メインカテゴリーを選択しなおす
八幡山 宝袋寺(→神奈川県横浜市緑区十日市場町)は廃寺となった慈性寺の跡地にあり、江戸幕府開府前後の慶長年間(→1596年~1615年)に慈雲寺 大林寺(→神奈川県横浜市緑区長津田6丁目)の住職顕堂長察によって創建されたと伝わる曹洞宗寺院です。寺号は、この地で古い巾着袋が堀り出されたことに由来すると記されます。真偽の程は定かでありませんが、本尊の聖観音坐像は運慶(→東大寺南大門の金剛力士像などを彫った鎌倉時代を代表する...
放光山 宗泉寺(→神奈川県横浜市緑区北八朔町)は、江戸時代前期の元和年間(→1615年~1624年)に慈雲山 大林寺(→神奈川県横浜市緑区長津田6丁目)の住職顕堂長察によって開山されたと伝わる曹洞宗寺院です。江戸時代には本山・末寺の制により大林寺の末寺として幕藩体制の一翼を担いました。八朔(はっさく)の地は、平安時代の承平年間(→931年~938年)に編纂された『和名類聚抄』(わみょうるいじゅしょう)の郷名にある「針折」が、戦国...