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2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直してます。 今回は山田宗樹「百年法」。 2012年発表作品。 百年法 上下合本版 (角川文庫) 作者:山田 宗樹 KADOKAWA Amazon 日本推理作家協会賞受賞作。 山田宗樹は1965年生まれで自分より一世代上の作家さんです。 「嫌われ松子の一生」が大ヒット作となったのでご存知の方も多いかと。 物語は先の大戦後に共和制となった日本が舞台となる西暦2048年から始まります。 そこは、戦後米国主導により導入された不老化処置によって国民は不老(事故や病気によって死には至るので不死ではない)となっている世界。 同制…