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陽出る処の書紀 https://blog.goo.ne.jp/yorozu-haki

芸術・フィギュアスケート・映画・アニメの感想。リリカルなのは・神無月の巫女・マリみて小説掲載中

魔法少女リリカルなのは・マリア様がみてる・神無月の巫女(Fate/stay nightとクロス有)・鋼の錬金術師・京四郎と永遠の空の二次創作小説を掲載中。百合やや多め、他傾向もあり。芸術作品・フィギュアスケート記事、映画・アニメ(輪るピングドラム・少女革命ウテナ)・漫画のレヴュー、写真つき駄文日記のよろずブログ。

万葉樹(よろずは いつき)
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2008/09/29

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  • 研究者になれなかったひとの活路 その2

    拙ブログの記事でたびたび読まれる記事リストにあがっているのが「研究者になれなかったひとの活路」です。これは数年前にある女性研究者が自死した件を題材にしたものです。大学の専任教員になれずに、結婚した相手がメンタル不全で将来を絶望した…という。勉強さえしていれば、学歴さえあれば、語学を磨いて海外に行けば、お偉い先生に従っておけば、最後の手段で夫に養われたら。そういったゆがんだ依存心が自分の人生を開けなかった理由ではないでしょうか。東大卒の四兄弟を育てた教育ママが人気ですが、東大卒の娘が専業主婦志望と語っていたと聞いて、正直、日本の高等教育やお受験熱は間違っていると思わざるを得ません。学歴を高めた人ほど、その能力を社会で活用して、しっかりと働くべきで、自分は他人に雇われたくないからひきこもりたい、賢そうなことだ...研究者になれなかったひとの活路その2

  • デジタル化で二次創作文化はすこぶる飛躍したのだね

    世界で最古の二次創作は、中国の小説『金瓶梅』だとされています。これは『水滸伝』に登場するある義侠の敵役となるはずの色欲な商人とその細君たちを描いた、なんとも酒池肉林なお話。さすが、西遊記やら、三国志演義やらを生み出した大国だけはあります。スケールが壮大過ぎて、眩暈がします。私はその内容を、さらに現代版アレンジされた漫画の電子版で一部だけ読んだことがありますが、まあ、レディコミのノリですね。…よい子のみんなは読まないで(笑)さて二次創作それ自体が古い歴史をもつといえども、これが飛躍的に進歩したのは20世紀後半、もっと言えば今世紀に入ってからといえます。私がブログ上で二次創作を手掛けた少し前のゼロ年代、すでに個人サイトは当然ながら、無料の掲示板などでファンノベルの投稿はよく見かけました。現在ではピクシブやツイ...デジタル化で二次創作文化はすこぶる飛躍したのだね

  • 作家買いした作品にも当たりはずれがある

    私は現存の作家さんの本はたいがい書店で買い求めますが、物故者の場合はブックオフなどのセール時にまとめ買いすることがあります。ブックオフはたいがい定期的にクーポンが配布されるので、この機会にと、一挙に20冊ぐらい買ってしまう漫画や小説があるのですね。そもそも、お買い得だからと飛びついてしまって、後でなんとなく後悔してしまい、売り払ってしまうこともあります。私はたいがい小説の場合はファーストコンタクトが図書館。二、三冊読んでみて、手元に欲しいなと思ったら作家買いしたくなります。あとは、子どもの頃にハマっていた作家で、今は手放してしまっただとか。著名な作家でも、全集が出ているぐらいの作家でない限りは全作品読めるわけでもなく。あるいは、文庫本みたいな小さいサイズがよいから、取り寄せたい場合。ある時期、私は新田次郎...作家買いした作品にも当たりはずれがある

  • 古い衣服や靴は貯めこんではいけない

    コロナショックで外出の機会が減った(わけではないのですが)のか、服があまり売れないそうです。アパレル業界の苦境も聞かれるようになりましたし。近所の商店街でもブティックが閉店したりしています。シーズンものですから、在庫が多いと厳しいですよね。私は定期的に断捨離していますが、何度もなんども家族ブロックに遭っています。同居人は衣服や靴の大量買いが大好き。通販で色違いを複数買いしてしまうのです。各自のプライベートスペースがあって、私は極力自分の部屋や持ち家の特定部分にしか保管しないように努めています。しかし同居人は、買った先からあちこちにほったらかすので、日用品の買い置きと混在し、そのうえに積み重なり隠れてしまう。結果として袋詰め箱入りのまま何年も、下手したら十年以上も放置されていたものまでありました。これが水回...古い衣服や靴は貯めこんではいけない

  • 数字を管理すれば、お金の不安から解消される

    コロナ禍で収入が目減りしたこともあって、そして時間が空いたこともあって。思い切って会計ソフトの活用に乗り出してからはや数箇月。最初はわずらわしく感じていたが。勘定科目ごとの集計がかなり簡単で、慣れれば、かなり楽ちんだと感じるようになった。会計ソフトは会社でも使用しているが、種類が違う。法人企業のそれは、手形取引なり、口座振込なり、現金直払いなどいろいろあって、取引先ごとにサイトも異なるから、かなり管理がややこしい。支払いが遅れたら督促をかける。こうした会社での業務をこなすうちに、自分の個人事業上の会計処理がかなりやさしく感じられた。つくづく、零細規模なのだと感じてしまう。それはともかく。家計簿にひとまず公私混同でお金の動きを書きつけ、紙の帳簿でも書き残し、さらにExcel入力もして、紙の帳簿から会計ソフト...数字を管理すれば、お金の不安から解消される

  • おんな北斎─天才浮世絵師の娘・葛飾応為─

    2010年2月に日本テレビ系列で放映していた番組「おんな北斎天才浮世絵師は二人いた!」は、葛飾北斎の三女にして絵師のお栄こと葛飾応為の実像に迫るものだった。美術史の影に隠れたすぐれた女性アーティストを発掘するというフェミニスト美術史のお目がねに、まさにかなう人物といえよう。北斎の晩年まで付き添い、その助手およびプロデューサーとして手腕を発揮した葛飾応為の作品は、多産で知られた天才の父に比べると圧倒的にすくないのが惜しい。しかし、北斎をして、線描の技術は父を上回り、女性を描かせたら右に出るものはいないとさえ言わしめた。北斎との合作も多く、1990年代後半に米国で発見されたある一枚は、中央の円におさまる獅子を老齢にして筆勢衰えることを知らない北斎が描き、その周囲に咲き誇るあでやかな花々を繊細なタッチで、娘の応...おんな北斎─天才浮世絵師の娘・葛飾応為─

  • 余暇の過ごし方で仕事の疲れ具合が違う

    ふだんよりも長い連休があると、あれやこれやと計画をめぐらせてしまう。だが実際はその半分もこなせないことが多い。スケジュールを詰め込み過ぎて倒れてしまうことがあるからだ。会社員としての就業がはじまると、私がまず真っ先に気遣うのは時間管理である。これは個人事業主専業時代とは異なる点だ。家でひとりで仕事をすればいいときは、好きなだけ、細かくつきつめてやればよかったし、疲れれば途中で寝ても、深夜に片付けてもよかった。嫌なことはと回しに、自分のご機嫌次第でいくらでも行政機関に毒づいたり、士業の専門家に電話して尋ねればよかった。すべては自分優先だった。だが、会社は朝型人間の舞台。労働契約で決められた就業時間内に仕事を終えないと、無駄な残業代が発生してしまう。いやでも、自分の労働時間単価を意識させられてしまう。休日もそ...余暇の過ごし方で仕事の疲れ具合が違う

  • 社内政治のあれやこれや

    会社は将棋の盤上に喩えることができます。王将(代表取締役社長)を中心に金銀の将(会長や専務などの取締役、役員)が控え、角行や飛車(部長・課長)がいて、その下に香車や桂馬(係長・主任)がいる。その下に平社員の歩兵が複数いる。これはどんな小さな会社でも同じで、社長しかおらず、実質、その右腕に秘書兼経理総務担当の女性事務員しかいないといったケースも。要するに、その場合は、王将と金銀しかないけれども、そのふたりがほんらいは小兵がすべき雑務庶務を背負っているとだけの話。組織が大きくなれば、末端の人員も増えますので、各自の職務は細分化されてしまいますし、人員の代替もできるわけです。同じ経理や総務でも、大企業よりも、中小企業のほうが総合的に何でも屋でIT分野の管理もできてしまうなんてのもありうるのです。もちろん、小さな...社内政治のあれやこれや

  • 今野緒雪の小説『マリア様がみてる─フレーム オブ マインド─』

    平成百合ブームの先駆けとなった一大ジャンル、マリア様がみてる(今野緒雪著・ひびき玲音挿絵)。全39巻のうち、いくつか雑誌コバルト掲載もしくは書き下ろしの短編集があります。この31巻目にあたる「フレームオブマインド」では、表紙絵にあるとおり、なんと、武嶋蔦子女史がメインヒロイン!なので、シリーズ初回のほうにあったように、キャラクター紹介で蔦子さん+アルファの絵があったりします。蔦子さんといえば、気風のいいカメラ小僧。第三者感覚で描かれた回は、ある意味、彼女を目を通して語られるリリアン女学園の実像というべきなのかもしれません。番外編の短編は主人公がメインキャラでないことが多くて、ほんらいはあまり好きではないのですが。この巻だけはかなり珠玉の出来のお話が多くて、初読時には二度レビューしています。今回の再読では、...今野緒雪の小説『マリア様がみてる─フレームオブマインド─』

  • 写真集を買わなくなって久しい

    仕事で疲れたときに、ふらっと図書館に立ち寄って。何気なく手に取ってしまうのは図版が多くて字が少ない、薄くて軽い読みもの。もしくは絶景だとか、旅行ガイドを兼ねた写真集です。十年ぐらいまえに、バオバブの並木道がみごとな表紙の写真集がありまして。衝動的に3000円ぐらいはたいて買ったことがあります。いまはもう、そんなことはしません。ウェブで検索すれば、無料の素材サイトでお好みの画像が見つかってしまう、なければAIで作成すればいいのでは、なんて思ってしまうからです。そもそも、写真集は一回みたら飽きちゃって売ってしまうのです。分厚いのを本棚から引っ張り出してくるぐらいなら、スマホで片手で呼び出せるほうが楽ですから。最近の写真集、あきらかにフォトショなどで色調を人工的に変えているせいか、ものすごくデジタルの気配がする...写真集を買わなくなって久しい

  • 二次創作はリメイクすれば、いくらでも楽しめてしまう

    少年ジャンプの往年の人気漫画「るろうに剣心」の続編北海道編のコミックスカバー裏著者近況で、作者の和月先生がデジタルイラストはいつまでも修正してしまう、と書かれていた覚えがあります。二次創作にはオンとオフがある。オフラインは主に紙媒体のサークル同人誌。オンラインはデジタル、個人サイトやSNSなどでの発表のみ。大ざっぱにそう区別したことがあります。頒布とはいうがお金をいただくか、個人の趣味の範囲で公開するか。そんな区別ともいえますが、ここ近年は、デジタル上でも電子書籍で販売されたり、ウェブ上の有償リクエストで描いたりするケースも増えていますので、このオンとオフという二分法はもはや意味がないのかもしれませんね。それはともかく、筆のおきどころがわからなくなるのがオンライン二次活。なにせ、締切がないわけです。キャラ...二次創作はリメイクすれば、いくらでも楽しめてしまう

  • ブッダが教えてくれた「破滅の門」

    空き家にある仏壇で般若心経を唱える習慣をつづけて、十年になります。最初はお経が出てきたのでなんとなく、でしたが。今では諳んじて言えるほどに。般若心経は、仏教の開祖が語った言葉をのちに弟子たちが分かりやすく伝えるために構文にしたものですが、この迷路の様な不思議な音の組みあわせを聞くことで、心が落ち着く効果があります。一種のおまじないなのでしょうか。「スッタニパータ」は、王族でありながら20代後半で出家者となったブッダが説いた教えをまとめたもの。インドからのちに中国へ伝わったときに、「経典」とされ、それが聖徳太子の時代の少し前に日本へ輸入されたものでしょう。この「スッタニパータ」には、ブッダが祇園精舎に逗留中に、神と対話した「破滅」という説話があります。ひとが破滅する入口は以下のもので【一】理を嫌う人【二】悪...ブッダが教えてくれた「破滅の門」

  • 今野緒雪の小説『マリア様がみてる─仮面のアクトレス─』

    ごきげんようお姉さま。お待たせしました、嬉し恥ずかし楽しき、マリみて再読乱読ランダム感想シリーズのお時間です。さて今回のチョイスは「仮面のアクトレス」。表紙絵もサブタイトルもとりわけお気に入りなこの一巻、すでにレビュー済みで記事をあげていますが、今回は再執筆となります。この一冊、仮面がキーワードになっていますが、じつにうまくエピソードに盛り込んでいる、読み応えの気持ちのいい話でした。表紙絵の三人娘のどこかアヤシイ感じもいいですね。志摩子さん色っぽいわ~(´∀`*)ウフフ・「黄薔薇真剣勝負」黄薔薇組って、ほんとに黄薔薇って書いてくれるからわかりやすいですね。白薔薇とか紅薔薇ファミリーはあんまりストレートな小題ってないもの。瞳子にスールの申込を断られてしょげる祐巳への励まし会だった、恒例の小笠原邸での新年会(...今野緒雪の小説『マリア様がみてる─仮面のアクトレス─』

  • 生半可な読書家はやたらめったら似たような本ばかりを集めたがる

    まとまった休みがあると、本棚の中を定期的に点検しておくのが、私のルーティン。すると出るわでるわの、積読本の山、山、山。本を二重並びにしてしまうと奥の本がわからなくなる。押入れや天袋に収納したまま忘れてしまう。そういった本をふたたび「発見」していくために、定期的にこの作業は必要なのです。われながら驚いたのは。衝動的に買ってしまったせいか、似たような本がわんさか出てきたということ。たとえば、経理会計の本。事務員向けの総務・労務・経理のハウトゥ本、簿記の入門本、経理事務が分かる本。決算書の読み方がわかる本は雑誌をふくめて十冊ぐらいありました。税金関係の本もかなり。パソコン関連の本もかなりかさばります。Excelの本がかなり多く、バージョンごとに異なる。パソコン仕事が早くなる、云々のキャッチーなタイトルがついたビ...生半可な読書家はやたらめったら似たような本ばかりを集めたがる

  • 年をとったらなるべく正社員で勤めた方がよろしい

    就職氷河期世代の私の社会人生活のスタートは非正規職でした。その後30歳間近にしてやっと念願の職種での正社員職にありつけますが、そこはかなりの激務で安月給。家庭の事情で引越しし、それからもいろいろあって、職場を転々とし、個人事業主にもなりながら、現在は会社員との兼業で生きています。正社員に戻れてとてもありがたいのは。完全固定月給制なので、月の所定勤務日数に関わらず給与が大幅に減らないことです。派遣社員でシフト勤務だったときは、一箇月の勤務日数をめぐって同僚とイザコザがあり、人間関係が最悪でした。また景気が悪くなると、すぐ一匹狼の人間が濡れ衣を着せられて追い出されます。どんなに業務能力があっても、その部署には5年以上契約更新できないようにされますし。派遣先が契約終了したら、すぐに派遣元から希望の条件で仕事を貰...年をとったらなるべく正社員で勤めた方がよろしい

  • 長編文学を本で読むことのメリット、デメリット

    以前、私は古本屋で文学の文庫本や新書をよく購入していました。お安めのセール品もあるし、ポイントも溜まるしで。ところが、こうした買いあさりを続けた結果、家のなかが積読本だらけに。文庫本だから軽いとはいえ、何十冊ともなると大荷物。現在、空き家へ一時移動していますが、いずれ処分を考えねばなりません。そんな私は、ある作家の小説が、著作権切れで青空文庫にあるのを発見。さっそくダウンロードして読んでみたものの、どうも読みづらい。フリガナと正文とのサイズが同じだし、小見出しと本文との区別がわかりづらい。これはテキストデータなので、読者が加工しやすいようにしてくれてはいるのでしょうが。このテキストをWordへ移して、段落や余白、文字列を整え、ページ番号をわりふって、見出しごとに目次をつくって。…という作業を考えるとめんど...長編文学を本で読むことのメリット、デメリット

  • 今野緒雪の小説『マリア様がみてる─キラキラまわる─』

    集英社コバルト文庫を代表する百合ライトノベルの大御所、マリア様がみてる全シリーズ39巻。そのなかでサブタイをみても、表紙絵を眺めてみても内容がすっかり思い出せないものがいくつかあります。再読レビューのまえに、かならず、ああだ、こうだと、ストーリーのあらましを記憶からひっぱってきて答え合わせをするのですが、大筋はあっていても記憶の綻びがあったりする。そういった答え合わせが楽しいのが忘れたころに読み返す楽しみなのですけども。さて今回のチョイスは「キラキラまわる」。表紙絵は祐実の私服姿。マフラーにモヘアのバッグだから冬ぐらいのお出かけ。となると学園外が舞台なのか。それぐらいの情報しかわかりません。頁をめくってみましょう。いつもの「ごきげんよう」ではじまる前座部分、後半にヒントがあるに違いない。「まわる、まわる。...今野緒雪の小説『マリア様がみてる─キラキラまわる─』

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