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トレーニング内容や大会情報がメインのブログですが、今ではなんでもありの日記です。

岩手県平泉町でトレーニングジムを営んでおります。ブログ開設当初は、トレーニングの日記や大会情報等の発信が目的で開設致しましたが、如何せん「ネタ切れ」もありまして、何でも雑記(気が向いたら書く)と相成りました。

ハルク伊藤
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住所
平泉町
出身
一関市
ブログ村参加

2014/11/04

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  • こめ大臣

    今年のお田植えも無事に終わり、現在、畦路や路傍などの草刈りに追われている。よくもまあ、次から次と遠慮なく丈を伸ばしてくるものだ。そんなやさき、土手斜面草刈りの主力であるスパイダーモアが、突然刈刃が回らなくなった。背負式の草刈り機でもいいが、その後にスパイダーモアで刈ると刃に絡まってしまうことから、スパイダーモアで刈る場所は極力スパイダーモアで刈りたい。取り急ぎ修理に出すことと相成った。新品の購入も...

  • 夜空を飾る平和なドローン&中尊寺本坊表門

    三国志の戦いのなかで、圧倒的な軍事力を誇る漢の丞相曹操軍と、劉備・孫権連合軍が戦った「赤壁の戦い」がつとに有名だが、その赤壁の戦いを映画化した「レッドクリフ」が2008年6月に公開された。中国の明代に書かれた長編白話小説『三国志演義』をもとに、ジョン・ウー監督により映画化されたアクション映画である。私は少年時代、吉川英治の『三国志』を貪るように読み耽ったものだが、なかでも美髯公関羽に傾倒した。当時を思...

  • 世界一心の豊かな大統領が亡くなった

    一昨昨日の5月13日、世界一心の豊かな元大統領が89年の人生に幕を下ろした。その人物とは、2010年3月から2015年2月迄の5年間、ウルグアイの大統領を務めたエル・ペペことホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ元大統領である。大統領在任中はウルグアイの経済成長に大きく貢献し、2010年には8.4%、2011年は7.3%、2012年には3.7%、2013年にも4.4%の成長実績を持つ。失業率も6.7%前後にまで回復させた実績がある。その陰には、自...

  • どうする令和の米問題

    一般的には、食用に供する農産物を「食料」と書くが、日本人の主食であるお米などは「食糧」と書くのが通例である。米は単なる「料」ではなく、活動の本源であり、また、万物が生まれ育つ根本となる精気を「元気」と書くが、その元気の気を旧字では「氣」と書く。つまり、「食糧」にしても、「元氣」にしても、勿論「料」にしても、いずれも「米」の文字が用いられている。そのお米作りの為のお田植えが、従兄弟の手伝いもあって漸...

  • 『ふみくら』9号発刊に向けて

    本日、一関・文学の蔵発刊の会誌『ふみくら』9号の最終校正が行われた。会場はいつものように蔵元レストランせきのいち。本日は土曜日とあって、団体客の利用もありかなり混んでいた。そんななか、無事に校正作業も終わり、後は発刊を待つばかりとなった。今号は、特集を 続きを読む・見る>>...

  • 海の見える崖の上のポツンと一軒家「究極の終の棲家」

    一昨日のポツンと一軒家も実に感動的だった。太平洋を一望できる和歌山県沿岸部のポツンと一軒家には、大学等で元研究職のご夫妻が住人だった。ご亭主は東京理科大出身で、ペンシルベニア大学やハーバード大学で医学の研究者として15年程アメリカに住んでいたとのこと。奥さんもパーキンソン病など、脳科学の研究者だったそうだ。日本に戻り、東京で暮らしていたそうだが 続きを読む・見る>>...

  • 笑いあり、涙ありの垂涎の一冊

    一関・文学の蔵が毎年、会誌として発刊している『ふみくら』がある。今号で9冊目を迎える。6月上旬の刊行を目指して編纂に追われたが、なんとか無事に原稿も出揃い、出版に向けて一関プリント社に持参した折、当一関・文学の蔵会長の畠中祥夫先生から、「時間がある時にでも読んでみなさいよ」と一冊の本を渡された。「時間のある時に」と云うことだったが、如何せん、本業はもとより、母の介護や、農繁期で田んぼや畑やらと 続...

  • 雨垂れ石を穿つ

    地元紙(岩手日日)には、一週間置きに掲載の読者投稿欄「投稿すくらんぶる」がある。そのなかの4月26日(土)の投稿欄に、「孔子の言葉」と題する千葉繁美(88)さんの投稿があった。「近き者 説(よろこ)び 遠き来(きた)る」と云う論語の一節である。意味は「近くにいる者が喜んでいるならば、必然的に遠方からも人が集まってくるもの」と云う意味。孔子が君主の葉公から「政りごとの要諦はなんぞや」と問われたのに、答え...

  • 第45回中尊寺西行祭全国短歌大会

    昨日、無事に第45回中尊寺西行祭全国短歌大会を成功裏に終えることができた。今大会はエッセイストで歌人の穂村弘先生を選者にお迎えし、出詠数142首。遠くは九州の熊本や四国の徳島県、山口県や大分県からの応募もあり、内容の濃い短歌大会だった。午後1時より、中尊寺光勝院を会場に、西行法師を偲ぶ追善法要が営めれた。続きを読む・見る>>...

  • 神はまだ人間に絶望してはいない!

    大谷翔平選手の第一子(女の子)が生まれたとのこと。一姫二太郎と云われ、次は男の子が生まれると理想的と云うことになろうか。その確率は、数学的な確率では25%。1/2×1/2=1/4=25%となるが、2番目が男の子の確率は5割。打率も是非5割を目指していただきたいものである。「子育てと野球の二刀流で頑張ってほしい」と、地元岩手の女子生徒がインタビューに応じていたが、そう願いたいものである。世界に目を向けると、ガザや...

  • 山田俊和大僧正告別式

    昨日、中尊寺本堂にて前貫首の山田俊和大僧正の告別式があった。時折雨脚の強まる涙雨を耳にしながら、一山の僧侶らが唱える読経のもとで、粛々と告別式が営まれた。弔辞を天台宗陸奥教区宗務所長の千葉亮賢師、続いて天台宗別格本山毛越寺の藤里明久貫主、当地平泉町の青木孝保町長らによる重厚で、しかも幽寂閑雅な弔辞が述べられた。なかでも藤里明久毛越寺貫主の弔辞のなかで、奥州藤原氏終焉の地とも云える大館行脚について触...

  • 唐辛子に魅せられたポツンと一軒家

    先日放送のポツンと一軒家も感動的だった。群馬県の一軒家で、唐辛子を栽培してNetで販売しているとのこと。ご子息(次男)が代表を務め、83歳の母親が栽培担当とHPにある。唐辛子の栽培も実に本格的だ。イギリス原産のドラゴンズブレスや、ドイツ原産のカレイト・スコープ、人の手のようなブラジル原産のブラジリアンターフィッシュ、勿論殆どの人が耳に及ぶであろうハバネロやハラペーニョなどなど、100種類以上の唐辛子を栽培し...

  • 新著出版のお知らせ

    当初の予定通り、3月中になんとか無事に新著の編纂を終えることができた。毎年のことだが、4月に入ると尻に火が付くほど忙しくなることから、出来るだけ冬期間に済ませたいことが色々ある。その中の一つに、一冊でも多くのオンデマンド出版を実現すること、がある。今冬もなんとか無事に1冊仕上げることができた。もっとも、予算があればこんなに苦労する必要はない。原稿さえ揃えばあとは出版社にお願いすれば楽なのだが、如何せ...

  • 愉快適悦、破顔一笑の出来事

    私が短歌を作り始めて以来、然程喜ばしいことはなかったように思う。しかしながら今回、実に嬉しいことがあった。昨年の暮から今年の上旬にかけて、宇宙空間で上の句と下の句が一緒になり、短歌が出来上がると云った気宇にして壮大な試みが、岩手県立花巻北高校の生徒らの企画により、岩手医科大学と花巻市に本社を置く(合)SPACE VALUEの主催で進められていた。目出度くもその高遠な試みが今年2月、現実のものとなった。斯く云う...

  • 岩手の誇り

    Movie starの様な、岩手、いや日本が誇る大谷翔平選手とアメリカ合衆国大統領とのツーショットが印象に残る、先日のドジャースによるホワイトハウスへの表敬訪問だった。大谷選手の今年の活躍も大いに期待できる。4月9日時点では、50打数15安打、3割、5打点、4ホーマー。今年はマウンドに立つ可能性大だが、もし、打者に専念出来れば三冠王の可能性大である。ともあれ、怪我の無いよう頑張ってほしい。日本を代表し、誇れる人物で...

  • 舞川風物写真の巡回展

    小包の発送など、用事があり地元の郵便局に立ち寄ってみると、窓際にズラッと見覚えのある写真が11点程展示してあった。舞川風物写真展の巡回展である。嬉しいことに、私の写真2点(フォト短歌)も展示してあった。今年の2月14日(金)~2月24日(月)迄の10日間、一関市舞川市民センターを会場に今年で5回目の舞川風物写真展が開かれた。展示期間終了後は、地元の舞川中学校や舞川小学校で巡回展を開き、今年始めて舞川郵便局でも...

  • 西行と平泉「伝統・文化継承の難しさ」

    西行法師の俗名は佐藤義清(のりきよ)。法名は円位(えんい)。西行は平将門の乱を鎮圧し、大百足を退治したとの伝説が耳に及ぶ俵藤太こと藤原秀郷公の9代目、京都の鳥羽院に仕えた文武両道を誇る北面の武士だった。同じく藤原秀郷公を始祖に持つ奥州藤原家の藤原清衡公とも血脈がある。義清は23歳で出家して西行と名乗り、平泉を2度訪れている。最初に訪れたのは西暦1144年旧暦の10月12日だった。その一世紀程前、「都をば霞とともに...

  • ポツンと一軒家「山地酪農」

    一昨日の日曜日、テレ朝系列の人気番組、「ポツンと一軒家」の3時間スペシャルがあった。しかしながら多事多端の為、時間調整が難しく、7:45分頃から観始めた。神奈川県のとある山地でジャージー牛を放牧する酪農家の場面だった。通常牛の放牧面積は1ヘクタールにつき1頭ないし2頭と云われている。それ以上放牧すると植物再生が間に合わず、草が食べ尽くされることにより、表土がむき出しになると、傾斜地などは雨が降れば保水力...

  • 『文芸いわい39号』に向けて

    昨日、一関文化センター小ホールを会場に、今年1月発刊の『文芸いわい38号』その後の経過報告など、刊行委員会が開かれた。事務局より会計報告や販売数などの報告があった。販売数は現時点(3月27日)で183冊。未だ在庫はあるとのこと。文芸『いわい』は、いわい地方芸術文化団体協議会(芸文協)主催のもと、岩手県南の両磐地域から詩歌作品を募り、一冊の書巻に纏めた地域文芸の年刊誌であり、どの団体もそうだが、少子化や高齢...

  • 古都のしるべの心の旋律

    私の人生に於いて、後悔の一つに、楽器を満足に使えないことである。中学から高校に掛けて一時期ギターに嵌まったことがある。左指には一人前に「弦ダコ」を作っては固くなっていたものだが、今ではすっかりその面影もない。ギター以外に「ピアノも弾けたらいいな」と思ったものだが、弾けたのは「猫踏んじゃった」ぐらいなもの。弾けるとはとても言い難い。私はパソコン作業の折、必ずと云っていいほど西村由紀江さんのピアノ演奏...

  • 第45回中尊寺西行祭短歌大会詠草集の校正作業終わる

    本日、来る4月25日に開催される第45回中尊寺西行祭短歌大会応募作品の校正に、中尊寺光勝院を訪れた。今回の出詠数は142首。遠くは九州の熊本や四国の徳島県、山口県や大分県からの応募もあった。今大会は穂村弘さんを選者に招いて行われる。新型コロナも一段落、とまでは云えないまでも、収束に近づきつつある。とは云え、未だに燻っていることから、参加者には各自、感染対策を施していただきながら会場に足を運んでいただきたい...

  • マスターズ(M5)ベンチプレス日本記録保持者、佐藤勝夫選手(80)テレビ出演の告知

    来る3月25日(火)、Jチャンいわて(IAT岩手朝日テレビ)夕方6︰15からの番組に、今年1月24日、茨木県つくば市で行われた第26回全日本ベンチプレス選手権大会(クラシック部門)に於いて、ノーギアの部(M5) 男子 83kg級チャンピオン 。記録110 kgで日本新記録を樹立した岩手県山田町在住の佐藤勝夫選手が紹介されることになった。ご子息の哲也さんとの自宅トレーニングの風景などが紹介されるようである。傘寿を過ぎても現役を貫...

  • 一汁一菜

    以前読んだ月刊誌の寄稿文のなかに、料理研究家の土井善晴氏が寄せた文章があった。タイトルは「和食文化を救う一汁一菜」副題には「緊急特集 日本の食が危ない!」とある。土井氏によると、敗戦後の復興を経て、日本国民の栄養改善運動熱が高まり、西洋料理のような主菜を中心とした献立を、和食の一汁三菜が広まったが、一汁一菜で問題なし。昔から日本の生活にあった食事スタイルだと述べている。ちゃんこ鍋も 続きを読む・...

  • 涙の鎮圧

    震災から今日で14年目を迎えた。世界各地で規模の大小問わず、人災や自然災害があるなかで、特に日本は大規模な自然災害に見舞われていることが多い。昨年の元日には能登を襲った大地震、同じく能登を襲った9月の豪雨災害など、あげれば枚挙に暇がない程多くの災害が日本全国で頻発している。直近では、2月26日午後1時過ぎに発生した岩手県大船渡市の大規模な林野火災が、12日目にして漸く鎮圧となったものの、完全な鎮火までは未...

  • 宇宙の短歌

    昨年の12月9日、無事に国際宇宙ステーションから人工衛星「YODAKA」が宇宙空間に放出された。そのYODAKAが地球を周回している途中、地上から短歌の上の句(7・5・7)と下の句(7・7)を別々に送信し、宇宙空間で上の句と下の句が結びつき、一首(三十一文字)を完成させると云った壮大なプロジェクトが、岩手県花巻市の県立花巻北高校の生徒らとの発案で計画が進められ、遂に先月その企画が現実のものとなった。日本国内を初め世界...

  • 河梁之別、会者定離

    大船渡の林野火災、今日で8日目を迎える。ここにきて漸く待望の雨が降り始めた。盛岡地方気象台の予報では、明日迄続く見込みとのこと。一気に鎮火することを祈るばかりである。先ず以て、亡くなられた方に哀悼の誠を捧げると共に、自宅を消失された被害者の方々に心よりお見舞いを申し上げたい。Yahooネット募金哀悼の誠を捧げると云えば、以前所属していた 続きを読む・見る>>...

  • 公共事業拡大と無駄について

    埼玉県八潮市を初め、あちらこちらで水道管や下水管の破裂などによる陥没が散見される。八潮市の陥没事故では、巻き込まれたトラック運転手の捜索が進められているが、ひと月経った今でも発見されず、難航しているようである。一刻も早く見つかることを祈るばかりだ。以前、海外のYoutube動画でよく見かけたが、途上国での問題だと思っていた。しかしながら日本もいよいよ発展途上国の仲間入り。ということだろうか。情けない・・...

  • 第45回中尊寺西行祭短歌大会申し込み締切り間近

    岩手県南沿岸部の大船渡市や陸前高田市の山林火災が大変なことになっている。一刻も早い鎮火を祈る。来る4月25日(金) 13時より、中尊寺光勝院を会場に第45回中尊寺西行祭(全国)短歌大会が開催される。前回は歌人で作家の東直子さんを選者にお招きして開催された。今回は歌人でエッセイストの穂村弘さんが選者を務める。応募締切りは3月10日(当日消印有効)。毎回全国から応募があり、選者の講評や講演も加わり内容の濃い短歌大...

  • 柳田國男と一関

    先日、一関博物館にて菊池勇夫館長の講座を受講させていただいた。今年度4回目の講座だが私は初の受講となる。講座名は「雪国の春-柳田國男を読む」柳田國男と云えば、『遠野物語』が真っ先に思い浮かぶが、今講座ではあまり詳しくは触れなかったものの、一番知りたかった地元一関との関わりについて、初めて知り得たこともあり、大変有り難かった。柳田は当時 続きを読む・見る>>...

  • 耳障りの良過ぎるコンパクト化

    「コンパクト」を辞書で引くと、「こじんまり、小さくまとまっているようす。また、鏡のついた平たくて小さいおしろいとバフの入れもの」とある。化粧用コンパクトは兎も角として、圧縮することやぎっしり詰めることを意味することばだが、最近、コンパクトシティなる用語が、あたかも性善説であるかのような広がりが巷では呟かれているようだ。確かに、合理的ではある。しかしながら、人それぞれの「価値観」や「思い」を無視する...

  • 備蓄米放出の行方

    政府が備蓄米の放出を決めた。政府による備蓄量は1年間に消費する量の約1/7、100万トンを備蓄しているが、そもそも備蓄する量が1/7で本当に足りるのだろうか。僅か2ヶ月分にも満たない量だ。冷害による凶作や諸々の災害、万が一の有事の備えとして備蓄するもの。その、在庫量の問題もだが、放出するとなると市場価格にも影響を及ぼすだろう。米の価格や需給の調整は市場に任せるべきだとの声が聞こえるが、そもそも、米が市場の...

  • 一関・文学の蔵『ふみくら』9号発刊に向けて

    昨日、蔵元レストランせきのいちを会場に、一関・文学の蔵世話人会が開かれ、畠中祥夫会長が中心となり、年刊会誌『ふみくら』9号発刊に向けて編集会議が行われた。『ふみくら』は一関・文学の蔵前会長の及川和男(故)先生主導のもと、2018年2月に創刊号を出版以来、地域(一関市、平泉町)の文芸・文化誌として、昨年6月、特集を「祭りと文化」として8号を発刊した。昨日の編集会議では、今号の特集を「一関・平泉を訪れた人々」...

  • 第5回舞川の風物写真展「写真で見る私の好きな舞川」

    本日より、第5回舞川の風物写真展が一関市舞川市民センターで開催されている。展示期間は2月14日(金)~2月24日(月)迄の10日間。時間は午前9時より午後8時迄。72点の出品写真の他に 続きを読む・見る>>...

  • 祝・佐藤勝夫さんベンチプレス(M5)日本新記録

    今年の1月24日、茨木県つくば市を会場に第26回全日本ベンチプレス選手権大会が開催された。当大会の「クラシック部門」 で、わが岩手県選手の佐藤勝夫選手(80)が、自己の持つ日本記録を大幅にUPし、見事日本一に輝いた。ベンチプレスノーギアの部(M5) 男子 83kg級第一位 。記録110 kg(日本新記録)岩手県山田町在住の佐藤勝夫選手は、地元の役場職員で息子の哲也さんと自宅でトレーニングに励み、お二方とも、岩手県パワーリ...

  • 二刀流作家「菅原幹夫(94歳)さんの個展」

    予てより、是非とも鑑賞してみたいと思っていた千厩在住の二刀流作家、菅原幹夫(94歳、雅号は箕山)さんの個展を拝覧しに千厩図書館を訪れた。作品は図書館1階の会議室に展示(48作)されており、どれもこれも皆実に見事な作品に、感嘆し、感慨を深めたのだった。先ず初めに 続きを読む・見る>>...

  • 文芸いわい38号発刊 一関の魅力

    いわい地方芸術文化団体協議会(芸文協)により、岩手県南の両磐地域から詩歌作品を募り、一冊の書巻に纏めた地域文芸の年刊誌『文芸いわい38号』が無事発刊を迎えた。今号は詩6編、短歌120首、俳句450句、川柳330句に加え、新たに加わった特集コーナー「祭り」に、詩4編、短歌8首、俳句46句、川柳41句。投稿作品総数は1,005作品。ページ数は99頁の一冊となる。発行部数は240部。価格は1,600円(消費税込)。地元の書店や一関文化...

  • 祖母の匙加減

    祖母の料理はどれも美味しかった。フランス料理、イタリア料理、日本料理、いや、単なる田舎料理である。寒い日は熱々のおでんやふろふき大根、鶏肉入りのはっと汁(すいとん)やかぼちゃの煮っころがしなどなど。特に塩漬けの保存食を水出しした蕗と筍の煮物料理は絶品だった。ご飯を何杯もおかわりしたものである。部活の野球で三振やエラーをした時、友人との将棋で負けた時など、悔しさで落ち込んだ時などは祖母にねだって作っ...

  • 眺望抜群「天空のポツンと一軒家」

    今回のポツンと一軒家は(以後ポツ一)徳島県山中の一軒家。眺望抜群、四季折々の景色を堪能し、癒やされるであろう一軒家。冬場以外はご夫婦二人で住んでおられるとのこと。冬場は200キロ離れた大阪で暮らしているのだそうだ。私などは年から年中岩手県南住まい。冬以外は快適だが、冬場のみ南国で暮らしたいものだと常々思いつつ、現在に至っている訳だが、季節に応じての二拠点生活を羨ましく思うばかりである。ポツ一の自宅前...

  • 生者必滅会者定離

    岩手県南の今冬は今のところ比較的穏やかな日が続いている。除雪は昨年下旬より未だ1回のみ。出来ることなら、このまま春を迎えたいところだが、「然うは問屋が卸さない」のが世の常。覚悟だけはしておいた方が良さそうである。そんな折、縁者の悲報が続いている。2ヶ月程前には父方の叔父(義理)が、先週1月16日には、2005年の広域合併の折、一関市長職務執行者を務めた母方のはとこが、その僅か5日後の21日には母方の叔父(義理...

  • ブナ林のポツンと一軒家

    先日放送のポツンと一軒家(以後、ポツ一)も実に感動的だった。新潟県のポツ一で、ブナ林の中に別荘(山小屋)として建てたそうだが、家主が70歳の時に自力で、しかも建築現場に通いながら見様見真似で建てたのだそうだ。とても素人が建てたとは思えない程しっかりしていて、とても居心地の良さそうな建物だった。それにしても器用なものだ。ポツ一の家主は現在92歳とのこと。背筋がピンと伸び、足腰もしっかりしていて矍鑠として...

  • 不可視の恐怖「抗原性鳥インフルエンザ」

    新型コロナが国内で確認されたのは2020年1月15日。今から5年前のこと。当時は目に見えないことも手伝い、底知れぬ恐怖心に煽られた。その為、身内の絆をも引き裂かれそうな、分断を余儀なくされそうになったものだ。当時は感染症法上2番目に重い2類に位置づけられたが、2023年5月から5類へと引き下げられた。(ただ、まだ早いように思えたものだ。)しかしながら、日本で確認されてから5年。終息どころか収束すらしていない。そん...

  • 不倶戴天の敵

    文藝春秋103巻第2号「古風堂々69 新旧メディアに踊らされぬために」の、作家で数学者の藤原正彦先生による寄稿文に強く共感し、深く感銘を受けた。私が文春を手に取る時は先ず真っ先に目を通すのがこの藤原正彦先生の寄稿文である。毎号、先生の正鵠を射た俊逸な文章に触れてから頁を進めるようにしている。時間のない時には先生の寄稿文のみで頁を捲らずに終わることもあるが・・・。今号の内容は、SNSなどの情報の信憑性に触れな...

  • 令和7年度新年随感その2「エネルギー問題と礼儀について」

    昨年末の新聞に、再エネ・原発「最大限活用」との見出しが気になった。東日本大震災からあと2ヶ月で14年目を迎えるが、脱炭素化へ政策転換とのこと。勿論、再エネの活用による脱酸素化は、必要な課題であることに異論はない。温暖化を齎すであろう近年の異常気象は誰の目にも明らかだろう。次世代のデータセンターや半導体工場の新増設に伴う電力需要の拡大、或いは生成AIの急速な進歩、普及により、多くの電力量が必要とされる現...

  • 令和7年度新年随感その1「復旧・復興を妨げない財政観」

    以前にも書いた記憶があるが、交通事故が多くなる時期は年末にかけて10・11・12月、特に12月が多いようだ。別紙(古いデータだが)の通りである。やはり雪などによる道路条件もあるだろうが、年末の準備等で気忙しさが一番の要因ではないだろうか。但し昭和23年以降、死亡事故は減少傾向にある。規制強化により飲酒及び酒気帯び運転が減っていることが要因の一つ。また、車自体の安全性の向上も要因の一つと考えられる。他には道路...

  • おにぎりはやっぱり美味しい

    私のお昼ご飯は殆どがおにぎりである。それも1個のみ。五目ごはんを炊いた時は五目おにぎりだが、基本的にはゆかりにごま塩、中身は梅干しが殆どである。いたってシンプルだが、これがまた、たまらなく美味しいのである。作り方はイージーが基本。大き目のラップを広げ、ゆかりを散りばめ、その上に大き目の茶碗によそったご飯を乗せ、真ん中に梅干しを一つ。その上にごま塩をパラパラっとふりかけ、ラップを寄せながらギュギュギ...

  • 敬頌新禧「ポツンと一軒家バージョン」

    新年あけましておめでとうございます。今年も佳い年でありますことを祈りつつ、新年第1回目のブログは私の大好きなテレビ番組、ポツンと一軒家のお話からスタート。昨年末(12月29日放送分)に放送されたポツ一(ポツンと一軒家)も実に感動的だった。最初のポツ一は熊本県の一軒家 続きを読む・見る>>...

  • 令和6年度年末雑感「悲喜交交」

    今年もあっという間の1年だった。毎度のことだが、ジャネの法則に従い、歳を重ねる毎に時間軸が圧縮されつつあるようである。今年は辰年、陽の気が動いて万物が振動すると云われ、地震が多い年とも云われており、現に1月1日から自然の脅威にさらされた。元旦の午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする震度7の激震に見舞われた。能登地方では昨年5月5日にも震度6強の烈震に見舞われたばかりだが、今回の能登半島地震では4メート...

  • 束稲山麓地域「日本農業遺産1周年記念シンポジウム」

    「きゝもせず束稲やまのさくら花よし野のほかにかゝるべしとは」「みちのくの束稲山の桜花吉野の山にかかる志らくも」 (山家集)今から900年ほど前、古都平泉を訪れた西行法師が詠んだ二首だが、吉野(奈良)の桜に劣らぬ程の束稲山の桜を見て、詠嘆を三十一文字に込めた歌である。900年の時を経た今でも、景観の美に対する思いや感慨は、共鳴するのではないだろうか。思弁かもしれないが、「時空を超えた空間を共有している」と...

  • どうなるガソリン料金

    12月18日、経産省はガソリン価格の抑制策の為の石油元売り会社への補助金を、1リットル当たり2円20銭減らし、12円70銭にするとの発表があった。各地のガソリンスタンでは駆け込み給油が目立った。少しでも経費削減に努めたいのは当然だが、いずれ3・4日経てばまた給油しなければならない。付和雷同し、焦ってもしょうがないのだが・・・。そのことは兎も角として、今後は段階的に補助金が縮減され、来年1月16日から185円までの補助...

  • 文芸いわい38号刊行に向けて「日本語の気高さ」

    昨日『文芸いわい38号』の刊行に向けて最後の校正作業が行われた。今号は詩6編、短歌115首、俳句450句、川柳330句。それに今号から新たに加わった特集コーナー「祭り」に、詩4編、短歌8首、俳句46句、川柳41句。投稿作品の総数は1,000作品。ページ数は97頁の一冊となる。予定の発行部数は240部。価格は1,600円(消費税込)。1月下旬より地元の書店や一関文化センターで発売される。因みに、私の投稿作品は 続きを読む・見る>>...

  • 6年ぶりのいちのせき第九演奏会

    地元の合唱団員である知人の付き合いもあり、昨日は6年ぶり、初開催から半世紀の「いちのせき第九演奏会」を観賞しに、一関文化センターを訪った。知人の付き合いと云っても、元々は私自身、第九の合唱に参加したいと思っていた。実は今から12年ほど前、応募したことがある。しかしながら 続きを読む・見る>>...

  • 農は人を作る

    先日の地元紙に、長さ1メートルもある巨大な大根が紙面を飾った。一関市花泉町の千葉さんが育てた大根だとのこと。見た感じでは、太さも茎周りで31.4センチ以上はありそうだが、重さはなんと4キロだそうである。作家の井上ひさしさんが生前、日本農業の未来を憂いて、平成9年に『農業講座』を刊行した。学者や経営者、農業家などの専門家、総勢26名による金言を集めた貴重な論説集である。そのなかに 続きを読む・見る>>今年...

  • 銀河系短歌未だ募集中

    今年の4月に開催された中尊寺西行祭短歌大会の決算について、昨日、監査の為に中尊寺を訪れた。新型コロナが無事に終息、とまでは云えないが、今年の4月26日(金)に東直子さんを選者に招き、無事に開催できたことは我々地元の短歌愛好会にとって大変嬉しく、ありがたかった。それも一重に主催する中尊寺様を初め、地元短歌愛好家で組織する大会役員のご尽力のお陰である。コロナ禍を機に、参加者も減り寂しく思っていたが、少しず...

  • ポツンと一軒家「棚田の天日干し米」

    一昨夜のポツンと一軒家も感動的だった。裏番組では「THA MANZAI」があり、タカトシの漫才に腹筋を鍛えつつも、後ろ髪を引かれる思いでチャンネルを変えた。今回は長野県のポツンと一軒家。我が家と同じ名字の伊藤家。親近感を覚えながら見入った。目的の一軒家迄は予想以上に長い 続きを読む・見る>>...

  • 高騰する宿泊料金と財政問題

    2ヶ月ほど前、若干時間に余裕ができたことから、以前から訪れてみたいと思っていた秋田県の角館市や、少し足を伸ばして田沢湖を訪れてみることにした。隣県の一関市から高速を使えば約2時間程で着くが、あわよくば紅葉を観賞できればと(紅葉は未だ早かった)の思いで、奥州湖経由の東成瀬町を通る仙北街道の十里峠と柏峠を登坂するルートを計画した。日帰りでも間に合うが、折角なので一泊しようかと格安の宿泊施設を探した。とこ...

  • 主権国家・独立国家の最低要件は食料自給率にあり

    石破総理の所信表明のなかで、農業問題に対する意思表明に、「食料の安定した輸入で・・・」云々とあった。そもそも、日本の食料自給率が今盛んに問題しされているなかで、輸入を安定的にすると云うのは、輸入を増やすと云う意味に受け取られてもしかたがない。今年6月5日、四半世紀ぶりに農政の憲法と云われる農業基本法の改定が公布・施行に至った。ところが、当初原案には「食料自給率」の文言が見当たらなかったとのこと。「流...

  • 武骨男のお粗末料理

    私が料理方法などを参考にするYoutube動画に、「料理人のけんますクッキング」がある。そのサブチャンネルで(けんますサブチャンネル)で紹介していた「熊本黒マー油とんこつラーメン」を早速取り寄せてみることにした。日曜日の夜は、恒例の「ポツンと一軒家」を鑑賞しながらのラーメンタイム。先日の日曜日は既述の「熊本黒マー油とんこつラーメン」を啜りながらの観賞と相成った。けんます氏が絶賛するだけあって 続きを読...

  • 今年最後の短歌実作講座及び『文芸いわい(第38号)』発刊に向けて

    昨日、今年度最後の小島ゆかり先生による短歌実作講座が、北上市の日本現代詩歌文学館で行われた。初めに、花山多佳子さん12冊目の歌集『三本のやまぼふし』から10首を引き、恒例の歌評から始まった。その後いつも通り、我々受講者が前もって提出してある歌稿の添削及び寸評へと進んだ。ご多分に漏れず、先陣を切ったのは私の拙歌2首。一首目の元歌 続きを読む・見る>>...

  • 座右の字引

    開高健のエッセイ集『白昼の白想』の一節に、国語辞典『言海』が登場している。「現代の辞書には“味”がないけれど、これには辞書の機能のほかに、読むたのしみというものがたっぷりある。いわば果汁たっぷりの、おいしい辞書である。愛読するといっても頁を追って読むわけではなく、くたびれたときにパラパラと任意無差別抽出で頁を操り、そこにある言葉を読むのである。『言海』を手に入れてからは、空白の時間がぐっと豊穣になっ...

  • 大切に生き抜くこと

    「命」と云う漢字を分解してみると、どこかで聞いたことがありそうだが、「人に一度は叩かれる」と読める。人生に於いて、試練は一度のみとは限らないが、いずれにせよ叩かれて強くなり、叩かれることによって「生」を実感し、それによって真の喜びを知ることができるのかもしれない。その「生」、「生きる」ことを探求し、「詩」と云う自由律の文学で表現してきた詩人、谷川俊太郎さんが11月13日、都内の病院で老衰の為天に召され...

  • 更生保護活動への貢献

    先日、見覚えのある顔写真が地元紙の社会面に載っていた。菩提寺のご住職である。ご住職は市役所退職後、先考の後を継ぎながら保護司として20余年社会に奉仕してこられた。その貢献に対する法務大臣からの表彰の記事である。「罪を犯した人の陰には被害者がおり、同じ罪を二度と犯さないようにとの思いでやってこられた」との弁に続き、「これからも地域の安全・安心を守るために微力ながら尽くしていきたい」と述べておられる。今...

  • このたびは幣もとりあへず手向山もみぢのにしき神のまにまに 菅原道真公

    悲しくも、叔父(義理)が天に召された。享年79歳だった。全国の平均寿命をみると、男は78.79年。女は85.75年ということから、男の平均を辛うじてクリアした。とは云え、あまりにも早いと思えて仕方がない。最近の新聞慶弔欄を見ると、3桁、100歳以上をよく見かける。突然の逝去、未だまだ生きていて欲しかった。私は暫くの間、ゴルフから遠ざかっているが、以前、叔父と一緒に行くことを約束していた。しかしながらその機会を逃し...

  • 銀河系短歌

    地元紙に、何やら面白そうで、しかも意味不明なタイトルに目が留まった。「短歌ミッション機運醸成」云々。なんのコッチャ?と読み進めていくと、「Falcon9」ロケットに搭載された人工衛星「YODAKA」が地球を周回の折、地上から短歌の上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を別々に送信し、銀河系の宇宙空間で偶然なる組み合わせによって一首の短歌(連歌)を完成させる。と云った稀有にして壮大な試みとのこと。その慧敏なる企画立案...

  • トイレ無きマンションの解消急務

    先日、地元紙に目を通していると、何点か気になる記事があった。そのなかの一つに女川原発再稼働の記事があった。ところが、2号機の原子炉機器のトラブルにより、発電再開を延期したとのこと。我が家は岩手県南にあり、女川迄の直線距離、約80kmである。東日本大震災の折、日本政府は福島原発から半径20km圏内に住む住民に避難を指示。20km~30km圏内の住人には屋内退避を指示した。しかしながら一方で、アメリカ政府は日本在住の...

  • 初孫とのご対面及び第48回一関市舞川地区文化祭

    息子ら夫婦が初孫を連れて東京からやってきた。今年の夏に生まれ、未だそれほど経ってはいないが、首もある程度座りつつあるようである。その初孫誕生の記念にと陶器に揮毫した短歌や俳句が、本日より一関市舞川市民センターで開催の第48回舞川地区文化祭の展示部門として展示された。展示された作品は 続きを読む・見る>>...

  • 食と農を守る政治を

    昨日の第50回衆議院選挙では、大方の予想通り、自公合わせても過半数割れとなった。「政治とカネ」の問題が如実に現れた結果だろう。問題はこれからである。果たして我々一般の国民にとって、暮らしやすく、安心できる環境がどう作られ、保たれるのかが当選した議員らの双肩にかかっている。しっかりと国民の目線に立ち、衣・食・住の安定、特に先進国のなかでも低水準の食料自給率、食の問題にしっかりと取り組み、国家存亡の重要...

  • 泣いても笑ってもあと2日「第50回衆議院選挙」

    2日後に迫った今回の衆議院選挙のポイントはやはりなんと云っても「政治とカネ」だろう。となると当事者である自民党はかなり厳しい。大方の予想では、自公合わせても過半数割れとの予想が圧倒的だ。勿論、なかには今後の日本にとって必要でない人物は少なからずいる。落選して気の毒には思うものの、致し方なし。しかしながら、「致し方なし」では済まされない候補者も相当数いる。失われた30年。低迷する日本経済の再生、再興が...

  • 感恩戴徳

    昨日、北上市の日本現代詩歌文学館を会場に、小島ゆかり先生講師による短歌実作講座の第2回目が行われた。今講座では、久永草太歌集『命の部屋』から10首を取り上げ、その歌評から始まった。著者は獣医師らしく、馬や鼠などの「命」に関わる歌が印象に残った。今回提出分の、私の一首にもネズミのことを詠んだ歌があるが、命について、対照的に詠んだことが印象深い。元の歌 続きを読む・見る>>...

  • またひとり稀代の名優逝きにけり西田敏行巨星とならむ

    大好きな俳優の西田敏行さんが天に召された。虚血性心疾患が死因とのこと。享年76。西田さんの代表作と云えば、やはり一番に思い浮かぶのが『釣りバカ日誌』であろう。三國連太郎さんとの共演が特に印象深い。勿論『池中玄太80キロ』や『西遊記』、大河ドラマの『おんな太閤記』や『八代将軍吉宗』などなど、印象深い作品が多い。笑いあり、涙あり、印象に残る名俳優だった。先ず以て哀悼の誠を捧げ、心よりご冥福をお祈り申し上げ...

  • 第19回奥州市民芸術文化祭短歌大会

    昨日、奥州市文化会館(Zホール)会議室を会場に、第19回奥州市民芸術文化祭短歌大会が行われた。主催は県南歌人クラブ(羽藤 堯 会長)、選者は岩手県歌人クラブ会長の山本 豊先生。昨年も出詠数は多かったが、今年も50首近い48首の応募があった。なかには広島県や東京都からの応募もあり、全国大会規模の様相を呈していると云っても過言ではない。9月23日開催の一関地方短歌会の倍以上の応募数である。入賞は最優秀賞1首。優秀賞...

  • 行路實相の思索「第50回衆院選清き一票」

    いよいよ第50回衆議院議員総選挙が始まった。今回の選挙は、「政治と金」が世に問われることになるが、我々主権を持つ一般国民にとって唯一、国の方針や方向性を決める為政に参画出来る貴重な機会であり、今回は特に重要な選挙だと思っている。10月27日の投票日迄、何やらカニやらと予定が入っていることから、貴重な清き一票を投じるべく本日期日前投票所に向かった。通常は入場券が届いてからとなるが、選挙管理事務所に確認する...

  • 思い出の陶芸作品

    本日、今年最後の陶芸教室の為、あすみ工房を訪れた。陶芸教室と云っても、地元市民センター主催の陶芸教室である。本日の作業内容は昨年の最終回同様、素焼きした作品に色付けや文字入れを施し、仕上げに釉薬を掛けると云った一連の作業である。私が陶芸を始めた目的は、手捏の作品に自詠の短歌を揮毫することが目的であり、絵心はないが、あわよくば南画なども添えてみたいと思っていた。今回は時間的な余裕もなかったことから、...

  • かけはし「受けた恩は石に刻め」&「差し入れの秋」

    私が担当するコメ検査も、漸く終盤に差し掛かった。今のところ特段の問題もなく、順調にきている。当初は全国的にカメムシ被害が懸念されていたが、今迄検査した中ではカメムシ被害による落等はない。勿論未だ終わった訳ではないので、今後は等級判定に悩む検査もあり得るだろう。いずれにせよ、全量一等米を祈念しつつも、公明正大、規格遵守、コンプライアンス順守を肝に銘じながら職務を全うしたい。先日の日曜日、秋田県湯沢市...

  • 命の教室と幻の魚「クニマス」とのご対面

    我が家の愛犬が亡くなって既に9年が経つ。名前はロッキー。生後16年目でこの世を去った。ペットとの別れは非常に辛いものである。情が深まれば深まるほど別れが辛い。今でも毎朝の散歩の折、ロッキーの眠る小墓の前を通るが、その度に一言二言ことばをかけている・・・。犬年齢で16歳と云えば、人間では90歳近くになるだろうことから、「天寿を全うした」と云っても過言ではないと思う。ただ、世の中では、色んな事情から天寿を全...

  • ポツンと一軒家「かつおランド」

    先日放送のポツンと一軒家、山形編もまた実に感動的だった。充実した内容の為か2週連続の放送である。前回放送した内容を思い出しながらの観賞は、懐かしさに輪を掛けて一段と感動も増すようである。前週の放送分は一軒家の家主が営むそば屋の紹介から始まった。蕎麦屋の名店として知られる東京の「更科 (蕎麦屋)」で修行し、父親が創業した「源蔵そば屋」を継ぎ、更には会社勤めも続けながら、しかも 続きを読む・見る>>...

  • 地域格差の図書館サービス「行政サービスの相違点など」

    先日、調べものをする為に地元の図書館からある図鑑を借りた。図鑑なので当然写真も多い。後々の為にと、解説文の一部を書写しようと思ったものの、如何せん時間がかかり過ぎる。ましてや貸出期限もある。必要な部分を拡大コピーし、必要な箇所にマーカーや書き込みを入れたいことから、自宅の小さな複合機で試みようとした。しかしながらかなりの分厚さである。目的は調査研究の為であり、私的利用で商用に使う訳ではない。自宅の...

  • 短歌づくしの2日間

    一関地方短歌会今年度最後の行事が、一昨日無事に終わった。第75回一関文化祭に於ける一関地方短歌会秋季大会と定期総会が、岩手県歌人クラブ会長の山本豊先生を選者に迎え、一関文化センター小ホールを会場に行われた。歌会が始まると、山本会長から一首一首丁寧に講評を頂戴し、参加者の皆さんは真剣な面持ちでメモを取るなど、熱心に拝聴していた。以前は当日 続きを読む・見る>>地元紙「岩手日日」に、以前、舞川課題協議...

  • 呆れるほど凄すぎる大谷翔平選手「新米検査始まる」

    気になっていた大谷翔平選手の50×50。嬉しくも昨日のロッキーズ選で50×50(本塁打・盗塁)を達成し、安堵の胸を撫で下ろした。ところが、それどころではなかった。6打数6安打、3ホーマーの10打点、更に2盗塁という途轍もない記録により、51×51と一気に50×50を上回った。おまけに興奮冷めやらぬ間の今日、ホームラン1本をかっ飛ばし52本目、更には盗塁1本を加えこちらも52走塁、打点122と更に記録を伸ばし続けている。「凄い!」「...

  • 一関地方短歌大会開催に向けて

    来る9月23日(月)、一関地方短歌会秋季短歌大会が開催されることから、先週の14日(土)に役員会を開き、当日の役割分担などの打ち合わせを行った。当日は一関文化協会主催の「第75回記念一関文化祭開幕フェスティバル」により、一関文化センターでは一関文化協会の加盟団体による舞台発表や作品が展示されていた。我々一関地方短歌会も所属団体の一つであり、大ホール入口には写真短歌が展示されていた。写真は地元写真愛好会の...

  • 無関心列島

    先週と本日、時間調整を図りながら二本の映画を観てきた。一本目は三上智恵監督の「戦雲(いくさふむ)」。「国防」の大義名分のもと、沖縄・南西諸島のミサイル防衛基地や弾薬庫等の増設、配置を余儀なくされ、島民ら現地の住人の葛藤を描いたドキュメンタリー映画である。この映画を観て、改めて今の現状を意識出来たが、この現実を、マスメディアはしっかりと国民に報じているのだろうか。国防上の「機密」・・・。確かに分から...

  • 残暑の草刈りに注意

    ひと頃、「漸く過ごしやすくなってきたな」と思ったものの、暑さがまたぶり返してきたようだ。そんななか、稲刈り前の草刈りに追われる毎日である。先日、生まれてこの方、初めての「熱中症」に苦しんだこともあり、日中の野良仕事には細心の注意を払う必要がある。昨日はトラクターでの草刈り作業に追われたが、エアコンの効き具合がイマイチ。最初のうちはいいが次第に効きが悪くなる。已む無く休憩を挟みながらの作業と相成った...

  • 若宮正子さんの文化講演会

    来る11月3日、一関文化センターを会場に、89才のプログラマー若宮正子さんの文化講演会が予定されている。世界最高齢のプログラマーとして知る人ぞ知る人物である。今から8年程前、若宮さんが81才でスマートフォン向けのゲームアプリ(hinadan)を開発したことでも知られ、Apple社のCEO(ティム・クック氏)から「世界最高齢のアプリ開発者」として紹介されたことでも有名である。また、2018年には高齢者のデジタル活用について、...

  • ポツンと一軒家「人生の機微に触れる」

    一昨夜のポツンと一軒家は、ビフォーアフタースペシャルとして、以前放送されたものの中から、自宅の増築中だったり、増築計画のあった一軒家のその後の様子を拝見すると云った企画である。最初は北海道で9万坪の牧場を営む一軒家で、昨年の10月1日放送の折、火災に遭い改築最中の映像だったと記憶している。薪ストーブの煙突が出火元だったようである。一昨日の映像には、ログハウス風のモダンな建物で、緑色を基調としたリビング...

  • デブリ取り出し延期と自民党総裁候補者をめぐる偏向報道

    福島原発の当初予定では、燃料デブリを2021年内に回収するとのことだったが、技術的な問題等で3度の延期を余儀なくされた。漸く遂に先日の8月22日に回収されるとの知らせだったが、今回もまた延期となった。(延期と云えばこれもそうだ)回収装置の取り付け手順が間違っていたとのことである。福島原発1号・2号・3号機のデブリは880トンとのこと。グラム換算にすると880,000,000g。つまり8億8千グラムとなる。一回に取り出せる量は...

  • 夏の終わりの調べ

    今頃になると我家の軒下から「コロコロコロコロコロコロコロ」とコウロギの鳴き声が響いてくる。耳を澄ましてじっくりと聴いてみると、鳴き方も若干異なるようだが、基本的には「コロ」を7回唱えるのが多いようである。勿論5回ぐらいで急に止まったり、10回以上続けて鳴いたり、最後には悲しげに弱々しくなったりと様々である。それぞれに意味があるのかも知れないが、実際には虫になってみないことには正確なところは分からない。...

  • 豪華!!ポツンと一軒家×帰れマンデー合体!!2時間スペシャル

    昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストはサンドウィッチマンの二人、と云うよりも、ウィッチマンの帰れマンデーとのコラボ番組である。同じみちのく人として、東北のレガシーサンドウィッチマンの登場は実に嬉しい。初めに、富山県のポツンと一軒家、ならぬ一軒宿「料理宿八十八」を目指した。バスを乗り継ぎ、最後は急峻な山道を徒歩で行くと云ったかなり厳しいロケである。ただ、辿り着いた先には絶品の料理...

  • 人生初の熱中症罹患

    先日の日曜日、生まれてこの方初めての体験だったように思うが、熱中症に苦しめられた。朝、いつものように畑の様子を見に行ったところ、茄子が地面に垂れ下がり収穫の頃合いを迎えていた。私は毎朝散歩を兼ね、収穫した野菜を入れる籠とハサミを普段から携帯して畑に向かう。その朝もいつものように、垂れ下がった茄子を収穫しようとしゃがみ、ハサミを入れようとした。その時だった。ぐらぐらぐらと目眩がしたのである。こりゃ不...

  • 傍目八目晴天をみる

    今年のお盆も無事に終わり、盆棚を片付けるなどの後始末に追われた。盆棚は僅か4・5日のお役目なのだが、ご多分に漏れず我家でも数百年来綿々と受け継がれ、続けてきた。お盆が終わる16日には、位牌など仏具一式仏壇に戻し、盆棚を土蔵に仕舞い来年のお盆まで保管するのが常である。その為、土蔵と行ったり来たりしなければならない。組み立て式とは云え、意外と運搬が大変なのである。雨の日などは尚更。盆棚を濡らす訳にもいかな...

  • 多事多端の盂蘭盆会

    今年のお盆も慌しかった。昨年は父の初盆と云うことで、段取りやら、何やらかにやらと慌しかったが、今年はそれ以上にやることが多かった、と感じた。まあ、もっとも、毎年そう思っているような気もするが・・・。昨年迄は盆棚に上げる料理は全て92歳の母が用意していたが、霊供膳はもとより、三度の食事も全て私が用意しなければならない。ひと頃は市販の弁当や冷凍弁当で凌いだものの、やはり飽きる。ましてや母が嫌がる。元々食...

  • ポツンと一軒家「村興しならぬ村残し」

    昨日のポツンと一軒家もまた実に感動的だった。今回のゲストは和田アキ子さんとゆうちゃみのお二方。しょっぱなから力の入るコメントで、波乱の予感を覚えたが、和田さんもポツンと一軒家のファンとのこと。和やかに番組が進んだ。当初はパリ五輪を、と思っていたが、私もポツンと一軒家の大ファンの一人。結局は最後まで観賞させていただいた。今回の一軒家の住人は、仲睦まじい初老のご夫妻。自宅の敷地内には 続きを読む・見...

  • 古民家再生

    見覚えのある建物を背景に、半ズボンに長靴姿と云った出で立ちで写真に収まる背に高そうな外国人の写真が、一昨日の地元紙に載っていた。見出しには「松川にほれ込み移住へ、米国人ケネディさん、古民家購入」とある。一関市東山町松川の由緒ある古民家を米国人男性が購入し、一家で移住する為に、建物の修繕などに取り組んでいるとのことである。「由緒ある古民家」とあるが、社務所ではなかっただろうか。写真の奥側に見える入口...

  • 主権在民の行方

    7月29日の財政会議で、プライマリーバランス(PB)が2025年には8000億円程度の黒字に転換するとの通しを発表した。企業業績の好調を背景に、税収増と大規模経済対策により、収支が改善すると見込んでいるようだ。ワイズスペンディングを徹底し、歳出改革努力と制度改革の取り組みを確実に進め、2025年度は歳出効率化による一定の効果も織り込み、2033年度までPBの黒字が続くとの見通しのようである。しかしながら、そもそも、国の...

  • 国民スポーツ大会見直し案について

    現在、熱い戦いが繰り広げられ、日本人選手団の活躍も目覚ましいパリ五輪、本来なら平和を希求する非常に意義深い祭典、オリンピックである。宗教上の問題もあり、開会式での演出をめぐりローマ教皇庁が異例の声明を発するなど、雲行きも怪しくなりつつあるようだ。戦時下にある中東など、宗教或いは民族問題に端を発しており、非常にデリケートな問題である。オリンピックなどのスポーツは、厳格なルールの下で行われる平和の象徴...

  • 大谷選手の田んぼアート

    見に、行こう行こうと思いながらも、多事多端を理由に行けずにいた大谷選手の田んぼアート。本日漸く見学できた。今日は午前中、奥州市江刺地内で農産物検査員による検査技能確認会があった。その帰りしなに立ち寄ったのだった。岩手県南も出穂期を迎え、以前に写真で見たものとは多少色合いも変わったが、寧ろ今がちょうど良いのではないかと思える程、次から次と訪れる客で賑わっていた。今年は愛犬のデコピンが「お座り」状態で...

  • 最強のレシピ本『YAMATOの勝利メシ』

    「男子厨房に入るべからず」・・・そんなことなど云ってられるか!!母の介護もあり、3ヶ月程前から私が厨房に立っている。得意な料理などは特にないが、敢えて云えばカレーやシチューぐらいだろうか。元々料理好きではないので、出来ることなら「食べる側」でいたい方である。その為、一度に極力多めに作り、冷蔵庫で保存し、食べる時に食べる分だけチンすることにしている。そんなことから、時間の取れる日曜日の夜にカレーやシ...

  • 一日一行一文字一魂

    一日一行を自分に課し、続けてきた紺紙金銀字写経の2枚目が終わった。以前にも書いたと思うが、先ず写経を始める前には必ず手を洗い、口を濯いでから紺紙に向かい、合掌しながら暫し黙祷の後、姿勢を正して書き始める。一日一行、1枚書き終わるには、18行あるので18日間と云うことになる。1枚書き終えてから反省を踏まえ、一行一行、一字一字丁寧に見直す。するとその時々の心情、或いは体調の違いもあってか、僅かな違いに気付く...

  • ポツンと一軒家とポツンとカフェ

    昨夜のポツンと一軒家もまた感動的だった。熊本県の一軒家だが、現在は麓の集落に住居を構えているそうだ。仏壇を守る為、時折風を入れに95才の母親と訪れているとのことである。それにしても95才、会話もしっかりしており、短歌でも作っているのかなと思ったが、折り紙を趣味にしているとのこと。確かに手先や頭も使う。以前はみかん農家として2000本のみかんの樹を植え、生計を立てていたそうだが、2000本全て伐採してしまったと...

  • 慶雲昌光にして笑門来福(喫茶「風」、世嬉の一酒造、みちのくあじさい園)

    本日の地元紙(岩手日日)は読み応え、見応えがあった。と云うのも、社会面14頁の左上部には、知人の藤本千二さんが長年にわたる人権擁護活動や人権思想普及・高揚などへの尽力に対して、法務大臣の感謝状が贈られ、それを手にする写真が載っていた。藤本千二さんは12年間、人権擁護委員を務められた。本当にお疲れ様でした。因みに、藤本さんご夫妻が営まれる喫茶「風」(厳美町)の手作りケーキは絶品である。また、直ぐ左隣の記...

  • ほうれん草ならぬ小松菜の種

    出穂期前の草刈りも漸く終わり、ほっと安堵の胸を撫で下ろしたいところだが、一難去ってまた一難、唐竹林を見るとニョキニョキと筍が勢いを増している。今年2月、雪の重みで電線に覆いかぶさっていたことから、電力会社に連絡して周辺を伐採してもらった。明るくなっていいなと思っていたものだが、日当たりが良くなってか、次から次と唐竹が生えてくる。刈っても切ってもとどまることを知らない。一体いつ迄続くやら・・・。草刈...

  • 献血カード

    先日の地元紙に「中学生にも献血啓発テキストを」との見出しが気になった。献血への意識高揚の為に、1990年度から高校生向けの献血啓発テキストを配布していたそうだが、来年の2025年度から中学生向けにも配布するとのことである。中学生は未だ子ども。ちょっと早いのではないかと思いもしたが、私らの頃とは食事内容の違いなどもあり、体格差もかなり違っている。ましてや少子化の影響もあってか、若者の献血が減少傾向にあるとの...

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