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久地弁財天(→神奈川県川崎市高津区久地)は、守護尊寺の裏に建つ弁財天と江戸時代前期の元禄年間(1688年~1704年)にこの地に移り住んだ比丘尼(びくに)を祀った堂宇と伝わります。江戸時代には境内の池に蛇神が住むと信じられたため蛇神池と呼ばれ、干ばつでも水が絶えなかったことから「雨乞い弁天」とも呼ばれたようです。久地弁財天は、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』橘樹郡久地村の条に「弁天社...
成田山 久地不動尊 守護尊寺(→神奈川県川崎市高津区久地)は大日如来を本尊とする真言宗山階派寺院で、大正時代までは浅草新吉原(→現在の東京都台東区千束4丁目)に不動尊としてありましたが、1923(大正12)9月1日の関東大震災で堂宇が全焼したため現在地に移転されました。江戸時代には浅草新吉原にあったため『新編武蔵風土記稿』橘樹郡久地村の条には守護尊寺の記事はありませんが、寺の伝承として次のような話があります。「久地...