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  • 善意を否定できないからこそややこしい

    仕事中の私はその時の考えが顔にも態度にも出るタイプです。むしろ言葉にも出ます。納得がいかない時は納得がいかない旨を伝えますし、不満な時は不満だと率直に伝えます。 これは先天的なものではなく訓練と習慣によって意識的に行っています。言いたいことは言わなければ伝わらない技術屋の文化圏に属している以上、言外に察してもらおうとしても徒労に終わります。 言いたいことや思うことを我慢して溜め込むことは単純にメンタルへ悪影響を与えますので、引っ込み思案には少し厳しいもののこれは比較的悪くない文化です。 よって不合理なタスクを振られた場合は合理的なやり方を直言し、振り先を間違えているタスクは拒絶の意を示し、目的…

  • うちにアフィリエイトの広告を持ってこられても、ねぇ

    送る相手を選んだほうがいいのではなかろうか。 数打てば当たるのは分かるけども 様々なブログに置かれている『お問い合わせフォーム』。 うちの駄ブログでも特に深い理由も浅い理由もなくまったくもって無目的にこっそりと下の方に置いてあります。 なにやらGoogleアドセンスで問い合わせ先が必要だとかアフィリエイトの幅が広がるとか様々なメリットが各所で喧伝されているようですが、その方面にはあまり詳しくないので分からないですし、そもそも何一つ収益に関連する行為をやっていないうちの無収益ブログではアフィリエイトの広告が時々放り込まれるだけの謎フォームと化しています。 この手の広告は広告を依頼する側も受けて掲…

  • マクロな合理性とミクロな精神性のバランス

    情報化社会においてエコーチェンバーやフィルターバブルのリスクが喧伝されていますが、誰しも一日は24時間で有限の時間しかない以上、情報源が偏るのはやむを得ないことです。 情報源の偏りは時間と努力を投資することで多少なりとも軽減できることはできるものの、現実的にはありとあらゆる情報ソースに触れることはできません。実際は取捨選択が必須であり、その結果情報が偏ることは避けようがないことです。 合成の誤謬 そもそも、好ましくない情報を仕入れることは大抵の場合で不愉快なものです。自分の考えを否定するような言説、重視するものが違う表現、趣味に合わない見解など、世界は自らにとって好ましくない情報で溢れています…

  • ここは土曜日には緩い雑記を投稿したい雑記ブログです

    相も変わらず堅苦しいような重苦しいような記事が連続しているので、雑談的な記事をもって緩めていきましょう。何事もバランスは大切で、張り過ぎても緩すぎてもよろしくない、私はそんな考え方です。 いえ、まあ、ブログはどちらかと言えば傾向が偏っていたほうが来訪者に親切な気もしますが、そこは個人的な趣味や嗜好の都合のためご容赦願います。 全体の傾向はさておき、土曜日に投稿する記事は気分を入れ替えるためになるべく軽くしたいと思っていますので、今回はゆるーく考えていることを書き出してみたいと思います。 着地点を考えずにフリーなライティングをしていきますので、緩くなるかどうかは保証しません。 一気に書くと傾向が…

  • 格差はそれそのものが問題なのか

    世間的に格差は問題だと言われることが多いでしょう。実際、格差は差別の温床であり、それが問題視されることは不自然なことではありません。 ただ、直接的に格差を否定してその是正を図るのであれば結果の完全な平等が必要になります。結果が平等でなければ格差が是正されたとは言えません。よってその方向は全体主義的かつ社会主義的なものとなります。 個人的な考えとして、過剰な格差は社会の紐帯を緩めて治安の悪化や社会の分断を生み出すことから不適切だと思いますし、個人の努力ではどうにもならない構造的格差は是正されるべきだと信じます。しかし努力が報われない社会はあまり好きではないことから、結果の完全な平等が良いことだと…

  • 実感と数値のどちらを重んじるか:悲観的な理想主義者と楽観的な現実主義者

    「科学技術は著しく発展しているが、人々の精神の発展は遅れている。人類は過去から変わらず野蛮で愚かだ」とした言説を時々見かけます。特に世界のどこかで戦争が勃発すると散見するようになります。 そう言いたくなる気持ちも分かりますが、実際はそうとも言えない側面もあるかと思います。 今回は人類の野蛮を軸に、人々の価値観の違いを考察してみましょう。 精神の発展が遅れているのは事実か 様々な分野の学者が提示しているように、家庭内から国家間に至るまであらゆる暴力が統計的に見て減少しています。一例として過去数百年を紐解いて作成された統計を見ると、紛争や殺人の件数は減少し、健康寿命やアクセスできる資源は増加してい…

  • トーン・ポリシングに対する疑義と考察

    トーン・ポリシング(Tone policing)とは意見の内容ではなく意見を述べる際の口調や論調に対して否定的な態度を取ることで意見の妥当性を損ねる行為であり、大まかに言えば論点のすり替えです。 最近の事例であれば、ジャニーズ事務所の記者会見で代表取締役が報道陣の強い口調を嗜めた行為がトーン・ポリシングにあたると批判されているのを見かけました。 もちろん他者の意見の妥当性を貶める目的で行われるトーン・ポリシングは詭弁に他ならず、当然批判されて然るべきです。 ただ、トーン・ポリシングを指摘する行為が必ずしも錦の御旗として使えるか、あるいは詭弁を粉砕できる銀の弾丸であるかには個人的に疑問を持ってい…

  • 毎日7時過ぎに記事を投稿しているのに予約投稿をしない理由

    他者にはどうでもいいであろう考えの言語化。 まあ、なんでもかんでも言語化していきましょう。 ブログの投稿に関するマイルール この駄ブログは意味の分からない無意味で無価値な戯言を毎朝7時頃に投稿しています。海外出張中の時差で投稿時間がズレたり、休日にアホほど寝坊して9時頃に投稿したことも何度かありますが、基本的には7時頃を投稿時間の目安としています。 投稿は人力の手動です。パソコンを立ち上げて投稿する時もあれば、スマートフォンからささっと投稿することもあります。どうしても電子端末にアクセスできない時だけ予約投稿をすることがありますが、900日ほどブログを続けてきた中で予約投稿を使ったのは今のとこ…

  • 今は「俺がした苦労をお前もしろ」が効果的な時代ではない

    まあ、記事タイトルで言いたいことは終わりなのですが、冗長であることを承知しつつも理由を述べていきます。 ビジネス環境の変化 かつての手工業の時代は、現代と比すれば変化に乏しい時代でした。 それは同時に技術の陳腐化が遅かったことを意味しています。 そのような時代では身に付けた技能を生涯用い続けることができることから、後継者が先達と”同じ苦労”をして”同じ技能”を身につけることには意味があります。むしろ同じ苦労をすることは技術を受け継ぐための伝承過程において不可欠なプロセスであり、推奨されるものですらあったかと思われます。 しかしながら、現代は世界的な人口増加やグローバル化、技術革新の加速や複雑化…

  • 旗幟鮮明で尖った意見は人々の立ち位置を明るみに出す役割がある

    やるべきではないことは、あえてやりたくなるのが天邪鬼。 気になったコメント 当ブログは侘び寂びを大切にしている、わけではなく、ただネットの片隅にひっそりと佇んでいるだけの場末の駄ブログです。 イメージとしてはメキシコやテキサスにあるタンブルウィードが転がる乾燥地帯の荒野にポツリと建ったバーでありたいところですが、恐らく実態は日本の地方にあるメインストリートから外れた個人経営の小さな居酒屋的ポジションです。 ちなみにそういう居酒屋でツマミを食べながら日本酒を飲むことが好きです。田舎で成人を迎えて飲酒を覚えた我が身としては、オシャレなバーやチェーン店よりも個人経営の小さな居酒屋のほうに慣れ親しんで…

  • 自由人でもブログの緩急には悩むことがある

    ここは好き勝手やりたい放題に私個人の見解を垂れ流している自由気ままな雑記ブログですが、とはいえ時々は記事毎の温度差や内容のばらつきに悩むこともあります。 雑記ブログを書いている人ならば記事毎の温度差や内容のばらつきについて同じように悩むことがあるのではないか、そう思っています。 勝手に思っているだけです。思い込みです。悩むことがあるのは私だけかもしれません。 いつもは「まあ、いいか、気にしてもしゃあなし、普段通りに好き勝手やろう」とさっぱり開き直るのですが、今回はなんとはなしに思考を言語化してみます。 (何かを売っている)お店 この駄ブログでは真面目そうな話をする時もあれば正気と常軌を逸した文…

  • 身近な政治の事例から考える、政治に必要な認識

    先日のタクシーでの出来事。 運転手さん「到着しました、1200円です」 私「あ・・・運転手さん、すみませんが細かいのが無くて、1万円なんですけど、これでいけますか?」 「あー、いやー、申し訳ないことに今お釣りで出せるのが2000円しかなくてですね、ほら、この通り」 「あらら、それはどうにもならないですね。うーん、急ぎなのに困りました」 「んー、そうですね、なにか電子マネーや電子決済できるものは持ってたりしますか?」 「ええと、au PAYならすぐに出せます」 「ああ、それなら決済できたはずです。お手数ですが正面の端末を使ってお願いします」 「はい、ちょっとやったことがないので操作に時間が掛かり…

  • 敵と味方・正義と悪・白と黒の線引きは極めて自動的で、そして誤りである

    何かしらの対立構造が生じている際、片一方の批判を行うと自動的にもう片一方の味方だと認識してしまうクセが人間には存在します。それは例えばAとBの対立構造において「Aを批判するということは、君はBに与するんだな」とするような認識です。 ただ、残念ながら世の中はそこまで単純ではありません。敵と味方、正義と悪、白と黒、そこまではっきりと二分できればたしかに楽ではありますが、そのように捉えてしまうことは明確に誤りです。 人々を2つの集団に分けることはできない 過去にも幾度か取り上げたことがありますが、人々を二分して考えることは誤りです。それは私たちの脳が自動的に行っている情報処理に過ぎず、その認識は現実…

  • 他と比べて変化を促すことも、一種の同調圧力

    先週はタイへ出張に行っていましたが、日本を出国する時よりもタイを出国する時のほうが手荷物の中身を精査されたことから、保安検査は日本よりもタイのほうが厳しいと感じました。過去にはインドネシアへ行った際にも同じ感想を持ったことがあります。 恐らくは自国から出るか他国から出るかの違いであり国籍に起因するものと思われますが、その差は少し気になるところです。もしかしたら日本の保安検査は緩くて他国は厳しいのかもしれません。 このような差異を見つけた際、それを均すべきかどうかが思考をよぎることもあるかと思います。今回の場合であれば「日本は保安検査が緩いので、安全のためにも厳しい世界基準に合わせるべきだ」とし…

  • 人間にも換毛があれば楽なのに

    状況、環境、いや、世界が私に求めている。 言語ではなく五感をもって私に語り掛けてくる。 「そろそろ長袖の服を出せ。もう寒いだろ」 衣替えが下手な、ある人間の思考回路 そんなわけで、どんなわけかは分からないですが肌寒くなってまいりましたので衣替えを行いました。人様と比べて明らかに今更の遅まきながらではありますが、ようやくです。 私は職場のユニフォームの夏用と冬用を変えるタイミングがダントツで遅いタイプの人間です。一部の”万年半袖さん”を除いて、大抵の場合は最後の最後になります。 今回の気付きはタイ出張です。日本のなんとも寒いこと寒いこと。あちらでは外に立っているだけで汗が出てくるくらいに暖かかっ…

  • ニュースを見ることの価値と意味

    どっと疲れが出たのか、体力も気力も尽きて思考が働かない休日を過ごしていました。常日頃であれば興味の有無を問わずに国内外のトップニュース程度は見ているのですが、それすら見ていません。そもそも海外出張中にニュースをほとんど追えていなかったこともあり、ここ一週間の情勢があまり把握できていない状況です。 まあ、特に意図はしていませんでしたが、ある種のデジタルデトックスです、はい。そういうことにしておきましょう。 そんなついでに、ニュースの意味について個人的な考えを述べていきます。 ニュースには直接的な価値はほぼ無い 時々、ニュースを見ない人に出会うことがあります。 統計や相関を取ったわけではないので具…

  • ある技術屋にとっての言語学習

    言葉は重要だ。 言語の壁はそこそこに厚い 結局は自身の語学力の無さが根本原因ですので、人様を責める訳にもいかないのですが、先日のタイ出張では言葉でとても苦労しました。 担当者級は基本的にタイ語しか分からないことが多く、私がフワフワした英語で説明し、不足がある場合は英語で日本人営業マンが補足し、それをタイ人営業マンがタイ語に翻訳するという奇妙な3人体制でのやり取りだったために、なかなか適切にニュアンスを伝えることができず、むしろ誤った伝達が多発しました。 1.”私のあやふやな英語による技術的な説明” 2.”日本人スタッフの誤解による誤った補足” 3.”誤りを修正する間もなくタイ語に翻訳される説明…

  • 無駄を無駄にしないための無駄な努力

    何回目かは忘れましたが、どうにも筆が進まずにお蔵入りしたボツ記事を供養する定番?の記事です。無駄になった記事を無駄にしないための無駄な努力をご笑覧ください。 今回は記事の仮タイトルと覚書を転記して、それについてコメントをしていきます。 学習力は加齢によって低下するのではなく、単純に時間の問題では? 「歳を取ると物事を覚えられなくなる」はとても一般的な感覚・言説だと思うが、個人的には少し疑問。もちろん加齢によって記憶の保持力は低下するかもしれないが、学習力は別なのではないか。歳を取っても、むしろ歳を取ったからこそ学習力は高まることだって考えられる。 最終的にはどれだけその学習に割けるかの時間的制…

  • 匿名の言葉をどこまで信用できるかには議論の余地がある

    私個人としては「誰が言ったか」「どう言ったか」よりも「何を言ったか」を優先する考えを持っています。 ただ、それは必ずしも「誰が言ったか」「どう言ったか」に価値が無いことを意味するわけでもなく、また万人に適用可能な発想ではないとも思っているため、「誰が言ったか」「どう言ったか」にも気を配る必要はあると考えます。 つまるところ、「何を言ったか」が重要であることには変わりないものの、「誰が言ったか」「どう言ったか」を人の思考から除外することは出来ませんし、そうすべきでもないということです。完全に依存でもなく、完全に排除するでもなく、適宜状況に応じて使い分ければ良いでしょう。 それはすなわち「何を言っ…

  • 出張はいつだってあっという間に最終日が訪れる

    短期とはいえタイ出張もあっという間に最終日。 ドライバーの運転に身を任せて各所を移動する中、モータリゼーションが進行し交通戦争と呼称することも吝かではないタイの交通事情を把握しつつある日々です。データを精査している時間があまりないのですが、WHOの統計ではタイの交通事故による死者率は世界トップ10以内、人口当たりの死者率も日本の6倍以上だったはずですので、実感的にも統計的にも大変に危険です。 多くの企業が赴任者にドライバーを雇う理由が分かりました。日本のナイーブな道路環境で運転を学んだ人ではタイの道路を走ることはまず無理です。贅沢とかではなく安全のためだったのですね。 タイ語は勉強する時間が無…

  • 海外出張では現地のものを食べるに限る

    概ね、ただの食事の履歴。 まあ、当たり前ですが仕事の話は機密情報に引っ掛かるので、さすがにブログではできません。 3食 普段は朝ごはんを食べないのですが、今回は朝ごはん付きでホテルの予約がされていたため勿体ないので頑張って毎朝食べています。この日はアジアンフードを選び、タイフードをいただきました。 寝起きの食事は個人的にしんどいものの、とはいえ食べればなんだかんだ満足感は得られます。物事を阻害する最大の要因はやはり最初の一歩だと思う次第です。 何事においても理由はさておき、まずは着手する、とにかく動いてみることは有効でしょう。 個人的には仕事でも同じ考えです。やりたくない仕事で一番苦痛なのは『…

  • 相変わらず海外出張中はブログがいい加減になる症候群と900日連続投稿達成

    出張中は時間が無いので雑な雑記になることも仕方ないのではないかと思うものの、つまりはただの言い訳。 賢いのは分かったから 「おっと、君は今タイのネットワークを使っているんだね?よし、じゃあ僕は賢いから自動で内容を調整してあげるよ!凄いでしょ!偉いでしょ!」とばかりに表示を現地に合わせて変更しようとしてくるコンピュータ君にはちょっと一言物申したい気持ち。 タイ語はさすがに読めないから、SNSのトレンド上位が何を意味しているのかさっぱり分からなくなりました。あと、Google検索の検索結果やサジェストもタイ語になったのでよく分からないです。賢いけども、賢くないよそのムーブは。 一瞬、日本に居るのか…

  • 詰みそうで詰まないのは日頃の行いのおかげなのかなんなのか

    すでに疲労困憊な人間の回想。 数日前 同期「やっと三連休だ、楽しみだね」 私「土曜は身支度の準備やお土産の買い出し、日曜は飛行機での移動日、月曜は仕事なんだけど、楽しめるかな」 同期「悪かった、忘れてたよ」 前日 子どもの頃は「仙人」を夢としていたくらいに拡大する思考がなく、日本の田舎で日本語だけを使い場末の技術屋としてまったりせせこましく生きていくだろうし、それが良いのだと思っていました。 そんな私がなぜ海外出張に行くことになるのか、人生とはなんとも読めないものです。と、海外出張へ行く度に思っています。成長のない人間です。 今回は急遽決まった出張であり右も左も分からない若者を放り込むのはさす…

  • 自社商品の強みを技術屋に聞いてこないでほしい

    聞く相手を間違えているので。 自社商品の強みを一番知っているのは誰? 「うちのこの製品の強みはなに?」 「うちの製品は競合他社と比較して何が優れている?」 このような商品の売り・強み・ストロングポイントに関する問い合わせが営業部門から技術屋の私へなぜか頻繁に届きます。一応は技術屋として技術的な見解を回答していますが、正直に言えば辟易しています。 まあ、「営業マンなのに自社商品のセールスポイントを把握してないのかよ!」と思う気持ちが僅かばかり無きにしも非ずですが、それよりもなによりも、自社商品の強みは社内の技術屋に聞くことではないです。どう考えても聞く相手を間違えています。 商品の強みは誰が一番…

  • 本当に「安心」したいなら頭を使わなくちゃ

    少し厳しいことを言う回。 「恐怖」も「安心」も売っている時代 このブログでも度々述べてきていますが、良い情報よりも悪い情報を選好してしまうのは動物の本能的なものです。死んでしまってはどれだけ好物があったとしても食べられないのですから、生物が良い情報よりも悪い情報へ優先的に反応するようできていることは自然な反応だと言えます。 そして、だからこそニュースは基本的に人が怖がる情報を流します。それは需要があるものを仕入れて売る商売の論理上、やむを得ないことです。 その反面、「安心」できる情報を商材にしている人もいます。暗闇の中で光を見つけたらそこへ向かっていくように、恐ろしい情報が溢れているこの世界で…

  • デマ情報の対策として「あわてんぼうさん度合い」を採点するのはどうだろう?

    昨今、世界中でデマ情報への対策が検討されています。 デマ情報はいつだってセンセーショナルで拡散されやすいものです。それに対してデマを訂正する正しい情報は平凡でつまらないことが多いためなかなか拡散しません。よって話題性の強いデマ情報だけが長いこと世界中を駆け巡ることになります。 ではデマ情報の発信を完全に防ぎ正しい情報だけが発信されるように監視できるかと言えば、それは無理な話です。悪意をもって人を騙すためのデマ情報以外にも”誤報”は生じますし、ある種の情報には速報性が不可欠である以上、全ての情報を精査してから発信していては間に合わない場合もあります。 理想論で言えば情報の受信者である個々人が知性…

  • 海外出張の準備とは「現地でする仕事の準備」であるからして...

    たまの日記要素。 どうでもいい話ですけど、「時々」のことを「たまの」とひらがなで表現すると、丸い印象を受けますね。 さらにどうでもいい話ですけど、Weblio日本語例文用例辞書で「たまの」の例文に 「江戸幕府で茶の湯の儀式などを扱った坊主あたまの身分の低い役人」 「カーテンでさえもたまのシルエット模様だ」 があるのはおかしいと思いました。 「たまの」はたしかに入っていますけど、そうではないはず。 ふわふわした状態 もう今週末には出張に出発する予定なのですが、未だに現地で何をどうするのか把握していません。ふわふわしています。技術屋のお出かけはコーディネーター役の営業さん次第なところが多分にありま…

  • 変革を推進する側が示すべき責任感と与えるべき安心感

    物事を変える時は、それがどれだけ合理的で効率的であっても反対されるものです。よって変革をスムーズに進めるためには反対勢力への理解、すなわち変化を起こしたい側からの配慮が必要になります。 現実に対する責任感 様々ある業界の中でも私のいる製造業は比較的に変化を拒む性質を持っています。これは保守的で伝統的であるからといった部分もありますが、それよりは変化そのものをリスクとして捉えているためである節が強いでしょう。 工業製品におけるモノづくりの鉄則としてコピーイグザクトリー(CopyExactly)という概念があります。これは日本語にすると「完全な複製」という意味です。 同じ材料を使い、同じ機械を使い…

  • 移民を受け入れるためには運動家よりも実務家の力が必要

    日本は先進国の中でも最先端を行く人口減少社会であり、数十年も経てば劇的な人口動態圧力も変化して落ち着きを取り戻すことが推定されていますが、それまでの過渡期には何かしらの対策を実行しなければ社会の安定を維持することは難しいでしょう。 そのため、不足する労働力を移民の力によって解決することは機械化や自動化と並行して実施可能な一つの選択肢として手札にあるべきだと考えています。よって過去にもこのブログでは何度か述べてきていますが私は移民反対ではありません。 ただ、現状の日本社会はそれが実施できる状態にないと考えるため、ドラスティックに移民を受け入れることには反対です。 準備は必要不可欠 国家がある程度…

  • 疲れている時センサーは優秀だから従ったほうがいい

    どうにもここ最近はメンタル的な疲労が強いらしく、疲れている時センサーが強く反応を示しています。 疲れている時センサーとは、例えば次のようなものです。 洗濯したことを忘れて洗濯物を干し忘れる 食事を取り忘れる 朝起きる時間が遅くなる 財布や鍵など貴重品を忘れて家を出ようとする 何かしらに没頭して過度な集中が生じる 政治経済など、やたら堅苦しい話をブログでする ブログ記事の内容に強い言葉遣いや厳しい視点が入る 今週はこれら全てのセンサーが反応したので、疲労度的にはなかなかです。 そんなわけで、まったりしたことを考えてまったりすることにしましょう。今回は普段の記事のテンプレ構成すら用いず、見出しや段…

  • たとえ不快であっても、政治には関与せねばならぬ

    歴史上、数多の賢者が様々な表現で述べてきているように、この世界には変えることができるものと変えることができないものがあります。変えることができないものは鷹揚に受け入れて、変えることができるものを勇気を持って変えていくことが肝要であるとする先人の言葉は誰もが常々留意しておくべき箴言でしょう。 この世は全てが相互に影響を与え合いながら流転している途上であり、無数の「個」の意志が積層したものが「全」である以上、物事が自らの思い通りになることはそうそうありません。小さな一人の「個」の意志が「全」に反映されないわけではなく、無数の「個」の意志が反映されるからこそ小さな一人の「個」の思い通りにはならない、…

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