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下記の資料1は、「朝鮮戦争の起源1解放と南北分断体制の出現」ブルース・カミングス鄭/林/加地:訳(明石書店)の文章ですが、”アメリカ軍政は、あくまでも自らの主導力の下で朝鮮の政府を樹立しなければならないということだ”とか、”南だけの単独政府を樹立しようとするソウルの米軍政の決定は、1945年11月20日付のウイリアム・ラングドンの電報の中にはっきり述べられている”というような表現で、戦後の朝鮮半島に対するアメリカ軍や政府関係者の本音を知ることができると思います。特に、ラングドンの電文で示された(1)から(6)の内容は、アメリカの対外政策や外交政策がいかなるものであるかをよく示しているように思います。資料2の「朝鮮戦争三十八度線の誕生と冷戦」孫栄健(総和社)は、アメリカの朝鮮支配の実際を、詳細に記述していま...ゼレンスキー大統領と李承晩大統領
9月29日の朝日新聞に「海底パイプライン破壊工作か」と題する記事が出ていました。ノルドストリーム1とノルドストリーム2の3カ所でガス漏れが発生したということです。そしてそのガス漏れは、西側諸国もロシアも「破壊工作」の結果であると受け止めていることがわかりました。だから私は、アメリカが脅しではなく、本当に実行したと思ったのですが、デンマークのボドスコフ国防相はNATOの事務総長と会い、今回の破壊工作にロシアが関わっているとの味方をにじませたといいます。あり得ないと思いました。バイデン大統領は、ロシアがウクライナに侵攻する前の声明で、”ロシアがウクライナに侵攻した場合、ノルドストリーム2を停止するよう緊密に調整してきた”と言ってるのです。また、”ロシアがウクライナに侵攻した場合、ノルドストリームを破壊する”言...アメリカによる南朝鮮単独政府樹立とノルドストリーム破壊工作