【読書】グリム童話『人ごろし城』
『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その50 『人ごろし城』 あらすじ(要約) 昔、娘を三人持つ靴屋がいました。 あるとき、靴屋が留守にしていた間にどこかのお殿様がやってきました。素晴らしい馬車に乗っていて、皆大金持ちなのだろうと思いました。 お殿様は美しい娘たちの一人を嫁に欲しくなりました。その娘はお金持ちの殿様と一緒になれば、幸せになれると考えました。ですから、苦情も言わず、お殿様に連れられ馬車に乗りました。 途中で日が暮れました。 やっとお城に着きました。何もかも美しいものばかりでした。 翌日、お殿様は娘に四、五日留守にするが、鍵を置いていくからどこでも見学すればいい、宝物はおまえが勝手…
2025/06/25 22:58