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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「特別な2月が終わる」~今月の暦に関するウンチクと四方山話

    長く一緒に暮らしたペットの死んだ特別な2月が終わる。 しかし考えてみれば2月はここだけ30日に満たない特別な月だ。 なぜそうなのか、閏年とは何か、 2月29日生まれの人の齢の取り方ってどうなのか、考えてみた。 という話。(写真:SuperT) 【特別な2月が終わる】 今日で2月が終わります。2023年の2月は家のウサギが死んだことで私にとっては特別な月になりました。単にペットが死んだというだけではありません。若い人には分からないと思いますが高齢者にとってペットが死ぬということは生き物と過ごす日々が二度と戻らないということ、人生の可能性のひとつが完全に閉ざされるということです。 この先、熱帯魚と…

  • 「たったこれっぽっちのことがなかなかできなくて・・・」~マイナンバーカードの申請は明日までです

    マイナンバーカードの申請は明日まで。 もう時間がないからとすっかり諦めた人たち――そんなことはない。 写真を撮るための自分の顔と「カード交付申請書(それもなければせめてID)」 この二つがあればスマホを使って5分でできる。親や他人の分だって――。 という話。(写真:SuperT) 【マイナンバーカードの申請は明日までです】 マイナンバーカードの申請が残すところ今日明日二日間となりました。正確に言うとこれから生まれてくる子だっていますから申請に締め切りはないのですが、マイナポイントキャンペーンで「最大2万円分のポイント」をもらおうと思ったら、明日までに申請をしなくてはいけません(ポイントがいらな…

  • 「私の気が小さいということなのかな?」~人間ドックの結果を受けて

    世の中の人たちは意外と自分の健康に無頓着だと最近、知った。 それに比べて私は気が小さかったようだ。 人間ドックでは結局おおきな問題はみつからなかったが、 こんなふうに健康の階段を下りていくのは、やはり楽ではない。 という話。(写真:SuperT) 【世の中の人たちは、そこまで自分の健康に無頓着なの?】 ウサギのミースケが死に向かっている時期、近所の女性が亡くなり、それが私と同い年だったので少しショックだったというお話はしました*1。 ご主人は35年前の乳がんの再発だろうとおしゃっていましたが、ちょっと驚いたのは、今回の事態が起こるまで、ほとんど検診らしい検診は受けていなかったということです。も…

  • 「人生のやり直しのうま味は一度きり」~だったら今のままでいいや

    日本テレビ系ドラマ「ブラッシュアップライフ」を見ながら考えた。 人生のやり直しは魅力的だが、やり直したところで修正は1度だけ、 しかもその先に何があるか分からない。 だったら今のままでいいや、と思う。 という話。(写真:フォトAC) 【ドラマ「ブラッシュアップライフ」】 日本テレビ系の「ブラッシュアップライフ」というドラマが面白くて毎週観ています(日曜日夜10:30~)。*1 主人公の安藤サクラと幼馴染の木南晴夏・夏帆という芸達者の三人が、それぞれ別なことをしながら真剣味のない、どうでもいい会話を延々と続けていく場面が圧巻で、噛み合っているのかいないのかよく分からないまま、しかし何となくうまく…

  • 「ウサギは気体である」~死にゆく小さな者の記録④

    ミルク(ミースケ)の死は、私の心の中に小さな痛みを残した。 これまでのどの生き物も生み出さなかったものだった。 ウサギは気体である。 なくなって初めて分かることもある。 という話。(写真:SuperT) 【亡きをともに悲しむ】 ウサギのミースケの火葬をした18日の午後、私は近くの、あるお宅を訪ねることにしました。以前、庭で垂れ耳ウサギを遊ばせていた若い母親と保育園くらいの女の子のいる家です。 少し驚いたのですが、インターフォンを鳴らすと出てきた声の主は男性でした。「つかぬことを伺いますが、以前こちらを通りかかった際、ウサギと遊んでいるのを拝見しました。そのときちょっとお声がけしたんですけど、い…

  • 「そして灯は消えた」~死にゆく小さな者の記録③

    生き物の死は急速に進む。 歩けなくなったミースケはやがて食べることもやめて死での準備をする。 私たちも心構えするときだ。 優しい生き物の、死ぬのを見に行こう。 という話。(写真:SuperT) 【ミースケはついに動かなくなる】 1月の末からトイレが分からなくなってしまったミースケは行動を制限され、夜はケージの中で、日中は縁側に特設した運動場で過ごすようになりました。しかしそれから2週間ほどすると前足のツッパリが利かなくなったのか腰が抜けたのか、床に顎だけをつけた姿勢でひたすら前に進んでしまう不思議な歩き方を始め、自分でもコントロールに苦しんでいる様子がありました。前へ進んで結局は柵に衝突するか…

  • 「ツッコミどころ満載で、安易に使うと面倒な言葉」~同調圧力とKY②

    かつての流行語「KY(空気を読めない・空気を読まない)」は、 「同調圧力」とどうかかわるのだろう? かつて若者の中に、同調圧力を当然とする文化があったというのだろうか。 KYはどこからやってきたのだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【KYはどこから来たのか】 昨日、「同調圧力とは自分の外にあるのではなく、社会の一員として認められたりグループのメンバーとして認められたりするために、自分本来の意見や行動を抑えようとする内部の力である」といったお話をしました。ところがその舌の根も乾かないうち、「あれ? KY(空気、読めない・空気、読まない)ってなんだったっけ?」とかつての流行語を思い出し、首を…

  • 「同調圧力:被害者はいるが加害者はいない」~同調圧力とKY①

    卒業式のマスクがなぜこれほどまでに問題なのか分からない。 同調圧力でつけさせるのは間違いだともいうが、それも分からない。 圧力をかけているのが誰なのかも分からないし、 圧力をかけている者の責任が追及されない理由も分からないのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【結局よく分からない卒業式のマスク】 卒業式のマスクをどうしようかということが大問題らしく、文科省は児童生徒および教員は校歌や合唱の際を除いてマスクを着用しないことを基本とし、保護者と来賓にはマスク着用を求めるという通達を出したみたいです。その上で岸田総理みずから「決して着脱を無理強いすることないよう求めたい」と言っていますから、最終的…

  • 「ミースケは歩くことさえできなくなった」~死にゆく小さな者の記録②

    ウサギのミースケはいよいよ歩くこともできなくなってしまった。 エサも食べさせてもらわないと満足に進まない。 近所で私と同い年の方が亡くなった。 ウサギと一緒にしてもいけないが、いろいろ考えさせられることだ。 という話。(写真:SuperT) 【ミースケは歩くことさえできなくなってしまった】 ミースケはお尻のきれいなミニウサギでしたが老衰のためにトイレが分からなくなってしまい、のべつ幕なしにフンを落としオシッコを垂れ流すようになって、さすがに部屋での放し飼いというわけにはいかなくなりました。そこで夜間はケージの中、昼は私が縁側につくった運動場で生活させるようにしました。それが2週間前のできごとで…

  • 「30年後の学校」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた⑥

    度重なる教育改革によって生まれた新しいものはなくせない。 消せるのは部活動と特別活動と生徒指導、そして粘っこい人間関係。 子ども同士の人間関係は地域部活とSNS、ネットゲームへと移る。 そして教師の役割も半減する。 という話。(写真:フォトAC) 【部活動は30年かけて完全になくす】 政府も地方自治体も本気で考えていますから、今度こそ部活動は学校から切り離されて行くかもしれません。しかし2025年までにとか2030年までにとかいった短期間には成就しないでしょう。 山間・離島で地域移動と言われても指導者を見つけ出すのは容易ではありません。結局、地域に残ったOB・OGが担うしかありませんが、この人…

  • 「どう考えても学校はやっていけない。部活から捨てるしかない」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた⑤

    考えてみたらそもそも日本は世界で最も公務員の少ない国なのだ。 そのくせ自助共助の仕組みはどんどん潰してしまう。 教員がますます苦しくなるのは目に見えている。 もうこうなったら、大切なものでもどんどん捨ててしまおう。 という話。(写真:フォトAC) 【世界で最も公務員の少ない国】 日本は世界で最も公務員の少ない国のひとつです(日本はOECD諸国内で一番公務員比率が低い…公務員数が多いか少ないかの実情)。 日本の公務員が優秀で効率的という面もあるでしょうし、日本人全体の被統治能力(ガバナビリティ=合理的に権力に従う力)が高いからとも考えられます。しかし諸外国ならとうぜん国や地方自治体にやってもらえ…

  • 「しつけも勉強も学校の仕事だが、子どもは教師を乗り越えてしまっている」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた④

    子どもの成長に関わる全てのことは、学校がやらなくてはならない、 ――法律にはそう書いてある。もちろん「保護者と一緒に」だが。 けれど教育基本法や学校教育法制定から四分の三世紀、 子どもの実態は、学校の能力をはるかに越えているではないか。 という話。(写真:フォトAC) 【政治家の声は国民の声】 政治家はなぜ偉いのか――。 答えは簡単です。選挙で選ばれた国民の代表者だからです。政治家の公的発言は主権者である国民の声そのものですから、最大限に尊重されなくてはなりません。 今日まで国民の声は教育に関して、「もっと学力を上げてほしい」「6年も学んでも日常会話すらできない英語教育を何とかしてほしい」「こ…

  • 「近頃の文科省はどうかしているが、実は学校を生かすための深謀遠慮なのかもしれない」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた③

    教員の数は増やせない、過去に生み出してしまった仕事も減らせない、 しかし無責任に国の教育を放置するわけにもいかない。 どうしたらよいのか――。 もしかしたら文科省は、そこまで考えて無茶苦茶をやっているのかもしれない。 という話。(写真:フォトAC) 【近頃の文科省は何か変だ】 ここのところの文科省のやり方を見ていると、本気で行きつくところまで行ってしまえと腹を括ったのかもしれないと思うことがあります。一昨日から話題にしている「時間外労働削減計画を出さんと曝すぞ」も「誰でも教員になれるようにするぞ」も、少し前の「休日の部活を25年までに地域に移行するぞ」もみな同じです。やることが乱暴で、あちこち…

  • 「根性の曲がった教師や役人はこう考える」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた②

    文科省も自治体教委も学校も、無理難題を跳ね返す力を失ってしまった。 いくところまで行って、そこで状況を見て考えるしかないと思っている。 だってそうでしょ? 学校なんて信用ならない、学校で子どもは殺されてしまうと、 みんな思っていたもの。 という話。(写真:フォトAC) 【私を含む、根性の曲がった人々はこう考える】 私は平和主義者ですから滅多に人と対立することがありません。相当に厄介な校長や教頭の下で働いても一向に逆らうふうがなかったので、同僚からは校長派あるいは教頭派とみられることもありましたが、逆らうのが面倒なのでそうしていただけで本音は「どうでもよかった」のです。 ただし言われたことに素直…

  • 「次々と繰り出されるアホな文教政策、それでもやるっきゃない」~国の政策をどのように変えさせるか、本気で考えてみた①

    昨日話題となった二つの教育に関するニュース。 何が何でも学校は時短をせよと文科省が言ったこと。 またまた教員免許取得のハードルを下げること。 文科省はバカかといった話だが、きっとバカを承知でやってるんだよ。 という話。(写真:フォトAC) 【きのう話題になった二つの象徴的な記事】 昨日、教育に関するちょっとしたニュースがふたつあって、ネットの一部を騒がせました。ひとつは、 www.kyobun.co.jp もうひとつは、 www.yomiuri.co.jpです。 前者は、「働き方改革に対する自治体や学校による取り組みの差があることから、文科省は2月3日、2020年に給特法に基づく指針で示した『…

  • 「通販の返品手続きは驚くほど簡単で、しかもオマケ話つきだった」~母がテレビコマーシャルで不要な薬を買ってしまって

    95歳の母がテレビを見て頻尿・夜尿の薬を買ってしまった。 利尿剤を飲んでいる身なのに。 さっそく返品手続きをしたのだが、その過程で思わぬ提案があったのだ。 「次回、同じ電話から注文があったら受け付けないこともできますが――」 という話。(写真:フォトAC) 【母が通販で不要な薬を買ってしまった】 先週書いたようにウサギのミースケの老衰がひどくて心配していたら、今度は今年96歳になる母の様子も何となく変で、食事を食べたり食べなかったり、目の前にある食べ物を見落として別の食事を用意したりと、心配なことが増えてきました。 先週は金曜日に家を訊ねたら、こたつの上に未開封の見慣れない薬があって、すぐ横に…

  • 「ウサギのミースケはトイレの場所も忘れてしまった」~死にゆく小さな者の記録①

    11歳になった我が家の飼いウサギのミースケ、 老衰が急速に進んでいる。 もはやトイレの位置も分からなくなり、 自由に部屋を歩き回ることもできないのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【三羽のウサギ】 ミースケ(本名:ミルク)という名の我が家のウサギについてお話しします。オスのミニウサギで、今年1月の当ブログ最初の記事で、「11歳の高齢で今も生き残り、いかにもペットらしい落ち着いた様子で家の中で暮らしています」と紹介したあの子です。 kite-cafe.hatenablog.com 11年前の秋、ペットショップがクリスマスプレゼント用に繁殖させたのが売れ残ってしまい、妹ウサギとともに半年間も店…

  • 「かつてテレビは学校の主敵だった」~テレビ放送70年目の誕生日に②

    テレビの変遷はハードの進化だけではなかった。 かつてテレビは学校の主なる敵だった。 そこで扱われる軽文化が、学校教育と相いれなかったからだ。 しかし学校とテレビの戦いは、意外な形で終わってしまったのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【かつてテレビは学校の主なる敵だった】 コンピュータゲームが出てくるまで、学校教育の主敵はテレビでした。現在でもそうですがテレビは子どもの学習時間を大量に奪いますし、ドリフの「8時だョ!全員集合」に代表されるテレビの文化は学校の価値と相いれない、というか真っ向から対立する不倶戴天の関係にあると認識されたからです。 いまの価値観だとむしろ鮮やかに見えてくるのですが…

  • 「テレビの登場と進化の話」~テレビ放送70年目の誕生日に①

    今日、2月1日は70回目のテレビの誕生日。 1953年のこの日、NHKが初めて本放送を始めた。 それから70年、テレビに色がつき、やがて薄型化していく。 それにしても時間がかかったものだ。 という話。(写真:フォトAC) 【今日はテレビの誕生日】 今日、2月1日は70回目のテレビの誕生日です。1953年のこの日、NHKテレビの本放送が始まりました。記念すべき第一回放送は記念式典と舞台劇などが放送されたそうです。 そのころの一日の放送時間はわずか2時間、受信契約世帯もたったの886軒だけだったと言われます。しかしそれもそのはずで、直前の1月に発売された初の国産テレビ受像機(シャープ電機製)の値段…

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