長野主膳義言屋敷跡
井伊直弼の参謀として活躍した長野主膳は、直弼の埋木舎時代には国学の師、藩主・大老時代には優秀なブレーンとして直弼政権を支えました。 その長野主膳の屋敷跡が彦根市立花町にあります。 主膳はここに、直弼の藩主就任前後から、主膳が処刑されるまでの約10年間過ごしました。 現在は民家の敷地内に、わずかに碑が残るのみですが、取り壊される前には、門や小屋、土蔵などが建てられていたそうです。 長野主膳 本名・義言(よしとき) 長野義言(主膳)の出自は明らかになっておらず、諸説あります。 天保12年(1841年)11月、主膳が27歳のとき、近江の市場村(山東町)で私塾高尚館を設立。 翌年、埋木舎にいた直弼も主…
2025/07/01 12:11