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本日のテーマはフレックスタイム制です。 コロナ以降フレキシブルな働き方を推進する企業が増えてきたように感じますがそれを象徴するものの一つがフレックスタイム制でしょう なんとなく知ってはいるけれどちゃんと説明できる人は少ないと思います。 フレックスタイム制とは労働者自身が日々の労働時間の長さあるいは労働時間の配置を決定することができる制度。のことであります。 清算期間という1~3か月間の期間を定めその中で労働時間をコントロールすることができます。 つまりその心は労働者自身が労働時間をコントロールできるということ 1ヵ月単位の変形労働時間制を発展させて労働者自身に管理させるというイメージです。 う…
本日のテーマは変形労働時間制についてです。 前回変形労働時間制とはこういうものというのをざっくり書きましたが 1日8時間、1週間40時間この枠にとらわれない働き方をさせることができるそれが変形労働時間制 でも無限に労働させれる制度ではなく変形労働時間制にも上限は存在します その上限を求める計算式がこれです40時間×変形期間の暦日数÷7 社労士試験の勉強を始めた時初めてこの式を見たときはピンときませんでしたが これって要は小学生の時に習ったツルカメ算です。試しにひと月の暦日数31日のパターンの変形労働時間制の上限を求めてみます。 1週40時間が上限つまり7日で40時間が上限ではひと月の暦日数31…
本日のテーマは変形労働時間制についてです。 前回、1日8時間 1週40時間までという、労働基準法上の労働時間の上限について書きましたが、これはあくまで原則です。 この枠を超えると時間外勤務となります。 どんな業務にも多かれ少なかれ繁忙期、閑散期が存在します。 1日8時間もやることがない日もあれば逆に10時間でも時間が足りない日もあります。 そんな時に活用できるのが変形労働時間制です。 変形労働時間制には以下の4つに分類することができます。1、1ヵ月単位の変形労働時間制2、1年単位の変形労働時間制3、1週間単位の非定型的変形労働時間制4、フレックスタイム制 例えば、1ヵ月単位の変形労働時間制につ…
本日のテーマは労働時間についてです。 1日8時間労働することが一般的な日本ですが実はこれ使用者が労働者を働かせていい時間の上限なのです。 ここで労働基準法の条文を確認してみます。 第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。 ② 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。 社労士試験の勉強を始めたばかりのころに、この条文を読んでびっくりした記憶があります。えっ?8時間て上限なの?俺、毎日8時間以上働いてるけど・・・違法なのか? この疑問は36協定が解決してくれましたが・・・…
本日のテーマは電子申請についてです。 e-govとはデジタル庁が運営する電子申請手続きのことでイーガブと読みます。 先日このe-govを使って36協定を提出したのですがめちゃくちゃエラーが出ました。 必要事項をちゃんと入力しなければエラーが出るのはもちろんのこと数字は全角で入力しなければいけないなどの縛りもありなかでも驚いたのが 「髙」や「﨑」などいわゆる環境依存文字とかいわれるやつです。「はしごだか」「たちざき」なんて言われますね これ電子申請だとはじかれます。 どういう理屈なのかは分かりませんが人名で普通に使用されているので絶対に使えるようにすべきなんですよね そして、調べてみてびっくりし…
本日のテーマは社労士バッジはタダじゃないです。 士業と言えばそれぞれのバッジをつけているというイメージがありますが社労士にももちろんバッジはあります。バッジはこれです。 社労士バッジのデザインは菊の花をモチーフにしています。 私も社労士になったあかつきには社労士バッジをつけようと考えていましたがつけていません。 それはなぜか?・・・ 有料だからです! そうなんです。こちらの社労士の証である社労士バッジ実はタダでもらえるものではありません。 弁護士、行政書士なんかは業務中のバッジの着用が義務付けられているらしいのですが社労士は義務ではありません。 つけたい人はつけてねということでしょうか だから…
本日のテーマは助成金についてです。 前回の続きです。 長くなってしまったので人材開発支援助成金の申請についてまとめです。 1、人材開発支援助成金の申請を頼まれる 2、計画届を労働局に提出する 3、社員が研修を受講する 4、申請書を提出する 5、研修機関が独断で研修内容を変えていたことが発覚する 6、変更になった部分だけ支給されないと労働局から連絡が来る 7、落ち込む 8、いい教訓になったと立ち直る 先輩社労士先生が口をそろえて助成金が怖いとおっしゃっていますがその理由が分かりました。 一般的に助成金の受給に成功したときの報酬は受給額は15%から20%くらいと言われています。成功したときのリター…
本日のテーマは助成金についてです。 前回の続きです。 そんなこんなで減額されることになった人材開発支援助成金でした。・・・ とりあえず経緯を社長に説明昔から付き合いのある研修機関だったので差額分を請求するとかそんな泥沼なことにはならず まあ、減額されるだけだったらしょうがないか で事なきを得ました。 このように自分に非がなかったとしても無慈悲に減額されてしまいました。 助成金は条件に合致しているかどうかです。合致していなければ受給できません。 そこには何の感情もないのです。 ただポジティブに考えれば新米のうちに致命傷にならないレベルで教訓を得ることができたと考えています。 いやーよかったよかっ…
本日のテーマは助成金についてです。 前回の続きです。 なんとか申請を終えてすっかり忘れかけていたころ労働局から電話がかかってきました。 「〇〇労働局ですが人材開発支援助成金の件で確認したいことあるのですが・・・ご担当者様いらっしゃいますでしょうか?」 「はい私ですが」 「申請していただいた内容ですが、一部、計画届と内容が一致していないので一致していない部分に関しては助成金は支給できません」 「えっ?」 書類を確認してみると確かに計画届に添付したカリキュラムと研修機関が作成した研修実施記録の内容が確かに違っていました。 これはまずい・・・ 「いやたしかに微妙に違ってますけど経費負担してることは確…
本日のテーマは助成金についてです。 前回の続きです。 そんなこんなで初めての助成金を申請することになりました。(申請する助成金は人材開発支援助成金) 分厚いパンフレットを読み解きながらなんとか書類を作成し、研修が始まる1ヵ月前までに計画届を提出 外部の研修だったので研修機関ともやり取りし書類を作成 そして研修が終わり、給与の支払いも終わり申請書も提出しました。 なんとか乗り切ったかな・・・ とりあえず締め切りまでに提出できたことに一旦、ひと安心あとは労働局の決定を待つだけの状態になりました。 支給申請してみて分かったのですが助成金は支給決定にとても時間がかかります。 とくに雇用調整助成金の不正…
本日のテーマは助成金についてです。 助成金の怖ろしさをを解説していますが私も助成金の怖ろしさを体感したことがあります。 私も社労士になってから助成金の申請を経験したことがあります。その助成金は人材開発支援助成金です。通称、人開金です。 人材開発支援助成金とは事業内の職業能力開発計画を立て、 計画に沿って従業員に職業訓練を実施する事業主等を支援する制度のこと。 要は会社負担で従業員に研修を受けさせるとその時の経費と賃金を助成してくれるという制度です。 私が社労士になってからこの人開金の申請を任されることになったのですがプチ落とし穴に落とされることになりました。 まず、人開金の申請の流れですが大き…
本日のテーマは助成金についてです。 前回、雇用調整助成金の不正受給について書きましたがそれだけではありません。 助成金の真に怖ろしいところそれは、助成金には行政不服審査が使えないということです。 行政不服審査制度とは、行政庁の違法や不当な処分などに不服がある場合に、行政庁に対して不服申立てをすることができる制度です。 つまり、この行政不服審査がないということは助成金の決定に関して異を唱えることができないということです。労働局側の力が圧倒的に強いです。 どれだけおかしいと思っていても原則として覆すことができません。 なぜ断言できるかというと私は実体験をもってこの怖ろしさを実感したからです。 次回…
本日のテーマは助成金についてです。 巷では助成金は社労士の飯のタネなんて言われていますが実はこの助成金、諸刃の剣です。 たしかに単価が高いスポット収入ではありますが不正受給となったときのリスクが高すぎます。 助成金が話題となったのはコロナ禍での雇用調整助成金です。 雇用調整助成金とは経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図るための休業、教育訓練、出向に要した費用を助成する制度です。 つまり、経営厳しいけどに厳しいけど頑張って給料出してるところには、いくらか助成金あげるよという制度 コロナ禍においては要件の緩和、助成率の引き上げが実施されました。 そして緊急時と…
本日のテーマは倫理研修についてです。 社労士会に登録後必ず受講しなければならない研修があります。それは倫理研修です。 5年に一度必ず受講しなければなりません。これを受講しないことは義務違反に該当し都道府県社会保険労務士会会則に基づく処分の対象となり得ます。 とはいってもオンラインでの受講ですしよほどのことがない限り忘れることはないと思います。 ですが、一定数受講し忘れて次年度受講するかたもいらっしゃいます。 全くもって品位に欠けています。一体どんな方なんでしょうか? すみません私です・・・ 令和5年の対象者だったのですが転職と開業で忙しく完全に忘れていました。 都道府県会に申出書を申請して令和…
本日のテーマはふるさと納税についてです。 社労士と関係ないように思えますが顧問先との会話の中で半分FPみたいなことをするときがあるので一般教養として知っておいたほうがいいです。 というのは建前で個人的にブチ切れているのでここで発散させてください 結論から言うと今年は早めに寄付したほうがよさそうです。 ざっくり解説ですがふるさと納税とは、自分が住んでいる地域とは別の自治体に住民税を先払いすることで返礼品という粗品をもらえるという制度。 このふるさと納税を利用して、クレジットカードのポイント等を荒稼ぎできたのですが今年から規制が入ってしまいました。 具体的に言うと2025年10月から仲介サイト(楽…
本日のテーマは人事評価についてです。 以前から日本の人事評価には問題があると思っていました。 日本は失敗恐怖社会です。 日本人は世界的に見ても民度が高く、特に接客やおもてなしの精神に関しては世界で一番です。ただそんな完璧主義が日本を失敗恐怖社会にしています。 これはどういうことかというと 多くの場合、どれだけ頑張ったかではなく、どれだけミスをしなかったかで評価されます。 頑張ったことは加点されない。でもミスしたら減点されます。このような環境でなにかプラスアルファで行動しようとは思いません。決められたことを決められた通りにこなしどれだけミスをしないかゲームになります。 人間は挑戦する、失敗する、…
本日のテーマは高度プロフェッショナル制度についてです。 社労士試験の出題科目でいうと労働基準法の範囲で高プロと略されます。 高度プロフェッショナル制度とは高度な専門知識やスキルを持ち、一定の年収を得ている労働者を対象に、労働基準法の労働時間や割増賃金に関する規定を適用しない制度のことです。 つまりどういうことかというと一定の条件を満たした高スペック、高年収の人は時間に縛られない働き方ができるという制度 なので残業や深夜割増の概念がありません。裁量労働制との違いはここです。(健康管理時間の管理や年間休日104日などの要件はあります) ただし職種が以下のように限定されていて金融商品の開発業務有価証…
丙午(ひのえうま)をご存じでしょうか? 丙午(ひのえうま)とは、西暦年を60で割って46余る年のことでありひのえうまの年は火事が多かったりひのえうまの年に生まれた女性は気性が荒く夫の寿命を縮めるといわれています。 元々は中国に伝わる俗信だったのですが歌舞伎や浄瑠璃の題材になったり八百屋お七がひのえうまの年の生まれだったりと日本でも広まっていきました。(実際には申年うまれだったなんて話もありますが・・・) 言わば迷信とか呪いの類ですが実際に1966年のひのえうまの年では生み控えがおきなんと出生数は前年比-25.4%となりました。 ただの迷信だとしても現実に出生数がガクッと下がったのは事実です。 …
本日のテーマは偉大なる二神先生です。 まず二神先生(ふたがみ)とはだれかというとフォーサイト社労士講座の専任講師です。 特徴としてとにかく頭がいいです。難関資格の講師なんだから当たり前ですがそれもそのはず 二神先生は東大法学部出身のウルトラハイスペック男子 https://www.foresight.jp/sharoushi/teacher/ 東大法学部って普通、官僚とかになるんじゃないの?なんで社労士試験の講師やってるんですか?いつか本人にお聞きしたいです。 東大法学部なんで堅物かと思いきや普通にユーモアセンスもあって面白いです。(社労士24の金澤先生ほどシュールではありません) 今でも印象…
本日のテーマはなぜフォーサイトを選んだか2についてです。 前回の続きです。そしてフォーサイトの無料セットを注文してみたわけですが 驚きました。とにかくテキストが見やすかった。 イメージを膨らませながら勉強する自分にとっては全ページカラーで図解されているのが嬉しかったです。 直感的にこれにしようと思いバリューセット2を注文 一番安いのはバリューセット1でしたが直前対策講座がついていない バリューセット3は不合格になったときの全額返金制度があるけど(一定の条件あり)一番高い。 折衷案でバリューセット2にしました。 合格することを目的としているのでテキストは余分な贅肉を落としてかなりコンパクトになっ…
【社労士勉強】2025年の社会保険労務士試験の勉強スケジュール表を公開
前回、ズタボロな試験結果でもう二度と勉強したくない!と言っていた社会保険労務士試験の勉強を始めようと思います。嗚呼やりたくねぇ。今回は前回の反省をふまえて問題集を比較的無理なく7回転するスケジュール表を作成しました。ダウロードしてご利用ください。
本日のテーマはなぜフォーサイトを選んだかについてです。 社労士試験は難関国家資格完全独学で合格を目指す人のほうがマイノリティです。 そして私も例に漏れず通信講座を受講したのですがその時選んだのがフォーサイトです。 まず、迷ったのが予備校に通うか通信講座で勉強するか まあ、働きながら勉強するのであれば通信講座がいいよな 通信講座って言ったらユーキャンかな? こんな感じで情報収集からはじめました。 社労士試験の通信講座はユーキャン、クレアール、アガルート、スタンディングそれから大原、TACなどの大手予備校もオンラインで受けれる講座がありました。 そんな感じで色々調べていくうちに意外と多いなどれにし…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったかです。 前回終わりにしたつもりでしたがちょっとだけエピローグを書きます。 そんなこんなで社労士になったわけですが社労士の登録方法は開業、勤務、その他の3つあります。 会社に勤務してる社労士だから勤務登録だろうと思い、勤務社労士として登録することになりました。 だがしかし、勤務社労士はその会社の業務しかできないので正直社労士として登録するメリットがないに等しいです。 社長は色んなところで、うちの会社専属の社労士いるからと自慢していたみたいですが・・・ これだったら社員として労務の仕事するの変わらないよな・・・ あれ、合格したはいいけど俺これから何がしたい…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか9です。 前回の続きです。 そして怖かったですが自己採点をしてみることにしました。(確か受講していたフォーサイトで解答を確認したと思います。) 結果は選択式 29点択一式 48点なんと足切りなしでした。 あれ、これマークミスしてなければ合格じゃね?嘘だろ? 択一式最後の国民年金の自己採点をしているときおそらく人生で最大の心拍数を記録していたはずです。 マジか・・・受かってる・・・ 選択式の労一に関しては予想通りネットでは罵詈雑言の嵐(当然です)2点救済は確実1点救済もありうるという予想が大半でした。 そしてマークミスもなく無事に合格することができました…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか8です。 前回の続きです。業務時間も勉強していたため絶対に合格しなければいけないと勝手にプレッシャーを感じ不合格だったら会社を辞めようと決意することになりました。 誰からもそんなこと言われてないんですけね というわけで夜に講義動画を見てインプット朝に出勤前に昨日みた講義動画の科目を過去問、問題集でアウトプット業務時間中、仕事がない時はテキストを読んだり過去問を解いたりしていました。 そんな生活を約半年ほど続けました。1日の勉強時間は10時間を超えていたと思います。 そうして迎えた社労士試験本番午前中の選択式労一・・・ 一問も分からないでも、これは他の受…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか7です。 前回の続きです。 そして転職先の会社で業務時間中にもかかわらず社労士試験の勉強をさせてもらうことになりました。業務量が少なかったので空いている時間はすべて勉強していました。 初めのうちは最高の職場だなと思っていましたがだんだんと自分の中である疑問が出てきました。 これもしも試験に受からなかったらどうなるんだろう?ここでの立場がなくなるんじゃないかと思い始めました。 そもそも社労士試験の合格率は6%前後年によっては5%を割っている年もあり合格する確率の方が低いテストです。 社労士試験受けます!社労士になります!と宣言をして、業務時間中にも勉強し…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか6です。 前回の続きです。 そして6年近く務めた大学病院を退職 内定をいただいた中小IT企業に転職することなりました。 そこは大学病院と打って変わって 定時で帰ることのできる天国のような職場で 残業のない穏やかな日々を過ごすことになりました。 こんなに暇で給料もらっていいのかな? なんて思っていたら 社長から衝撃的な一言を言われました。 「仕事中も勉強していいからね」 ・・・・・ えっ!? そんなことあり得るのか? 大学病院時代にそんなことしていたら速攻で断罪され 次の人事異動でどこの部署に飛ばされるか分かりません。 職場によってこんなに文化が違うのか…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか5です。 前回の続きです。 そんなこんなで転職を決意したわけですがとりあえず転職サイトに登録 いくつかスカウトメッセージが届きましたがその中である従業員70名ほどの中小IT企業からスカウトメッセージが届きました。 中小のIT企業・・・今まで半分公務員のようだった自分からしたら未知の世界 気になったので面接を受けてみることにしました。 中小企業なのでいきなり社長との1対1の面接 そこで社長から聞いた話は100名以上の大企業を目指しているため今まで外注していた部分を内製化してバックオフィスを整備したいことそのバックオフィス系の採用に苦労していること 社労士…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか4です。 前回の続きです。 社労士試験を受験しようと思ったのはいいものの大学病院は激務でした。 3月、4月は入退職者の処理に追われ夏頃は落ち着きを見せるものの年末調整が始まればまた春先まで激務、 そんなこんなで気が付いたら、社会人6年目を迎えてしまいました。 休みの日に市販のテキストを読んだりしていたけどこれじゃまともに勉強時間を確保することもできないなと思いました。 大学病院は巨大な組織、6年目ともなればいつ人事課から他の部署に異動になってもおかしくありません。そうなっては社労士試験を受ける意味そのものがなくなってしまいます。 安定を求めて大学病院に…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか3です。 前回の続きです。 そんなこんなで人事課に配属され窓口業務を任されることになりましたが覚えることが多すぎました。 そんな窓口業務で四苦八苦するうちにこんな風に思い始めました。 会社によると思いますが、私がいた大学病院では給与計算業務も経理でなく人事課で対応していました。給与計算業務は担当ではありませんでしたが、年末調整は人事課全員で担当していたので税金についてもある程度の知識レベルが求められました。 そこでこんな考えが頭をよぎりました。どうせ勉強しなけきゃいけないなら専門家になっちゃえばよくね じゃあ、社会保険と税金の専門家ってなんだろう?税金…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったか2です。 前回の続きです。 そんなこんなで人事課に配属されましたが右も左もわからない状態 人事課は採用から退職までの「人」に係るすべてを担当していました。そのため覚えることは多岐に渡ります。 社会保険、税金、何も教えてくれない先輩、ドラマに出てくるようなお局職員 新卒の自分にとってはとてつもない情報量と環境の変化でした。 そして一番初めに任された業務が職員の窓口対応でした。 大学病院では数千人の人たちが働いていて日々、住所変更、結婚、扶養などでたくさんの人たちが窓口にやってきます。 大きな組織の人事は小さな町の役場に等しいです。市役所の窓口をイメージし…
本日のテーマはなぜ社労士になろうと思ったかです。 令和3年度試験で合格したこと、奇跡的に足切りに引っかからなかったことなどをお伝えしていましたが、細かい部分は書いてこなかったのでなぜ社労士試験を受験しようと思ったかと実際に受験し、合格するまでの軌跡を綴っていきます。 というわけで、私がなぜ社労士試験を受験しようと思ったかです。 もともと私は新卒で就職活動していた当時大学の事務職員を目指していました。特にやりたいこともなかったので、高給で安定していると評判だったからです。しかし、大学職員は人気職で倍率が高くなかなか内定がもらえませんでした。 しょうがないから、そろそろ一般企業も受けようかなと思っ…
本日のテーマは勉強環境についてです。 社労士試験は難関国家資格合格するためにはかなりの勉強量を要します。(一説によると最低1000時間) この1000時間を超える勉強時間を家だけで捻出するのは至難の業です。 そこでおすすめなのが喫茶店で勉強することです。 私は学生時代から家で全く勉強する気が起きないタイプだったので勉強する=家以外の場所に行くでした。 強制的に勉強しなければいけない環境に移動する方法は家だとなかなかやる気が出ないという人におすすめです。 そして、喫茶店での勉強を勧める大きな理由がもうひとつあるのですが、それは喫茶店はそこそこうるさいということです。 どういうことかというと、うる…
冷静に考えてみると社労士試験の合格基準は見直すべきだと思うんだよな
本日のテーマは社労士試験の合格基準についてです。 社労士試験の合格基準ですが 総得点 約6割から7割くらい 足切りライン選択式 各科目 5点中3点以上択一式 各科目 10点中4点以上 この選択式の足切りライン3点以上が超曲者なわけです。各科目6割を確保しないといけないのは鬼です。しかもクイズレベルの奇問が出たりする。(もちろん平均点が低い場合は救済がありますが) 私が試験に合格した時の得点は以下の通りです。 合計点はそんなに高くないけれどギリギリで足切りラインを割ってないおかげで合格しています。 その逆全体の合計点は高いけれど1科目でも足切りラインを越えなければ不合格になっているということです…
本日のテーマは社会保険労務士の品位についてです。 社労士である以上常に品位をもっていなければなりません。なぜなら社労士法にはこんな条文があるからです。 社会保険労務士法第1条の2 (社会保険労務士の職責) 社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。 とあります。 第1条はもちろん目的条文ですが第2項にもわざわざ職責を定めているのです。 つまり、社労士たるもの試験に合格した後も勉強し続け品位を保持しつづけなければいけないということです。 雇用調整助成金の不正受給で多くの社労士が処分の対象となりましたがこれもまさしく…
本日のテーマはどこまで労働時間なの?です。 まずは過去問をどうぞ 平成19年労働基準法 労度基準法第32条の労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいい実作業に従事していない仮眠時間が労働基準法上の労働時間に該当するか否かは、労働者が実作業に従事していない仮眠時間においての使用者指揮命令下に置かれていたものと評価することができるか否かにより客観的に定まるものというべきであるとするのが最高裁判所の判例である。 さあ〇か×か(解答は下のほう) ___________________________________________ 正解は〇です。 論点は実作業に従事していないが、…
本日のテーマは社労士試験のリーマンショックについてです。 社労士試験の合格率は年によってバラツキがありますがだいたい近年は合格率6%前後となっています。 しかし、この数字から大きく外れてしまった年があります。それは2015年の合格率2.6%です。これが俗にいう2.6%ショックです。 2015年は私が働き始めた年ですが社労士試験業界ではこんな大事件が起きていたのですね。 2014年4156人(合格率9.3%)だった合格者数は1051人に減少 選択式の労災が難問だったのでどこの予備校も労災は救済の予想だったそう。 しかしフタを開けてみたら救済されたのは労一、社一、健康保険、厚生年金本来救済されるべ…
模試は受けるべきか 今日のテーマは模試は受けるべきかです。 社労士試験の勉強をしていれば必ずこの悩みにぶち当たります。 自分のレベルを突き付けられるのは怖いですからね・・・ 結論から言います。受けましょう。 たしかに自分のレベルを知るのはすごく怖いことですし結果に打ちのめされてしまうかもしれませんがしかし、それは体重計に乗らずにダイエットしているようなものです。 そして、私が思う模試を受けたほうがいい理由はズバリ試験慣れするためです。 社労士試験は午前80分、午後210分の超がつく長丁場です。 一説によれば人間の集中力は90分が限界と言われていますので普通に考えたら息切れします。そんな体力勝負…
本日のテーマは、日本の社会保障費ついてです。 日本の社会保障費は約138兆円で 私たちが負担している社会保険料では6割ぐらいしか賄えていません。(他は公費負担) 高齢化が進んで病院に行く人が増えたことが社会保障費が増えた一番の原因だと推測するのが自然だと思いますが、実は一概にそうとも言えないのです。 それはなぜかというと医療に関していえば、需要が供給を生むのでなく供給が需要を生んでいる側面もあるからです。 具体的にどういうことか例えば、風邪を引いて37度くらいの微熱が出たとします。もし家の近所にクリニックがあれば受診して薬を処方してもらうでしょう。(保険証を使えば医療費は3割負担です) でも、…
年間休日って何日あればホワイト企業なのか本気出して考えてみた
今日のテーマは年間休日の計算方法です。 よく求人広告を見ていると年間休日120日となっているものが多いです。現実に120日がブラック企業かどうかのボーダーとして見ていることが多いです。 ではなぜ、120日がボーダーとなっているのか? まず、1年間は約52週間なので 土日休みだと年間休日が104日これに国民の祝日16日をたすと120日となります。 つまり週2日休みがあって祝日も休みだと年間休日が120日になります。 これプラス夏季休暇や年末年始休暇などがあると120日以上の年間休日になっくるというわけです。 なので120日は最低限の休日で ホワイト企業の基準であれば 125日以上あればホワイト1…
本日のテーマは社労士試験の出題順についてです。 社労士試験の科目を出題順にならべると厚生年金、国民年金となっています。 国民年金は1階部分、厚生年金は2階部分です。これ出題順逆じゃない?と受験勉強を始めたばっかりのころは思っていました。でも学習が進むに連れてその謎が解けました。 本日はその謎解きです。 まず、公的年金の歴史をざっくり解説すると昭和17年に工場や炭鉱で働く男子労働者を対象に労働者年金が発足しその2年後の昭和19年に厚生年金保険と名を変えて適用範囲を拡大しました。 つまり、年金ははじめブルーカラー労働者だけを対象にしたものでした。 日本国憲法ができる前の話なので現在の年金のようにセ…
今日のテーマはボーナスの社会保険料についてです。 最近、ボーナスの手取りが少ないということでSNSでプチ炎上しています。 所得税、健康保険、厚生年金とたしかに、手取り少ないです・・・ 今でこそ当たり前のようにボーナスから社会保険料が天引きされていますがなんと昔はボーナスに社会保険料はかかっていませんでした。 ではいつから天引きされるようになったのか? それは総報酬制が導入された平成15年からです。 総報酬制とは従来、毎月の給与のみで算定されていた報酬月額を平成15年4月以降は毎月の給与プラス賞与も算定の対象にするよというもの この「平成15年」社労士試験の受験生が覚えておかなければいけない年金…
本日のテーマは社労士が出てくるドラマってなんかあったっけ?です。 士業を題材にした映像化作品はたくさんあります。 行政書士はカバチタレ検事はHERO司法書士は地面師 弁護士は言わずもがな、数えきれません。 では社労士は? 実はあるんです。 それが2021年にNHKで放送された六畳間のピアノマンです。 主人公は4人いて4つのストーリーが展開し、やがてひとつにつながっていきます。 主人公の1人はかつてパワハラ上司が原因で退職しました。その後、新しい職場でかつての自分と同じ目にあっている同僚を社労士として救うというストーリー(演じるのは加藤シゲアキさん) これ以上いうとネタバレなのであらすじはここま…
本日のテーマは飛躍の年にしようぜ!!です。 あけましておめでとうございます!!今年も宜しくお願い致します。 お正月といえば初詣 とういうわけで合格祈願におすすめの神社を紹介します。 私のおすすめは鎌倉の荏柄天神社http://www.tenjinsha.com/ 社労士試験受験の年に合格祈願をしにいった思い出の神社です。受験会場にここで買った梅守りをもっていきました。(今でも筆箱の中に入れてあります) 鎌倉はなんだか時間がゆっくりと流れているような独特の空気感があって好きです。 関東圏にお住いの方で合格祈願どこにしようかなという方ぜひ行ってみてください。 社労士試験に合格したら人生の選択肢が広…
本日のテーマはもういくつ寝ると社労士試験です。 例年、社労士試験の受験日は8月の第4日曜日です。試験日が例年通りだとしたら来年の2025年8月24日(日)となります。 本日2024年12月31日から数えてあと237日となっています。日数でみるとそんなに遠くない未来ですね。 社労士試験の範囲は膨大なので残り200日ちょっとですべてを完璧にすることなんてできません。大事なのはとにかく基本事項をマスターすること。 満点をとる必要のない試験なので、奇問、難問が解けるようになることよりも基本問題を絶対に取りこぼさないほうが大事です。(基本事項をマスターしたら労一ガチャを回す権利を得ます。) 私も受験生時…
本日のテーマは歯を磨くように勉強しろです。これはドラゴン桜に出てくるセリフです。 ドラゴン桜とは2003年から2007年まで連載された漫画で(ドラゴン桜2は2018年から2021年)元暴走族の弁護士が底辺高校を進学校へと変革すべく偏差値36の高校生を東大に合格させるというストーリーです。2005年にはドラマ化され大ヒット2021年には新シリーズも放送されました。 ドラゴン桜には数々の格言が出てきますがその中で、私が受験生時代に肝に銘じていたのは「歯を磨くように勉強しろ」です。 歯を磨かないと気持ち悪くて寝れないそれぐらい勉強することを当たり前の習慣にしなければいけないということです。 要は日常…
本日のテーマは過去問 ランキング参加中社労士試験 合格を目指す会 ランキング参加中士業 ランキング参加中資格試験勉強してる人 ランキング参加中ブログ仲間増やしたい方全員集合!✨ 初心者も上級者も誰でも参加OK!
今日のテーマは合格点についてです。 私は令和3年度の社労士試験で合格したのですが部屋の片づけをしていたら当時の合格通知が出てきました。 自己採点をしている時、選択式の労災、雇用、労一,社一、と足切りラインの3点が続き肝を冷やしましたが・・・択一式は48点でまあおそらく大丈夫だろうという点数 結果は救済なしで合格することができました。 社労士試験あるあるですが、問題を解いている間は全く正解している気がしかったのに家に帰って自己採点してみると意外と点数が高かったです。 令和3年度試験の選択式労一は助成金クイズと呼ばれほとんどの受験生が1問も分からず(私もすべて勘で解きました)各予備校の予想でも2点…