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東京・中学受験プロ家庭教師 https://note.com/protutor

中学受験をメインとするプロ家庭教師集団の代表。自ら指導もしています。多くのご家庭と関わる中で、より多くのご家庭に伝えていきたいことができてきました。幸せな受験をしていただくために、可能なことをお伝えします。

教育家・プロ家庭教師集団代表
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住所
大田区
出身
国分寺市
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2023/05/06

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  • 飛び級制度の無い日本

    日本では、優秀だからと言って学年を飛び越える飛び級制度はありません。また、当該学年の学習が十分にできていないからと言って、義務教育期間中の留年も基本的にはありません。 出席日数が足りないからと言う理由での留年もありません。 小学校5年生でカタカナが読めなかったり、中学1年生で九九があやしかったりしても、留年することはありません。 その一方で、中学受験で難関校を目指す上位層になってくると、5年生で6年生までの必須漢字1026文字は書けますし、6年生で方程式の概念は(使わなくても)理解しています。 一部の小学生は小学校時代に英検2級を取得する一方で、高校生になっても全く英語を理解できて

  • 人は幅だ

    世の中にはいろいろな人間が存在します。 全く同じ人がいないのと同じように完全に異なる人もいません。 人間はある一定の幅の中で存在しています。 例えば、身長。 成人男性だと155cm~180cmくらいの中に90%の人がはいるのではないでしょうか。 正確に於いても同じようなことが言えます。 優しい人と厳しい人。 完全に優しさだけでできている人もいませんが、ただただ厳しいだけの人も世の中には存在しません。 その幅の中で存在しているのです。 集中力がものすごい人もいれば、どちらかと言うと集中力が途切れがちの人もいます。 集中力が続く時間もある一定の幅の中に存在しています。 学習障害

  • 子育て世代の要望はなぜ行政に伝わらないのか

    高齢化が進んでくると、マジョリティが高齢者となるので、行政は高齢者の意向を汲んだ施策をしていくことになります。 高齢者は高齢者と言う状態で20年以上生きています。高齢者は行政に対してなんらかの要望があると言い続けることになります。 行政側も20年も同じことを言われ続ければ、やらざる得ないと思ってきます。 一方で子育て世代は今の時代本当にマイノリティです。 「世代」と一括りにして言うことが憚られます。 同じ30歳でも、子供のいる人と子供のいない人では行政に対する要望が異なってきます。子供がいない人からすると、子供がいる人の要望は全く理解ができません。 さらに、厄介なのが子供が大きくに

  • 私立中学と公立中学の不登校率の違い

    都内の私立中学の不登校の生徒数は約2.4%だそうです。 これは、おおよそ一クラスに一人はいることになります。 学校の偏差値や男子校女子高などほぼ関係なくどこの学校にも一定数の不登校の生徒は存在します。 過酷な中学入試を乗り切っても、誰もが不登校になる可能性があります。 公立中学校だとおよそ5.4%が不登校だそうです。 クラスに2人は不登校ということになります。 不登校となる理由は様々です。 最も多いのが「理由がわからない」だそうです。 不登校率をみると、私学の方が少ないです。 その理由を推測してみましょう。 そもそも、私立中学は手厚く指導しれくれるから。 問題を抱え

  • 難関校が難関大学に入れてくれるわけではありません。

    サピックスを始めとする進学塾に入れば、誰でも有名中学に入学できるわけではありません。 そのことは過去に書いています。 そして中学に入学した後、その学校の授業だけで大学入試を乗り切ることはほとんどなく、どこかしらの塾や予備校に通うことになります。 中高一貫校に通うことのメリットとして語られることの多いのが、高校2年生までに中高6年分の学習を終わらせることができて、高校3年生の1年間は受験勉強に集中できる、というのがあります。 では、実態はどうなのでしょう。 首都圏最難関校で比較してみます。 2021年実績現役大学進学率 (声の教育社 中学受験案内より引用。小数点は四捨五入) 開

  • 入学試験は人をたくましく育てる

    中学受験はとても過酷です。 「小学校時代はしっかりと遊ぶ必要があるのに、勉強ばかりさせてかわいそう。」 などと言う人は一定数います。 上位の学校を狙っていないお子様であっても、毎月のようにある試験で成績の上下を味わい、メンタルを鍛えられていきます。 結果がどうであれ、中学受験で身につけた知識はもちろんのこと、精神的な成長は一生の財産になっていきます。 高校入試は、話が変わります。 東京都の私立高校実質無料化政策のおかげで、私立高校進学のハードルが下がりました。難関校以外の高校の場合、事前相談により入試当日の点数いかんにかかわらず、ほぼ合格が決まっています。 都立高校でも、推薦入試があ

  • 自動翻訳機が普及しても英語の重要性は変わらない

    「近い将来、自動翻訳機の機能が上がるので、英語を話せるようになる必要はない。」 勉強嫌いの高校生がこんな話をしているのであれば、驚きでも何でもないのですが、教育業界のそこそこの重鎮と言われるような人まで同じ事を言っているのがなんとも驚きです。 google翻訳やDeep Lなどの翻訳の機能はここ数年で格段に上がってきました。ある程度の長さのある文章だと、人間が読んで意訳するより早く翻訳してくれます。そして、すごいと思うことはある程度前後の文章から類推して文章を作っていると思われることです。 しかも、読み上げ機能と音声入力機能を使えば、会話の中でも使えそうです。 日本人同士

  • 自由を標榜する学校の自由は、成長のために良い自由なのだろうか

    自由な学校と言われる学校は多くあります。 そのまま学校名なっているところもあります。 (自由学園・自由の森学園) 自由である、ということは自分で考えて行動しなければいけない。だから成長できる。 その考え方は十分に理解できるし、決して嫌いではありません。 自由であることを謳歌できるのは、自主性がある人間だけだという事です。 自主性があり、自らやりたいことを見つけてそれに向かって全力で取り組むことができる人間であれば、自由な学校はこれほど良いことは無いでしょう。 ただ、誰もが自分のやりたいことを中高生までに見つけられるわけではありません。 「やりたいことをやっていいよ」 と言われて

  • 学校によって全然ちがうこと

    学校案内や学校説明会では、全く話が出ませんが学校により全く異なることはいくつもあります。 そのひとつ、PTA活動があります。 保護者が学校の中に入るのは文化祭と体育祭、そして年に2回の保護者会だけ、という学校がありました。 学校説明会を年に何回もやる学校なので、受験生時代には年に親子で5回以上訪問していたのに入学したとたんに親が行けるのは4回のみ、というのは親にとっては少し寂しいところがあります。 その一方で、文化祭・体育祭は言うに及ばず、保護者会も細かく分かれて実施されて、その他学校行事も多彩で毎月のようにいくことになる学校もあります。 保護者同士の繋がりが妙に強かったり、ボラン

  • 教育の地方格差

    地方の公立高校がほぼ全入だ、という話を複数の箇所で読んだので調べてみました。 2021年時点で47都道府県のうち、27道府県で倍率が1倍を切っているというデータを見つけました。 さらに、倍率が1倍を超えている都府県でも、学校により倍率が1倍を切っていることは想像できます。 それらのことから考えられることは、全く勉強をしないでも高校生になれる生徒の比率は60%を超えているのではないかと思われます。 2022年のの大学進学率が56%。 大学のうち、約半数が定員割れしている現状から考えられることは、高校入学と大学入学、ともに受験勉強をしないで入学している生徒が15~20%程度はいるのではない

  • 小学校の先生の専門性

    息子は公立の小学校に6年間通っていました。 特別PTA活動が盛んな学校ではありませんでした。任意参加ではありましたが、保護者が学校行事に細かく関わることを求めている学校でした。 自分は時間が許す限り、自分が出来るお手伝いはしていました。 息子の学年の児童たち全員に顔を知られる程度まで小学校に通っていたと思います。 いろいろな形で小学校の先生と関りを持つうちに、本当に小学校の先生は忙しいのだなと思うようになりました。 朝7時半には学校にいるのに、夜7時半で帰れる気配さえ無いのです。 保護者企画の行事を行うために、先生とお話を進めていくと先生はそれを副校長・校長へと話を進めるために丁

  • 大学入試・総合型選抜は格差を助長する

    中国や韓国の大学入試は日本の共通テストのようなもの1回で全てが決まってしまいます。まさに、一発勝負。 勉強さえがんばれば、人生大逆転が可能なのが中国や韓国なのでしょう。 そこ迄ではありませんが、日本の大学入試も一般入試は勉強さえがんば、誰 でもどこの大学でも進学することができます。 これは、極めて公平な入試制度だと思っています。 家柄や貧富の差など関係なく入試の試験結果のみで決まるのです。 勉強ばかりしてきた生徒だけでなく、多様な生徒を在籍させることで学内が活性化するから。目的意識をしっかりと持った学生がいることで、全体の学力が向上する。などの理由から総合型選抜制度による入学者を増

  • 残り半年で購入するべき市販教材はありません。

    本日、7月1日。 中学受験の1発目、埼玉受験が始まるまで半年です。 親からすると 「理科のあそこにもここにも穴がある。」 「漢字の読みが怪しいのがある。」 「歴史の年号はまるで覚えていない。」 「計算は凡ミスが多い。」 などなど、できていないところが目に付くようになっていると思います。 まずは、できていないところが目に付くようになるまで、頑張ってきたお子様を褒めてあげましょう。 3年生の2月から本格的に受験勉強を始めて、何も理解していなかったところから、できないところがわかるようになったのです。 これは、お子様本人の頑張りの賜物です。 「そんな事を言っても、目標には届いていないの

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