Pain and others in the brain
痛みと脳内他者が貧困苦を別にすると、人の苦しみの大半だという。 抑うつも痛みのバリエーションと考えることが出来る。脳が不快感を感じていることには違いないのだから。肉体というか器質由来の苦しみ≒不幸を別にすると、大抵の不幸は脳内の他者だ。生身の他者に対峙して発生する不快感は刹那だが、それを脳内で反芻して不愉快になるなら、それは脳内他者。憎しみ・怒りだけではなく、孤独に対する恐怖も他者あっての恐れと不安。目先の金に困っていなくて、疾患で肉体由来の苦しみがないとき、人は他者という問題に常にフォーカスして、ネガティブな感情を持ちやすい。特に社会的弱者はそうだ。他者に対する思考が不幸を発生させてしまうの…
2024/08/14 10:30