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学校薬剤師④前編〜空気(CO2)検査〜換気・CO2濃度と健康
教室内のCO2濃度は1500ppm(0.15%)以下に保つよう基準が設けられています。この基準は健康への直接的な影響をもとに算出されたものではなく、CO2濃度の上昇に伴って他の汚染物質も増加することが考えられ、十分に換気がなされているかの目安として設定されています。今回は室内のCO2濃度と換気について解説していきます。
担当の小学校と幼稚園で空気検査を行いました。どのような子供達にとっても安心できる安全な場所であるように、教室の環境には基準があります。学校環境衛生基準の中で、気温・湿度・二酸化炭素濃度・気流・ホルムアルデヒドについてご説明いたします。