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歌舞伎座昼の部を観ました。『寿曽我対面』仇討ちまでしないので、どうも不完全燃焼。曽我兄弟役の松也・右近はもちろん、莟玉の声や容姿巳之助の重厚さが目を引きました。『若き日の信長』團十郎を観るのは、10年ぶりくらい(と思われる)。プライベートのスキャンダルもあり、好きな俳優さんではありません。でも、悔しいくらいルックスが良い。圧倒的に(舞台や公私を含み)「映える歌舞伎俳優」なのは間違いないです。昭和中期の新歌舞伎であり、演劇面の要素が大きく孤独感や迫力はさすがでした。主君信長(團十郎)を諫める忠臣(梅玉)の死は、今の歌舞伎界に重なります。『音菊眞秀若武者』今回の目玉!尾上眞秀の初舞台公演です。(前半あらすじ)大伴家茂(團十郎)・藤波御前(菊之助)夫妻の前で開かれる藤の宴。美しい腰元(梅枝)が舞、重鎮(團蔵、時...令和5年5月歌舞伎座&明治座①
歌舞伎座昼の部は『対面』『若き日の信長』『音菊眞秀若武者』の3本。 眼目は初代尾上眞秀の襲名披露『音菊眞秀若武者』。 眞秀くんに当て書きされた脚本を祖父・菊五郎丈が演出する本当に豪華な襲名披露でした。 襲名幕の制作はCHANEL。 この字は寺島しのぶさんのもの。 尾上眞秀丈、祖父が菊五郎丈とはいえお父上はフランス人だし、傍流だと私は思うのですが、御曹司とは違う体つき、面差しが魅力的で、舞台度胸は音羽屋の血を確かに引き継いでいて大物になる予感があります。 六方を踏んで花道を引っ込む演出に度肝を抜かれました。 大柄だし荒事がニンになるかしら? 祖父の菊五郎丈をはじめ、楽善丈、團蔵丈、時蔵丈、團十郎…
観劇備忘録、ためてました(笑) 先週は歌舞伎座に團菊祭夜の部へも行きました。 夜の部はバラエティにとんだ演目です。 4時開演はまだまだ明るい。夜の部の眼目は『逹陀』だと個人的には思っています。 東大寺のお水取りをテーマにしたこの作品、日本舞踊には珍しい群舞が観られます。 力強く、硬派の群舞。 宝塚の群舞とは違う歌舞伎の群舞、たくさんの人に見ていただきたい! なかなか上演されない演目で、歌舞伎座では20年ぶり、前回の上演は日生劇場で13年前でした。 次回はいつ⁇中村梅枝丈が青衣の女人で尾上左近丈としっとりと幻想的に踊る場面もあります。 が、最後は尾上松緑丈を中心に巳之助丈、萬太郎丈、歌昇丈、右近…
徹子の部屋に出ていた眞秀くんがかわいすぎて、その日にチケットをポチリ。 翌日に眞秀くんの初舞台を見に行ってきました。かわいいだけでなく、魅せる演技でした。…