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渓流釣りのエッセイ フライフィッシング での経験、感じたことを書き綴ります 舞台は主に東北

shin
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2021/08/03

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  • イワナがじゅうたん模様になっている川 

    年に一度、気心の知れた仲間と釣りを目的とした野外キャンプをしてきた。日帰りでは遠くて行けないような地方の川のすぐそばに寝泊まりして、釣り三昧を体験しようという狙いである。帰宅時間を気にしないで夕方のライズを狙うとか、まだだれもいない早朝の川を独占するとか、想像しただけでも楽しくなるような企画であった。実際は、食事の準備、後片付けなど、なにかと手間暇とられることが多く、釣りに費やす時間が取れなかったり、朝は二日酔いで日が高くなるまでテントで寝ていたりと、目論見通りにはいかなかったが、それでも焚き火をしながら普段はできないような四方山話に発展することも多く、それだけでも十分に楽しく、時間はあっとい…

  • アレクサンドラ・オブ・デンマーク

    今年の夏至の日に西津軽の追良瀬川まで、はるばる釣りにでかけた。追良瀬川は久しぶりで、震災後は初めてであった。いろんな思い出があり楽しみにしていた。しかし、着いてみると川の水は少なく、河原の石は乾ききっていた。これでは魚も育っていないだろうとわかっていつつも、未練がましく、フライを浮かせたり、沈めたりして魚を川から引き出そうとしばらくやっていた。ゆったりと日は暮れかかっている中で、周囲に人の気配はない。夕まづめ時まで河原に佇んでいたが、水生昆虫が飛び始める様子はなく、魚のライズの音もない。静かなものである。 追良瀬川は、以前弘前市に住んでいたころはよく釣りに来ていた。車で急いでも1時間半はかかっ…

  • 久慈川の釣り

    久慈川についたのは、旅の3日目の朝だった. 前の日から間断なく降り続けていた弱い雨が止んだものの、日が明けた時間になっても、宿の周囲は立ち込めた深い霧に覆われて静まり返っていた。ビジネス客たちが出発した後のホテルの食堂で、遅い朝食をとってから久慈川に向かった。 川に着いた頃には霧が晴れてきたが、森をしっとりと濡らした霧の水滴は、滴り落ちて川に流れ込み、水量を増やしたようで渓流釣りには好条件であった。平日で釣り人の姿も見えない。 初めて見る久慈川には強い印象を受けた。川は周囲の岩盤をながい年月をかけて削り続けた結果、谷には剝き出しになった岩盤が露になっていた。荒々しい風景に圧倒されそうになったが…

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