『エミリー』
詩が生まれるとき 無垢な心を持った少女と詩人の出会い。 読み聞かせ目安 高学年 15分 あらすじ 私の家の向かいには、“なぞの女性”と呼ばれる人が住んでいます。 もう20年も、家の外に出たことがなく、家に知らない人が来ると、隠れてしまう人。 頭がおかいしいのだという人もいますが、私にとって、その人はエミリーです。 私たち一家が引っ越してきて間もないある日、ドアの郵便口へ、手紙が投げ込まれました。 その手紙は、“なぞの女性”からのもの。 ママに、ピアノを弾いてもらいたいのだそうです。 翌日、ママと向かいの黄色い家にいくと、“なぞの女性”の妹が、客間に通してくれました。振り向いたとき、白いものが、…
2022/12/23 15:36