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石垣市
出身
東京都
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2007/07/03

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  • アカマタ?とオオヒキガエルの戦い! 結果は?

    前回の続きを掲載します。まずはこちらの動画をご覧ください。注!グロいのが苦手な方はおやめ下さい!2025.4アカマタ、特定外来種オオヒキガエルを喰らう?!前回仕事の途中だったのでこの場を後にし、2時間半位して再び現場に戻りました。暗い道をライトを頼りに「そろそろだっけ?」とか言いながら歩いていると、いました。ヘビの顔もカエルの顔も両方見えず、覗き込むとヘビの顎がかなり伸び開いているのが見えますがそれ以上はかないません。飲み込むのに朝までかかると言うのもザラにあると言う事はみんな承知していたので、24時近くまで見て諦めました、みんなは。オイラはこの時スマホしか持っていなかったので、とにかく一旦帰ってカメラを持って撮影しに来ないと気が済まない。だけど帰宅して直ぐ戻って来たんじゃ、あんまり意味がない。帰宅したら...アカマタ?とオオヒキガエルの戦い!結果は?

  • アカマタ?とオオヒキガエルの戦い!

    夜間調査中、突然ド~ン!と壮絶な場面に出くわしました。アカマタ?(オイラ以外はマダラだと言ってます。いずれもナミヘビ科)とオオヒキガエル(ヒキガエル科、特定外来種)の生死を分けた戦いです!と言っても見た目はオオヒキが一方的にやられっぱなしのように見えますね。確かに見ていると「グイグイ」締め付けられ、オオヒキは為す術がありません。後ろから見てもオオヒキは完全に身動きできず脚も動きません。もしかしたらもう窒息死してる?いや、生きるか死ぬかの瀬戸際、そう簡単に諦める訳にはいきません!体をパンパンに膨らませ抵抗しているので、まだ抗っているのです。しばらくすると、いよいよ鼻先から「バクっ」と飲み込みにかかりました。それにしても、ヘビの体の割にオオヒキはかなりの大きさ。飲み込めるのか?この時動いたのでオオヒキの目が見...アカマタ?とオオヒキガエルの戦い!

  • 於茂登岳を案内してきました。

    最近はツアーの様子はあまり載せなかったんですが、お世話になっている方の知人の紹介という事もあり、久しぶりに掲載してみようと思います。今回のお客様は全国からバラバラに集まって石垣島集合!、のご婦人方8名(60代~70代)で、於茂登岳を依頼されました。最初はそんなに多くなかったんですが、予約日が近づくにつれ増えていき最終的にはこの人数に。全国バラバラなんですが同じ山の会の仲間だそうで、皆さん顔見知りです。山のベテランぞろいで装備もバッチリ。ミレーとかモンベルとか一流登山メーカーで揃えています。オイラはと言えば地元のスーパー「サンエーの2階」で買ったシャツや、「作業服の八」で買った作業ズボンにホームセンターの長靴です。ちなみに八重山で自然に入る人は海でも山でも長靴だし、実は作業服のズボンって種がついても直ぐ取れ...於茂登岳を案内してきました。

  • 光りと影の中で

    この島には大小様々なマングローブ林があります。みな同じ様に見えるかも知れませんが、それぞれ個性?があって、陸域の地質や地形、樹々の生え方など、様々な要因により結構違っています。見た目が違うのは当たり前ですが、そこにしかいない、見つかってない動植物等がいたりもします。まぁでもそんな難しい事はさておき、実際に訪ねて見ると同じ場所でも時間や季節によって違ったり、何度も行ってる場所なのに新しい発見があったり。この日、ちょっと木の下に入って見たら、こんなに美しい光と影に出会えました。去年見つけた北部にある小さ~いマングローブの浜なんかも本当に美しかったです。今度載せます。それにしても先日新種として発表された巻貝、「ウラウチコダマカワザンショウ」に会いたいな!#リフトアップ石垣島#マングローブ#石垣島光りと影の中で

  • ゴバンノアシの花

    去年の8月に満開だった、山の先生・Mさんの自宅のゴバンノアシ(サガリバナ科)です。ゴバンノアシって一応マングローブ植物とか海岸の植物なんですが、凄く元気に育っています。Mさんの自宅は段丘の上辺りですが、地中は石灰岩で庭には井戸もあるので水が豊富なのかも知れません。日本では八重山に僅かに自生するだけで絶滅危惧種1A類。超貴重な植物ですがMさんのお宅では毎年夏の夜、素敵な花を咲かせ楽しませてくれています。年明け今年の1月にMさんのお宅では、この時咲いていた花が沢山実り、貴重な植物の種子が沢山出来たとの事で沖縄の新聞だけでなく全国紙のネットニュースでも取り上げられました。これ載せるとMさんの顔も名前も分かっちゃうけど、全国紙で取り上げられてるんだから良いですよね(笑)。国内では八重山諸島のみ自生、ゴバンノアシが...ゴバンノアシの花

  • 何気に鳥じゃなく、オオコウモリが飛ぶ亜熱帯・石垣島の森

    橋の上から林冠部を撮影しました。フローラ(植物相)を見てもヒカゲヘゴ、モダマが生え、ハマイヌビワ、タブノキ、オキナワウラギロガシ等、照葉樹が生え「亜熱帯だな~」と思います。「あぁ、鳥も飛んでるな」と、良く見たら当たり前にオオコウモリでした(笑)。それが亜熱帯・石垣島です。#亜熱帯#オオコウモリ#リフトアップ石垣島#エコツアー何気に鳥じゃなく、オオコウモリが飛ぶ亜熱帯・石垣島の森

  • 冬の石垣島と春の石垣島

    相変わらず石垣島の冬は雨ばかり。これを書いている今も、外は冬の嵐のように土砂降りで荒れ狂っています。先日は12.7度まで下がったし(石垣にしては寒い!)、昨日なんか東京の方が石垣島より暖かかった。それでも正月すぎると晴れた日には、もう春の兆しがあらわれ始めるのが石垣島です。山に行くとドングリ系の特徴ある花の匂いが漂っているし、カンヒザクラ(バラ科)も咲き始めました。オキナワウラジロガシ(ブナ科)も、あちこちで芽が出ています。この子は割れて胚を半分失っているんですが、今のところ大丈夫です。ですが寒さに弱いため今日みたいな寒い日が続くと枯れ死する事も多く、心配です。影響が出る前に根も葉もいっぱい伸ばして、がんばれー。いっぽう寒い冬の風物詩、リュウキュウツチトリモチ(ツチトリモチ科)や、画像はキイレツチトリモチ...冬の石垣島と春の石垣島

  • 何雲かな?

    去年帰省中に利根川の土手で撮影したものですが、不思議な雲が出ていたので撮影しました。航空ショーの飛行機雲見たいに見えますが、違うんです。調べて見ると波状雲とか放射雲とか色々あるようですが、良く分かりません。20代の頃オーストラリアでモーニング・グローリー見たいな奴を見てぶったまげた事がありますが、それとは作りが違うかな。時系列ではこの2枚目のが最初なんですが、画像右下を見ると筋雲が見えるので、これがだんだん流れて来て気付いたら真上に来てたのかしら?内地の寒い中、撮影出来なくなるくらい暗くなるまで、ずっと見てました。#夕空#リフトアップ石垣島何雲かな?

  • 思いのよらないモダマの発芽

    林道を歩いていると面白そうな斜面があったのでガサガサ入って行ったら、モダマの群落にあたりました。極太のツルが地面をうねり、バラバラになった種子入のサヤ(バラサヤ)や、剥がれた外側のサヤがアチコチに落ちています。「大昔は、この辺りも海の側だったんだな~、」とか思いながら散策していると、その前に、話を進める上で分かりやすいように、モダマのサヤの構造を説明をしておきます。⇓まず、大きいのだと1mくらいの巨大なのが出来ます。モダマが-リフトアップ石垣島エコツアーOpenPlace2まず人が入って来ないだろうと思われる何でもない沢に入って見ると、モダマがこんな具合に。本来、悪い人が盗らなければこんなに沢山見られるんですね。たぶん琉球珊瑚海時...gooblog外側に固いサヤ、内側にもそこそこ固いサヤ?があり、その中...思いのよらないモダマの発芽

  • バンナ岳 戦争遺跡群 山中のコンクリ壕

    23日から米軍と自衛隊の日米統合演習「キーン・ソード25」の一環で八重山でも訓練が行われ、与那国島やここ石垣島の新石垣空港でも、自衛隊のV22オスプレイや、米軍の特殊作戦機MC-130が飛来しました。なかでも米海兵隊の高機動ロケット砲システム兵器「ハイマース」が石垣駐屯地で展開されたのは今回初めてです。訓練は台風により(31日は空港閉鎖)早目に引き上げるようですが、民間空港の使用、与那国駐屯地でのオスプレイの事故など、多くの問題を残したままです。ここ数年の日米のこのような動きや他国の戦争を危惧してか、沖縄本島だけでなく石垣島へも平和学習や自衛隊基地視察、戦跡巡り等で、ずいぶん訪れる方(案内)が増えました。今まで戦争関係で石垣島まで来る人は、取材や元々興味があるような方達だけで、普通の観光客は「石垣島は戦争...バンナ岳戦争遺跡群山中のコンクリ壕

  • 豊かな自然が残っていないと生きていけない、コブラン

    コブラン(マツバラン網ハナヤスリ科、絶滅危惧I類)、ランと付きますがマツバランなんかと同じシダの仲間です。日本では屋久島、種子島、琉球列島と、小笠原の父島、母島にのみ生息すると言われます。これら島々に共通するのは自然豊かな山や沢があり、島ならではの特異な動植物が多く、同時に「今守らなければ取り返しのつかない事になるギリギリの状態にある島々」と言う事です。画像を見て「ん、何だこれ、ただのオオタニワタリじゃないか」と思った方、オオタニワタリの葉の間、画像の真ん中を見て下さい。そこにオオタニワタリの葉より細く束になって垂れているのが、コブランです。コブランが生きて行くには普通の植物と同じで主に葉の光合成から作られる栄養と、根の部分からは落ち葉とかが菌によって分解発酵された時に出来る養分で生きています。だったら落...豊かな自然が残っていないと生きていけない、コブラン

  • 海岸洞窟 始めて前室から奥に、新たな発見。

    気が付けば9月中は一度も書かずに終わっていました。まずいですね。広告を一切出していないオイラの場合、口コミとブログ等SNSを見て連絡くださる方が殆どなのでちゃんとしないと。その分、ネタは沢山溜まっていますが(笑)。さて今回は、石垣島の数ある海岸洞窟の一つに久しぶりに行って来ました。その洞窟は簡単に説明すると入って直ぐの空間(前室)と、さらに奥に同じような空間(後室)があります。今までは後室には行かず前室だけで止めていました、だって怖いんだもん。前室から出入口側を撮影。今回は調査の意味合いもあったので光源と三脚持参(あ、機材の影が!)。なのに何故奥にも部屋がある事が分かっていたかというと、幾つかある隙間からライトを突っ込んで照らすと奥が見えていたからです。この時も本当は前室だけで出るつもりが、今回お客様とし...海岸洞窟始めて前室から奥に、新たな発見。

  • マヤプシキ、3段階

    石垣島のマングローブ植物の中でマヤプシキ(標準和名ハマザクロ、ハマザクロ科、絶滅危惧種)というのがあります。八重山が北限の植物で、オイラが最後に確認した記憶では石垣島には多分4本あります。1本はこの画像のですが、残りの3本は何年も確認していなくて、仲間内でも「見に行かないといけないね」と話しています。そういう意味では石垣島のマヤプシキはIランク、「絶滅の危機に瀕している種」です。見た目はサガリバナやフトモモみたいな花ですね。マヤプシキもフトモモ目だからに似てるのかな。下のはこれから咲きます状態。この時11月後半くらいでしたが、まだまだ蕾があるかと思えば実も見られました。インドネシアでは花の小ピークが3月くらいにもあるそうですが、石垣島のはどうだったかな?実の形がマヤー(ネコ)のプシキ(ヘソ、尻尾、ヒルギ等...マヤプシキ、3段階

  • 沢沿いトレッキング

    ブログ書かなきゃぁ、と思いながら7月は1つも書いてなかった事に自分で驚きました。怠けすぎ!なので早速先日のお客様と行った時に撮影した画像を載せます。石垣島は琉球列島の中でも高島(高い山が無い島は低島)で、山があって昔からの生活道が今でも山の中にそこそこ残っています(消えつつある、慣れてないと見えない)。代表的なのがクイツ(越道)ですが、沢沿いなんかはほぼあると言って良いでしょう。今回歩いたのもそんな中の一つです。八重山では山でも海でも自然と遊ぶ時は長靴が基本なんですが、沢沿いを歩く時、都合良くずっと片側だけで行ける訳ではありません。場合によっては何度も川を渡ります。内地でもそうですが、山歩きや沢歩きを経験した事がない人がこういう場所に行くと、間違いなく道を見失います。そうでなくとも今年も石垣島、相変わらず...沢沿いトレッキング

  • ヒメアマ、お子さん集まってました。

    いつも、「ふわ~ふわ~」と漂ってるヒメアマガエルのおたまが、凄い集まっていました。もしかしたら、水に浸っていた葉っぱを食べに来ていたんでしょうか?実はオタマジャクシ、草食だと思われがちですが、基本的になんでも食べます。水に落ちた昆虫や死んだお仲間も・・・、ヒメアマ、お子さん集まってました。

  • ダンゴムシさん、分解中

    実家に帰省中、駐車場の落ち葉を掃除してたら、葉っぱの下でダンゴムシくん達が集合住宅件、お食事処になっていました。チョッと時間はかかるけど、こうやって自然に帰って行くんですね。#リフトアップ石垣島ダンゴムシさん、分解中

  • 島の持続的発展を条約・法律から考えよう!

    島の持続的発展を条約・法律から考えよう!

  • まだ知らない石垣島2

    海岸段丘に沿って調査中、突然出て来た石灰岩の谷。かなり深くて(落差10m位)、「大丈夫かな?」と思いながらも崖下まで降りて行くと、そこは未知のジャングルでした。この崖の上から降りて来たわけですが、こうやって見ると結構な高さですね。上の標高が約30mだったので、おそらく数十万年前の海の中で出来た石灰岩で、その頃からここは山からの水が流れ込んでいたんじゃないかと思います。地面を見ると全然植物が生えていない細かい砂が積もった所もあり、今でも雨が降ると水が流れているんだろうなと思います。草を掻き分け上流側に進んで行くと、何やら穴のような物が見えます。そこに向かってゴツゴツした岩の間を無理やり進んで近付くと、やっぱり!開口高さ1m位の穴が口を開いていました。画像では大して奥行きがあるようには見えません、実際目の前ま...まだ知らない石垣島2

  • まだ知らない石垣島1

    石垣島に住んで20年以上になりますが自然に身をゆだね入り込んでくと、未だ地形図や空撮画像では読み取れないとんでもない場所や素晴らしい光景に出くわす事があります。その昔、石垣島の標高約120mより低地では一度は海中に沈み、今は土があって樹々が生えた森や山になっていても、全てではないですがその地面の下には当時のサンゴなどが作りあげた琉球石灰岩が残っていたりします。画像の場所も一見緩やかな牧草地ですが、こんな平坦に見える場所でも長い年月の末形成された自然は複雑で、特に石灰岩は雨や地下水で溶けるので複雑な地形になっている事があり、なかには木や草で隠れ見えない穴が「ポッカリ」口を開けている事だってあるんです。ここではありませんが「あの森に入った後、帰って来ない」、という言い伝えがある場所が島の北東部にあります。オイ...まだ知らない石垣島1

  • 偶然見つけて、良いタイミングでした。

    以前帰省した時に実家から自転車で行ける範囲にいくつかの遺跡がある事が分かりました。今回はその内の一つ「中塚貝塚」に行く事にしました。向かう途中にある埋蔵センターで詳しい情報を得て、親切に地図をコピーして頂き、さぁいよいよ出発です。ところで、縄文時代の貝塚という事は当然縄文海進の頃に陸地だった場所なので、地形的にある程度高い場所にあります。必然的にオイラは坂道をママチャリで「うんしょ、うんしょ(一応内装三段)」と上って行く事を強いられます(>_<)。2月の内地というのに汗だくになりながら坂道を漕いでいると、途中で何やら石碑が。「茨城百景・大利根の展望」と書いてあります。どうしようか迷ったんですが行きたいのを我慢して「まずは貝塚だ!」と思い、再び一応内装三段で(笑)「うんしょ、うんしょ」と坂道を漕ぎ続けます。...偶然見つけて、良いタイミングでした。

  • 2024 冬のカエル観察会の様子

    今回は毎年冬になると行う冬のカエル観察会の当日の様子です。いつもは年末に行っていたんですが年末だと参加者が集まらない、忙しい、と言う事で今回は年明けに行ったんですが、結局今回もいつものようにそれなりに参加者が集まりました(笑)。観察場所は冬の夜の山中の沢。昼間は岩の間などに身を潜め暗くならないと出て来ないので夜の山に行かないと見れないんです。また国立公園、国名勝(文化財)、石垣市保護地区という幾重にも守られた場所に棲み、まぁ要するに採取したらダメな奴です。石垣島と西表島のみに生息する固有種で、絶滅危惧種、石垣市の保全種にも指定されているカエル、コガタハナサキガエル(アカガエル科)です。夕方から集合し、沢の歩き方やハブなどの注意事項を説明し出発。登り始めると早速色んなカエルや昆虫の鳴き声が聞こえて来ます。地...2024冬のカエル観察会の様子

  • 石垣島、冬の夕焼け

    用事があってウチの前を奥に行った帰り道、良い感じの空になっていたので撮りました。この時はたまたまですがウチからは自然が近いので、空とか風とか匂いとか、とにかく気になったら直ぐに家を出れば海でも山でも大抵間に合います。午後の2時、3時になって「雨が止んだからチョッと山に行こう」とか、「あれがそろそろだな」とか思いついたら直ぐ行ける(移動時間が少ない)ので今日も2時に家を出て2時間くらい山に入り撮影、ちゃんと明るい内に山を下り帰り道の林道でもいつも見てる数か所をチェックしながらまた撮影、最後は田んぼの中の農道を走りながらまた撮影。数打ちゃ当たるってもんで、たまには良い写真が撮れてると思います、多分(笑)。だけどこれだけ人と自然との距離が近いと言う事は、人がチャンと考えて生活してないと直ぐに自然に影響を与えてし...石垣島、冬の夕焼け

  • アリんちょが何故かチブサトゲグモに仕掛けました!

    琉球列島なら普通にいる、チブサトゲグモ(コガネグモ科、メス)ですが、生き物好きの人には結構人気でオイラも最初見た時は凄い姿のクモがいるなぁと興奮したものです。この時はオイラの頭がこの子の巣に引っかかっちゃって岩の上にポトッと落ちて来たので何だろうと見ていました。ちなみに今回のは、一番良く見る「鬼が笑ってる」模様ですが、何パターンかあります。それほど真面目に撮る気はなかったんですが、マクロの付いたカメラで覗いているとアリんちょがススッとフレームイン。クモは小さい昆虫とかを食べるからやられないかな?と思って見ていたらなんと、アリの方が攻撃開始!クモの脚に噛み付いて襲い始めました。クモも反撃!、抑え込もうとしましたが直ぐに怯んで逃げ始めました。アリ恐るべし!その間、速過ぎて全く撮れてません!(笑)。この画像もか...アリんちょが何故かチブサトゲグモに仕掛けました!

  • 本物の石垣島の自然を見て欲しい

    この森にあるオオバアコウ(クワ科)を見るといつもその凄さに圧巻されます。ガジュマルではないけどキジムナーが住んでそうだし、土台になっていた樹は既に朽ち果てているので、アコウの中心に包まれる不思議な?経験も出来ます。なかには取り込まれてしまうような気がして怖い!、と感じる人もいるかも知れませんね(笑)。安定した森なので歩きやすいし、在来種で構成され昔ながらの石垣島の姿をここに見れます。アコウとオオバアコウ、どこが違うの?と聞かれますが「側脈の数とか果柄の長さ」と言われても良く分からないって顔されるので「葉っぱの大きさと実の大きさ」って言うようにしています。だいたいそれで合ってます(笑)。#リフトアップ石垣島#本当の石垣島#オオバアコウ#原生林#自然本物の石垣島の自然を見て欲しい

  • 水元公園にも、さくらねこ

    帰省した時に行った地元の水元公園。ネコがいるなと思って近寄っても全然逃げずに撮らせてくれました。ネコブームで撮られる事に慣れてるみたい。慣れてるどころか向こうから近寄って来て「撮影したんだから何か頂戴」って言ってます(笑)。申し訳ないけど食べ物は何も持っていなかったので、ゴメンなさいしましたが、やけに慣れてるなぁと思って撫でたりしてたら分かりました。「さくらねこ」だったんです。野良の割には毛並みも肉付きも良いし、他の子はネコ缶(ちゃんと中身だけ置いてありました)食べてたし。TNRだったんですね。右耳に桜チップ(桜カット)。TNRの考え方は賛否両論ありますが、オイラは肯定派です。一度自由を手に入れたネコを無理やり押し込めても仕方がない。でも中には飼って飼ってっと寄って来るネコもいて、そういう子は飼ってあげれ...水元公園にも、さくらねこ

  • 長居公園・牧野展・花と緑と自然の情報センター

    先月帰省する時、爺ちゃんと婆ちゃんの何回忌目だと言う事で実家に帰省する前に大阪経由で帰省しました。関空に着いたその日はそのまま叔父の車で墓参りに連れて行って貰い、翌日は大阪に住んでいたころ遊びに行った長居公園に。長居公園はサッカー場や陸上競技で有名ですが、じつは植物園や博物館もあるんです。前回来た時(婆ちゃんの葬式で10年以上前かな?)はそばを通っただけで植物園等があるなんて知りませんでしたが、子供の頃の記憶に残るコンクリ?の塀が当時40年以上経っても残っていてとっても嬉しかったのを覚えています。今回も見られるかと期待はしていたんですが、50年以上経つと流石に危険なのか、防犯上なのか分かりませんが撤去されていました、残念!長居駅から直ぐの入り口から小雨の中テクテク歩いて行くと、修旅なのか課外授業なのか、地...長居公園・牧野展・花と緑と自然の情報センター

  • モミジバフウ

    気付いて見たら11月はまだ一度も書いていませんでした、サボり過ぎです。帰省で10日程島にいなかったので多少は仕方ないんですが。11月が終わる前に急いで書きましょう。と言う事で何回かは帰省時の事を順不同で載せて行きます。まずはオイラの地元、葛飾区の水元公園で見たモミジバフウ(フウ科)です。あまりにもキレイでビックリしました!晴れていればもっと良い色が出たんでしょうが、それでも素晴らしい色でした。フウ(たぶん、タイワンフウと呼ばれるタイプ)は石垣島のバンナ公園にもありますが、こんな紅葉したかな?石垣の気温だとしないのかな?あとで見に行って見よう。実も面白い形をしていて(画像上の方に生ってる)この時は拾えませんでしたが、管理棟に行くと園内で見られる他の実と一緒に飾ってありました。園内では猛禽類も含め鳥も多種見ら...モミジバフウ

  • サワガニは全て絶滅危惧種です。

    この日は調査会社の人が石垣泊りと言う事と明日朝は早くないと言うので、仕事が終わったらそのままサワガニの調査にも行く事になりました。最初の仕事が終わるのが22時。そこからさらに山に行こうと言うんだから二人とも好きですね(笑)。もちろん出会うのはサワガニだけでなく色々生き物に出会えますが、サワガニが主なのでまずはヤエヤマヤマガニ(サワガニ科、絶滅危惧種)です。オレンジっぽい?色で、石垣島・西表島を代表するサワガニと言って良いでしょう。卵を抱えていて良く見るともう脚が見えてますね。ハッチアウトも間もなくでしょう。サワガニの仲間は全て絶滅危惧種になります。絶滅危惧種でも捕獲して良いのが日本で、オイラもサワガニの素揚げや佃煮を食べた事があります。ただ住んでいる場所が捕獲禁止の場所が多かったりしてそれで守られている部...サワガニは全て絶滅危惧種です。

  • 僕、おとといカエルになったんだぁ、

    サキシマヌマガエルのカエルに成り立ての子がいました。やっと水の中から出て来て地上の世界でより高みを目指しているんでしょうか(笑)。君はアイフィンガーじゃないんだから、その辺にしておきなよ。#リフトアップ石垣島エコツアー#サキシマヌマガエル#撮影僕、おとといカエルになったんだぁ、

  • 石垣島戦争遺跡 ヘーギナー(海軍北)飛行場(地下電波探知機壕)跡

    オイラは戦争遺跡を案内するだけでなく調査も行なっいてます。資料などでも調べますが一番大事にしている事は聞き込み調査です。そして記録には残っているけど現状はどうなんだろう?という場所を改めて探し出し、GPSでポイントを落としています。市の文化財課には何故か未だにGPSが無く、地図上のポイントは残されていますが座標での記録がありません。県の平和祈念館と一緒に行う時もありますが数年おきに人が変わってしますので、継続的な調査はやはり個人的に行う事が多いのです。石垣島だと文化財課の「戦跡巡り」などで行くような場所は時々人の手が入るのでまだ大丈夫なんですが、山中などそうでない場所は、行く事も知ってる人も減りつつあります。戦争経験者がいずれいなくなってしまう事は生きている以上仕方のない事ですが、このままでは誰もその場所...石垣島戦争遺跡ヘーギナー(海軍北)飛行場(地下電波探知機壕)跡

  • 海外産マングローブ炭も問題だけど、石垣島ではもっと問題!

    以前から海外のマングローブ林の破壊については日本がかなり関わっていると時々書いて来ました。エビの養殖に関しては国を変えただけで、そこがダメになるとまた次の国へと言った具合です。そしてまた自然回復として日本の業者が入り込み儲けるんでしょう。マングローブ炭もマスコミでチョットだけ問題になった事がありましたが、コロナ過でアウトドアブームになり、需要は益々増えているようです。それに関連して100均なんかでもBBQ用に金網がバカ売れ。「お一人様2枚まで」なんて紙が貼られている店も珍しくありません。まさに使い捨て全盛です。石垣島のマングローブ林も他人事ではなく、カヌー業者から大手の会社、行政まで、マングローブ林や海岸林、山林も含め、石垣島ブームが盛んになればなるほど金儲けしか考えてない輩に伐採されまくっています。以前...海外産マングローブ炭も問題だけど、石垣島ではもっと問題!

  • 菌従属栄養植物 オモトソウ

    オモトソウ(ホンゴウソウ科、絶滅危惧ⅠA類)だと思うんですが、どうでしょう?2016年10月、神戸大学大学院理学研究科の末次健司特命講師ら研究グループの、京都大農学部、西岡龍樹氏が発見した新種です。上からツボミ、雄花枯れ気味、雌花で、良く枝分かれします。6月~10月との事ですが、8月くらいから枯れてるのを良く見るので雨が降らないと直ぐに枯れたり、雨の後、台風の後なんかにバァ~と出るのかも知れません。オイラもまだまだ勉強中で、キチンと同定出来ているか自信がありません。参加型ブログですからご意見宜しくです(笑)。バランスの取れた自然豊かな場所に育つ植物なので、これらが自生する場所は貴重な自然と言う事で保護対象域の指標植物にしても良いんじゃないでしょうか。#菌従属栄養植物#オモトソウ#リフトアップ石垣島菌従属栄養植物オモトソウ

  • 僕の傘にお入り

    日照り続きに入る前、お客様と山や森に行くとキノコがアチコチに出ていました。こんな時は菌従属栄養植物も見つかりやすいはず。そんな中、隣の小さいキノコを守るように大きいキノコが傘を広げてたんで撮って見ました。前方にある枝も菌糸が沢山付いていますね。光るキノコがないか案内しながらずっと気にしてたんですが見つかりませんでした、残念!#キノコ#石垣島#菌糸#菌従属栄養植物僕の傘にお入り

  • クマゼミに人樹(人気)?!

    枯れかかった木にクマゼミの抜け殻が沢山ついてました。地中の中にいるのにどうやって羽化するのにこの木が良いなぁ、と分かるんでしょうね(笑)前に見た時は幼虫時代に吸ってる根の元の木に上がって行って羽化してたけど、この木はもう枯れかかってたから違うと思いうんだけど。それとも沢山の幼虫に吸われたから枯れたのかしら?#リフトアップ石垣島エコツアー#クマゼミ#人樹クマゼミに人樹(人気)?!

  • 内地はネジバナだらけ!?

    今回オイラが帰省時に泊まっていたのは兄の家です(兄は長期出張中でいません)。場所は千葉県の我孫子市天王台。手賀沼が直ぐそばにあり、田んぼや畑が沢山あります。家に着いた日は夜なので良く分からなかったんですが朝になって外に出てみてビックリ。庭にネジバナが沢山咲いてました!石垣島でもネジバナの仲間が見られますが、こんなに当たり前に見られません。この庭だけ特殊な環境なのかな?借家だから前の借主さんとか大家さんが好きなのかな?と思ったら、手賀沼の方に行ったら日当たりの良い草むらには何所にでもネジバナだらけ!ネジってないネジバナ(笑)この地域が特別なのか内地のこの季節は当たり前なのか良く分かりませんが、今回帰省して一番ビックリした事でした。そして手賀沼近辺は自然好きにはかなり面白い場所だと言う事です。ホタルも出るし、...内地はネジバナだらけ!?

  • move は虫類両生類 新訂版が出ました。

    講談社moveシリーズの、は虫類両生類の新訂版が発売されました。オイラの写真も小さいですが、二点だけ掲載されています。良かったら手に取って見て下さい。#リフトアップ石垣島#撮影#コーディネートmoveは虫類両生類新訂版が出ました。

  • 帰省してます。

    退院後、今回はキャンセルかな~と思ったんですが、お医者さんが大丈夫って言うので、予定通り帰省しました。ちょうど良いから‼️今期石垣島から内地に移動した人に会いたいなぁとも思ったんですが、内地と言えどお互いけっこう離れているので、気楽に会おうとは言えず、連絡はしていません。↑朝ドラで話題のドクダミが沢山咲いています。匂いは独特だけど、優用植物ですよね。幼なじみや、学生時代の友達と会って楽しんでいます。傷口が痛むのでそっと歩いてはいるんですが、帰るとヘトヘトだし、やっぱり患部が痛いです。帰省してます。

  • 帰省してます。

    退院後、今回はキャンセルかな~と思ったんですが、お医者さんが大丈夫って言うので、予定通り帰省しました。石垣島から内地に移した人な会いたいなまぁとも思ったんですが、内地と言えどお互いけっこう離れているので、気楽に会おうとは言えず、連絡はしていません。それでも幼なじみや学生時代の友達と会って楽しんでいます。帰省してます。

  • 帰省してます。

    退院後、今回はキャンセルかな~と思ったんですが、お医者さんが大丈夫って言うので、予定通り帰省しました。石垣島から内地に移した人な会いたいなまぁとも思ったんですが、内地と言えどお互いけっこう離れているので、気楽に会おうとは言えず、連絡はしていません。それでも幼なじみや学生時代の友達と会って楽しんでいます。帰省してます。

  • 入院しちゃいました 3

    オイラのいる場所は3F東という所で、骨折とか整形外科じゃない、手術して間もない人なんかがいるエリアのようです。建物がどういう形状をしているか詳しくは分かりませんが、いつもなら海に山にいるのにこんなコンクリートのエアコンが効いた建物の中で一日でも過ごしていると、自然が恋しくなってきます。ある意味快適だけど(笑)。ちなみに石垣島で一番自然災害に強い、安全な建物だそうです!各突き当たりには共有スペースやガラス窓かあり、そこから自然を求めて寂しく外を眺めつつ、多少入ってくる太陽光に手をかざし、ビタミンDを作るのでした(笑)。少しだけ開く窓から掌だけ出して、外の風に触れようとしますが気温の関係上、空気の流れは中から外に向かっているので、ぜんぜん感じません(>_<)。1日~2日は寝てばかりで腰が痛かったんですが、途中...入院しちゃいました3

  • 入院してしまいました 2

    暇で暇で仕方がない入院生活ですが、ひたすら本を読んだり、院内Wi-FiがあるのでメールやLINEはもちろん、Tverなんかで全部ではないですがほぼTVは見られます(沖縄で放映してないチャンネルも)。あっ、シン・八重山病院の話しです。読書はちょうど図書館から借りていたのがあり、曖昧になっていた八重山考古学の編年や、八重山の人はどこから来たのか?等、今一度解説を良く噛み砕きながら、頭で状況を想像しながら整理していってます。それでもまだまだ絡まってますが。そんななか偶然と言いますか、入院するチョッと前から仲間がコンタクト取っていたんですが、八重山考古学にはかかせない研究者の一人、A博士を7月にお迎えする(講演会をやるので来てね!)事が決まりました。今読んでいる本も殆どA先生の名が出てきます。超タイムリーで、今か...入院してしまいました2

  • 入院してしまいました 1

    先週の頭から、ケガをして入院しています。もうすぐ一週間になりますが、二日目からもう退屈で退屈で。本を読んだり、ソロリソロリと歩いてフロアー散策したり。初めて入院したんで当たり前ですが、知らない事だらけ。100針以上縫ったんですが、二日目からもうシャワーを浴びて良いと言うのにはビックリしました。逆に傷口が化膿しないように、毎日洗った方が良いそうです。しみにくい弱酸性の石鹸でよーく泡立てて、患部を擦らずに頭皮の毛穴の汚れを取るように泡で洗い取るのが良いそうです。もちろん最後はキレイなシャワーで洗い流します。手首、しめ過ぎ(笑)。シャワーに入る前は点滴のチューブを濡らさないよう、ビニール袋に穴を開け両端をテープで止めて防水します。あらゆるものが近代化され、薬や点滴の前に反対側の手首に巻いたバーコードを、スマホ型...入院してしまいました1

  • 見てるよ~!

    何かいるな~、と思ったらヤエヤマイシガメ(イシガメ科、沖縄県指定希少野生動植物種、石垣市保全種、竹富町特別希少野生動植物、絶滅危惧種)が顔を出してこちらを見ていました(笑)。特定外来のボタンウキクサ(ウォーターレタス)の間からと言うのが悲しいですが、可愛いもんです。左上にいるのはイシガキアオグロハシリグモかな?と思うんですが、暗くて分かりません。あとは小さい甲虫がカメさんの右にいるのは分かるんですが、他にも何か生き物いますか?#リフトアップ石垣島エコツアー#ヤエヤマイシガメ#石垣島夜回りツアー#ナイト見てるよ~!

  • 花を咲かせるには、人も植物もそれなりに準備が必要です。

    ヤエヤマクマガイソウ(ヤエヤマヒトツボクロ、ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)です。葉の時期が圧倒的に長いのですが、そろそろ花を咲かせる準備が整ったのか、葉が枯れ始めもう少しすると地面には跡形も無くなります。とは言ってもそれはあくまで表面上だけで、土の中では夏から冬の間、一枚葉によって光合成された栄養で膨らんだ球茎がいよいよ花を咲かせようと待ち構えています。オイラの場合、いつになったら花を咲かせられるのかな?体の栄養はだいぶ付いているんですが、人としての栄養がまだまだ足りないかも。とわ言っても足腰に枯れが出始めているので、そろそろ咲かせる時期が近いのか!?花の前にクマガイソウは一時休眠時期があるので、オイラも一度引きこもらないとダメか?(笑)#リフトアップ石垣島エコツアー#ヤエヤマクマガイソウ#ヤエヤマヒ...花を咲かせるには、人も植物もそれなりに準備が必要です。

  • 洞の中のアイフィンガーガエル、卵と親?

    アイフィンガーガエル(アカガエル科)の卵と水中に成体がいました。産んだばかりの親なのかな?と思ったんですが、卵を見ると分裂が進んでいてお玉の形になっているのもいるので、産み立てでない事は確かです。オスなのかメスなのかもこの状態では分かりませんが、多分メスだと思います。鼻だけ出して呼吸出来るように沈んでいます。見苦しくて申し訳ないんですが、透かしを入れさせて頂きました。ご了承ください。#リフトアップ石垣島エコツアー#アイフィンガーガエル#卵#洞洞の中のアイフィンガーガエル、卵と親?

  • 石垣島 最後のササバモ

    石垣島最後のササバモ(ヒルムシロ科、絶滅危惧種)かつて石垣島にはブネラ川の中流域に、いくつかの沼と段丘からの豊富な湧水が流れ込む「ブネラ湿原」という石垣島最大の湿地帯がありました。上流は於茂登岳、下流はアンパル・マングローブから名蔵湾へとつながる山と海の間の重要な場所であり、水草や水生生物だけでなくあらゆる生き物、そして我々石垣島に棲む人々にとっても大切な場所でありました。1999年、森由紀氏の調査報告では「石垣島において水草が最も豊富な湿原であった」と記されています。その報告書には今回のササバモも記されており、その後の記録では2016年、赤井賢成氏により調査確認されています。★画像はササバモの種子が出来てきてる状態だと思いますが定かではありません。★こちらの画像、最初は花が咲いてるのかな?と思ったんです...石垣島最後のササバモ

  • 平和と戦争の一日

    3月5日は島の「へいしんこども園」の方々から依頼を受け、今年最初の「名蔵アンパル・サイエンススクール」第一弾として、みんなで親子約150名を案内して来ました。もちろん全てボランティアです。オイラが担当した班は沢山歩くので年長組です。始めて来る親子も多く、大人も子供も興味津々で物凄く盛り上がっていました。川は干潮時の山からの水だったので、良い天気のこの日は「冷たくて気持ちいい!」でした。川を渡ったり、カニさんと遊んだり、砂を掘ってるだけで楽しい見たいです。保護者の皆さんも好奇心旺盛で、これは何?これはどうしてなの?と色々な質問が飛び交います。興味を持って貰えるのはとても嬉しいですね。こうやって地元の子供達を案内し始めて約20年。実は先日、子供の頃に教えた女の子と話す機会があって「私はT先生(T師匠の事)、妹...平和と戦争の一日

  • オキナワアナジャコ、陸と海の間の環境

    雨の日の暖かい日にマングローブに行った時に、オキナワアナジャコ(オキナワアナジャコ科、絶滅危惧種)の小さいのに出会いました。まだ10Cm位しかなくて、オイラが今まで見た穴ジャコの中で一番小さいです。普通穴ジャコは夜行性なので昼間に行っても見れませんが、雨に日だと暗いからなのか、地中の水位が上がってミミズみたいに苦しくなって出て来るのか分かりませんが、たまに見る事が出来ます。オキナワアナジャコと言えばシャコ塚ですが、これがマングローブ湿地にはとても大切な役目を果しています。塩性湿地(マングローブ林など海水混じりの場所、汽水域)は酸性土壌で普通の植物は生きてく事が出来ません。ですが穴ジャコやカニ、ユムシなどの生き物が地中の泥砂を掘りおこす事により空気に触れ、ヒルギを始め主にイネ科など酸性土壌に強い植物が生きて...オキナワアナジャコ、陸と海の間の環境

  • みーちゃん、けーちゃん、くろちゃん、

    ウチの庭の隅で産まれた野良猫姉妹の、みーちゃん、けーちゃん、くろちゃんです(親は茶々と茶しろー)。全部女の子で仲が良く、冬の間は良くこうやってウチの倉庫みたいな所で一緒に寝ています。産まれた時はETみたいな顔で全然可愛くなかったんですが、段々ネコらしくなって今ではこんなに大きくなりました。でもまだ生後数か月です。順番に避妊手術をし、今日最後のくろちゃんが手術を終え帰って来ました。手術を終えた後は傷口が開かないように、変な所に触れてバイ菌が付かないように、可愛そうですが3日ほどゲージの中に入れておきます。手術前日にゲージに入れ手術当日と合わせると計5日ほどゲージに閉じ込められて可哀そうなんですが仕方がありません。手術を終えると避妊済みと言う印に桜カットと言われる耳カットします。中には思いっきりカットされてい...みーちゃん、けーちゃん、くろちゃん、

  • ツバサハゼ

    最近調査している川でツバサハゼ(ツバサハゼ科、絶滅危惧種IA類)が取れました。絶滅危惧種IA類と言うのは最も絶滅が危惧されている種です。まだ幼魚なので色が薄く、とてもキレイでした。観察ケースで横から撮影したものより、やはりこの子は上からの方が良いですよね。仕事中だったので急いでスマホで撮影したので影がかぶってました(>_<)しまった~!ハゼの中でも古いタイプのハゼで、それだけ石垣島は古来からの自然が残って来た貴重な場所と言う訳です。古い時代から変わらぬ自然が残ってる場所と言うのは多様性に優れ、そのバランスを崩すと取り返しがつかなくなる大切な、貴重な場所でもあると言う事です。残念ながらこの貴重なハゼを、売ったり自分の物にしたいと思う人間が後を絶ちません。また一部の人間の欲の為の犠牲に、島の自然もドンドン壊さ...ツバサハゼ

  • 石垣島にも地上絵が?!

    なにこれ?!、ビックリしました。TVや本で見た事があるナスカの地上絵のハチドリにそっくり。思わずカブC70を停めて覗き込みました。良く見たらこんな感じ。トラクターで耕したんでしょうか?だけどこんなキレイに?もしかしたら上から見られる事を意識して描いたのかな?上手いもんですね。#リフトアップ石垣島エコツアー#石垣島の地上絵石垣島にも地上絵が?!

  • 淡水魚調査で見かけた貝類

    淡水魚調査中には貝も幾つか見られます。特にオイラ達が調査している川は皆、海と川が遮断されていないので色々と見る事が出来ます。ただオイラの知識がおぼつかず、正確さに欠けます。左上から、イボアヤカワニナ(トウガタカワニナ科)、フネアマガイ(フネアマガイ科)、ヌノメカワニナ(トウガタカワニナ科)、カバクチカノコ(アマオブネ科)だと思いますが怪しいので、分かる方訂正お願いします。特にヌノメが全然違うような気がする。カバクチの貝殻に付いているのは卵塊です。1個で数百だったかの卵の塊だったと思います。自分で自分の殻に付けたのか他のに付けられたのかは良く分かりませんが、たいてい卵塊や卵塊の跡がいつも殻に付いています。最後はトウガタカワニナ(トウガタカワニナ科)だと思うんですが、この棘?イガ?がもっと長いのもいます。全て...淡水魚調査で見かけた貝類

  • 気が付けば山中は新たな季節?

    気が付けば、新年から随分サボっていたようです。自分では何枚もこれを使おうと用意していたのにUPしないままでした。さてさて今日は、久しぶり、数年ぶりに行った場所でオキナワウラジロガシの発芽ラッシュでした。今季はウラジロガシのドングリ年で(何だそれ(笑))、アチコチで沢山の大きなドングリが見られます。年が明けてからは大雨が続き、その後暖かい日があったので、その時に一気に発芽したんじゃないかと思います。子供達に人気があるドングリなので、人に拾われる前に発芽出来て良かったね~。以前、我庭でも何本か1m位まで育った事がありますが、その後は土が合わなかったのか枯れてしまいました。友達に聞いたら皆そうらしく、最初はドングリの栄養で育っていますが、その後は土が合わないと上手くいかないようです。ドングリ系の花の匂いも10日...気が付けば山中は新たな季節?

  • 2023年、明けましておめでとうございます!

    明けましておめでとうございます!大晦日からお正月まで石垣島のここ名蔵は殆ど雨ですが、気温は20度以上あります。今のところストーブを点ける程ではありませんが少し前に寒い日があり、去年のままの石油で点けたら凄い臭く炎がしばらく安定せず、アレルギーのクシャミが出るようになりました(>_<)。年末にガラガラくじを回したら図書券が当たりました。アンパルに石垣島初のツルが二羽来ました。温暖化が影響しているのか分かりませんが、鶴とは縁起が良い!(上の画像には写っていません)とまぁ、自分事ですが運気が上向きです。さすが兎年。今年はオイラにとっても石垣島にとっても良い事がありそうですよ!では、今年も宜しくお願いします。#リフトアップ石垣島エコツアー#名蔵アンパル2023年、明けましておめでとうございます!

  • 調査中に、オオウナギ130Cm

    今回も地点を変えて川の生き物調査です。今回は、石垣市役所員も立ち合いの元、クレーン車で船を下ろし調査します。船は調査メンバーの自前です。刺し網やトラップをこの日の内に仕掛け明日上げる計画なので、やらないといけない事は盛り沢山。この位置から下流側と上流側に刺し網とトラップを仕掛けます。川の半分ほどに岩盤(千枚岩?)がありご覧の通り立てますが、その向こうは深いです。ちなみに手網や長靴は勿論、刺し網もトラップも全てメンバーの手持ちです。調査会社でもないのにこれだけの整備を持ってるって凄いですよね。メンバー自身も元水研、淡水魚の専門家、サンゴ研究の博士等々、人材に事欠きません。じゃぁオイラは何やってるの?写真・記録係です、誰でも出来そう。しかも魚を触るとカメラその他に生臭い匂いが付くので基本的に魚を触らないと言う...調査中に、オオウナギ130Cm

  • 魚類調査

    オイラ達は石垣島内の幾つかの川で淡水魚類の調査を行っています。そのうちの1つは石垣市からの依頼で行っている調査です。今回は一番下流側の調査ですが、川と言うより河口なので川の魚と言うより海の魚ですね(笑)。場所によって刺し網や、手編みでガサガサ、トラップなど色々な方法でやります。この日は刺し網ですが、本当はもう少し上流側で仕掛けるはずだったんですが、そこだとここ数日の雨で水かさが増し向こう岸に辿り着けず、危険だと言う事でもう少し下流のこの辺で仕掛ける事になりました。それでもよく見極めて歩かないと深みにはまります。翌日、水かさが更に増し網が流され端が見つからないとか、水中の岩に引っかかるとか、かなり時間が掛かりましたが何とか引き上げる事が出来ました。今日は無理かなと思っていたんですが一安心です。みんなでゴミを...魚類調査

  • CF変換アダプター

    10年以上前のデジタル一眼カメラを使ってる方が気になっているのが、CFカードの品不足です。オイラもEOS5DMk2をまだまだ現役で使っているので、先月内地に帰省した時にお店で偶然知ってビックリしました。石垣島にいると色んな事に取り残され、浦島太郎になります。その時に教えて貰ったのが「CF変換アダプター」の存在です。これは現在一番普及しているSDカードを差し込んで使える便利物で、しかも最新のSDXC(64GBまで)も認識してくれます。中国メーカのが安く(1/3位の値段)出回っているんですが、お店の人が「認識しない事が度々あるのでお勧めはしていない」との事でした。調べて見るとネットでもかなりの「認識しない」という書き込みがありました。そんななか比較的信用度が高かったのが今回オイラが購入したサンワ・サプライのA...CF変換アダプター

  • 晴れたと思ったら今日も雨

    何度も書いてきた事ですが、石垣島の秋冬は非常に雨が多いです。ただ雨だと思ったら急に晴れて来たり、雨の日でも25度を超える時もあるので天気や服装はそりゃもう難しいです。島だし名蔵だし、外で作業をしていると急に雨が降って来て特に電動工具を急いでしまう。これを2~3回やるともうその日は作業やる気なくします(>_<)。そんな日はこうやって屋根の下で、大人しくしてましょう。スベザトウムシは湿度などから数時間後に雨が降るのを予想し、いよいよ降ってくるとなったらこうやって葉の下など雨を凌げる場所に移動します。#スベザトウムシ#リフトアップ石垣島#雨宿り#石垣島の秋冬晴れたと思ったら今日も雨

  • 田植じゃなくて種まき

    以前から、Sさんを中心に仲間が集まって伝統農法での田んぼをやっていますが、場所が変わってからは何面も田んぼが取れているので、実験的にやったり現代農法に近かったり畑もやったり、色んなやり方を試せます。ただ一つ変わらないのが自然水を使う事と無農薬、極力手作業、水牛作業で、現在は3頭います。ところで、何で田植じゃなくて種まきかと言うと、苗を植えるより種まきの方が根張りが良いだろうと言う考えです。地面をならすトンボを加工した物で升目に線を引き、そこに並んで3粒前後の発芽した種籾をまいて行きます。久しぶりに会った「若葉」はオイラの匂いを覚えていてくれてるかな?と心配でしたが、ちゃんと覚えていてくれました。画像の子供は「のぼたん」です。ここの農園の名前を「のぼたん農園」と言うのですが、ノボタンが沢山生えている事から名...田植じゃなくて種まき

  • ホトケノザ

    今月は一週間程、帰省していました。ピーチなので成田空港に着くんですが、ちょうど紅葉の始まりで良いタイミングだったと思います。空港からチョッと離れると小山や田畑が広がり、羽田と比べいきなり大都会ではなく、内地で育ったオイラにして見ればDNAに刻まれた懐かしい風景が心和ませます。着いたその日は中途半端な時間なので直ぐに実家には行かず、駅ビルで時間を潰し母と落ちあい食事をしました。次の日は母に頼まれていた家の事を片付けるのに自転車で出発!途中の空き地で目を引いたキレイな花がこれです。ホトケノザ(シソ科、オドリコソウ属)です。色が薄紫だったり少しピンクがかったりしています。同じ仲間のオドリコソウにそっくりですが、葉の形と花の付き方で見分けられます。小さい花ですがUPで見ると非常に美しい花ですね。ただ日本固有種では...ホトケノザ

  • クロベンケイガニ?

    夜の森の沢沿い、と言っても低い場所ですがに行って来ました。夜の森は昼間なかなか出て来ない生き物たちも警戒心が薄れ、怖いけど面白いです。季節によっても種類が変わるし、しょっちゅう行ってれば慣れても来ます。絶対行きたくない場所もあるけどね、色んな意味で。今回は珍しい種ではないんですが、クロベンケイガニ(ベンケイガニ科(昔はイワガニ科)、絶滅危惧種になってました)だと思います。思いますというのは目が何となく赤が入っているように見えるのと、黒にしては甲が丸い。オオか、タイワン?にも見えなくはない。撮るだけじゃなく現場で良く観察しないとダメですね。だけど今見ても甲に泥が付いてて特徴も良く分からないな。この時、始めは外にいたカニがオイラに気付き巣穴に戻ってしまいました。それをオイラはジッと動かず我慢して再び穴から出て...クロベンケイガニ?

  • 森の中を歩くと

    石垣島はここ数日、台風と秋雨前線などが重なり大雨警報や近所の名蔵川は洪水警報レベル3まで出ました。何時ものように市街地は道路が冠水、小さい島ですぐ海があるのになんで冠水するの?都市計画と言うか道路を通す場所の設計が考えられてないのと、ここ石垣島でも地面がアスファルトやコンクリートに覆われ、そして土地改良で畑や田んぼが水を吸わなくなったからです。結果道路冠水もそうですが大量の表流水が一気に流れ、赤土流出、地下水の枯渇、海の汚れや高温水化、サンゴの白化、人間に帰って来る、と全てに繋がって行きます。人間が罰を受けるだけなら自業自得ですが、人間以外の地球上の全てが被害者です。あっ、違った!今回は森の中を歩いた時の記事だった。で、目の前にでぇーんとあらわれたのが巨木の倒壊。数年ぶりにヤバいのが来た!と言ってた台風1...森の中を歩くと

  • 今年最後は、養護学校の自然体験授業です!

    年間を通じて島内外の子供達を何校か、課外授業とか自然体験とか名目は色々ですが名蔵アンパルのマングローブ林を案内します。特にここ数年はコロナ過のせいで修学旅行などにいけない地元校や竹富島など、他の島の学校の参加も増えています。石垣島も秋の風が吹き始めた10月末、今年最後は島内にある養護学校の中学一年生の子供達でした。今回はオイラも入れて講師三人。子供達のペースに合わせて対応しました。養護学校は数年ぶりだったので先生方も心配されていましたが、皆自分なりに楽しかったようで夢中になって遊んでいました。中にはず~と砂を掘って遊んでいるだけの子がいて、先生方はもっとカニや貝などを触って色々経験をして欲しかったようでした。でもオイラは、本人が夢中になって楽しんでいたのでそれで良いと思っています。この子が「楽しかった、ま...今年最後は、養護学校の自然体験授業です!

  • 国特別天然記念物なのに、何だこの扱いは!

    国特別天然記念物なのに、何だこの扱いは!

  • トントンミー

    ミナミトビハゼ(ハゼ科)、沖縄県ではトントンミーと言います。意味はピョンピョン目玉とか、飛び出た目玉、と言った意味があります。見てると長靴にくっ付いたり、手にくっ付いたり、カヌーにくっ付いたりする事もあります。チョッと移動する時はヒレで「ウンショ、ウンショ」と這うように移動しますが、体を曲げてバネのように「ピョン!」とジャンプしたり、水面を水切りのように跳んで移動します。沖縄では食用にする地域もあるようですが、石垣島で食べると言う話は聞いた事がありません。眼の瞳がハートの形をしているので、図鑑などで確かめて見て下さい。残念ながら今回のオイラの画像は眼が光っていて分かりません。#トントンミー#ミナミトビハゼ#リフトアップ石垣島エコツアートントンミー

  • ジ~と見てるよ、ミナミコメツキガニ

    今回は名蔵アンパルのマングローブ内で資料用の撮影。ミナミコメツキガニが砂中から出て来た跡を追って行って移動先に辿り着きました。そばに行くとクルクル回って直ぐに隠れちゃうんですが、しばらく座って待っていると砂の中からワサワサ出て来ます。そんな中でもこの子はジッとオイラを見たまま動こうとしません。警戒してるのかな?でも何だかそんなんじゃない気がします。#リフトアップ石垣島エコツアー#ミナミコメツキガニ#名蔵アンパル・マングローブジ~と見てるよ、ミナミコメツキガニ

  • 干潮の海は面白い!

    干潮時の海は色んな生き物観察のチャンスですね。普通干潮時の観察と言うと岩場か多いんですが、砂浜の干潮時もわりと楽しめます。昼間でも勿論面白いんですが、今回は夜の砂浜です。さぁ、カメラとライトを持ってレッツら・ゴー!です。始めはイソギンチャク(3Cm位)です。透明で黒い?斑点模様が美しいですね。盛んに触手を動かしてましたから、獲物を探していたんでしょう。夜の砂浜は魚も警戒心が薄れオイラの長靴にも当たってくるくらいですから、イソギンチャクも獲り易いのかな?ん?、このイソギンチャクは砂中から出ちゃった見たいですね。この場所は台風の影響でかなり砂が動いたようで、その証拠が側にありました。赤で囲んだ部分、砂の棘みたいのが砂地から飛び出してるように見えます。これ本当は飛び出しているんじゃなく、ゴカイとか海に棲むミミズ...干潮の海は面白い!

  • 台風で?、ラデンキンカメムシ

    台風の数日後、外に置いてあった水タンクを見ると、過去に一度か二度見たかな?ってくらい滅多に見ないキンカメムシがくっついていました。ラデンキンカメムシ(キンカメムシ科、外来種)。奄美から八重山で既に住みついていると言う話しもありますが、石垣島では普段から見ると言った種とは思えません。ただ奄美では集団でいる姿も見られ、完全にいついてると言って良いでしょう。元々は外来種で沖縄近辺では台湾にいるようです。今回のような強い台風があると色々な生き物が乗っかって日本にやって来ます。鳥や昆虫だけでなく病気なんかも(>_<)。その後の台風でも何百キロも離れているのに石垣島も強風雨にさらされていました。そんな天気の中で海に入った方がいて、二件の遭難事故が発生しました。その内の一件ではまだ見つかっていません。オイラにも捜索の要...台風で?、ラデンキンカメムシ

  • 二回続けて台風、トホホ。

    もともとサボりがちだったのが、台風のおかげで益々掲載出来ずにいます。今回の台風は石垣島直撃で今年の最大風速40.1mが記録されました。我が家は、電気、電話線が切れ、日さしが飛び、雨漏りがいつも以上に激しく大変でした。二日続けて知人の家でシャワーを浴びさせて頂き、帰って来た後に電気が復活しました。沖縄電力は台風前に停電しそうな島に車両ごと技術者を送り込み、暴風域が抜けると夜中までかかってアッというまに直してくれます。毎回感謝です!ただ電話はまだ繋がっていません(こちらは毎回遅い!)。おそらく2~3週間は難しくインターネットもWi-Fiも出来ない状態。これはスマホから書いています。沖縄は台風慣れしているので、暴風域から出たらすぐ学校も仕事も始まります。仕事の合間に台風後の定番作業、後片付けが待ち構えています。...二回続けて台風、トホホ。

  • ワークマンのトレッキングシューズ

    去年の10月に帰省したさいに購入した、ワークマンの登山靴?です。嬉しくて2足買って帰りました。ほぼ毎日交代で履いていましたが残念ながら一足、1年もたたずにダメになってしまいました。元々親指側に変な皺が入っているなと思っていて、そこが当たって嫌だったんですが、何せ1900円だから文句は言えません。気にせず、いや気にしながら履いてたら今年8月の中旬(購入して10ヶ月)、何か足が濡れた感覚があり見てみると靴下が濡れていました。何所から水が入ったんだろうと見ると皺の所が剥がれて来てて、そこから水漏れがあったようです。皺が無い方の靴は今のところ問題ありません。ついでだからオイラが気になるこの靴の欠点を書いてくと、一つは靴紐が直ぐにほどけてしまう、ツルツルした紐を使っている点と、ハイカットが欲しかったです。まぁこれは...ワークマンのトレッキングシューズ

  • 台風数日前の虹

    石垣島は南の島だからカタブイ(スコール)が良くあり、年間に何度も虹が見られます。特に台風前後は降ったり止んだりなので虹が出る事が多いです。この時はバンナ岳街側で端から端まで完璧に見れて、バンナを越えると今度は名蔵側で素晴らしい雲とセットの凄い虹が見られました!忙しさと台風を言い訳に、更新かなりサボり気味ですみません(+_+)。#リフトアップ石垣島エコツアー#石垣島虹台風数日前の虹

  • 隙間、大好き!

    ウチに出入りの野良猫夫婦・茶シローと茶々が庭の隅で3匹子供を産みました。敷地内ですが着々と行動範囲を広げつつあります。今では玄関の真ん前でお乳をあげる始末。産まれてまだ1月半程ですが、当たり前ですが生まれた時からネコはネコ。この日も「いないなぁ、いないなぁ、もう茶々がもっと住み易い別の場所に運んだのかな?」と思ったら、こんな所にいましたいました!やっぱり隙間大好き!立て掛けたパレットの隙間に3匹で挟まって、ご満悦なチビ猫達(見えないけど一番奥にクロが寝てます)。画像を撮りながら何か視線を感じるなと思い見たら、隣のパレットの隙間から凄い顔で睨んでた茶々、怖!「うちの子、見んなや~、」#リフトアップ石垣島エコツアー隙間、大好き!

  • まずは昨日の夕景

    書かなきゃ、書かなきゃ、と思いながら2週間が経ってしまいました。今夏のお盆は色んな事が重なって忙しい2週間でした。昨日も淡水生物の調査を終え「明日からはしばらく落ち着くなぁ」とか考えながら夕飯を食べつつTVを見ていた眼を、ふと反対側の窓に移したらこの色でした。Tシャツ短パンで画像撮ってたら、蚊に刺されました(笑)。#リフトアップ石垣島エコツアーまずは昨日の夕景

  • カヌーで上半身、シュノーケルで下半身、

    今年は国からのコロナの規制が無いので、お客様が増えて来ました。週末は3~4年ぶりになるリピータの智がお父さんと一緒にシュノーケルとカヌーで参加してくれました。初日はシュノーケルです。残念ながら今はコンパクト水中カメラがないので画像はありませんが、正しい自然が残ってる場所なので何ヶ所か地下水が染み出し海藻も海草も、そこそこサンゴも育ち、深場にいる魚もけっこう見られる場所です。あちこち海喰洞もあり面白い場所です。二日目はカヌー。初日はシュノーケルだったので(オイラは腕も良く使いますが)ほぼ脚を使います。カヌーは全身運動ですが特に腕を使います。これで満遍なく運動完了(笑)。天気に恵まれ日影が少ないので熱かったですが、元気な内に向かい風に逆らい奥へ。そこからは風や潮に乗り、のんびり帰って来ます。空が最高にキレイで...カヌーで上半身、シュノーケルで下半身、

  • 今回は沢にロガーを設置してきました。

    2ヶ月くらい前から淡水魚の調査を続けていますが、生き物だけでなく沢水の計測調査も行います。月末にFさんとHさんとで、沢にロガーを設置してきました。今回のウォーターロガーは「U20L-0x」とう奴で、水位、水圧、水温などが記録できます。これを毎月一回見に行って現場でデータを携帯メモリーに移します。移した後、またそのデータをPCに移します。現場が道路沿いとか行き易い場所なら最初っからノートPCを持って行って移しても良いんですが、今回は山中なのでどうなんでしょう?60代と70代二人で一生懸命設置しているんですが、歳なのか元々なのかなかなか上手くいきません。結局オイラ(50代)が記録撮影を一端止め設置しなおしました。最後に二人で流されないように支えの鉄筋を打ち込んでるのが最初の画像です。その間に辺りを見渡し、カノ...今回は沢にロガーを設置してきました。

  • 石垣島 淡水魚類調査やってます。

    日本魚類学会・自然保護委員のFさんを中心に、地元のメンバーで淡水魚の調査を1~2週間に一度やっています。もちろん各行政に許可申請済みです。この場所はジャンプしないと降りようがなかったので脚立を持って来ました。手順は濁る前にそっと水中の様子を撮影しておいて、それから見ながら採って、最後にガサガサをやります。こんなところで?って思うかも知れませんが、田舎ってこんな所でも水キレイで生き物沢山だったりしますよね。この後出て来ますが、実際チョッと上に上がると密林というか山の中です。網の中にはエビの仲間やヤゴ等、沢山の生き物がひしめき合ってます。もちろんお帰り頂きました。こちらがまだ見ながら採ってる段階です。この後、ガサガサやります。こんなジャングルの中の沢の光景が石垣らしいでしょ。でも地元の人でも行った事が無い人が...石垣島淡水魚類調査やってます。

  • 戻って来た修学旅行生、でも雨?じゃないよ!

    先日ようやくコロナ過が収まりつつ、石垣島に修学旅行に訪れる学校が戻って来ました。しかし丁度台風で朝から雨で中止か!?、と思ったら二日ともその時間帯だけ晴れ!子供達に無事石垣島の自然を楽しんで貰えました。えっ?みんな傘さしてるじゃん!、って思うでしょ、黒い雲も出てるし。でもこれ雨が降っているんじゃなく日傘として傘をさしているんです。みんな賢く暑さと雨対策に持って来たそうです。このK中学はオイラがガイドを始めた時から石垣島に来ているんですが、最初の頃に案内した子もう30歳を超えています。たまに写真の整理をしていると歴代の子供達が写っています。先生も子供達も自然好きが多く、生き物が好きな子はオイラ達ガイドのそばから離れません。だけど最近の子と言いましょうか、セミの抜け殻も怖かったりします(^^)/。このあと石垣...戻って来た修学旅行生、でも雨?じゃないよ!

  • 石垣島 ゴルフ場リゾート開発予定地内の調査

    先日の魚類学会を中心としたドリームチームの調査状況を載せたかったんですが、石垣の責任者と言うかオイラの仲間なんですが、期間中(いや、普段から)まったく電話を取らないので合流出来ませんでした。なので画像が一枚もありません。結果から言うと、イシガキパイヌキバラヨシノボリ(絶滅危惧種、沖縄県希少野生動植物保護条例に基づく指定希少野生動植物種(採取禁止))は無事採取できて、美ら島水族館に無事空輸で到着(タウナギ(内地のとはおそらく別種)はちょっと前に採取済み)。担当者から「ちゃんと餌も食べ元気にしています」と連絡を頂きました!これを系統保存と言う事で増やしてきます。採取禁止なのに採取して良いのか!と思う方もいらっしゃるでしょうが、ちゃんと許可を取っております。ちなみにオイラも採取者として許可書を申請済です。©鈴木...石垣島ゴルフ場リゾート開発予定地内の調査

  • ドリームメンバーが集まります!

    前勢岳のゴルフ場リゾート開発予定地を流れる幾つかの沢の魚類調査にドリームチームが集まりました!メンバーは魚類学会、美ら島財団、WWF、アンパルを守る会、石垣島エコツーリズム協会です。明日から本格的な調査を行い、30日には記者会見を行います。一応全国のマスコミに向けてですので、皆さんの目にも留まるかも知れません。興味がある方は上記した団体のSNSにも出ると思いますので、そちらを見れば確実だと思います。是非ご覧になって下さい。★画像はワザと顔が分かりにくいように処理をしています。おそらく新種だろうと思われる種がいる事は分かっているんですが、捕獲出来るだけでなく色々と裏取りをしないといけないので直ぐと言う訳にはいかないかも知れませんが、近年中発表出来ればとの事です。また経過報告をしますね。#魚類学会#美ら島財団...ドリームメンバーが集まります!

  • ツマグロゼミも鳴く季節

    5月の終わりごろから、家の庭でツマグロゼミが鳴き始めました。この時見たのは羽化したてだったんですが時間が15時過ぎ。オイラの感覚では夜や早朝に羽化するんだと思ってたけど、こんな時間にするんですね。北限の宮古島では天然記念物で絶滅危惧種です。色付いて来るとグリーンだったりオレンジだったりの色になります。高い小さな音で鳴くので気付いてない人もいるし、歳をとると聞こえなくなると言いますが、オイラは今のところまだ聞こえてます(笑)。と言うかこのセミの鳴き声が聞こえていてもセミだと思っていない人や、このセミの存在を知らない人の方がウチナー、ヤマト、関係なく多いんじゃないかと思います。オイラも石垣に来た頃は何の鳴き声か分かりませんでした。#リフトアップ石垣島エコツアー#ツマグロゼミツマグロゼミも鳴く季節

  • マラリア地獄 白水強制避難地での撮影案内

    先日、八重山平和祈念館から電話があり、「慰霊の日に合わせ、RBC(琉球放送)が白水を案内してくれる人を探してるんだけど、お願いできますか?」と連絡がありました。あいている日だったので「良いですよ」と二つ返事。白水と言うのは於茂登山系の渓谷の一つで、今の於茂登登山道の西側に位置します。石垣島の大川、登野城の人達が旧日本軍により強制的に避難させられていた場所で、当時も山中はマラリア原虫を媒介するハマダラカがウヨウヨいる、そんな場所でした。当然避難した住民は次々とマラリアにかかり、毎日のように亡くなって行きました。それでも始めの内は亡くなった方を集落の火葬場まで運んでいましたが、白水だけでなく他の山中に強制避難させられた人達も亡くなる方が続出。とうとう追いつかなくなり空き地で焼いたりしたのはまだ良い方、終いには...マラリア地獄白水強制避難地での撮影案内

  • 第19回 身近な水環境の全国一斉調査

    コロナに負けず、今年も「身近な水環境の全国一斉調査」をやりました。全国では19回目、石垣島では16回目になります。去年に引き続き今年もコロナ過の為、一般募集は行いませんでしたが高校の部活は大丈夫と言う事で、八重山農林高校の生物部と八重山高校の希望者が参加してくれました(今回生物部は他の調査日と重なって不参加)。総勢24名くらいで、東、西、中央、轟水系、アンパル水系の5班に分かれての調査です。今年のオイラは東コース。八重高の生物の先生と生徒3名が一緒に回ります。最初は新川川の長間橋です。水面まで下りられないのでバケツに縄を付けて採水します。新川川は3チームが場所を変えて調査するんですが、ココが一番下流側のこのポイントです。毎年行っているCODパックテストの最大値8を超えてしまいました!新川川は生活排水等の垂...第19回身近な水環境の全国一斉調査

  • 100歳の大おばぁが逝きました。

    今回は完全な自分事なんですが、2月に100歳のなった大おばぁ(大叔母、婆ちゃんの妹)が今日亡くなりました(ちなみにオイラも2月生まれ)。オイラは東京にいる時、数回しか会った事がなかったんですが、最後の方は会う度に「この人は誰だっけ?」と言ってました(笑)。だってその頃すでに70代後半ですから。戦時中は20代ですから当時の事を鮮明に覚えていて、「空襲にあった時、布団被って死んだ人を踏みながら逃げた」とか壮絶な話を聞きました。申し訳ないのが、一人の身内にも看取られず逝かしてしまった事です。大おばぁは病院というか高齢者施設と言うかが併設したマンション見たいのに住んでいたんで誰にも気づかれず亡くなった訳ではないんですが、やはり身内が誰もそばについててあげられなかったと言うのは、物凄く申し訳なくて、悲しくて、辛いで...100歳の大おばぁが逝きました。

  • 山からマングローブ、そしてサンゴの海へ 繋がっている自然を絵にします。

    島に降り注いだ雨が山の栄養と供に沢や地下を流れマングローブ林、そしてサンゴ礁の海まで辿り着き、やがてまた空に上がり雲となり雨となって島に降り注ぐ。石垣島はこのこの自然のサイクルが非常に分かりやすく、景色だけでも一目で分かります。だから山の大切さが内地に比べ実感しやすく、そのせいか今まで山の自然を壊してまでホテルやゴルフ場を作ろうなんて考える人はいませんでした。それに石垣島に来る方達も、キレイな海辺のホテルに泊まりたいんです。賛否あるとは思いますが、石垣島はこれほど発展した市街地がありながら、今まで自然と上手く共存出来て来たのはココなんです!今回はそんな様子を絵にして貰い、石垣島の素晴らしい自然を分かって貰おう、今守らないと二度と元へは戻らない、取り返しのつかない事になる、と言う事を難しい言葉より絵で見て分かって...山からマングローブ、そしてサンゴの海へ繋がっている自然を絵にします。

  • ヤエヤマカジカガエルに名前が変わりました。

    もう1年以上前ですが、2020年にリュウキュウカジカガエルから、ヤエヤマカジカガエル(アオガエル科)に新種として名前変更されました。まぁこれは八重山では良くある事で、だいたい奄美から西表まで約722Km離れているのに同じ種類としてくくるのが無理があります。陸続きでもこれだけ離れていれば別種になるんじゃないでしょうか。過去、オイラが見て来た抱接状態の画像を見ると、手前がメスで奥がオスだと思います。「シュルシュルシュル」と言うキレイな声で山の麓から、海岸近くでも岩や斜面の隙間から淡水が染み出しているような場所なら見られます。#リフトアップ石垣島エコツアーアップ#石垣島夜回り##ヤエヤマカジカガエルに名前が変わりました。

  • キレイな花には2

    キレイな花にはシリーズ。今回は爬虫類のキノボリヤモリ(ヤモリ科)です。間違いなく外来種と言われていますが確証がなく、何と原産地がハッキリ分かりません。石垣島の公園とか屋内にも。自然度の低い場所にはいますが、山中などでは見かけません。こういう事からも外来種の可能性が高いと言われます。しかしこうやって屋外で月桃の花に紛れ、花に寄って来る生き物を狙っている訳ですから、在来種の昆虫やトカゲ等と競合する事になります。もちろん在来種の生き物も食べているでしょう。#外来種#リフトアップ石垣島エコツアー#捕食者キレイな花には2

  • サクララン、キレイな花には

    石垣島夜回り(ツアー)の最中、そろそろサガリバナが咲いていないかな?と見に行ったら、サクララン(ガガイモ科)が沢山咲いていました。サガリバナはまだ蕾で咲いていませんでしたが、サクラランが物動くキレイでお客様も大喜びです。良く見ると「キレイな花にはトゲ」ではありませんが、獲物を狙ったハンターが潜んでいました。匂いや色で昆虫などを呼び寄せる花のそばには、植物に身を紛らわせたハンターがつき物です。今回は花に似せた姿のハンターなので、自身もキレイな色合いでした。ところで、このようなハンター達はどうやって自分の姿がこの花に似ているな、この花のそばにいれば獲物に気づかれる事なく食べ物にありつけるぞって分かっているんでしょう?自分の姿を見た事があるんでしょうか?親が教えてくれるんでしょうか?例えば、僕は私はこの花の匂いが好き...サクララン、キレイな花には

  • 撮影の帰り、人が住む場所と自然の場所

    夜の撮影の帰り、平得大俣辺りから名蔵に帰る途中の一本道から市街地を見ると、結構な明るさで雲が光っていたので撮影しました。市街地の灯が雲に反射してこんな状態になっているんですね。梅雨も近いので雲がかなり低く、かなり明るいです。分かり辛いかも知れないけど、左から3分の1辺り、煙が出ているのは発電所の煙突で、その辺りが特に明るいのは野球場やホテルの灯、デカマックスの辺りだから、一際(ひときわ)明るいんだと思います。バンナ岳や前勢岳辺りから名蔵方面を見るとだんだん暗くなります。空には星も見えて来ます。人が住む場所と自然の場所、ココから見ると良く分かります。ちゃんとゾー二ングして自然の場所に人が入り込み過ぎてはいけないのです。#リフトアップ石垣島エコツアー#環境ゾー二ング撮影の帰り、人が住む場所と自然の場所

  • ユウコクラン群落

    今から一月半くらい前、山に行くとユウコクラン(ラン科)があちこちで咲いていました。画像の場所では群落をつくり、上から下まで15株くらいあったでしょうか。雨が降った時だけ水が流れるような、ちょっとした高低差があるような場所では、これ程の群落じゃないにしても、ちょいちょい小群落が見られます。何故でしょう?「地下茎で繋がってるの?」と言われた事があります。普通そう思う人が多いでしょう。惜しい!答えは、ユウコクランは葉の部分が落ちた後、葉の付け根部分が膨らんで来て、芽が出て来て、その内ポロッと取れて(高芽と言います)、母体から離れ育っていきます。同じような戦略はシダの仲間なんかが良くやります。同じ石垣島にある、ナンヨウリュウビンタイなんかもそうです。ですからその高芽が低い方に転がったり雨で流され、下側に増えて行くんです...ユウコクラン群落

  • オオタニワタリの中で、ハラブチ君

    ツアー中にオオタニワタリの中の落ち葉のソファーに、ヤエヤマハラブチガエル(アカガエル科、絶滅危惧種、石垣市保全種、竹富町希少野生動植物種)が座っていました。この子はガリガリで上から見るとかなり細く、ハラブチ君特有の体系と随分違ったので同定には迷いました。回りではハラブチ君のニワトリのような鳴き声が鳴り響いています。この時は残念ながら泥に穴を掘った巣穴の中の卵やオタマは見られませんでした。他にもカエルになったばかりの1センチにもみたないハラブチ君がいました。可愛いですね!こんなに小さいのがあんなに大きくなるんだなぁ。#リフトアップ石垣島エコツアー#ハラブチガエルオオタニワタリの中で、ハラブチ君

  • ヤエヤマヤマタニシ

    ヤエヤマヤマタニシ(ヤマタニシ科、絶滅危惧種)の残念ながら死骸です。車か何かに踏まれ殻が割れているのが分かります。最初見つけた時はアリがたかっていたので空っぽではないようです。陸生のタニシと名が付くものだと石垣島の場合、アオミオカタニシが最初に出て来ると思いますが、実は数種います。オカタニシとヤマタニシは名前が「丘と山」の違いはありますが、同じヤマタニシ科で、原始紐舌目。ちなみに田んぼとかにいるタニシはタニシ科で別、カタツムリとかマイマイと呼ばれるグループ(柄眼目)も違います。↑画像から殻口に縁(リップ)があるので成体だったんでしょう。↓そしてヤマタニシの特徴である、蓋が残っていました。蓋がある方が外敵から守られるような気がしますね。では蓋を持たないカタツムリはどうやって敵から中身を守るか?そう、石とか葉にくっ...ヤエヤマヤマタニシ

  • キノコとカビは、ほぼ同じ

    葉っぱに付いた白いの、鳥の羽が張り付いた?良く見るとまだ小さいですが、他の部分も同じようになっています。この白いのは菌です。菌糸体と言った方が良いでしょうか。この季節、いつものように石垣島の冬は雨ばかりで、合間に山なんかに行くとアチコチで菌糸を見ます。葉に付いた物や枯れ枝、朽ちた木、地面や岩肌が一面菌糸に覆われている事もあります。時にはキノコも生えていますが、この時期はそんなに多くはありません。菌って言うと汚い物、病気になったりするんじゃないか?って思いますが、分類としては一応キノコもカビも菌類です。キノコって言うと植物のような気がしますが、菌類であるキノコやカビは植物でも動物でもありません。分かりにくいですね~(笑)。キノコとカビの違いは大まかにいうと目に見えるような子実体(キノコ)が出来るか出来ないかです。...キノコとカビは、ほぼ同じ

  • お洒落なハブ太郎

    水場の観察をしていたら、やっぱりハブ太郎が待ち構えています。この子らにとっては絶好の餌場なんでしょうし、他の生き物にとっても命を繋ぐ場です。スケールは違いますがアフリカの水場と同じですね、ライオンがハブ太郎です。この時期とっても良い匂いのするセンダンの花びらと、オオバギの葉、何だかお洒落な画に仕上がってませんか?(笑)。#リフトアップ石垣島エコツアー#ハブ#撮影お洒落なハブ太郎

  • 覗いてるよ(笑)。

    夜の撮影では昼間見られないような色んな生物に出会えます。何に会えるかは一期一会なので地面から樹上からキョロキョロして、少し進むのにもかなり時間がかかります。一瞬見た中に「何か光るものがあったぞ」。もう一度その方向を見ると洞(うろ)があって、暗い中から何かがオイラを見ています。おそらく、ヤエヤマクチキコオロギ(コオロギ科)だと思います。日本最大種です。複眼と真ん中にある単眼が分かります、(複眼を二つと数えたら)三つ目ですね。石垣島にも沢山のコオロギがいて比べて見ないとオイラには見分けがつきません。せいぜいマダラコオロギと、この子くらいかな(笑)。他に、タイワンエンマコオロギ、フタホシコオロギ、ネッタイオカメコオロギ、ナツノツヅレサセコオロギ、カマドコオロギ、ヒメコガタコオロギ、など。#リフトアップ石垣島#夜の虫#...覗いてるよ(笑)。

  • 美味しそうなんだけど、食べれません(笑)

    外来種の調査を長年やっているんですが、基本趣味と言うかボランティアと言うかで、日頃の観察が物を言います。オイラのウチはオオヒキガエルの本場で、庭には毎日のように入って来ては外に放り投げます(笑)。野良猫も毎日のように餌をねだりに来て「ニャ~ゴ、ニャ~ゴ」鳴く癖に、いざ皿に餌を入れて出してやる途端に「フ~ッ!」と威嚇して来て「さっさと餌を寄こせ」と言います。ちなみに今戦いに勝ってウチを縄張りにしているのはチャシローです。シロクロはネコ会議で負けたようで、しばらく出くわさない様に両方来ていましたが、ここ数日は完全に来なくなりました。ところでネコ科って餌を必ず少し残しますよね。その餌を目当てにカラスが来たり、ネズミが来たり、野良犬も来たり、そしてオオヒキガエルまで寄って来ます。オオヒキガエルは物凄く鼻が良くて、かなり...美味しそうなんだけど、食べれません(笑)

  • 旧日本軍の壕も、

    シダやツル植物で覆われた石灰岩の斜面を見ていると、妙に人工的なコンクリートと銀の扉が見えます。秘密基地?!。コンクリートの壁には電気検診メーターも取り付けてあって、こんな所に誰か住んでいるんでしょうか?実はこれ、かつて旧日本軍が壕として使っていた洞窟で、今ではその穴を利用して地震計が設置されているそうです。この並びには戦時中の通信室の壕や、戦闘機を隠す掩体壕も幾つかあり、白保の飛行場で離着陸がある度にここまで人力で押して来て隠していたそうです。石垣島には地震計が何か所かあり、オイラの住む名蔵からチョッと行った斜面にもやはり同じような銀の扉で、その中に計測機器が設置されています。雨続きの石垣の冬が終わり、そろそろまたカブに乗ってウロウロできる季節がやって来ました。啓蟄が過ぎた途端にムカデが家の中に入って来たり、藪...旧日本軍の壕も、

  • 石垣島の粟石

    先日、地元新聞社の方からオイラの過去記事にある「粟石」について教えて欲しいと連絡がありました。そこには海岸の岩を切り出した跡を粟石の切り出した跡と書いているのですが、もしかしたらビーチロックを切り出した跡なんじゃないか?とも思っていて、以前から何度か現場に見に行ってるんですが、どうもビーチロックとは岩肌と言うか岩質が違います。だからその記事はあえてそのままにしておきました(今回少し訂正済み)。今回は新聞社の人にも、もしかしたらあれはビーチロックかも知れないと伝へ、話を終えました。では自信をもって「これは粟石を切り出し跡だよ!」と言える場所はまだ石垣島に残っているんでしょうか?以前から古い写真で石切場の画像を見てはいたんですが、それはどこなのか?今回改めて調べて見ました。モノクロの画像2点は、GeologyofI...石垣島の粟石

  • 石垣島ゴルフ場リゾート問題、自然派市長候補敗北で厳しい戦いが始まります。

    今日、石垣島市長選の結果が出ました。オイラ達は自然を守る派の候補を応援していたんですが、残念ながら開発推進派の現市長が当選してしまいました。と言うより現市長が何よりもゴルフ場を公約に掲げ、この場所に作る事を推奨しているのです。ですから同時に前勢岳のゴルフ場リゾート開発を阻止するのに、厳しい戦いが始まった事になります。画像は開発予定地を流れる、ウガドゥーカーラです。ゴルフ場が出来れば当然この沢にも農薬が流れ込みます。開発予定地にはいくつかの沢があり、全てに貴重な動植物がいる事が確認されています。沢には全国ニュースやYahooニュースにもなったキバラヨシノボリやタウナギなどがいます。画像の場所は、サガリバナの群落なんですよ。他にも下流域にはラムサール条約登録湿地の石垣島最大のマングローブ林・名蔵アンパルがあります。...石垣島ゴルフ場リゾート問題、自然派市長候補敗北で厳しい戦いが始まります。

  • 首里城再建 守り抜いた石垣島 ウラジロガシの巨木達

    首里城の火災後、再建する為に石垣島からも5~6本のオキナワウラジロガシ(ブナ科)を調達する、と県(国)から通達があり、石垣市長や一部の人は「名誉な事だ」と言う事で、内々に条件に合うウラジロガシの巨木を探していました。その後候補に挙がったのが今回の巨木達です。「名誉な事なのか?」この話がオイラ達自然関係者や崎枝地域に棲む方の耳に入ってから即座に「絶対反対!」と言う意見で一致しました。何故なら、ウラジロガシは名前の通り樫の仲間なので物凄く成長が遅く、その代わりに固くて丈夫な材になります。地域によっては国指定の天然記念物になるくらい立派に成長し、日本最大種のドングリを作る事でも有名です。いわば豊かな森の象徴なのです。台風の通り道になっている石垣島では風当たりの強い尾根などでは育つ事が出来ず、強風が当たらない自然が色濃...首里城再建守り抜いた石垣島ウラジロガシの巨木達

  • オオウナギ、大量死!なぜ?

    先日知り合いからオオウナギ(ウナギ科)が大量に死んでいる、と言うのを聞き仲間で見に行きました。場所はダムのオーバーフロー用の水路です。全部で20匹ほどがこの状態で、死んでいるのとまだ息があるのとが混じっています。この個体はまだ生きていて、口やエラをパクパクしています。時期的にも見た目も背中が黒く浮腫んで婚姻色になってちなみにいるので、頭は上流側を向いていますが、海に向かう途中でこうなったんじゃないか?と言うのが予想です。ちなみにウナギは皮膚呼吸もしていますが、体が乾いたり長時間は無理なようです。こっちの個体はもう死んでいて尾っぽの方が凹んでいますね。カラスが集まって突いているのも見ました。撮影している時に通りかかった散歩の方に聞くと「数日前はもっといたがだいぶ減った」との情報を頂きました。以前にも見たと言う農家...オオウナギ、大量死!なぜ?

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