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5月・ウォーキング特集④ : 民俗学的にものすごく珍しい狛犬(最終回)
日本の狛犬は最初から神社の参道に置かれた訳ではないようです。最初は宮中や神殿などに置かれていました。神社の参道に置かれるようになったのは、江戸時代初期。狛犬愛好家の方は、屋内に置かれた狛犬と区別して、「参道狛犬」と呼んでらっしゃるようですよ。さて、今回は、東京都新宿区北新宿にある、こちらの神社に伺いました。「鎧神社」であります。創建は醍醐帝の治世(898年~929年頃)。円照寺が創建され、寺の鬼門鎮護の神祀(しんし)として建てられたと言われています。元々、この地には日本武尊が東征の時に甲冑六具をこの地に埋めたという伝説がありました。また、藤原秀郷によって討たれた平将門の鎧も埋められたと言われています。そうした伝説が神社の名の由来となっています。御祭神は日本武命、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(す...5月・ウォーキング特集④:民俗学的にものすごく珍しい狛犬(最終回)