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ぶなの森7

月夜の猫－BL小説です ぶなの森7 BL小説 どうせ良太がイタリアにいくことは当分ないのだから、余計なことを考えなくて済むだろう、と。 だが、よもや案外早く良太にそれが知れることになろうとは、工藤も思っていなかった。 「嫌だ…いやだってば！ バカやろ…」 「何が、嫌だって？」 そんな工藤の言葉が合図のように

2024/07/05 18:02

月澄む空に（工藤×良太）146まで更新しました

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）146まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）146、夏が来る42 まで更新しました 2024Summer、 夏にちなんだエピソードを順次アップしています ぶなの森（工藤×良太22）6 夏のエピソードです。 かぜをいたみ87（ラスト） 最後までお

2024/07/04 23:52

ぶなの森6

月夜の猫－BL小説です ぶなの森6 BL小説 「あいつ……、よほど、お前がキモイといっていた小林千雪だって言いたかったですよ」 戻ってきた千雪に思わず良太はぶちまける。 「あの子、工藤さんにベッタリなんやて？ 良太、それで面白くないわけや」 「誰に聞いたんですか～そんなこと。わかった、アスカさんだな」

2024/07/04 19:28

ぶなの森5

月夜の猫－BL小説です ぶなの森5 BL小説 「あの女とは何でもない」 工藤は言うのだが、どうやら今はそうだとしても昔はよろしくやっていたらしい。 まだほかにもあちこちに工藤の女がいるに決まっている、と言ったのは、青山プロダクション所属のイケメン俳優、小笠原だ。 そんなことをいわれると、良太としては工藤がイタ

2024/07/04 00:25

ぶなの森4

月夜の猫－BL小説です ぶなの森4 BL小説 「良太ちゃん、お弁当食べよ」 菜摘が弁当を手に良太に声をかけた。 「あ、はい。ちょっと待ってください」 良太が手配したロケ弁をスタッフが配ってくれて、みんな各々アウトドア用のストーブの周りに陣取っている。 夏とはいえ、東京の暑さとはうって変わってここは別世界のよう

2024/07/03 01:19

ぶなの森3

月夜の猫－BL小説です ぶなの森3 BL小説 小林千雪といえば、時折警察にも知恵を貸して解決した事件も多々あるミステリー作家として巷では知られているが、助教としてT大法学部に在籍している。 その彼を一躍有名にしたのが、分厚い黒渕メガネとぼさぼさの髪、超ダサダサのファッションセンスで、学内の女子学生の間では、ダサ

2024/07/02 10:47

かぜをいたみ87（ラスト）

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ87（ラスト） BL小説 「小夜子の作るケーキのがメチャうまいぞ」 「またお前、小夜ねえのことバカにしよって」 「ほめてるんだろーが。マギーのケーキはもう金輪際ごめんだがな」 小夜子の名前が出ると、千雪はちょっと口を噤む。 「あと、何か月やったっけ」 「十二月まで五カ月だろ

2024/06/30 01:50

かぜをいたみ86

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ86 BL小説 「やつらって？」 アスカが聞いた。 「ああ、こないだ捕まえたやつら」 「捕まえた？ ユキが？」 アスカが妙に突っ込んでくる。 「やから、情報提供して、警察が捕まえよったやつらのことや」 千雪の適当な説明にちょっと怪訝そうな顔をしたが、「とにかく、工藤さんも工藤さ

2024/06/28 23:16

かぜをいたみ85

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ85 BL小説 千雪が良太を見つけてから結構もたついたので、二十分ほど経ったろうか。 工藤はドアをガンガンノックした。 その間に秋山と井上も駆け付けた。 「良太！！」 工藤が叫んだ。 「……工藤……さん！」 良太の声が中から聞こえ、やがてドアが開くなり、みんなが中へとなだ

2024/06/26 15:20

かぜをいたみ84

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ84 BL小説 「よう」 気になって良太を見ていた千雪に、井上が声をかけてきた。 「明日、帰るんやて？ 何時の便？」 「工藤と同じ」 井上はそう答えてから、にやにやと千雪に歩み寄る。 「なあ、お前もさ、期待だけさせて振りして、工藤の奴も可哀相じゃねーか？」 周りがフランス人

2024/06/25 19:38

かぜをいたみ83

back next top Novels ACT 5 &

2024/06/24 23:54

月澄む空に（工藤×良太）136まで更新しました

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）136まで更新しました BL小説 Isla De Pinos では、内容的に関係もないんですが、細かいことで、エルミタージュ美術館をルーブルに変えたりしました。 あと、月澄む空にの中で、若干、年齢的に変わってくるかもしれません。 時系列的にこの後のエピソード

2024/06/24 06:50

かぜをいたみ82

back next top Novels 「せや、千雪、最新情報や」 三田村が千雪を振り返った。 「な

2024/06/23 19:51

かぜをいたみ81

back next top Novels 「クラウドをハッキングしたやつがいるらしいって、サイバー犯罪対

2024/06/22 23:43

かぜをいたみ80

back next top Novels 「二人で飲み？ 誘ってくれへんし」 千雪は軽く声をかけた。

2024/06/21 23:16

かぜをいたみ79

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ79 BL小説 「あ、大丈夫です。新宿西署に後輩がいて、情報をもらっただけなんで、広瀬くんとか工藤さんの名前は一切出してません。それに、関係者から広瀬くんの名前も工藤さんの名前も出てきてませんよ」 それを聞いた工藤は、確かに、金輪際良太に関わるなと男たちを脅しはしたがと眉を顰

2024/06/20 23:25

かぜをいたみ78

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ78 BL小説 「そういや、また来週のゲーノーニュースに久々大センセーも登場するしな」 工藤の発言に、また眉を顰めて千雪は口をつぐむ。 「何よ、それ？」 アスカがすぐ反応する。 いつの間に手に入れたのか、工藤が投げてよこしたゲラには、財界のパーティのあとという説明付きで、今

2024/06/19 20:37

かぜをいたみ77

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ77 BL小説 「俺も聞きてーもんだな？ え？ 千雪」 皮肉っぽい京助の言葉が追い打ちをかける。 『白昼堂々、アスカ新恋人と激写』などというキャッチコピーつきだ。 「ただ送っていっただけや」 千雪はムッとした顔のまま言った。 「ほう？ それで？ この二人に何があったかにマスコ

2024/06/18 18:22

かぜをいたみ76

back next top Novels どこが、いうてはっきりわかれへんけど。 千雪はグラスを弄び

2024/06/17 16:49

月澄む空に（工藤×良太）129まで更新しました

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）129まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）129、かぜをいたみ75、夏が来る37まで更新しました。Blue Moon20（ラスト）、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 開始いたしました、Isla De Pinos は、ほぼ、夏のは

2024/06/17 13:50

かぜをいたみ75

back next top Novels 工藤は嘉人のドキュメンタリー番組のロケに同行し、オスロから帰

2024/06/17 02:16

かぜをいたみ74

back next top Novels 三作目となる千雪の小説老弁護士シリーズの映画化は単なるシリー

2024/06/15 23:34

かぜをいたみ73

back next top Novels 「今後一切良太に関わるなとは念を押したが」 工藤はフンっとせ

2024/06/15 00:59

かぜをいたみ72

back next top Novels 「悪いけど、警察の捜査でやつらがあぶり出されたかどうかも怪しい

2024/06/13 21:59

月澄む空に126

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に126 BL小説 「フーン、ウエストヴィレッジでコンシェルジュ付きならまあ、いいだろう」 工藤は言った。 「いっそ、横浜に残ってるビルを売って、ニューヨークにアパートを買うってのも手だな」 さらにそんなことを言い出した工藤に、「それはまたいつかの話にしてください」と良太は釘

2024/06/13 18:19

かぜをいたみ71

back next top Novels 「中尾はさ、大学の後輩で、警察学校でも優秀な成績で将来を有望視

2024/06/12 23:58

月澄む空に125

back next top Novels 「バレンタインにやつが毎年くれる酒に直筆ででかでかと書いてるじ

2024/06/12 23:02

月澄む空に124

back next top Novels 翌日、名古屋への出張から工藤が戻ってきたのは夕方だった。

2024/06/12 02:59

かぜをいたみ70

back next top Novels 「Oh, I have no idea. I just cam

2024/06/11 20:25

月澄む空に（工藤×良太）123まで更新しました

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）123まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）123、かぜをいたみ69、夏が来る32、Blue Moon18、 まで更新しました

2024/06/11 02:11

月澄む空に123

back next top Novels 「お母さんが、ニューヨークなんてとんでもない、私を一人ほっとく

2024/06/11 01:35

かぜをいたみ69

back next top Novels 「木村ちひろくんだったね、こちらに住所と名前を」 「横須賀のダ

2024/06/10 19:15

月澄む空に122

back next top Novels 「来年、東洋商事のニューヨーク支社を刷新することになっとって、

2024/06/09 20:51

かぜをいたみ68

back next top Novels 「おい、あんた！」 ピザ屋は後ろを振り返ると、「こいつら、常

2024/06/09 15:13

月澄む空に121

back next top Novels 「あの人、いつもいきなり、ドイツへ行けだのパリへ行けだの、お陰

2024/06/08 21:08

かぜをいたみ67

back next top Novels だが今度は三人ともが欲に目が眩んでますという顔でわらわらと中

2024/06/08 15:43

月澄む空に120

back next top Novels 「京助の部屋いうか、もともと京助のお母さんが持ってはったんを京

2024/06/07 23:12

かぜをいたみ66

月夜の猫－BL小説です かぜをいたみ66 BL小説 「ちょうど今夜にぴったりのいいワインが手に入ったんだよ」 最初に出てきた髭がボトルを手にグラスを四つテーブルに置いた。 「お、シャトー・ラフィット・ロートシルトじゃないか。確か昔パリで飲んだなあ」 眼鏡が言った。 「君もおいで」 オールバックが千雪の肩を抱く

2024/06/07 12:30

かぜをいたみ65

back next top Novels 千雪は札入れをパンツの後ろポケットに入れ、携帯をストラップで

2024/06/06 02:05

月澄む空に118

back next top Novels 「まあ、良太ちゃん、あんまりお酒強くないんだから、無理して飲ん

2024/06/05 20:13

Blue Moon13

back next top Novels ACT 2 千雪と二人でこん

2024/06/05 09:02

かぜをいたみ64

back next top Novels ACT 5 &n

2024/06/05 04:14

かぜをいたみ63

back next top Novels 「それが、そうでもないみたいで。とにかくほら、良太ちゃん、ご家

2024/06/03 21:18

かぜをいたみ62

back next top Novels 「これで少しは良太ちゃんも快適に過ごせるようになるとええけどな

2024/06/02 18:52

かぜをいたみ61

back next top Novels 「ああ。まだ学生に毛が生えたようなもんだしなあ」 マットレス

2024/06/01 17:17

かぜをいたみ60

back next top Novels さらに海外からの電話も入った。 一応、二年の留学生活で、ご

2024/05/31 23:59

月澄む空に（工藤×良太）112まで更新しました

月夜の猫－BL小説です 月澄む空に（工藤×良太）112まで更新しました BL小説 月澄む空に（工藤×良太）112、 夏が来る22、 かぜをいたみ59、Blue Moon8 まで更新しました。 何だか、かぜをいたみ、工藤の話になっちゃってますが………

2024/05/31 10:43

かぜをいたみ59

back next top Novels 「おおきに。ほな、俺、留守番してますわ、お二人ともいかはるんな

2024/05/30 22:24

かぜをいたみ58

back next top Novels 実は良太のことが気になって、今日も番組の確認を理由に千雪はオ

2024/05/30 02:46

かぜをいたみ57

back next top Novels 借用書と領収書を受け取ると、工藤はバッグから誓約書を取り出し

2024/05/28 20:29