拙ブログの記事でたびたび読まれる記事リストにあがっているのが「研究者になれなかったひとの活路」です。これは数年前にある女性研究者が自死した件を題材にしたものです。大学の専任教員になれずに、結婚した相手がメンタル不全で将来を絶望した…という。勉強さえしていれば、学歴さえあれば、語学を磨いて海外に行けば、お偉い先生に従っておけば、最後の手段で夫に養われたら。そういったゆがんだ依存心が自分の人生を開けなかった理由ではないでしょうか。東大卒の四兄弟を育てた教育ママが人気ですが、東大卒の娘が専業主婦志望と語っていたと聞いて、正直、日本の高等教育やお受験熱は間違っていると思わざるを得ません。学歴を高めた人ほど、その能力を社会で活用して、しっかりと働くべきで、自分は他人に雇われたくないからひきこもりたい、賢そうなことだ...研究者になれなかったひとの活路その2