謀略をくり返すアメリカ、下山事件で
「日本の黒い霧」(文春文庫)の著者松本清張は、同書で下山事件に関する様々な情報から、下山国鉄総裁が、GHQの組織、参謀第二部(G2)の謀略によって殺害されたことを論証しています。GHQ民政局(GS)の民主化政策で、”強大となった日本の急進労働運動もなんとかして食い止めなければならない”ということで、G2が下山総裁を拉致し殺害した上、その死体を線路上に横たえたという事実を、さまざまな証拠をあげて明らかにしたのです。下記に抜萃したのは、「下山国鉄総裁謀殺論」で、下山事件の背景や殺害の動機を中心に論じています。下山総裁が行方不明になった経緯、轢死体や身に着けていたものの状況、また、列車の運行状況、下山事件の不自然な捜査の打ち切りなどを、下記のような背景や動機と考え合わせると、下山事件がG2による謀略であったこと...謀略をくり返すアメリカ、下山事件で
2023/04/08 10:10