~体罰・・・両親の目の前で子どもにビンタ~ こともあろうに、やってしまいました。お詫びしなければいけません。僕が担任していた男子生徒で村田さん(仮名)と言います。 事の発端は万引きと、自分の家の親の財布から継続的にお金を盗み続けていたことです。問題行動が他にもいくつかあり、それらの中からこの事実が発覚したのです。 学級担任として責任を感じ、家庭訪問をして生活指導をすることになりました。冒頭のビンタ...
歴史の人物エッセイ集です。歴史と基本的人権を融合し、人間の生き方の指針を探していきます。
上から目線でなく、一般民衆の立場から、自由・平等を中心とする基本的人権の獲得を中心テーマにしました。歴史を見る視点を変えることによって、自由で心豊かに生き、差別意識から解放される人が一人でも増えることを願って書きました。
~偉いと思っていた生徒会役員バッジ~ 「生徒会だとよ、バカかあいつ」 名古屋の地下鉄に乗って、下校しているときに僕の耳に小さな声で飛び込んできた言葉です。高校1年のときでした。 右斜め向かいの反対側の席に座っていた顔も名前も知らない他校の生徒2人のひそひそ話でした。 自分が座っていた座席との間は3メートルほどありましたが、僕のことを噂して放った言葉であることは一目瞭然です。 制服の左えりのところに...
~上京した甥に東京をいばる知り合いの叔父~ 「うちの叔父さん、東京のこといばるんだよな」…大学進学の為に、北海道から上京した知り合いの黒田さん(仮名)のぼやきです。東京はすごい都会だろう、北海道は問題にならない。 言外にこのような差別意識が感じられたのでしょう。彼の親戚ということで下宿も紹介してもらっていました。 お世話になったとはいうものの、この叔父と甥の会話はそれほど楽しいものではなかったよ...
~「家は○○です。田舎者ですがよろしくお願いします」~ ○○というのは名古屋の近くにある人口10万前後の都市の一つです。中学校の同級生の一人である大山さん(仮名)という女子生徒の自己紹介で発せられた言葉です。 新しいクラスがスタートすると、大抵どこの学校でも自己紹介をしますね。冒頭の言葉は最初の学活のときに発せられた彼女のものです。 そのときの学級担任はすかさず 「〇〇は田舎ではない」 と一言だけ言い...
~「自分の子どもに知能テストの練習をさせた大学教授」~ 大学2年の時でした。僕は中学校と高校の社会科教員の免許状取得をめざして、専門科目と一般教養以外の単位になる教職課程の授業を受講しました。 その数ある授業の中の1科目を担当していた教授が、ある日の授業中にこんなことを言いました。 「私の子どもが学校で知能テストを受ける前に、自宅で子どもに知能テストの練習をさせたら、後日学校ですごく高い数値の成績...
~「名古屋駅で絶交した友人の一人」~ 高校時代に仲良くしていた大切な友人を一人失ってしまいました。 江田君(仮名)は高校1年のときの同級生です。2・3年になってクラスは分かれても仲良く付き合い卒業後までしばらく続きました。 当時の友人4人の中の一人で、江田君とは共通点がいくつかありました。 学校と名古屋駅との間の通学ルートが同じで、ともに在学していたA高校は、僕も彼も第一希望で入学したわけではあり...
~「卒業後、人に出身校名を言えるような大学に入れ」~ どなただったか忘れてしまいましたが、僕が19歳のときに通っていた予備校の先生の言葉です。 授業中にこの言葉を発した本人の名は忘れても、言葉そのものだけは数十年たった今でもはっきりと覚えています。当時の僕自身がこの意識にとらわれていたからですね。 浪人生として痛い目にあいながらも、希望校めざして日々学習に励んでいる生徒たちを励ましたつもりだったし...
~「私の分身がC高校にいる」~ ・・・・・? まるで、サスペンスドラマかアニメに出てきそうな言葉ですね。 僕が高校生のときです。中学時代の複数の同級生たちから、同じクラスだった、山村さん(仮名)という女子生徒の言葉として伝わってきました。 推測の域は出ませんが、当時の状況を総合的に考えると事実であった可能性が濃厚だと思います。C高校は当時の愛知県でも有名な進学校の一つ。 そこに行けなかった彼女は被...
~「女子の制服は差別の象徴!」~ ・・・・・? 僕が高校1年のとき、近くのB高校に通う杉田さん(仮名)という女子生徒の言葉です。 今から思うと結構な美少女だったと記憶しています。あるとき突然、彼女の口からこの言葉が出てきたのです。 僕は唖然としてしまいました。推測の域は出ませんが、おそらく杉田さんもB高校に自身の第一希望で入学してはいないのだと思います。 だとすれば、典型的な学歴差別であり自分差別...
~「A校に生きA校に死す」 「こんなところで死ねるか」~ 僕が高校1年の時、同校の知り合い2人が冗談交じりに交わした会話です。前者は山田さん(仮名)で後者は川上さん(仮名)です。 2人とも僕より1つ年上の高校2年生でした。山田さんは第一希望で入学してきた生徒です。川上さんは第二希望での入学でした。 だからこのような言葉が出てきたわけですね。山田さんは自分が通う学校に誇りをもっています。だから生き生...
~「お前らは〇〇に感謝するべきだ。でないと今頃は・・・」~ 感謝と恨みが相半ばする個性的な恩師がいました。僕が高校2年のときでした。 まず感謝です。「宗教」という教科の担当で山本先生(仮名)という方でした。彼の授業は言葉に癖がありましたがわかりやすく、世界のさまざまな宗教を幅広く公正に教えていただきました。 いろいろな宗教の良さ、特性を知ることができ、その中には今でも役に立っていることがたくさんあ...
~「追いつけ、追い越せ」 「私が勤めていた○○高校」~ 口ぐせのように何度も聞かされた言葉です。僕が高校1年生のときの教科担当の先生のお一人でした。 授業は上手とは言えませんが、結構楽しくて人気もありました。彼は前任校である○○高校から、僕たちが在学していた第一高校(仮称)に赴任してきたのです。 つまり、君たちの多くは第2、第3希望として入学してきたので第1希望の学校の生徒より学力が劣る。だから 「追...
第2章 昭和後期 5 学歴差別(5) ヨハン・ベートーヴェン
~第1、第2希望校だった高校の教科書~ 当時は違いましたが、今は逆転しました。母校の高校に心から感謝します。 自分自身の性格や学力実態に最も合った適切な進路であり、現在も生活や仕事で生かされていることがいくつもあります。 15歳当時の僕はそうではありませんでした。進学した第一高校(仮称)は僕の第3希望だったからです。 結論を先に言えば、この15歳の僕は学歴差別の意識から解放されていなかったため...
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~体罰・・・両親の目の前で子どもにビンタ~ こともあろうに、やってしまいました。お詫びしなければいけません。僕が担任していた男子生徒で村田さん(仮名)と言います。 事の発端は万引きと、自分の家の親の財布から継続的にお金を盗み続けていたことです。問題行動が他にもいくつかあり、それらの中からこの事実が発覚したのです。 学級担任として責任を感じ、家庭訪問をして生活指導をすることになりました。冒頭のビンタ...
こんにちは。 ご訪問ありがとうございます。 皆様からのアクセスにより、元気をいただいております。心から感謝申し上げます。 さて、小生は3月16日(土)から約1週間、私事旅行のため自宅を留守にします。この間、皆様への応援アクセスや応援ポチの活動が中断されてしまいます。決してブログを終了したり、訪問者を無視しているわけではございませんので、ご容赦願います。 帰宅したらすぐに活動を再開いたします。そ...
~前校長宅詣で~・・・「お前それだけやれ」・・・ 初対面の僕にいきなり突き付けられた言葉です。相手は3月に定年退職したばかりのB中学校の前校長。僕は4月に赴任したばかりの経験不足の未熟な若い教員。 1年生の学級担任と、他の4クラスほどの社会科の教科担任。柔道部の顧問と生徒会活動やPTA活動の一部も担当していました。 彼が言った 「それ」とは、柔道部の顧問を指しているのです。単刀直入の言葉に違和感を覚え...
~3年たってやっと○○会を退会、ハンコをついた~ 「大川原さん、何で○○会やめたね?」・・・校長はそう言いながらハンコを付いてくれました。(えっ?今ごろハンコ?)口には出しませんでしたが、僕は心の中で驚いてしまいました。 やめたのは3年前。前任校に勤務していたときだったからです。前任校の校長とは口約束だけだったのです。 つまり僕はこの3年間、何も活動してないのに、高い会費だけ給料天引きで延々と支払わさ...
~お前は先輩の言うことを聞かん~ 昭和末期に勤めていたB中学校でのことでした。生徒会活動の一つとして、僕は応援団という委員会の担当顧問をしていました。 当時の新潟県の多くの中学校では応援活動が盛んにおこなわれていたのです。特に陸上競技の市内大会になると「全校応援」と言って、全校生徒を競技場へ引率して応援活動をしました。 もちろん授業は全部つぶします。各校が一堂に会するわけですから、嫌でもお互いに目...
~カン違いの校長が週3回の全校朝会とボーナス渡し~ 「これって変ですよね」・・・僕が勤めていたA中学校の教職員たちの会話です。 「これ」とは一体何でしょうか。 答えは12月のボーナスを校長が数十人いる職員一人一人に声をかけながら手渡して与えたという事実です。僕も深々と頭を下げながらいただきました。 この出来事は後にも先にもこの時1回だけでした。矛盾はどこにあるのか。そもそも新潟県の公立学校の給料や...
~体罰に対して 「先生いいよ、オレが悪い」~ 中学3年生の男子生徒でした。名前は忘れてしまいましたが、ある冬の日の放課後、事件が発生しました。 彼は体育館で長靴、つまり土足を履いたまま、バスケットボールを乱暴に蹴って遊んでいたのです。その姿に僕はカッとなり、平手で強烈なビンタを食らわせてしまったのです。 「しまった」・・・思わず 「おい、大丈夫か?」と声を掛けました。体罰です。これは明らかにやりす...
~臨時職員を見下したために食らった痛い一撃~ 「・・・しなさいとは何だ‼」・・・突然怒鳴られてしまいました。強烈な一撃です。一緒に夕食を食べていたときのことでした。 相手は同じA中学校に同僚として勤務していた本田さん(仮名)です。即座に謝りましたが、まさか怒鳴られるとは思っていませんでした。 僕と彼は同い年。特に親しい友人でもありませんでしたが、同じ職場で同じような悩みや不満を持っていたので話がよく...
~○○会なんて新潟県教育界のガンだ、やめます~ 「何をバカ言ってんだ。校長に話をしろ」・・・勤務校の教頭から浴びせられた強烈な一言です。僕が「やめます」と言った理由は、次の事実によるものです。 まだ週休二日制が実施されていなかった頃、土曜日も半日勤務で3時間の授業がありました。午後は全校の大半の生徒が元気よく部活動をしていました。 その午後に○○会は堂々と飲み会を開くというのです。多くの生徒が活動中で...
~教務が年度途中で教頭に~ 囲む会で胴上げ・・・? 「出なければよかった」・・・同調圧力に負けて参加した飲み会です。高い会費と貴重な自由時間を失いました。11月頃だったでしょうか。 僕が勤務していた同僚の研究主任、原山さん(仮名)からの呼びかけです。「教務主任の桑山さん(仮名)がこのたび教頭先生になられます。 祝賀と激励の会を開きますので、希望される方はぜひご参加ください」朝の職員朝会でのことで...
~指導主事の見送り強制~ 「そういうもんだ」・・・? 僕が今まで勤めたことのある学校はどこへ行ってもそうですが、教職員の飲み会は本当に多かったです。何か行事があるたびに、やれ反省会だ、やれ激励会だ、などという具合です。 年に少なくとも10回以上、多ければ20回前後にもなります。どの学校も参加して当然という雰囲気があり、飲み会を休むなどということは何か特別な事情があるときだけでした。 自分の意志で...
~2種類の生徒の発言 「すげー」と「三流」~ 「先生どこの大学出たの?」僕が過去に勤めたA中学校の1年生の質問です。僕の返答に対する反応で、前者は加藤さん(仮名)、後者は須藤さん(仮名)という男子生徒でした。 言い方を変えてみましょう。前者は「あなたは立派な学歴をもっていますね」となります。後者は「あなたは三流の学歴しか持っていませんね」ということですね。 見事なほど対称的な生徒たちの反応でした。...
~学校要覧に職員の出身大学名を記載~ 学校要覧は保護者や地域の方々にわかりやすく紹介するために多くの学校で作成・発行されています。 年間の授業、学校行事、生徒会活動、部活動など、その学校の良さ、特徴が写真や文章で表現されています。これから進学しようとしている生徒たちには必見のものですね。 それぞれの学校ごとに創意工夫されています。校舎の写真や校長の挨拶分などはたいていの学校要覧には掲載されています...
~偉いと思っていた生徒会役員バッジ~ 「生徒会だとよ、バカかあいつ」 名古屋の地下鉄に乗って、下校しているときに僕の耳に小さな声で飛び込んできた言葉です。高校1年のときでした。 右斜め向かいの反対側の席に座っていた顔も名前も知らない他校の生徒2人のひそひそ話でした。 自分が座っていた座席との間は3メートルほどありましたが、僕のことを噂して放った言葉であることは一目瞭然です。 制服の左えりのところに...
~上京した甥に東京をいばる知り合いの叔父~ 「うちの叔父さん、東京のこといばるんだよな」…大学進学の為に、北海道から上京した知り合いの黒田さん(仮名)のぼやきです。東京はすごい都会だろう、北海道は問題にならない。 言外にこのような差別意識が感じられたのでしょう。彼の親戚ということで下宿も紹介してもらっていました。 お世話になったとはいうものの、この叔父と甥の会話はそれほど楽しいものではなかったよ...
~「家は○○です。田舎者ですがよろしくお願いします」~ ○○というのは名古屋の近くにある人口10万前後の都市の一つです。中学校の同級生の一人である大山さん(仮名)という女子生徒の自己紹介で発せられた言葉です。 新しいクラスがスタートすると、大抵どこの学校でも自己紹介をしますね。冒頭の言葉は最初の学活のときに発せられた彼女のものです。 そのときの学級担任はすかさず 「〇〇は田舎ではない」 と一言だけ言い...
~「自分の子どもに知能テストの練習をさせた大学教授」~ 大学2年の時でした。僕は中学校と高校の社会科教員の免許状取得をめざして、専門科目と一般教養以外の単位になる教職課程の授業を受講しました。 その数ある授業の中の1科目を担当していた教授が、ある日の授業中にこんなことを言いました。 「私の子どもが学校で知能テストを受ける前に、自宅で子どもに知能テストの練習をさせたら、後日学校ですごく高い数値の成績...
~「名古屋駅で絶交した友人の一人」~ 高校時代に仲良くしていた大切な友人を一人失ってしまいました。 江田君(仮名)は高校1年のときの同級生です。2・3年になってクラスは分かれても仲良く付き合い卒業後までしばらく続きました。 当時の友人4人の中の一人で、江田君とは共通点がいくつかありました。 学校と名古屋駅との間の通学ルートが同じで、ともに在学していたA高校は、僕も彼も第一希望で入学したわけではあり...
~「卒業後、人に出身校名を言えるような大学に入れ」~ どなただったか忘れてしまいましたが、僕が19歳のときに通っていた予備校の先生の言葉です。 授業中にこの言葉を発した本人の名は忘れても、言葉そのものだけは数十年たった今でもはっきりと覚えています。当時の僕自身がこの意識にとらわれていたからですね。 浪人生として痛い目にあいながらも、希望校めざして日々学習に励んでいる生徒たちを励ましたつもりだったし...
~「私の分身がC高校にいる」~ ・・・・・? まるで、サスペンスドラマかアニメに出てきそうな言葉ですね。 僕が高校生のときです。中学時代の複数の同級生たちから、同じクラスだった、山村さん(仮名)という女子生徒の言葉として伝わってきました。 推測の域は出ませんが、当時の状況を総合的に考えると事実であった可能性が濃厚だと思います。C高校は当時の愛知県でも有名な進学校の一つ。 そこに行けなかった彼女は被...
~偉いと思っていた生徒会役員バッジ~ 「生徒会だとよ、バカかあいつ」 名古屋の地下鉄に乗って、下校しているときに僕の耳に小さな声で飛び込んできた言葉です。高校1年のときでした。 右斜め向かいの反対側の席に座っていた顔も名前も知らない他校の生徒2人のひそひそ話でした。 自分が座っていた座席との間は3メートルほどありましたが、僕のことを噂して放った言葉であることは一目瞭然です。 制服の左えりのところに...
~上京した甥に東京をいばる知り合いの叔父~ 「うちの叔父さん、東京のこといばるんだよな」…大学進学の為に、北海道から上京した知り合いの黒田さん(仮名)のぼやきです。東京はすごい都会だろう、北海道は問題にならない。 言外にこのような差別意識が感じられたのでしょう。彼の親戚ということで下宿も紹介してもらっていました。 お世話になったとはいうものの、この叔父と甥の会話はそれほど楽しいものではなかったよ...
~「家は○○です。田舎者ですがよろしくお願いします」~ ○○というのは名古屋の近くにある人口10万前後の都市の一つです。中学校の同級生の一人である大山さん(仮名)という女子生徒の自己紹介で発せられた言葉です。 新しいクラスがスタートすると、大抵どこの学校でも自己紹介をしますね。冒頭の言葉は最初の学活のときに発せられた彼女のものです。 そのときの学級担任はすかさず 「〇〇は田舎ではない」 と一言だけ言い...
~「自分の子どもに知能テストの練習をさせた大学教授」~ 大学2年の時でした。僕は中学校と高校の社会科教員の免許状取得をめざして、専門科目と一般教養以外の単位になる教職課程の授業を受講しました。 その数ある授業の中の1科目を担当していた教授が、ある日の授業中にこんなことを言いました。 「私の子どもが学校で知能テストを受ける前に、自宅で子どもに知能テストの練習をさせたら、後日学校ですごく高い数値の成績...
~「名古屋駅で絶交した友人の一人」~ 高校時代に仲良くしていた大切な友人を一人失ってしまいました。 江田君(仮名)は高校1年のときの同級生です。2・3年になってクラスは分かれても仲良く付き合い卒業後までしばらく続きました。 当時の友人4人の中の一人で、江田君とは共通点がいくつかありました。 学校と名古屋駅との間の通学ルートが同じで、ともに在学していたA高校は、僕も彼も第一希望で入学したわけではあり...
~「卒業後、人に出身校名を言えるような大学に入れ」~ どなただったか忘れてしまいましたが、僕が19歳のときに通っていた予備校の先生の言葉です。 授業中にこの言葉を発した本人の名は忘れても、言葉そのものだけは数十年たった今でもはっきりと覚えています。当時の僕自身がこの意識にとらわれていたからですね。 浪人生として痛い目にあいながらも、希望校めざして日々学習に励んでいる生徒たちを励ましたつもりだったし...