。あは、雷っ。船長が次の寄港地への到着が遅れるかもしれないと言ってたのは、雷雲を避けてちょっぴり遠回りするということだったのかな。海の上の雷鳴は地上の空の雷鳴とは何となく音の質が違うなあ、なんて思いつつ、寝返りを打って顔がベランダの方を向いたとたんにまたまたゴロゴロ。起き出してトイレに行ったついでにカーテンの隙間から外を見ていたら、うわわわ、暗い空いっぱいにみごとな稲妻の乱舞。コロンブスも古代のギリシャ人もフェニキア人もきっとこんな雷雨を見たんだろうな。さぞかし怖かっただろうな。いや、勇敢な海の男は...旅の空から~地中海の小さな島々の豊かな歴史と遺産

  • 旅の空から~パエリャ、パエリャ、おいしいパエ~リャ

    10月21日(木曜日)。☀🌤🌥(バレンシア)。夜明けの空の下、バレンシア港が近づいて来るのを見ながら朝ご飯。しずしずと入港して、接岸は午前8時。今日のツアーは出発が10時過ぎなので、朝ご飯の後でのんびりとウォーキング。デッキ9はプールを下に見下ろすジョギングトラックになっていて、12周すると1マイル、つまり1.6キロ。船尾の方には沈みかねている月(満月かな?)、船首の方は登って来る朝日。今日もいい天気になりそうで、予想最高気温は何と26度だって。朝のうちにWifiの状態をお試し。通信衛星の位置次第と言うことだけど、だいたい7時前はわりと早く繋がるのは朝のラッシュ前の道路みたいなものかな。そこで早めに起きた朝は、それっと前の日にアップロードし損ねたものを上げて朝ご飯と言うルーティーンができて来たからおもしろい。ベ...旅の空から~パエリャ、パエリャ、おいしいパエ~リャ

  • 旅の空から~船上での1日は海と空が会うところ

    10月20日(水曜日)。🌥🌤(フランスとスペインの間)。マルセイユから一路スペイン南部のバレンシアへ。今日は「DayatSea」、つまりどこにも寄港せずひたすら航海する日で、朝ご飯のレストランが開くのもいつもより30分遅い。午前中に中間の抗原検査がある以外は、みんな1日中船の上でいろんなアクティビティに参加したり、天気が良ければプールサイドで日向ぼっこをしたり、ベランダで読書をしたりの、まあ、休養日のようなものかな。ローマから始まって、イタリア語圏のイタリアン・リヴィエラからフランス語圏のフレンチ・リヴィエラと地中海を旅して、スペイン語(カタロニア語)圏のバレアレス海に入って来たわけだけど、人種的にも文化的にもあまり大きな違いがないような気がするのは、古代からギリシャ人、ローマ人、サラセン人、ムーア人その他との...旅の空から~船上での1日は海と空が会うところ

  • 旅の空から~マルセイユは想像とは全く違っていた

    10月19日(火曜日)。🌤🌤(マルセイユ)。朝焼けの山の上に聳え立つノートルダム・ド・ラ・ガルド聖堂の聖母像に見守られるようにしずしずとマルセイユに入港。接岸したのは旧港に近い埠頭で、リヴィエラの風物みたいな赤っぽい建物が並び、目の前にもうひとつの大聖堂。ベランダから見える防波堤のずっと向こうに(ズームインしたら)大型のクルーズ船が何隻か停泊中。乗客定員380人のSilverShadow号は今どきのクルーズ船としては小型なので、街中に近い港の普通の埠頭に接岸できるという利点があるし、何よりもいかにも「客船」という感じなのがいいな。何千人もの客を乗せる大型の船は、遠くから見るとどうしても超満載の巨大コンテナ船みたいに見えてしまうもの。ジェフの話だと、ああいう大きな船には中央に窓のない小さな船室がずらっと並んでいる...旅の空から~マルセイユは想像とは全く違っていた

  • 旅の空から~石畳の細道をどこまでも

    10月18日(月曜日)。☀☀(ニース)。午前8時。朝ご飯を食べている間に、3つ目の寄港地ニースに入港。当初の予定ではポルトフィーノの次はイタリアの隣のモンテカルロだったんだけど、モナコが今年いっぱいクルーズ船を受け入れないことにしたので、急遽モナコを通り過ぎて隣のフレンチ・リヴィエラのニースに変更。埠頭近くの建物の色合いがポルトフィーノと同じなのは、同じサルディニア産の石を使っているということかな。イタリアからフランスまで(たぶんスペインまで)、国が違っても、言葉が違ってもあまり違和感がないのは、リヴィエラが古代ギリシャ人の時代から「地中海文化」を展開して来たところだからだろうな。きのうの夜にポルトフィーノを出てから、遠い水平線に知って人間が住んでいることを示す小さな明かりが一晩中瞬いて見えていたっけ。今日は5...旅の空から~石畳の細道をどこまでも

  • 旅の空から~沖のクルーズ船が我らのヨットなの

    10月17日(日曜日)。☀☀(ポルトフィーノ)。目が覚めたらもう8時で、2つ目の寄港地ポルトフィーノの沖にすでに錨を下ろして停泊中。今日のツアーは9時半集合なので、慌てて飛び起きて身支度。それにしてもよく眠ったもんだ。きのうは午後に3、4時間も昼寝をしたのに、まだ寝足りなかったのか、9時間も眠ってしまったんだから、びっくり。もしかしたら、巣ごもりしているうちにそのくらい年を取ってしまったということなのかな。だとしたら、ほんとに2年というシニアにとっては黄金の時間を盗まれたような感じで、ワタシの貴重な時間を返してくれぇと叫びたくなるくらい。急いで朝ご飯を食べて、急いで支度をして、滑り込みセーフで補給船に乗り込んで、ポルトフィーノへ。小さな入江を急な斜面が囲んでいるような小さな村(住民登録をしているのは500人くら...旅の空から~沖のクルーズ船が我らのヨットなの

  • 旅の空から~クルーズ船のWifiは何とも心もとない

    10月16日(土曜日)。☀☀(リヴォルノ)。まだ何となく時差ぼけとロンドンでの大迷惑のストレスの影響が残っているのか、寝つきが悪くて、2人ともエネルギーが枯渇したような気分で目が覚めた。寝不足にめっちゃ弱いカレシは、ロンドンからの寝不足を引きずっていて、おまけにインターネットの接続状況が悪かったもので、イライラしてよけいに寝つきが悪いようで、ご機嫌ななめの感じ。それで、今日は午前8時半からルッカと言う町のバロック風庭園のツアーを予約してあったのをキャンセル。料金は払い戻しがないので、キャンセルと言うよりもやり過ごしたという感じかな。もったいなくもあるけど、とにかく1日のんびりして、午後には昼寝でもして、バッテリを充電しなくちゃ埒が開かない。地上のWifiネットワークと違って、クルーズ船のWifiは通信衛星が頼り...旅の空から~クルーズ船のWifiは何とも心もとない

  • 旅の空から~アリヴェデルチ、ローマ

    10月15日(金曜日)。☀☀(ローマ)。いよいよ船に乗る日。天気はいいけど、ローマは肌寒い。朝食込みなので、ホテルのレストラン。部屋番号を聞かれて、トレ・チンコ・クアットロとやったら、ペルフェクトっと返って来た。あはは、ブオンジョルノ、ブオナセラ、グラツィエ、プレゴ、チャオと、何となくいっぱしのイタリアン気取りの気分になるけど、それ以外はもちろん英語で「お上りさん観光客」。行く先のあいさつと感謝の言葉と1から10までの数字を覚えておけば、後はとっときのスマイルで何とかなるというのがワタシ流の海外旅行術。コンティネンタルのバフェで、オレンジジュースとたっぷりのフルーツとクロワッサンとカプチーノ。午前9時にSilverseaのホスピタリティデスクが開くので、降りて行って船に運んでもらう荷物に付けるタグと、健康状態の...旅の空から~アリヴェデルチ、ローマ

  • 旅の空へ(続きの最後)~ローマの空港の手際の良さでやっと人心地

    10月15日(金曜日)。午前7時前、シャトルバスがヒースロー空港ターミナル5に到着。早朝なのでそれほど混雑していなくて、ターミナルはけっこう静か。前の日に搭乗券をもらっていたので、荷物のチェックインもすいすい。搭乗ゲートの案内板には、英国航空(BA)ローマ行きBA548便のゲートは午前7時30分にお知らせとしか出ていない。もうすぐだからと案内板の下でぶらぶらしていて、オマールとナンシーとばったりと合流。しばらくしてダイアンとウォーレスも合流。えらい目に遭ったよなあ、夕食と称する食事は絶対に昼の残り物だぜ、もう2度とBAには乗るもんか、と思いがけず即席の「旅行グループ」になった6人。搭乗口はA1の表示が出て、ぞろぞろとそっちに行って、ベンチでまたひとしきり。今日は(BAにしては珍しく?)定刻発で、搭乗の案内があっ...旅の空へ(続きの最後)~ローマの空港の手際の良さでやっと人心地

  • 旅の空へ(続きの最後)~ローマの空港の手際の良さでやっと人心地

    10月15日(金曜日)。午前7時前、シャトルバスがヒースロー空港ターミナル5に到着。早朝なのでそれほど混雑していなくて、ターミナルはけっこう静か。前の日に搭乗券をもらっていたので、荷物のチェックインもすいすい。搭乗ゲートの案内板には、英国航空(BA)ローマ行きBA548便のゲートは午前7時30分にお知らせとしか出ていない。もうすぐだからと案内板の下でぶらぶらしていて、オマールとナンシーとばったりと合流。しばらくしてダイアンとウォーレスも合流。えらい目に遭ったよなあ、夕食と称する食事は絶対に昼の残り物だぜ、もう2度とBAには乗るもんか、と思いがけず即席の「旅行グループ」になった6人。搭乗口はA1の表示が出て、ぞろぞろとそっちに行って、ベンチでまたひとしきり。今日は(BAにしては珍しく?)定刻発で、搭乗の案内があっ...旅の空へ(続きの最後)~ローマの空港の手際の良さでやっと人心地

  • 旅の空へ(続き3)~英国航空もホテルもなんだかなぁ

    10月15日(金曜日)。英国航空(BA)が手配したのはシェラトン・スカイライン・ホテルで、わりと古ぼけたホテル。ただで止めてやるんだから文句言うなってところなんだろうけど、まず部屋が寒い。(北米に比べると、ヨーロッパは室内に温度がおおむね低めにセットされているという感じがする。)ロビーにはクラシックな帽子付きの制服を着たキャビンアテンダントやパイロットが出入りしているところを見ると、主に航空会社の関係者が利用しているらしい。渋いワインレッドの制服はカタール航空のものだった。みんなすごい美人揃いで、何となくタイムスリップしたような感じ。チェックインの時に、オマールがホテル券が食事込みではないことに気づいて、ここでもまた粘り強く抗議。ホテルの言い分は「宿泊券に食事付きと明記されていないというもので、オマールの言い分...旅の空へ(続き3)~英国航空もホテルもなんだかなぁ

  • 旅の空へ(続き2)~ちょっとやりすぎじゃない?

    10月15日(金曜日)。ロンドンのヒースロー空港でローマ行きの便に直接乗り換える予定だったのが、英国航空のチョンボのおかげでロンドンに1泊することになって、空港の外に出なければならないので、素通りするはずだったイギリスに「入国」する手続きが必要になった。翌朝までローマ行きの便がないんだからしょうがないんだけど、前日にコロナによる入国規制が変わって、陰性証明がないと14日の隔離が免除にならない。でも、イギリスが目的地じゃないんだから、14日も隔離されてはたまったもんじゃないし、第一誰もそんなお金は持っていないし、隔離場所の当てもないじゃないの。証明自体は6人ともカナダを出る前にPCR検査で陰性を確認しているんだけど、バンクーバー出発の遅れと間に合わなかった乗換えの代替便の手配に時間を費やしているうちに有効期限が切...旅の空へ(続き2)~ちょっとやりすぎじゃない?

  • 旅の空から~ローマの休日

    旅の空から~ローマの休日2021年10月14日10月14日(木曜日)。☀🌤。目が覚めたのは6時近く。少しは体内時計のリセットが進んでいるのかな。朝ご飯のレストランが開くのが7時なので、ゆっくりと今日のプランを練ったり、写真の整理や何やら。海外旅行で一番頭を痛めるのが充電するための電源。ヨーロッパは電圧が高いだけじゃなくて、プラグの形が北アメリカのと全然違うからやっかい。あんまり静かなので、テレビでラジオのチャンネルを見つけて、バックグラウンド出かけておく。朝のうちはニュース番組のようで、イタリアだからもちろんイタリア語。でも、ところどころ知っている単語が聞こえたりして、しまいには何となくわかるような錯覚が起きるからおもしろい。朝ご飯はオレンジジュースとフルーツとクロワッサンとカプチーノで、ヨーロッパに来たという...旅の空から~ローマの休日

  • 旅の空へ(続き)~一難去ってまた一難

    10月14日(木曜日)。遅れに遅れてバンクーバーを飛び立った英国航空(BA)ロンドン行きBA84便。ビジネスクラスとしては、これまでに利用したエアカナダとニュージーランド航空に比べるとクオリティは格段に落ちるし、デザインセンスはやっぱり今いちかな。座席は座り心地が良くないし、幅が狭いので使い勝手も良くない。唯一、フルにフラットにしたときはまあまあと言う感じだったけど、やっぱり狭さが災いして、寝返りを打つとひじ掛けにぶつかって目が覚めてしまうから、あんまりよく眠れなかった。できる限りしっかり睡眠を取りたいから高い料金を払ってるので、ちょっと損した気分。食事も、あまり期待はしてなかったけど、ここでもイギリス人の料理のセンスのなさが丸出しの感じで、私たがかって何を食べてるのかわからないくらいで落第点を出したキャセイ航...旅の空へ(続き)~一難去ってまた一難

  • 旅の空から~旅立ちの前奏曲はどえらい波乱万丈

    10月13日(水曜日)。☁(ロンドン)🌤(ローマ)。ロンドンのホテルで目が覚めたのが午前2時。きのうのうちに入国しているはずだったイタリアの乗客追跡票の乗換え便の情報を修正しなきゃと気づいて、そろりと起き出してラップトップを立ち上げて、静かに静かに作業(パスワードをメモった紙を持って来てよかった)。ロー迎えているはずなのになぜロンドンで目を覚ましたかと言うと、いやぁ、それが長ぁ~い、長ぁ~い物語で・・・。月曜日。用意万端ととのっで、午後5時過ぎにタクシーを呼んで、余裕たっぷりの時間でバンクーバー国際空港(通称YVR)。についてみたら、うっはぁぁ、英国航空のチェックインカウンターの前はものすごい人がいて、長い、長い行列が一体どこまで続くのか見当もつかない、異様な光景。とにかく優先カウンターに近い列に加わったら、係...旅の空から~旅立ちの前奏曲はどえらい波乱万丈

  • 出発前は洗濯に荷造りにゴミ捨てにコピー取りであたふた

    10月11日(月曜日)。☀🌤。いい天気。連休最終日で、感謝祭の祝日。旅行日和というところ。朝ご飯を食べたら、まずはいの一番に洗濯。それから、持って行く書類のコピー作り。空港で提出したときに返してくれなかった場合に備えて、念のため。PLFは出したらそれでおしまいだろうと思うのでそれぞれ1部ずつ、PCR検査の陰性証明書は特に重要なので3枚ずつ、ワクチンの接種記録も2枚ずつコピーしておいた。空港で必要な書類と船に乗る時に必要な書類と重要書類のコピーを分けて別々のクリアファイルに収納。カレシが「そんなにコピーして行くのか」と半ばあきれ顔。だって、いつでもどこでもプリンタにアクセスできるとは限らないじゃないの。書類が整ったら、荷造りの仕上げ。と言っても、ほとんどはうまく収まってしまったので、入れるものと言えば歯磨き道具や...出発前は洗濯に荷造りにゴミ捨てにコピー取りであたふた

  • 誰もがスマホのアプリで何でもやれるわけじゃないだろうに

    10月10日(日曜日)。☀🌤。連休中日。いやぁ、きのうと打って変わっていい天気。いよいよ伸るか反るかの日で、まずはさっと朝ご飯を済ませて、いざPCR検査へひとっ走り。日曜日でも予約ができるところはごくわずかで、トラベルエージェントのジェフが見つけてくれたのはリッチモンドにあるクリニック。小さな店が並んだ角の小さなモールの真ん中にあって、中に入ったら壁のいろんな張り紙がどれも中国語。さすがに人口の半分以上が中国系だけあるな。予約は10時と10時10分だったけど、一緒に診察室に通されて、向かい合った椅子に座って待っていたら、若いドクターが来て名前を生年月日を確認して、「どちらが最初」。すかさずカレシが「彼女」とワタシを指さしたので、ドクターが長い綿棒を見せて「これを鼻の奥に入れて回しながら5つ数えますからね」。へえ...誰もがスマホのアプリで何でもやれるわけじゃないだろうに

  • どれもこれも安全な旅のためと思えばえんやこら

    10月9日(土曜日)。☁🌧☂。三連休初日は寒々とした何ともしょぼい天気。朝ご飯を食べて、コーヒーを飲みながらメールをチェックしていたら、あら、また英国航空から。何じゃいなと思いつつ開いたら、えええっ。月曜日から、海外からイギリスに到着する場合にPLF(乗客位置確認票)の提出が義務付けられることになって、空港を出ないで別便に乗り換える場合でもイギリス到着前48時間以内に必要だって。おいおい、この差し迫ったときに何なのよ、もう。イタリア行きのPLFはとっくに提出してあるけど、イギリスはEUから脱退しちゃってるから、EUのは使えないってことかな。まあ、ヒースロー空港の同じターミナルで同じ英国航空のローマ行き乗り換えるので、フライトの情報があればいいんじゃないかな。それにしても、ほんっとにくるくると変わるから、めんどく...どれもこれも安全な旅のためと思えばえんやこら

  • 昔ペーパーワーク、今アプリワーク、でもやっぱり煩雑

    10月8日(金曜日)。🌥☁🌤。感謝祭の三連休の前の日。バケーションの準備はいよいよ大詰めというところ。今日はイタリアに入国するために必要なPLF(乗客位置確認票)という書類を作成することにして、ジェフが送ってくれたリンクでフォームを開いて、先にダウンロードしておいた69ページもあるマニュアルを見ながら入力。まずはカレシのから始めて、Gメールでアカウントを設定。飛行機便を選んで、航空会社、便名、座席番号、出発地、出発日時、目的地/乗継空港、国名、到着日時。次に乗継便について同じデータを入力して、次に自宅住所、行先国での住所(ホテル)、同行家族(氏名、性別、年齢、座席番号)。最後に生年月日、出生国と出生地(州と市)、国籍を入力して、陰性証明とワクチン接種完了の証明を提示すると約束する宣誓をして「提出」。ほどなくして...昔ペーパーワーク、今アプリワーク、でもやっぱり煩雑

  • 病歴があると旅行医療保険はコロナ抜きでも高い!

    10月7日(木曜日)。🌤🌤🌥。いい天気だけど、何か急に秋が深まってしまった感じ。首を長くして待っていたクルーズがほんっとに目の前に迫って来て、今日はまず旅行保険の手続き。予約は11時だったけど、帰国の際に必要なArriveCANという書類についていろいろと調べるのに夢中で、危うく時間に遅れるところ。BCAAのオフィスが道路向かいじゃなかったら、ほんとに慌てるなんてどころじゃなかった。ま、とるものもとりあえずという感じで2人揃って猛ダッシュ。旅行に出るときは必ず旅行医療保険をかけて行くんだけど、今回はコロナのおかげでややこしそう。最近になってコロナをカバーする保険も出て来たという話で、保険料は相当に高くなるだろうなと覚悟。特に心臓手術の経歴があって処方薬を服用しているカレシの保険料は、健康状態と病歴に関する質問票...病歴があると旅行医療保険はコロナ抜きでも高い!

  • コロナのワクチンをしないでいるとクビになるんだって

    10月6日(水曜日)。🌥☁🌤☁。ほんっとに秋の空。白い雲、黒い雲、灰色の雲が入り混じって、空模様がくるくる変わるので、見ていて飽きることがない。忙しいときなんか、つい時間のたつのを忘れて見とれていて、うっはぁ~と慌てることになる。で、ちょっと落ち着いたら、改めて自然ってすごいなあと感慨を新たにするわけ。まあ、人間は本質的にアナログなんで、類人猿から人類になって、ホモサピエンスが霊長類の頂点に立ってこの方、AIなんか足元にも及ばないような野放図で無限の可能性が広がる時空間を生き抜いて来たのに、このわずか2、30年の間にいったいどうしちゃったんだろう。この年(70代)で良かった思う反面、もし子供や孫がいたらその未来をどれだけ心配したことか。哲学的なつれづれ思考は今の環境ではストレスになっちゃうので横に置いといて、今...コロナのワクチンをしないでいるとクビになるんだって

  • デスクトップとラップトップとスマホをリンクするのに1日がかり

    10月5日(火曜日)。🌧☁⛅。あぁ~あ、灰色の雲がどよぉ~んと低くかかって、手が届きそうな錯覚が起きる。また前線の通過で大風が吹くそうで、高いところでは雪が降るかもしれないと言う予報。まあ、10月だし、「人間心と秋の空」って言うからね。あはは、ここはジェンダーニュートラルで行こう。女心も男心も移ろいやすいことに変わりはないんだから。きのうは1日中かなり頑張ったので、きょうはちょっと気分を変えて、ワタシのラップトップを旅行用にアップデート。いつもそばに置いてあるのにめったに使うことのないSurfaceだけど、旅先ではなくてはならないもの。ブラウザのChromeやGメールはグーグルのアカウントでデスクトップ、ラップトップ、スマホの全部を同期していて、いつでもどれでも使えるからいいけど、デスクトップを新調したついでに...デスクトップとラップトップとスマホをリンクするのに1日がかり

  • 税務署と保険とワクチンパスポートと旅の重要書類

    10月4日(月曜日)。☁⛅🌤。また月曜日。ローマに向けて飛び立つ日まであと1週間。あと1週間しかないんだっ。タイヘンだっ。旅行に出かける前ってほんっとに慌ただしくて、忙しいったらない。まあ、いっつもそうなんだけど、やらなければならないことがたくさんあって、その上に余計な「やらなきゃ」リストができたりするから、カレンダーを横目で見ながらバタバタ、バタバタ。今日はとにかくできるだけたくさんやっつけておこうと、金曜日にカレシ宛に来ていた歳入庁からのレターから・・・。私たちの所得税の確定申告は会計事務所が電子申告するので、寄付や医療費などの控除した経費の領収書がついていないため、年によっては審査に引っかかって「30日以内に領収書を提出せよ」というレターが来る。去年は税額控除の対象なるArtsClubへの寄付の額が特に大...税務署と保険とワクチンパスポートと旅の重要書類

  • テレワークがスポットを当てたのは夫婦の絆かも

    10月3日(日曜日)。☁⛅🌤。目が覚めたらもう8時半近く。何となくぐずぐずしているうちに、カレシが「スクランブルエッグを食べたくなった」。あら、卵、あるよ。作る?「う~ん、ガスレンジの使い方、よくわからないからなあ」。あっ、そ。「トーストにスクランブルエッグを載せただけのでいいんだけどさ」。それじゃあということで、ごそごそと起き出して、身支度を済ませてキッチンへ。卵3個を溶いてフライパンでかき回している間に、カレシはルーフデッキからパセリとバジリコを摘んで来て、もいでから色づいたプチトマトをスライス。ブリオシュのトーストに卵を載せてお皿に盛ったら、あぁら、けっこうおしゃれっぽい朝ご飯になったじゃないの。こういう「2人の朝」もたまにはいいもんだね。おとといの「おうち会食」のテーブルではいろんな話題が飛び交って賑や...テレワークがスポットを当てたのは夫婦の絆かも

  • もしかしてIT技術も人間も賞味期限切れとか?

    10月2日(土曜日)。☁🌤⛅。いやあ、きのうは楽しかったぁ。前菜もサラダも鴨のコンフィもみんな大好評で、特に腕まくりをして大奮闘したわけじゃないけど、シェフ冥利に尽きる気分。ドイツ系でソーセージ通というダグがサラダに添えたソーセージを気に入って、「どこで売ってる?」と聞くから、行きつけのSave-On-Foodsのスペシャルティアイテムのフリーザーにあるのよ。鴨の足も同じフリーザーに胸肉と一緒に置いてあるの。家ではダグが主に料理をするということで、コンフィに不可欠の脂を自分で精製する方法とか、ポケの作り方とか、キッチンでのあれこれ料理談義も楽しかったなあ。お開きなったのはそろそろ10時という頃で、2人が持って来た白ワイン1本とワタシが用意した赤ワイン2本はどれもぜぇ~んぶ空っぽ。超が付く久しぶりの「おうち会食」...もしかしてIT技術も人間も賞味期限切れとか?

  • お客さんを呼んでのディナーはシンプルイズベスト

    10月1日(金曜日)。⛅🌤。あぁ~あ、とうとう10月。首を長くして待っていたバケーションも、もうあと10日になっちゃった。コロナ時代の「ニューノーマル」の旅行には今までなかった手続きが何かといろいろあってめんどくさいけど、見方を変えれば、激安で楽々に慣れた人たちはそのめんどうくささを嫌うだろうから、納得してルールに従う人たちが中心になって、ある意味で「安心度」が高まるような感じがする。さて、今日はピーターとダグが来るので、朝からちょっとばかり忙しい。お客を呼んでのディナーなんて、ほんとに2年ぶり近いんじゃないかな。ちょうどよく解凍した鴨の足を冷蔵庫から出して、キャセロールに並べて塩をパラパラ、胡椒たっぷり。そのまま蓋をしておいて、ルーフデッキのハーブポットからタイムをひと掴み。フリーザーからキハダマグロとビンナ...お客さんを呼んでのディナーはシンプルイズベスト

  • スマホを壊して新しいのを買いに行ったら1年で20万円の節約になった話

    9月30日(木曜日)。🌧☁⛅🌤。今日で9月もおしまい。カレンダーを見て、もう1年の4分の3が過ぎちゃったんだなあとため息。何となく急かされているような気がするけど、きのうの夜に一大事件が起きたせいかな。事件というほどのことじゃないんだけど、晩ご飯の後でカレシの運転でHマートに行って帰って来て、駐車場で後部座席の床に置いていた買い物袋を出そうとしたところで、ガッチャン。えっと思って足元を見たら、ワタシのスマホがコンクリートの床にコロン。かがんだ時にジャケットのポケットから落ちたらしい。慌てて拾い上げてスワイプしてみたけど、どうやら即死。あぁ~あ。TELUS(電話会社)の販売店がモールの中にあるので、10時の開店時間に駆けつけて、仕切り板の向こうでモニターを眺めていたおじさんに、スマホが壊れちゃったので新しいのがい...スマホを壊して新しいのを買いに行ったら1年で20万円の節約になった話

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