大企業を辞めて挑んだ新しい人生
50代での大きな決断が教えてくれたこと 私の人生において、最も大きな決断を下した瞬間を今でも鮮明に覚えています。 それは、51歳の春、長年勤めた一部上場企業を退職するという決意を固めた時のことでした。 あの日、私は大きな不安と同時に、心の中で確信していました。 「自分はもう、この職場にいてはいけない、自分を変える必要がある」と。 研究者から知財部へ、波乱の人事異動 物事が大きく動き始めたのは、数年前。元々、私は研究者としてこの企業に転職しました。 ところが、予期せぬ形で知的財産部門に異動となり、慣れない環境での業務は想像以上に厳しく、私のメンタルは徐々に崩れていきました。 終日のデスクワークは…
2024/11/18 16:56