メインカテゴリーを選択しなおす
動物が磁気を感覚刺激として利用するためには、特殊な光受容タンパク質「クリプトクロム」と、「ISCA1」(Iron-SulfurClusterAssembly1)というタンパク質の結合が少なくとも必要であることがわかってきています。現にこの結合は、伝書鳩として用いられてきたカワラバトの体内でその仕組みが明らかにされ[Araietals.2022]、のみならず、磁気感覚をもつことが判明しているショウジョウバエやオオカバマダラ(渡りをする蝶)でも存在が見い出され、またやはり近年磁気感覚をもつことが指摘されるようになったクジラでも見い出されているそうです[出村2002,p.56]。そもそも「クリプトクロム」は、光受容タンパク質として青色光を受容し、概日リズムの形成に関わるとされるような、多くの動物種に不可欠のタン...動物とヒトの磁気感覚
▲ツグミ(Turdus eunomus) 手賀沼付近で撮影ピョンピョンと歩いては止まる。まるで「だるまさんが転んだ」をやっているかのように歩く鳥です。止まるときはいい姿勢です秋になると、シベリアから日本に飛来して越冬します。そして、3月中旬にまたシベリアへと戻ってしまい