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おとな読書~わたしの日常を豊かにしてくれる本たち https://www.otonadokusho.com/

社会人になってから読書が好きになった管理人が投稿するブログです。 本を通して、人生お先真っ暗状態から復活することができました。 ”おとな”だからこそ、学ぶことを楽しめるはず。本を読む楽しさや価値が伝わるブログを心がけています。

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2022/04/10

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  • 自転しながら公転する

    「自分のことが書いてある」と多くの女性に思わせる小説 今日ご紹介する小説は、 ”自転しながら公転する(山本文緒 著/新潮文庫)” です。 こちらの作品は、名だたる賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされた作品で、現代の30代女性が持つ葛藤を描いています。 主人公である都の心のうちを...

  • 賢者の書

    人生との向き合い方を伝える人気作 今日ご紹介する本は、 ”賢者の書(喜多川泰 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)” という自己啓発本です。 初版は2009年ということで少し古い本にはなりますが、著者である喜多川さんは最近でも ”運転者” や” 手紙屋” といった本を出版してお...

  • 1984

     全体主義が支配する近未来社会への批判 今日ご紹介するのは、 ”1984(ジョージ・オーウェル 著/田内志文 訳)” という小説です。 発表されたのは1949年なのですが、今なお世界で評価され思想・芸術など多くの分野に影響を与えている作品とのこと。1998年には 「英語で書かれた...

  • 【本好きへの道】その3:何から読み始めたらいい?

     発見が楽しくなれば続けられる! 本好きへの道シリーズ第3弾。 今日は 「何から読み始めたらいい?」 というテーマで考えていきましょう。 本を手に取るタイミングは人によって様々です。 読書習慣を始めてみたいなーと思って始める 興味がある本を見つけて読み始める 勉強の必要に迫られて...

  • The Long Game~今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

     短期決着を求め過ぎないこと こんにちは!今日ご紹介するのは、 ”The Long Game 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために(ドリー・クラーク著/伊藤守 監修/桜田直美 訳/ディスカヴァー・トゥエンティワン)” という1冊です。 ビジネスや人生におけるテクニッ...

  • 【本好きへの道】その2:読書の時間はどうやってつくる?

     時間のコントロールを愉しもう! 「本好きへの道」第2回目は 『読書の時間はどうやってつくる?』 です。 読んでみたいな~と思って本を買って、そのまま棚に置きっぱなし…なんてことや、まず行動の開始ができない…なんて悩みもよく聞かれます。前回は、本を読むメリットについて考えてみる記...

  • 【本好きへの道】その1:本を読むとどんないいことがある?

    本を読んで世界を広げよう! 今日から 【本好きへの道】 というタイトルで本を読む楽しさやメリット、役立つグッズなどを紹介する記事を書いていこうと思います。 第1回目は『本を読むとどんないいことがある?』 です。 本を読む習慣をこれから作ろうとしている人にぜひ読んでいただけたら嬉し...

  • コンビニ人間【2016年芥川賞受賞作】

     コンビニを通して”普通”になる 今日ご紹介するのは、2016年に第155回芥川賞を受賞した作品 ”コンビニ人間(村田沙耶香 著/文春文庫)” です。 有名な作品ではありますが、こちらを2024年に初めて読むこととなりました。 ”普通”とはなにか?を問い、リアルな現代の姿を表現す...

  • アマテラスの暗号 歴史ミステリー小説

     歴史を公正に見つめるきっかけにしよう 今回ご紹介するのは、 ”アマテラスの暗号(伊勢谷武 著/丸井工文社)” という本です。 人気作 『 ダヴィンチ・コード 』 では、キリスト教とそれにまつわる歴史を辿る中で起きるミステリーが描かれていますが、こちらの本はまさにその日本版とも言...

  • 【号外】LINEスタンプ販売のお知らせ その②

     皆さまいつもご覧いただきありがとうございます。 本日は 『LINEスタンプ販売のお知らせ その②』 です。 前回の販売開始から1週間。さらに内容を充実させて本好きな動物たちのスタンプを発売することにしました。 https://line.me/S/sticker/25504322...

  • 【号外】LINEスタンプ販売のお知らせ

    皆さまいつもご覧いただきありがとうございます。 今日は 『LINEスタンプ販売のお知らせ』 です。 https://line.me/S/sticker/25435519 本好きな動物たちのイラスト調スタンプです。ぜひお友達とのやり取りに使ってみてくださいね。 今年も変わらず、本の...

  • 仕事選びのアートとサイエンス

     転職を重ねて気づいたキャリア形成の本質 2023年も終わりが近づいています 。冬の時期というのは読書をするには最高な季節ですし、クリスマス後はNew Year's Resolutionを考える良い時間となるでしょう。 新しい年を迎える前に、転職について考えてみたい人へ、こちらの...

  • スピリチュアルズ「わたし」の謎

    スピリチュアルに合った自分の物語をつくる 今日ご紹介するのは、 ” スピリチュアルズ「わたし」の謎(橘玲 著/幻冬舎)” です。 「スピリチュアル」と聞くと、科学で証明できていない部分の知識・経験の紹介であるかのように感じる人がいらっしゃるかもしれません。しかし、こちらの本では、...

  • Winny 天才プログラマー金子勇との7年半

    嘘のような本当の弁護士の闘い 久々の投稿となります。今日ご紹介するのは、 ”Winny 天才プログラマー金子勇との7年半(壇俊光 著/インプレス NextPublishing)” という本です。 1人のプログラマーが冤罪にかけられ、その無実を証明するために奔走した弁護士の実話。現...

  • 英語学習:英語の気配り

     英語ネイティブが常にカジュアルな話し方をするわけじゃない ここ何回かは英語関連書籍をご紹介しています。 今日ご紹介するのは ”英語の気配り マネしたい「マナー」と「話し方」(マヤ・バーダマン著/朝日新聞出版)” です。 「日本人って英語話せないよね」 と言われる理由はさまざまあ...

  • 英語学習:TOEIC L&R高得点対策の書籍

    800点を超えるならこの書籍 今日ご紹介するのは、 TOEIC対策本 です。 「テストで高得点を取ることが英語運用能力の証明になるとは限らない」 というお言葉もありますが、数々の 英語関連の資格試験は英語学習を段階的に進めるために非常に役立つ と私は考えています。 リスニング・リ...

  • 英語学習:Kevin's English Roomさんの書籍

     YouTubeで大人気の3人組が出版した英語のお話 私は英語学習の中で様々な書籍を読んできました。それぞれの良さがありましたし、「ここは理解しにくいな」と感じることもありました。 そんな私の経験を踏まえ、英語学習で使った書籍もこのブログで紹介していこうと思います。 前回は202...

  • 新版 ハマトンの知的生活

     知力・精神力を高めるための日々の過ごし方 6月も終わりが近づき、2023年も折り返しとなりました。皆さんの今年の目標の進捗状況はいかがでしょうか? 今日ご紹介するのは、 ”新版 ハマトンの知的生活(P.G.ハマトン著/渡部昇一・下谷和幸 訳/三笠書房)” という1冊。 こちらの...

  • あなたはあなたが使っている言葉でできている

     八方塞がりな気持ちのときに元気をくれる本 人は常に自分と会話をしている そんな言葉から始まる ”あなたはあなたが使っている言葉でできている(ゲイリー・ジョン・ビショップ著/高崎拓哉 訳)” という本。 今日はこちらを紹介していきます。 書いてあるメッセージは、もしかすると一度は...

  • 世界初のビジネス書 15世紀イタリア商人ベネデット・コトルリ15の黄金則

    世界で最初の『商売術』の記述 ビジネスの本からは色々なことが学べますね。もちろん商売に必要な知識もですが、よくよく読んでいくと、結局は、 人が生きていくときに大事にすべきことが商売に繋がっている と気づきます。 今回は、 ”世界初のビジネス書 15世紀イタリア商人ベネデット・コト...

  • 木曜日にはココアを

    それぞれの人生は繋がっていると感じさせる1冊 久々のブログ投稿となります! 今日ご紹介するのは、以前紹介した青山美智子さんのデビュー作である ”木曜日にはココアを(青山美智子著/宝島社)” です。 青山さんは以前紹介した「赤と青のエスキース」の著者でもあります。 以前のブログ記事...

  • 教養としてのラテン語の授業

     ラテン語を通して古代ローマと自分たちを知る授業 昨年からずっと読みたいなーと思っていてなかなか手に取れなかった1冊をご紹介したいと思います。 ”教養としてのラテン語の授業ー古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流(ハン・ドンイル著/本村凌二 監訳/岡崎暢子 訳)” です。 原著者は...

  • 地図でスッと頭に入るアメリカ50州

     アメリカという国の昔と今を1冊に凝縮 今日は各国史を学ぶのにおすすめの1冊を紹介したいと思います。 ”地図でスッと頭に入るアメリカ50州(デイビッド・セイン監修/昭文社)” という本です。 個人的には、かわいらしいイラストと共にアメリカの歴史と今を一気に学ぶことができる優れもの...

  • 母親になって後悔してる

    子どもへの「愛」と母であることへの「後悔」は共存する 今日ご紹介するのは、TV番組でも紹介されていた ”母親になって後悔してる(オルナ・ドーナト著/鹿田昌美 訳)” です。 母になり、子どもを授かった女性たち。彼女たちの中には、母となることを最初から望まなかった人、もしくは母とな...

  • 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

     実力だけで勝負は無理な時代 2023年も2月となりました。最近は読書量を抑えており、積読本ばかりが増えている状況です。早く読み進めたいのですが、それもまた楽しみにして日々のこと・やりたいことをクリアしていこうと思います。 ※ブログ投稿頻度がすっかり落ちておりますが、年内にペース...

  • アルケミスト

     大いなるものに導かれる夢探求の物語 何も持たない羊飼いが見つける夢とその先の物語。 ”アルケミスト(パウロ・コエーリョ著)” をご存じでしょうか。 1988年に刊行された後、最初に日本語訳されたのは1994年のことでした。日本でも名著として語り継がれ、2001年には愛蔵版として...

  • 雪国

     ノーベル文学賞受賞作家の文章を愉しむ 2023年になって最初の投稿は、日本を代表する古典文学作品となります。 ”雪国(川端康成 著/角川文庫)” を読み、言葉から情景や感情を想像するということを教えてもらいました。 こんな人におすすめ 川端康成作品に初挑戦するという人 海外でも...

  • 世界のニュースを日本人は何も知らない

     マスコミのつくる虚像に騙されずに見つめてみよう いよいよ2022年が終わろうとしているところですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 今日ご紹介するのは、 ”世界のニュースを日本人は何も知らない(谷本真由美 著/ワニブックス)” という本です。 こちらでは、日本で大々的に報道さ...

  • ミライをつくろう!VRで紡ぐバーチャル創世記

    VRを広めようと奮闘する著者のパワー  メリークリスマス!(本日は2022年12月24日クリスマスイブです) 今日の記事は、 ”ミライをつくろう!VRで紡ぐバーチャル創世記(GOROman著/西田宗千佳 編/翔泳社)” の紹介です。 VRにはまったく詳しくないのですが、映像の中に...

  • 運動脳

     運動によって脳は鍛えることができる 今日ご紹介するのは、 ”運動脳(アンデシュ・ハンセン 著/御舩由美子 訳/サンマーク出版)” という本です。 「スマホ脳」という本でもおなじみの、スウェーデン出身精神科医の著作。 「健康的な生活をしましょう」と言うと、 適度な睡眠 適度な運動...

  • 白い病

     戦争をやめさせるための攻防 以前カミュが描いた 「ペスト」https://www.otonadokusho.com/2022/09/blog-post_18.html の記事を書きましたが、今回も感染症に関するお話です。 ”白い病(カレル・チャペック著/阿部賢一訳/岩波書店)”...

  • モモ

     不思議な子ども「モモ」の世界を救う冒険 最後までわからないドキドキ感、時代の風刺…ファンタジーでありながら身近なものにも感じる児童文学の名作をご紹介したいと思います。 ”モモ(ミヒャエル・エンデ著/大島かおり訳/岩波書店)” です。 ミヒャエル・エンデの作品としては、以前紹介し...

  • 新編 悪魔の辞典

    言葉の意味を風刺たっぷりにディスる辞典 今日ご紹介するのはちょっと変わったテイストの本。 ”新編 悪魔の辞典(アンブローズ・グイネット・ビアース著/西川正身 訳/岩波書店)” です。1870年代に発表し始めたビアースのこの辞典は、五十音順に言葉とその意味が並んでいるだけの本。ただ...

  • はてしない物語(上)

     現実と本の世界とがリンクする長編小説 児童図書作家の作品ということで、軽く読めそうだなと思って手を出したのが運の尽き。大人でも面白く引き込まれてしまう作品で、時間をかけて読んでおりました。 ”はてしない物語 上(ミヒャエル・エンデ作/上田真而子・佐藤真理子訳/岩波書店)” は3...

  • 生物から見た世界

     人間以外の生物たちは世界をどのように感じているか 今日ご紹介するのは、生物たちのお話。 少し古い本にはなりますが、 「環世界」 という言葉を提唱し、生物たちの知覚の違いから世界の見え方を広げてくれる一冊です。 ”生物から見た世界(ヤーコプ・フォン・ユクスキュル、ゲオルク・クリサ...

  • 東京藝大で教わる西洋美術の見かた

     アートの世界の楽しみ方を知ろう 大人になるにつれ、音楽・美術などのアートの世界を愛でる気持ちがあると、心が豊かになるなと思うようになりました。 今日は、 ”東京藝大で教わる西洋美術の見かた(佐藤直樹著/世界文化社)” をご紹介します。 こんな人におすすめ ルネサンス美術が好きな...

  • 北欧こじらせ日記

     生き方を模索する正直なお話 フィンランドが大好きな筆者が書いたこちらの本。 ”北欧こじらせ日記(週末北欧部chika著/株式会社世界文化社)” では、自分が納得できる生き方をしようとするchikaさんの姿を見ることができます。 30代で、「仕事」というもの、「人生」というものが...

  • ケーキの切れない非行少年たち

    犯罪の背景にある要因は何か? 大変悲しく重いテーマとなりますが、子どもに関わるのであれば読んでおくべきであろう1冊をご紹介したいと思います。 ”ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治著/新潮社)” は、児童精神科医である著者が出会った非行少年たちのお話です。少年院にやってくる非行...

  • もうろく帖

     自分自身が耄碌していく記録 時々、というか割といつも考えていることがあります。 いつ、どのように自分が死ぬか? ということです。 そして、その時を選択することがおそらくできないであろうことを考え、どういう「終活」をしておくか、考えるときがあります。 そんなとき、今日ご紹介する本...

  • ペスト

    名作をじっくり読む すっかりブログを更新できておりませんでした。 今回ご紹介するのは、 ”ペスト(カミュ著/宮崎嶺雄訳/新潮社)” です。 世界的に感染症が流行するようになってからは、再び世に注目されるようになったこちらの作品。 厚みのある1冊なので、読むのにかなり時間がかかって...

  • 読書について

    もっと言葉を大切にしようというメッセージ 今日は古典のご紹介で、読書が好きだという人にこそ読んでみてほしい1冊です。 ”読書について(アルトゥル・ショーペンハウアー著/鈴木芳子訳/光文社)” では、 自分の頭で考えるということ 読書をする際の心得 文章を正しく書くことの大切さ を...

  • NASAより宇宙に近い町工場

     どの言葉も漏らさず読みたい1冊 「どうせ無理…」 その言葉をなくしたい。夢を持つってどういうこと? それを教えてくれる1冊が ”NASAより宇宙に近い町工場(植松努著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)” です。 民間企業でありながら宇宙開発に貢献している会社。 いったいどうや...

  • 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

     結局、鳥好きな研究者のお話 今日は ”鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(川上和人著/新潮社)” という本のご紹介です。 タイトルがなかなか奇抜。また、表紙のポップさも合わさってなんだか読む前から楽しい気分にさせてくれます。 こんな人におすすめ 鳥類学者に興味がある人 ...

  • 人生の短さについて

     人間の弱さに配慮した現実的な哲学 今回は、古代の哲学者 ルキウス・アンナエウス・セネカ が書いたとされる3つの手紙をまとめた本を紹介したいと思います。 ”人生の短さについて 他2編(セネカ著/中澤務訳/光文社)” では、セネカの妻の親族(おそらく義理父)に向けたもの、母ヘルウィ...

  • LOVE & SDGs 車いすでもあきらめない世界をつくる

     本の構成までバリアフリーな気がする1冊 大学4年生・22歳の時に遠位型ミオパチーと診断された織田友里子さん。それ以来、日々動かなくなっていく体と向き合い、日本・そして世界にバリアフリーを広めようと活動を続けてきました。 そんな彼女のこれまでの道のりと、福祉に対する思いをまとめた...

  • だから私はここにいる 世界を変えた女性たちのスピーチ

     強くあろうとする女性たちの言葉 人類の長い歴史の中で、女性たちは常に”差別”にさらされて生きてきました。 それでも、抑圧されながら強い使命感と意志を持って闘い続けていた女性たちが確かにいたのです。 50人以上の世界の女性たちの言葉を集めたこちらの本。 ”だから私はここにいる 世...

  • 2022年本屋大賞ノミネート作:赤と青のエスキース

     伏線回収大満足・1枚の絵に関わる人々の愛と旅 今日は久々の小説のご紹介です。 2022年の本屋大賞ノミネート作品にもなっている、 ”赤と青のエスキース(青山美智子著/PHP研究所)” です。 ここではざっとしたあらすじのご紹介と、素敵だなと思えた言葉の紹介をしていきたいと思いま...

  • 死ぬより老いるのが心配だ

     著者の今までとこれからを想うエッセイ ESSAYS AFTER EIGHTY~80歳を過ぎた著者が語る彼の人生についてのお話です。 ”死ぬより老いるのが心配だ(ドナルド・ホール著/田村義進訳/辰巳出版)” というタイトルでは、心配事ばかり語られているのかと思うかもしれませんが、...

  • 無(最高の状態)

     苦しみの正体を科学的に解き無我の境地へ辿り着こう 今日ご紹介するのは、 ブッダ的思考×科学的根拠 で幸せに生きようとする1冊。 様々な本でブッダ的思考、禅思考、儒教などが取り上げられますが、こちらの ”無~最高の状態(鈴木祐著/クロスメディア・パブリッシング)” は宗教的側面や...

  • シェイクスピア古典を読んでみる

     不思議な魅力を持つ古典文学 今日はシェイクスピアの作品をいくつか紹介していこうと思います。 最も有名なロミオとジュリエット、ハムレット、オセロー、リア王、マクベスではない作品たち。私のアメリカ人のお友達が好きだと言っていたもので、私も日本語訳でですが読んでみました。 ラストがど...

  • The Song of Achilles

     トロイ戦争を題材にした神々と人間たちのお話 神話をモチーフにした物語は数々存在していますが、こちらの ”The Song of Achilles(Madeline Miller/ECCO PR)" は印象深いです。 ラストにかけて、とにかく最高すぎます…トロイ戦争がどういうもの...

  • 話を聞かない男、地図が読めない女

    男と女は違う。それでいい。  今日ご紹介するのは、少し昔に出版された本になりますが、 ”話を聞かない男、地図が読めない女(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著/主婦の友社)” という本です。 男女差別やその他さまざまな差別に対し、ポリティカル・コレクトネスを行使しようという時代。す...

  • 暇と退屈の倫理学

    人がなぜ退屈するのかを哲学する P1:我々は妥協を重ねながら生きている。 こんな言葉からスタートするこちらの本。 ”暇と退屈の倫理学(國分功一郎著/新潮社)” を今日は紹介していきたいと思います。 冒頭のこの言葉、今の自分の生き方に疑問を持つ人ほど、どきっとしてしまうでしょう。 ...

  • 宇宙を学ぶ~わかりやすいものから専門的なものまで

     宇宙を知ると自分のことも見えてくる 私が読書が好きになったきっかけの1つでもあるのが 「宇宙」 というテーマです。 なんだか小難しそうだな…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、宇宙を知ると普段悩んでいることが馬鹿らしく思えてきて、心が救われることが多いと思うのです。 宇宙...

  • The Legends of King Arthur : 10 series

     アーサー王物語を簡単な英語で読もう 私はもともと世界各地の古代神話がとても好きなのですが、アメリカ人のお友達からぜひ全体を読んでみてとおすすめされたのが アーサー王物語 でした。 あらゆるゲームにアーサー王のエッセンスが入っていること(キャラクター名、武器、ストーリーなど)は知...

  • 故:立花隆特集!知の巨人の本3冊のご紹介

     熟読・精読すべき本3選 今日は、一気に3冊ご紹介していこうと思います。知の巨人と言われた故:立花隆氏(文藝春秋ジャーナリスト)の本たちです。 本当に頭がいいというか、 調べつくしてから挑む取材 専門家レベルまで理解するから生まれる質問力 ぶれない文章力 など、尊敬しかなかったで...

  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

     イギリスで暮らす母と息子の成長物語 こちらの本はノンフィクション。 イギリスのブライトンという街で暮らす父・母・息子3人家族のお話です。 ”ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ著/新潮社)” というタイトルを見ると、一見小説か、さらっとしたエッセイを思い...

  • LIFESPAN(ライフスパン)老いなき世界

    思い込みを越えて世界を変えよう 私たちは、年齢を重ねるほどに老いていくことを当たり前だと考えていますよね。 しかし世の中には、「ヒトはなぜ老いるのか?」と考え、真剣に老化を止めようと試みる人たちがいるのです。老化のメカニズムに迫り、これからの生き方を問う本、 ”LIFESPAN(...

  • 学びのきほん 人生が面白くなる学びのわざ

    学びをもっと身近で楽しいものへ 学ぶことはもっと楽しいはず。 ここ数年の私はそれを実感することが多くなりました。ちょうどそんなときに、NHK出版さんのシリーズからこちらの本に出会いました。  ”学びのきほん 人生が面白くなる学びのわざ(齋藤孝著/NHK出版)” まさに!今日はこの...

  • 学びのきほん 本の世界をめぐる冒険

     本の歴史をたどってみよう 私は読書・本がとても好きなわけですが、そもそも本のルーツとは何なのか?この本を読むことでいろいろと教えてもらいました。 今日は ”学びのきほん 本の世界をめぐる冒険(ナカムラクニオ著/NHK出版)” を紹介していこうと思います。 こんな人におすすめ 本...

  • 「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考

     「リアル」とは何なのかを考えてみる 勉強とは国語・数学・理科・社会・英語だけをやっていればいいかというと、そうではない!と感じるようになりました。 近頃特にそう感じるのですが、むしろ、音楽・美術・体育などのほうがよっぽど生活に根差しているし、自分自身の感性を高めるのに必須である...

  • 思考の整理学~考えること・学ぶことを楽しくさせてくれる本

    刊行から40年近く経っても褪せない魅力 2022年のゴールデンウィークも終了となりますね。みなさんのお休みはいかがでしたか? 今日ご紹介するのは、初版が1986年!古い本ですが、書かれている内容があまりにまとまっていて、私のとても好きな本です。 ”思考の整理学(外山滋比古著/筑摩...

  • ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?

     見えていない部分を目を凝らして見る 2022年2月。ウクライナを戦場としてロシアとウクライナの戦争がはじまりました。なんだか戦争が久しぶりに発生した…みたいな反応を日本は見せたけれど、紛争は実は世界各地でいつも起きていました。 このことを知るのに非常に役立つのが、 ”ぼくらのア...

  • BRAIN DRIVEN モチベーションはどうやったら高くなる?

     脳のパフォーマンスを上げよう だんだんと春もすぎ、すでに初夏の陽気になりつつある今日この頃。体調を崩しやすい季節ですが、みなさんはいかがお過ごしですか? 今日ご紹介する本は、 ”BRAIN DRIVEN(青砥瑞人著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)” という本で、 ・やる気が...

  • The Four Agreements: A Practical Guide to Personal Freedom

     4つの決め事で自分の人生を幸せにする 今日は洋書 "The Four Agreements: A Practical Guide to Personal Freedom(DON MIGUEL RUIZ with Janet Mills)" です。 初版は1997年と古い部類にな...

  • なぜあなたは自分の「偏見」にきづけないのか~EVERY DAY BIAS~

     みんな自分を「良い人間」だと思っている バイアスという言葉をよく聞くようになりました。要は、決めつけや偏見により、物事を正しく判断できない状況にさせるものです。 バイアスに関する本は多々ありますが、今日は昨年発売の ”なぜあなたは自分の「偏見」に気づけないのか~EVERY DA...

  • 【シリーズ】読書生活のつくりかた vol.2時間の捻出方法

    忙しい毎日で時間をひねり出すには? 読書生活のつくりかたシリーズの第2弾!今回は『時間の捻出方法』ということで書いていきたいと思います。 前回の記事にもいくつか登場していますが、私の実践方法をより詳しくご紹介していきますね。 前回の記事リンクはこちら https://www.ot...

  • 直観力を高める数学脳のつくりかた

     賢い人のやり方をゲットしたい 本当の意味で賢い人というのは、 「ひらめく人」 だと私は考えています。 だいたいそういう方々は数学得意なイメージがありませんか? そういうちからをもし高める方法があるなら、ぜひ試してみたい! そう思って読んでみた ”直観力を高める数学脳のつくりかた...

  • NHK出版 学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方

    生きることは学ぶこと 学ぶとはどういうことか。 今日ご紹介するのは、「当たり前の日常こそが学びの道場」であると教えてくれた本で、”NHK出版 学びのきほん ブッダが教える愉快な生き方(藤田一照著/NHK出版)”という本です。 こんな人におすすめ 人生を愉快に生きたい人 ブッダの考...

  • ゆるい英語学習No.1~目的づくりが何より大切

    「英語ペラペラになりたい」は嘘だ 英語を学ぶための考え方、必勝法などはすでに多くの書籍・サイトで紹介されています。調べればいくらでも出てきてしまいますね。勉強の仕方を紹介している方々はみなさんとてもお上手…憧れて勉強を始める・留学を決める方も多いのではないでしょうか。 わたしも英...

  • 英語学習:単語学習Distinctionシリーズ

    YouTubeでも人気のATSUさん執筆の単語帳  実は細々と英語を勉強したり、使ったりしています。 今のところ仕事で英語を使うことがないので、とてもゆるい勉強なのですが、好きな英単語帳を紹介してみようと思います。今日ご紹介するのは、 ATSU さんという、オーストラリアで公認会...

  • 【シリーズ】読書生活のつくりかた vol.1継続して読むコツ

    本を読む習慣を定着させる方法 ほんの数年前までは、本を読む習慣なんてゼロだった私が、何かしら毎日のように読み、考え、生活に活かせるようになってきました。 なかなか読書習慣が身につかなくて困っている…という人がもしいれば、私の経験もお役に立てるのではないかと考え、 『読書生活のつく...

  • コンサル一年目が学ぶこと

     初心を忘れずにいられる本 今日ご紹介するのは、コンサル(コンサルティング業)に関する本で、 ”コンサル一年目が学ぶこと(大石哲之著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)” です。 こちらは発売したのが2014年と少し古いですが、ビジネス・マネジメントのカテゴリでベストセラーとなっ...

  • クララとお日さま

     人に貢献するためにつくられたAIの一生を描く 今日は、小説のご紹介です。 ノーベル文学賞を受賞されたことのあるカズオ・イシグロさんの本。” クララとお日さま(カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳)” という作品です。 文章がすごく綺麗で、丁寧です。 内容は量も厚みもある一冊になってい...

  • 無理ゲー社会

    自分らしく生きるなんて無理ゲーだ  世界は多様性を認め合おうと声高に叫び、自分らしく生きることを肯定しようとしています。しかし、自分らしく生きるって…いったいどうやるんだ?と思ったことはないでしょうか。日本や世界で一番になれるような才能なんてないのに、どうやって夢を持てばいいのか...

  • 男子劣化社会

     発達したITが男たちをダメにさせる? 今日ご紹介するのは、以前SNSで紹介したときに反響の大きかった1冊です。 ”男子劣化社会(フィリップ・ジンバルドー/ニキータ・クーロン著 晶文社) という本です。 なぜか安全な場所にひきこもることを選んでいる男たちが増えている。 その理由を...

  • 勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法

      すべての受験生が後悔のない受験をするために テレビ番組やYouTubeでも人気を博しているQuizKnock。そのCEOである伊沢拓司さんが書いた ”勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法(伊沢拓司著/KADOKAWA)” を紹介したいと思います。 伊沢さんの受験...

  • IKIGAI The Japanese Secret to be a Long and Happy Life

     フランス人がまとめた日本長寿の秘密 今回は洋書のご紹介です。 インド人の友人が好きだと言っていた本で、 "IKIGAI The Japanese Secret to be a Long and Happy Life(Héctor Garíca and Francesc Mira...

  • 異文化理解力 相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

      育った環境の違う人と確かな信頼を築こう わたしの好きな本の1冊”異文化理解力ー相手と自分の真意がわかるビジネスパーソン必須の教養(エリン・メイヤー著・田岡恵監訳・樋口武志訳/英治出版株式会社)”を紹介していきたいと思います。 母国ではない場所で、外国人の方々と一緒に働く人から...

  • 嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え

     人間関係に悩んだらまず読む1冊 私が読書を始めるきっかけとなった”嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健/ダイヤモンド社)”を紹介していきたいと思います。 あまりにも有名で、世界中で読まれている日本発のこちらの本。 生きるのが楽になる、そんな気持ちにさせてくれるはずです。 こんな人に...

  • 社会人になってから始まった読書生活

    はじめまして。おとな読書・管理人のMaiです。 社会人になってから読書が大好きになり、本のある生活を楽しんでいます。 わたしが日々読んでいる本の紹介をし、同じ本好き・読書好きの方々と交流できればと思い、ブログを開設することといたしました! わたしのブログでは、 本の概要紹介 管理...

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