chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
空の青 風の緑 ーゆるりクリエイティブー https://bluesky-greenwind.hatenablog.com/

文章を書くのが好きなので、ブログを始めました。 以前博物館などで働いていたので展示についてや美術についての話をしています。 ついでに曼荼羅アートの制作過程を載せていることが多いです。 読み物としても楽しめるエッセイを目指しています。

sky-green
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2024/11/02

arrow_drop_down
  • 好きな布では服が作れません。

    手芸屋さんに行くのが好きです。ホームセンターとか、画材屋さんも、うろうろするのが好きで、何も買わなくても楽しいです。共通点は、ものを作る材料そのものが置いてあることかな、と思います。特に手芸屋さんや画材屋さんはカラフルな売り場も多いので、見ていてワクワクします。 何日か前のブログに、ちらっと服を作る、と書いたのですが、小物やら洋服やらを、趣味で時々作ります。 手芸屋さんに行くと、素敵な布がたくさんあって、ついつい気にいった布を買ってしまいます。特に「KOKKA」というメーカーと「コットンこばやし」というメーカーの布のデザインが好きです。良いなぁ、と思って手に取ると、このどちらかなことが多いです…

  • 耳と手の描き方には、個性が出ます。

    学生の頃、モレッリ法という絵画の判定法の話を授業で聞きました。といっても、モレッリという人(19世紀のイタリアの美術史家)が手と耳の描き方で、誰が描いたのか分かるということを発見し、今でもその判定方法は参考にされている、というくらいで、さらっと触れられただけでした。 そのとき、すごく感心して、確かにそうかも!と思いました。モレッリ法の内容については、授業で聞いた以外には何も調べませんでしたが、以来、漫画やイラストなどの人物を見ると手や耳に注目するようになりました。 そうやって見ると、耳や手の描き方には、確かに個人のクセのようなものがありました。例えば、手の指のバランスです。5本の指の長さのバラ…

  • 文章のデザインー意外と手がかかってますー

    文章のデザイン、と言っても、字を装飾的にするとかいうことではなくて、見た目を整える、という意味で使っています。具体的には、改行するときに文節の区切りで改行して、見やすく、読みやすくするという話です。 例えば、チラシなどに、数行の文章を入れる場合、文節で改行して、文章の途中の変なところで切れないように調整をします。 これは、別にそういう決まりがあるわけでなく、多分個人の好みの話なので、気にしない人は、自然に改行される位置でそのままにしていると思います。 文節を気にせず、適当に改行すると 今日はいいお天気で、ドラ イブ日和です みたいな感じで、なんとも(私の感覚だと)気持ち悪いところで文章が切れて…

  • だいたい最後の方で失敗します。

    何でもわりとそうなのですが、けっこう慎重に丁寧にやって、最後の方で気が緩むのか、集中力がなくなるのか、けっこう大きなミスをすることがあります。 中学生の頃、授業で本棚を作る課題がありました。すべての部品を丁寧に測って切って、綺麗にやすりをかけて、部品を組み立てるところまできて、何回も確認したにも関わらず、最後のパーツを全然違うところにつけてしまい、結果、何ともつかない、謎の木工作品を作り出してしまったことがありました(先生が面白い人で、大笑いしながら作りが丁寧だから、と言って、それなりに評価にしてくださったので、素敵な思い出として私の中で昇華されています)。 だいたいそんな感じで、趣味で洋服を…

  • 勉強したことと、実践的な知識は別だなあと実感しました。

    少し前に通信教育で、プログラミングを勉強していました。 ユーキャンのプログラミング講座で、期間は一応3ヶ月となっていましたが、私は4ヶ月くらいかかって、なんとか終了しました。申し込み先はユーキャンだったのですが、実際には、コードキャンプというところで勉強する形で、受講は全てオンラインでした。自分でネット上の教科書を読み、課題をやって、分からないところは、講師の先生にオンラインで直接聞くことができる仕組みです。 普通はSEさんなどを目指して、こういう講座を受ける方が多いと思うのですが、私の場合は、単に知的好奇心を満たしたい、という変わった動機でした。 なぜかと言うと、以前、職場でホームページの担…

  • ヴァニタスー儚さを描いた絵画ー

    基本的に、絵画でも何でも、明るい色彩の物が好きなのですが、一時期ヴァニタス画に興味を持って調べていたことがあります。確か学生時代、レポートも描きました。 ヴァニタスとは、虚しさという意味で、この世は儚く虚しいものである、という教訓を表した絵画です。虚しさを表しているので、どちらかというと暗めの色合いの絵が多いです。だいたい今のオランダとかその周辺で16〜17世紀に流行っていたそうです。 なぜヴァニタス画に興味を持ったのかというと、意味を知らないと普通の絵画に見えるものなのに、描かれたものの意味が分かると深いメッセージがある、という点が、とても面白いと思ったからです。 わかりやすいところだと、骸…

  • とりあえず本を読んでおけば、多分、何とかなる。

    学芸員だったころ、全然詳しくない分野の企画展の担当になったことがありました。 企画展のタイプは、色々あって、自分で研究して企画展を作る場合もあれば、ひとつのパッケージになったものを買って、企画展を開催することもあります。ひとつの博物館だけでは、どうしてもできる企画展の内容に限界があるので、企画展を企画する会社があり、作品なども会社が集めて「○○展セット」みたいにして販売(?)していたりするのです(あんまり詳しくないですが、この企画展の販売も色んな形があるようです)。このあたりは、館の規模とか方針とかによって、様々です。 そんなわけで、美術・工芸が専門にも関わらず、自然史系の企画展を担当しなくて…

  • 資料の価値ー欲しい人がいると、値段があがる

    美術館とか博物館とか色んなところをふらふらしてきたのですが、いわゆる文学館的なところにもいたことがあります。 文学関係ということで、その館には、色んな古書店から古書目録が送られてきていました。古書目録とは、自分の書店で扱っている商品を一覧にして本にしたものです。目玉商品(?)は、画像なども載っていて、見るだけでも結構楽しかったです。 貴重な初版本、作家の原稿、サイン入りの本などもあれば、それなりに出回っている本なども載っていたりします。値段も数十万〜数千円くらいと、金額の幅も結構ありました。 今の時代、ネットでも目録が掲載されているところもありますが、紙の本の方が回覧するときなど、便利なときも…

  • 好きな絵本―珍しく今週のお題に参加してみます。

    今週のお題「絵本」 という一文を今週のお題を書くときには入れないといけないそうなのでいれました(あんまり仕組みを理解していません…)。 毎週、はてなブログでお題があることは知っていたのですが、あんまり私が書けそうなお題ではなかったので、書いたことがなかったのですが、今回は興味を引かれたので書いてみることにしました。 好きな絵本はたくさんあるのですが、子供の頃から食いしん坊だったせいか、だいたい共通点として、食べ物が出てくる本が好きでした。ただ、もう手放した本も多く、あまりタイトルとか詳細を覚えていない本も多いです。手元になくて内容を覚えてないのですが「おだんごぱん」というタイトルの本は好きだっ…

  • 好きなフォントと見やすいフォントは別なので。

    装飾と同じく、デコラティブなフォントが好きです(ぶれない)。何フォント、ということはないのですが、ペンで書いたような、線に強弱があって端がくるんと巻いているようなものが好きです。大正時代ぐらいをイメージしたようなレトロフォントも好きです。 チラシやポスターを作るときに、職場のパソコンにたくさんのフォントが入っていると、もうウキウキしてしまって、どのフォントを使おうか、たくさん作って画面上に並べてしまいます。フォントを決めるだけで、数十分がかかることも珍しくないです。 ですが、凝ったフォントは、ポスターなどのタイトルなどに使うにはいいのですが、実際それで普通の文章(例えば、作品名とか住所とか)を…

  • デザイン雑記ーラフが描けませんー

    デザイナーのアルバイトをしていたとき、困ったのが、上司に「ラフを描いてください」と言われることでした。 ラフとは、簡単なイメージ図で、だいたい紙に鉛筆とかで、ざっくりどこに何を入れるかを描いたものです。 例えば、クリスマスのイベントのチラシを作るとして、上にイベント名、真ん中にイベント内容、左右にイラスト、下に住所、みたいなものを簡単に描いて、先に見せて、デザインの相談をするわけです。 ところが、私はラフを全く描かない、というか、描けないのです。もともと、デザインを専門に学んだわけではなく、我流でやってきたせいもあると思います。 私のチラシなどのデザインの作り方は、パソコンの画面上に、必要そう…

  • 書いた文章をボツにするとき。

    このことについて書こう、と決めてブログを書き始めて、途中でボツにすることがよくあります(実は今日もそうです)。むしろ、最初に決めたネタで公開することの方が少ないかもしれません。 一度、最後まで書き上げて、ボツにして、また別のことを書き上げてボツにして、結局、3回書き直したこともあります。 文章をボツにする理由は、その時々によって違うのですが、一番多いのは、単純に、書いている途中で、自分が飽きて、このネタは今日はいいかな、と感じた時です。あと、ちょっとで一応書き終える、という時もあるのですが、気が乗らなくなったところで、潔くやめて、全部削除して、新たに書き始めます(保存したりはしないです)。 あ…

  • 自画像を描くということ。

    絵を勉強していると、だいたい自画像を描く機会があります。自分自身は、一番手軽なモデルなので、特に初心者の練習には、もってこいです。 自画像を描き始めたころ、鏡を見ながら自分を描いていると、ある瞬間「この人誰だろう?」みたいな、見知らぬ人を見るような、不思議な感覚になることがありました。 よく考えると、自分を何時間もずっと見続けるということは、自画像を描くことでもなければ、普通はしない経験だと思います。 しかも、自画像を描くとなると、目の形はどんな形だろうか、眉と目の位置関係は、どうだろうか、(色を塗るなら)肌はどんな色か、など、ありとあらゆる角度から自分を客観的に観察するのです。 知っているよ…

  • 展示の順路を逆にまわると、監視員さんは心配する。

    私が美術館や博物館で展示を見るときは、だいたい順路通りに一通り見てから、出口の前でUターンして、もう一度気に入った作品を見に戻ります。そして、気に入った作品何点かをじっくり見て、満足したら、出口へと行きます(すごく混んでいて入場制限とかされているような展示では、もちろんやりません)。 ただ、これ(順路逆行)をすると、たいていの場合、監視員さんに注視されることになります。 他の人と違う動きをする人を、監視員さんは気をつけて見るので、順路を逆に回ると、どうしても注目されてしまいます。 慎重な方だと、担当の展示室を出て、それとなくついて来られる方もいます。そして、私が目的の絵の前に来て、絵を見始める…

  • 自信のない展示解説のとき。

    美術館や博物館の学芸員は、それぞれ専門があって、同じ分野でも時代が違ったり研究対象が違ったりすると、展示内容によっては、あまり詳しくない場合もあります。 その館にもよりますが、特別展などの場合、担当した学芸員が他の学芸員や館内で働く人に、一般のオープンより先に、解説ツアーのようなことをしたりします。 以前、ある博物館で一般向けの展示解説を担当していたことがあります(研究者相手だと専門の方が担当していました)。ツアーなどで訪れる方もいて、たいていは、事前に予約されていることが多かったです。 ちょうど特別展の開催1日目に、団体のツアーの展示解説予約が入ったのですが、その時に限って時間の都合がつかず…

  • 本当の〆切は、内緒にします。

    博物館などで働いていると、研究者や大学の先生、あるいは作家さんに、原稿を依頼することがあります。 全員がそうではないのですが、けっこうな割合で、〆切を過ぎる方はいらっしゃいます。 大幅に〆切を過ぎるタイプの方は、それまでのメールのやりとりなどで、なんとなく分かる時が多いです。 なので、こちらもあらかじめ、本当の〆切より、だいぶ前の日を〆切として伝えるようにしていました。 そして、〆切前に連絡して、間に合わない、と言われると、あと何日だけなら、という感じで渋々延ばすふりをします。この手で、けっこう〆切内に原稿を受け取ることに成功していました。 ただ、それなりにあちこちで原稿を書いている方の場合、…

  • 光と影、立体感と遠近感。

    昨日のイラストの続きです。 曲がった窓枠に色を塗ったら、どうにか誤魔化せるかも…?とか謎の期待をしましたが、どう頑張っても曲がったものは、曲がったままでした(当たり前…)。せめて最初に定規で描けば良かったです。 ベースの色は、コピックで塗っています。仕上げに色鉛筆を使っています。数年ぶりにこういうイラストを描いたのですが、色の塗り方は、ずっと同じやり方です。 イラスト あまり立体感を表現するのが得意ではなく、特にこういう感じのイラストだと、どこに影を入れていいか分からなくなります。 強い色を使いこなせないので、薄い色で色を塗って、少し濃い色で影をつけて、最後に色鉛筆で一番濃い影を入れています。…

  • 描かないと描けなくなる。

    ここ最近、曼荼羅しか描いてないのですが、数年(十年・・・?)ぶりに、こういうイラスト風の絵を描きたくなり、描いてみました。 ちなみに、アクリル画は時々描いているのですが、油絵みたいな感じで、ほとんど下描きせずにガンガン色を乗せながら形を作っていくスタイルなので、下描きをして描くイラストのような絵は、ほんとに久しぶりです。 イラスト(下書き) 我ながら、だいぶよれよれです。後ろの窓枠が盛大に曲がってます。もともと、デフォルメは得意ではないので、見たものを見たまま描くほうが好きです。 ネットで、横向きに座った女性のポーズを参考にして、服や背景は、適当に(なのでシンプルな服です)描きました。 絵を描…

  • デザイン雑記ーそのスキマはスキマではないー

    多分、これはデザインあるあるだと思うのですが。ちょっとの手直しは、結果的に大工事になる、という話です。 少しの間ですが、アルバイトでデザインの仕事をしていて、会社の内部のチラシやパンフレット、商品パッケージなどを作っていました。また、博物館で働いていたときも、企画展のチラシやポスター解説パネルも自分で作成していました。 当然なのですが、作成したデザインをチェックしてもらうと、修正が出てきます。文字を足したり、引いたり、色を変えたり・・・。何回か修正して、「これで最後!」と思ってチェックを依頼すると、「このスキマに、ちょっと一行書いてほしい」と言われたりすることがあります。 でも、そこはスキマや…

  • 好きな焼き物のはなしー輸出向け古伊万里ー

    輸出向けの古伊万里も好きな焼き物のひとつです。 模様があって華やかなのも好きな理由なのですが、時に(多分)作った陶工さんたちも何に使うか分からなかったであろう、ヨーロッパ独特の文化の品物が、古伊万里で作られている、という異文化の融合に面白さを感じます。 例えば、お皿の下を少し半円に切り取った髭皿など、とても興味深く、色々と調べました。髭皿は、ヨーロッパの床屋さんで髭を剃るときに使っていたお皿で、瀉血(=悪い血を出すというヨーロッパの民間療法)用のお皿だったという説もあります(瀉血も理髪師のお仕事だったそうです)。 ただ、当時、古伊万里のお皿はとても高価だったので、一般の人ではなくて貴族などが使…

  • 自分の文章のクセを知ると推敲しやすくなる。

    文章の書き方には、それぞれ個性があって、口癖と同じように文章にもクセがあると思います。 私が文章を書くときに気をつけているのは、読みやすいか、ということと、誤解がない文章になっているか、ということです。この書き方だと、こういう風にもとらえられるかも?とか、自分の意図と違う解釈ができそうな書き方はしないように、気をつけています。 学芸員として働いていたころ、文章を書く機会が結構あり、館内で色んな方に添削されていたので、自分の文章のクセにある程度気づくことができました。なので、自分で推敲するときにも、そのクセに気をつけてチェックしています。 まず、句点が多すぎるクセがあります。文章中にやたら句点を…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、sky-greenさんをフォローしませんか?

ハンドル名
sky-greenさん
ブログタイトル
空の青 風の緑 ーゆるりクリエイティブー
フォロー
空の青 風の緑 ーゆるりクリエイティブー

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用