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石川不動尊(→神奈川県横浜市青葉区新石川2丁目)は、江戸時代後期の「天保十二戌年 奉造立」(→1841年)と刻まれた石の台座(蓮華座)の上に不動明王像を祀っている茂みの中にある堂宇です。1841(天保12)年は老中首座水野忠邦(みずのただくに)が老中真田幸貫(さなだゆきつら)らとともに天保の改革を開始した年でもあります。石川不動尊と刻まれた石碑や堂宇は比較的新しいものですが、不動明王像はそれなりに年季が入っていて、堂宇の中...
平川神社(→神奈川県横浜市青葉区美しが丘4丁目)は、猿田彦尊(さるたひこのみこと)を祭神とする旧石川村鎮守八社の1つです。創建の詳細は不詳ながら、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』石川村の条(→項目)には「山王社 見捨地、村の西にあり、これも南向。」とあり、当時は山王社と呼ばれていたようです。説明板には「往古神猿があらわれて田畑を害すること甚しく、村民一致してその霊を祭ることにより...
伊勢社(→神奈川県横浜市青葉区新石川)にある神社で、創建年代は不詳ながら江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』にも記載があり、旧石川村の鎮守八社として古くから信仰を集めていたようです。大日孁貴(おおひるめのむち)、すなわち天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭神として祀っています。神仏習合の世界では天照大神は本地(ほんち→本体)である大日如来の垂迹(すいじゃく→仮の姿)とされてきましたが、...