今回は2018年4月18日の本ブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2018/04/2.html)にアップしたナロネ20 51。20系は日本車両製が0番台、日立製作所製が50番台で区分されていたが、ナロネ20は全3両中、日立製は今回の51...
今回の作品は吉野川を渡る急行「土佐」。このポイントは長らく阿波池田と思い込んでいたがグーグルマップでみると隣駅の佃からが近いことがわかった。ところが「どこで見つけたのか」の記憶がない。フィルムに残された画像は鮮明だが人の記憶とは儚いもの。高知から急行列車で移動してきた事は間違いな...
いすみ鉄道のキハ28形が27日で定期運行が終了する。非電化路線での急行・準急のアコモデーションを電車並みに引き上げた功労「車」ゆえ、今後の去就が気になるところだが願わくば「動態復元可能な保存」をして欲しいもの。というのも真岡鉄道で27日開催のSLフェスタ2022で展示のキハ20形...
今回の作品はJR市ヶ谷駅へ繋がる靖国通りからの眺め。晩秋から冬にかけての夕暮れ時、お堀端はシルエットの世界になるこの時ばかりはステンレスのE231系が映えるときでもある。フィルム時代は、このような光景に出会ってもカメラがなければお手上げだった。今ではスマホでも撮る事ができる時代に...
路地裏の超特急・・・は京浜急行の俗称。そのいわれは民家が線路際まで迫る中を駆け抜けていく高速運転の様から来ているようで平和島~神奈川新町の地平区間での快速特急(快特)、特急の迫力は圧巻。その中でも今回の初代1000形は、今のVVVFインバータ制御車とは一味違う爆走ぶりから「赤い彗...
趣味は人生を豊かにそして本人が楽しむためのもの。だが心の有り様によって、時には薬にも毒にもなる。今回の作品はいわゆる「駅撮り」で、俗に「撮り鉄」と称されるアマチュアが集まる場所で撮ったものだ。作品には撮り手の想いが込められている。アマチュアに必要なのはその想いを汲み取れるスキルで...
秩父鉄道にC58363号機がパレオエクスプレスとして復活したのが昭和63(1988)年。以来気がつけば35年が経過している。国鉄での現役時代が17年だったことを踏まえると同機の生涯は「秩父路の蒸機」だったとも言えなくもない。振り返ってみると蒸機イベント列車から始まった「パレオエク...
流行語大賞の候補にはならなかったが、今年の千葉県内にホノボノとした話題を提供してくれたのが流鉄「オムライス電車」。色の異なる電車の組み合わせを沿線の学生から「オムライスみたいだ」と称されたことが切っ掛けで命名された愛称。それに気づく若者の感性には感心するばかり。気になるのは「オム...
今回のJR北海道721系電車は、JR北海道グループのカーボンニュートラルへの取り組みにあたり2030年をメドに新車に取り替えられるという。振り返ってみると国鉄分割民営化を境にJR各社は堰を切ったかのように新車ラッシュとなり、手堅い国鉄の縛りから離れた個性的な車両達がJRのイメージ...
いすみ鉄道でJR西日本から譲渡されたキハ28形の運行が開始されたのが平成25(2013)年3月。以後約10年に渡って「国鉄気動車」の魅力を伝えてくれていたが今月27日をもって第一線を退く。まだ使えるという声もあるようだが、経年による車体の傷みやエンジンの不具合は見逃せない状態にな...
今回の作品は平成11(1999)年7月6日に遭遇した列車番号9008レ団体臨時列車。この列車24系7両に14系ハザ+12系を連結した特別編成で室蘭本線経由で目的地は旭川・・・というところまではRF誌No460号によって特定。ヘッドマーク付列車の記録としてはこれで良しなのだが、実は...
元サッポロビールの川口工場内に併設された銀座ライオンチェーンの「川口ビール園」は、平成16(2004)年に一時閉鎖されるまで撮影旅行の「反省会」によく利用した。生ビールとジンギスカンに舌鼓をうちながらの振り返りも楽しかったが、ここでの「お楽しみ」は敷地内に設置されていた「ナハネフ...
今回の作品は小湊鉄道 五井機関区のスナップ。留置されている車両を見ると偶然ではあるが4色のキハ40&里山トロッコが勢ぞろいしていることに気がついた。小湊鉄道の新時代を担うキハ40形は在籍する5両共、保守管理の観点から台車が在来車と同じDT22系のコイルバネ車であることがポイント。...
今回の作品は、錦秋湖を渡るJR北上線 SL錦秋湖号。湯田ダム建設によって誕生した人造湖の錦秋湖は沿線屈指の名所で紅葉の季節は絶景のシーンとなる。蒸機列車の運行は平成19(2007)年を最後に中断されているが、以後はジョイフルトレイン気動車がその役目を担っている。紅葉の見頃は10月...
小湊鉄道に導入された5両のキハ40形はボックスシート、企画次第で利用客に新しい汽車旅を提供するチャンスを秘めている。流行りのグルメ列車やビール列車、軽食&飲料車内販売・・・などアイデア勝負。出でよ!プロデューサー。 キハ40が行く。ここはJRではない。 ボ...
上越新幹線開業50周年を記念して、またも「新幹線リレー号」が復活する。新幹線と一体になった接続列車をリレー号と称した「新幹線リレー号」、後のJR九州「リレーつばめ」「リレーかもめ」のように接続する愛称が付記されていないのは、東北・上越新幹線に愛称が4つあったことによる。国鉄ではリ...
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今回は2018年4月18日の本ブログ(https://gazosousakunin.blogspot.com/2018/04/2.html)にアップしたナロネ20 51。20系は日本車両製が0番台、日立製作所製が50番台で区分されていたが、ナロネ20は全3両中、日立製は今回の51...
本ブログの「気がつけばトップナンバー」シリーズの姉妹版が「気がつけばラストナンバー」。難しいのはその見極めで、製造中はもちろん製造中断を打ち止めか否か判断が付き難い。ここでは「裏付け」がとれるラストナンバーをアップしていく。今回は北海道で活躍したED76 500番台のラストナンバ...
中央線 大久保駅と山手線 新大久保駅は大久保通りを挟んで隣同士のロケーション。ここを望遠レンズを通してみると、圧縮効果からのゴチャゴチャ感がシュールだった。ここの景色には個性的な6扉車が合いそう・・・で撮った今回の一枚。この街の情緒さが伝わるだろうか。 今は見ることのないE231...
古いネガから発掘した昭和の画像。今回は綾瀬検車区への回送される営団7000系。出来の問題より記録した自分に感心してしまった。よくぞ撮ったりと。 現在の姿との比較を試みてみたがストックされていたのは7119編成。1番違い! にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通...
今回はEF65 1001号機、PF形と区分されるEF65 1000番台のトップナンバーでオリエント急行’88が日本周遊した際に撮影したもの。現在はJR貨物の中央研修センターに保管されており車籍も復活している事から次の展開を期待したい。EF65形は1号機が京都鉄道博物館で保存、50...
令和7(2025)年4月に京成電鉄と吸収合併となる「新京成電鉄」、合併後の鉄道路線名は「京成電鉄 新京成線」となり新京成のロゴ(Sマーク)以外はラインカラーのピンク、駅ナンバリングも継承される。一見安易な結果に落ち着いた背景には沿線自治体の「新京成」への愛着度が高く、改称によるデ...
いつの頃からかご贔屓の 機関車や列車のイベント等で必ず見かける「イロモノ」的ファンのことを「○ ○おじさん」と称され るようになった。その系譜は 「SLブーム」、「ブルトレブーム」といった過去の 鉄道絡みの 社会現象や、今の「○○鉄」に至るまで脈々と繋がっている。今 回の作品のE...
振り返ってみると昭和59(1984)年は例年に比べ東京も降雪日が多い年だった。今回の作品は市ヶ谷駅に進入する中央・総武緩行線103系。半逆光下では没個性の103系も存在感が出ていることに気がついた。都市部の鉄道の魅力がここにもある。あらためて思う、視野の狭さから気づきの切っ掛けを...
今回の作品は平成6(1994)年7月に浜松町貿易センタービルの展望台から撮影したもの。汐留貨物駅跡地を中心とした再開発前の光景は広々としたエリアで、地上絵のようなレイアウトはバブル破綻、国鉄民営化の副産物でもある。あれから30年、このエリアは劇的に変わった。展望台閉鎖によって定点...
3月16日に敦賀へ延伸した北陸新幹線、だが未開通区間の敦賀~新大阪間は着工見通しが立っていないという一面がある。整備新幹線着工には五条件があり 1)安定的な財源見通しの確保 2)収支採算性 3)投資効果 4〉営業主体であるJRの同意 5)並行在来線分離について沿線自治体の同意。と...
JR東日本255系9連が定期列車として銚子駅に入線するのは今日が最終日。気がつけば同社の特急車では最古参になっていた255系、明日のダイヤ改正からはE257、E259系に変更される。 改札を抜けると1番線、特急発着ホーム 房総特急伝統の9両編成 にほんブ...
うーん、見頃過ぎたか・・・が第一印象。さてどうするか? ふと思いついた一節が「梅は咲いたか 桜はまだかいな。」穏やかな日差しの中、列車を待つ喜び。 「しもうさ」号通過 にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。 撮...
新幹線500系がデビューしたのが平成9(1997)年。以来27年を経た今も現役なのは、新幹線の車両更新が15年をメドになされていることからすると異例の存在だ。その中でも大きな節目は平成22(2010)年2月28日でこの日をもって500系は「のぞみ」から撤退、編成8両化の上、山陽区...
EF55+EF58のペアは現役時代にはありえなかった事 機関車が2両連なって列車を牽引する重連運転は人気が高い。SL、EL、DLとLocomotiveならではの運行形態だが誤解されるのは今回の作品のように2両目の電気機関車のパンタグラフが降りているケース。これは直流電気機関車だけ...
古いネガに記録されていたスナップには「21世紀の森と広場」となる前の昭和56(1981)年の千駄堀が残されていた。畑や田圃が広がるエリアは子供達の遊び場でカエルやザリガニ釣りは定番。一方でヘビの洗礼も。「マムシに気をつけろ!!」はこのエリアに入る時は、誰からと無く伝えられたものだ...
「のぞみ」より速かった「あさひ」F90番台 新幹線200系の中で異端とも言える編成が北陸新幹線乗り入れ用F80編成と275km/h運転対応のF90~93編成。いずれも在来車からの改造でF80編成は’98長野五輪輸送対応で長野駅乗り入れのため50/60Hz周波数切替装置を備えたのが...
今日は63回目の誕生日。品物は勿論のことお祝いメールだけでも嬉しいもの。「63」が付番された車両として思い浮かんだのは国鉄EF63形電気機関車。碓氷峠越えの補助機関車として製造され、北陸新幹線長野開業と同時に碓氷線と共に役目を終えたその生涯は「シェルパ」に相応しいものだった。昨年...
今回はボツフィルムからの発掘した作品。テーマはホーム上からいつの間にか消えた「飲料水」。長らく会社員や学生の喉を潤してきたその役目は自販機が担うようになって久しいが、あらためて振り返ってみると、ここはどこのホームかが気になった。調べてみると忘れかけていた過去の記憶を呼び戻してくれ...
保管されているネガカラーフィルムを探ってみると意外な発見がある。気がつけば「気がつけばトップナンバー」というカテゴリーが出来る程、「1」に拘ったカットが出てきた。今回は583系のクハネ583-1。まさか高校の頃の作品を復旧できたのはデジタル技術のなせる技。さて次は何をリマスタリン...
今回の作品は客車最前部から見たEF81形電気機関車。車体を濡らす雨粒が青森までロングランする「北斗星」運用の緊張感を高めている。客車列車の存続が危ぶまれている昨今、記録はお早めに。 尾久車両センターのEF81、唯一の旅客仕業「カシオペア紀行」。 ...
今回の作品は昨日の本ブログ「盛岡繋がり」との関連で「カシオペア紀行」をアップしている。この列車の牽引機は、ファンにとっては気になる存在だが雨雪など悪天候には81号機,95号機のタレント機関車が充当される事が多いため、カシオペア紀行都市伝説になりつつある。15日土曜日はあいにくの雨...
「お!間に合うかもしれない」ということで日暮里駅を下車したのが15:40、この日運行される「カシオペア紀行」盛岡行きは15:50頃上野を発つ。アドバンテージは10分+α、勝手知ったるポイントで1:1のスクエアサイズで構図を作ると盛岡からの「やまびこ」と重なった。盛岡繋がりで結果オ...
始発駅の佇まい 上野駅15番線にある歌碑は、石川啄木の歌集「一握りの砂」一首であることは有名。啄木の時代は訛りだったが、現代では何を聴きに行くのだろう。 にほんブログ村 鉄道は大勢の人が利 用す る公共の交通機関。そこでは安全性が第一...
今年の桜前線は過去に例のない早さで北上中とのこと。北海道の松前ではソメイヨシノが平年より16日早く開花したという。この流れだと今年の季節の歩みは半月早いことになり、今までと異なった光景が見られそうだ。既に地元のケヤキ並木は緑を濃くし、そよぐ風は5月半ばそのものだった。 ...
E2系新幹線が3月のダイヤ改正で上越新幹線から撤退した。これによってE2系の運用は東北筋の仙台「やまびこ」、「なすの」だけになり、仙台「やまびこ」は山形新幹線E3系「つばさ」と併結する関係から最高速度275km/h運転に留まっている。その「つばさ」は令和6年より新幹線区間300k...
3月末でJR四国からDE10形ディーゼル機関車が引退した。民営化時に37両継承された同機の最後の一両で近年はレール輸送等の事業用として使われていた。有り写真を探してみるとワム80000を牽引するDE10形を発見、一瞬「みかん臨」かと思ったが撮影は土讃線だったので一般の貨物だったよ...
今回の作品はJR北海道での定期運用が終了したキハ183系。最後を飾った車両はハイデッカーグリーン車を含む後期型(500,1500番台)で、誕生当時は国鉄特急色から軽快なカラーリングに変更するとともに、標準装備だった特急エンブレム、ステンレス切り出しのJNRマークを廃止したことが特...
国鉄時代「上・中・下」はB寝台車の三段寝台でみられた表示。二段寝台では「上・下」でA寝台、B寝台とも同じだった。ユニークだったのは583系のモハネ580,582形で寝台が二段、三段の折衷だったこと。具体的にはパンタグラフ取り付け部は屋根の高さの制限から三段寝台上段を組み立てられな...
北海道新幹線札幌延伸で鉄道網が再編される北海道。JR北海道は電化区間を管轄する旅客会社、並行在来線だった新函館北斗~長万部間を含む「本線」は国交省、防衛庁を管轄とした貨物線として存続。更に石北、宗谷本線も重軌条化の上、有事の際は防衛の導線として、平時は列車の高速化に活かされる。物...
留萌本線 藤山駅は明日3月31日が最終営業となる。開業は明治43年というから歴史ある駅で藤山農場内に設けられたことから藤山と命名されたそうだ。今回のブログは、この駅に因んだエピソードを書こうとしたら、来年3月末で根室線 富良野~新得間がバス転換決定の一報が飛び込んできた。年度末は...
18日のダイヤ改正でJR西日本 和田岬線で運用されていた103系0番台が引退した。あわせてスカイブルー(青22号)単色を纏った車両も消えることとなる。スカイブルーは関西圏に初めて103系が投入された際のカラーリングであり東海道・山陽緩行線、阪和線などでは御馴染みだったが最後の砦が...
今回の作品は今や最古参となった新幹線500系の普通車、グリーン車の車内スナップ。独特の円筒形状の車体から窓側の席は、荷棚からの圧迫感があるということで評判は芳しくなかったが着席していればそれほど気にはならなかった。500系の特長として挙げられるのはグリーン車と普通車の一部に採用さ...
今は「トーマス」に変身する方が多い227号機 脇役は主役を食ってはいけない。それで言うと今回取り上げたボツ作品は主役のサクラを脇役に回した蒸機が食ってしまっている。比率でいうと6:4で蒸機が主役になってしまった。ここでは架線柱あたりでシャッターを切るのが収まりがいい、ストックした...
ロングセラーのCFとリバーサルフィルム ジェネレーションZ世代(1996~2014に生れた世代)に「フィルム」が見直されているという。カメラ=デジタルが標準になった現代の目であらためて「フィルム」を振り返ってみると制約の多いメディアだったが、Z世代には撮ってすぐ結果が判るのではな...
今月末をもって留萌本線 留萌~石狩沼田間(35.7キロ)が廃止になる。ここに至る経緯は過去に幾度か触れているが、鉄道利用者が「乗り鉄」中心となっている現状では致しかたないのだろう。更に青春18きっぷの利用期間であることから18~30日は1両、最終日は3両増結で 閉店間際の大盛況に...
2023貨物時刻表によると遂にJR貨物のDD51形ディーゼル機関車が除籍になったという。これでDD51形はJR東日本に2両、JR西日本に8両残るのみになった。既に定期の旅客運用はなく波動用もしくは事業用として残置されているが、予断を許さない状況になってきた。特に東日本の2両はE6...
その答えは、自分がいいな!と思ったこと。人が集まるポイントでも「自分がいいな」と思うところは一人ひとり異なるはず。作品創りは、人と同じを意識するのではなく何にときめいたかを素直に表現してみることから始まる。上手い下手は他人の評価、まずは自分が楽しむ事だ。 ボツ作品だが、やはり桜は...
今回の作品はタンク車の主力JR貨物タキ1000形。この貨車の特徴は最高速度95km/hで走行可能なこと。これによって最高速度95km/hの高速貨Bへの充当が可能になり従来車が75km/hに留まっていたことに比べ、運転ダイヤ構成上の問題を解消している。現在、このタンク車は1000両...
今日をもって元「スーパーひたち」の651系電車が引退する。常磐線でスタートし最後は高崎線・吾妻線特急「草津」「あかぎ、スワローあかぎ」に転用、明日からは元房総特急E257系5500番台に置き換えられると同時に運用から外れる。「タキシードボディのすごいヤツ」のコピーでJR創成期から...
予てより計画されていたJR東日本の機関車淘汰が2024年度内に行われそうだ。JR東日本の民営化後の方向性として1)機関車牽引列車の廃止、2)ブルトレ等の夜行列車廃止、3)直流モーター使用車両淘汰があり、粛々と進めてきた中で今回の機関車淘汰は事業用貨車牽引機置換えでもあり大きな節目...