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流砂の古代 https://ryuusanokodai.livedoor.blog/

古代遺跡、日本書紀、古事記、各地の伝承などには、大陸文化の痕跡が残されている。それらを持ち込んだ騎馬遊牧民、シルクロードの担い手のソグド人と日本の関わりを探る。縄文の話題。近畿一元史観ではない多元的歴史観について。古田史学の会の応援など。

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2023/10/08

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  • 大国主がおちた穴と宇陀の血原の本当の意味 ⑵

    3.火に囲まれた大国主が落ちて助かった穴の謎 古事記には、スサノオによる大国主への試練の一節に野原で火に囲まれてしまう場面がある。 鼠來云「內者富良富良、外者須夫須夫」如此言故、蹈其處者、落隱入之間、火者燒過。 鼠来て曰く、「内はほらほら、外はすぶすぶ」

  • 大国主がおちた穴と宇陀の血原の本当の意味 ⑴

    写真は群馬県前橋市柏川歴史民俗資料館 実物大?の落し穴模型 古事記や日本書紀の説話には、当時の民俗から取り入れられたものがあるという事例を取り上げます。1. 落し穴猟の底にある杭の目的は? 縄文時代には、罠用の落し穴が列島全体で100万基を超えると予想さ

  • 稲荷山鉄剣銘文の杖刀人は呪禁(じゅごん)者との解釈

    埼玉県稲荷山古墳復元礫郭 2015撮影 現在、礫郭はパネルになっているようです。 杖刀人については『山陽公載記』の記述に従って「刀を杖つく人」とする説など、複数の解釈はあるが、いずれにしても杖刀人とは武官であって、大王に近侍する親衛隊、宮廷警備の武人とい

  • 胴部に穴をあけた土器と𤭯(はそう)の小孔

    写真は、光州博物館展示の胴部に大きな穴のあけられた土器 こちらは、愛知県朝日遺跡の円窓(まるまど)付土器1.愛知県清須市の朝日遺跡の円窓付土器 環濠のある弥生集落だが、従来、防御施設といった解釈がされてきたが、こちらで示したように、洪水など、水害対策

  • 銅鐸絵画の人物が持つ工字型器具は、機織り用の桛(かせ)が妥当

    光州博物館展示機織り道具 右側が桛(かせ)日本の弥生時代にあたる頃のもの1.弥生人が持つのは釣り竿なのか?それとも・・ 銅鐸絵画に、工字型(I字型ともいわれる)の器具をもつ人物が描かれている。なかには下図にあるように工字だけ描かれているものもある。これ

  • なぜ昔話の主役に老人が多いのか?

    1.大塚ひかり氏の『昔話はなぜお爺さんとお婆さんが主役なのか』(草思社2015)のご紹介 著者は古典エッセイストとして活躍。ユニークな切り口で古典を語っておられる。ここでは、昔話の主人公に見られる特徴から、古代社会の問題を浮き彫りにされている。 柳田国

  • 「禅位」が示す倭根子天皇から文武への王朝交代

    写真は、奈良の歴史イベントでの服部氏の講演 古代史の通説では語られることはないが、多元史観では、701年に王朝交代があったとする視点での議論がされてきている。ここでは、古田史学の会の服部静尚氏の王朝交代論を簡単に紹介したい。1.日本書紀の最後は次の記

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