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ベトナム戦争当時とは異なり、日本の主要メディアが、すっかりアメリカに飼い慣らされた報道をするようになったと思います。1月20日、「いま聞くインタビュー」という欄で、朝日新聞の国末憲人記者が早稲田大学の古谷修一教授にインタビューした内容が掲載されましたが、そのなかに、”ロシアがウクライナに侵攻した時、これで時代が変わると考えた人は少なくなかった。しかし、そこで想定されたのは、軍事大国が力にモノを言わせて好き勝手に振舞う秩序なき時代の到来だった。ウクライナの反撃によってその恐れは遠のいたが、古谷さんの考える新時代は、そのような恐怖との時代とは逆だ。人権を中心に据えた希望の抱ける時代である。”という文章がありました。現在、世界を相手にできるほどの圧倒的な軍事力を持ち、かつ世界最大の経済大国であるアメリカを抜きに...飼い慣らされたか、日本のメディア
朝日新聞11月9日の夕刊の「にじいろの議」に、合六強(ゴウロクツヨシ)という国際政治学者が「ウクライナ祖国を守る抵抗原点をふり返り支援を」と題する文章を書いていました。その中に、”キーウ国際社会学研究所が10月下旬に行った世論調査によると、86%の人が「都市攻撃が続いても抵抗を続けるべきだ」と回答し、「攻撃を一刻も早く止めるため協議に移るべきだ」と答えた人の割合(10%)を大きく上回った。寒さが厳しくなるなか、世論に変化が見られるかはわからない。それでも別の調査では、87%の国民が「戦争が長引いても、いかなる領土も妥協すべきではない」と考え、その割合は少しづつ増えてきた。彼らにとってこの戦争は、国の生存をかけた祖国防衛戦争となっている”とありました。大学の准教授を努める国際政治学者が、こんな理解でいいの...われわれが望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間・・・