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制御工学と電気電子回路 入門講座 http://www.ctleec.sakura.ne.jp/

このサイトは、これまで携わってきた講義や研修で使用してきた資料を基に加筆修正し作成しています。工学基礎の勉強に活用して頂けると幸いです。初学者にも馴染めるようになるべく平易に解説しているつもりです。

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2024/04/26

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  • 6. 制御数学基礎Ⅳ

    周波数領域での\(H_\infty\)ノルム虚軸上で二乗可積分な複素ベクトル\(x(j \omega)\)全体に内積を$$\langle x,y \rangle = \frac{1}{2 \pi}\int_{-\infty}^{\infty} x^T(-j \omega) y(j \omega) d\omega$$ ノルムを$$\ x\ _2 = \langle x,x \rangle ^{1/2}$$で定義したヒルベルト空間を\(L_2\)で表す。また、複素開

  • 5. 制御数学基礎Ⅲ

    ※状態フードバックやオブザーバについては、システム制御の14. 15. 16. 17.を参照願います。状態フィードバック、オブザーバと二重既約分解制御対象は、式(1)で示すように厳密にプロパーとする。$$G(s) = \{A,B,C,0\} \\ \dot{x} = Ax + Bu ,\quad y = Cx \;\;\; \cdots (1)$$また、不安定な隠れモードがないように\((A,B)\)は可安定、\((A,C)\)を可検出とする。状態変数

  • 4. 制御数学基礎Ⅱ

    内部安定の定義図1のようにプロパーな制御対象\(G(s)\)とプロパーな制御器\(C(s)\)からなる閉ループ系の安定性を考える。ただし、\(\text{det} I-CG \neq 0\)と仮定する。このとき、\(G\)と\(C\)で不安定な極零相殺が生じず、かつ特定の入出力関係が安定な伝達関数で与えられるとき、内部安定という。内部安定のための必要十分条件は、図1のように各伝達関数の仮想の入力\(u_1,\; u_2\)、仮想の出力\(y_1,\;y_2\)

  • 3. 制御数学基礎Ⅰ

    伝達関数の表現と演算状態方程式と出力方程式を式(1)とする。$$\dot{x} = Ax + Bu,\quad y=Cx + Du \;\;\; \cdots (1)$$このとき、システムの伝達関数は、式(2)の各種形式で表せる。$$G(s) = C(sI-A)^{-1} B + D , \quad G(s) = (A,B,C,D) , \quad G(s) = \left[\begin{array}{c c} A & B \\ \hline C &

  • 2. \(H_\infty\)制御問題の定式化

    \(H_\infty\)制御問題は、適当に定義された外乱\(w\)と制御量\(z\)の間の閉ループ伝達関数\(G_{zw}(s)\)に対して、$$\ G_{zw}\ _\infty \lt \gamma$$として、閉ループ系を安定にする制御器\(C(s)\)(\(H_\infty\)制御器)を求める問題である。この制御器の計算のために一般化プラントを求める。図1のように外乱\(w\)、制御量\(z\)、操作量\(u\)、観測量\(y\)を\(H_\infty\)ノルムを

  • 1. \(H_{\infty}\)制御の概要

    フィードバック制御と目的図1はフィードバック制御系の基本構成図である。予定する基準動作を目標値\(r\)、実際の動作結果を制御量\(z_0\)、両者の差を偏差\(e\)といい、制御器\(C\)はこの偏差\(e\)の情報を使って制御用の信号である操作量(制御入力)\(u\)を生成する。図1 フィードバック制御系フィードバック制御系の基本的な設計仕様は、以下である。・閉ループ系の安定・定常時の偏差である定常偏差が0である・過渡応答特性が良いこ

  • 2. 二値分類器(分類器)

    二値分類器とは、与えられたデータを2つのクラス、例えば「スパムメール」か「非スパムメール」などに分類する機械学習モデルのことである。二値分類にはさまざまなアルゴリズムが使用される。まずは、二値分類器に関連した数学関連の分野をまとめる。特徴ベクトル、重みベクトル、共分散行列特徴ベクトル:特徴ベクトル(feature vector)は、データを数値的に表現するために使用される特徴(属性や特性)の集合を持つベクトルのことで、例えば、[身長, 体重, 年齢] のよう

  • 23. テンソル(ベクトル解析)

    テンソルは、多次元データを表す数学的な構造であり、スカラー、ベクトル、行列を含む一般化された概念である。簡単にまとめると、多次元配列を一般化した概念で、イメージとしては、スカラー、ベクトル、行列をさらに高次元にしたものである。具体的には、以下のように考えられる。・スカラー:0階テンソル、単一の値(例えば、温度、質量など)。・ ベクトル:1階テンソル、方向と大きさを持つ量(例えば、力、速度など)。・ 行列:2階テンソル。2次元配列(例:変換行列、慣性モーメントなど)。・ 一般

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