特別展「古代DNA-日本人のきた道-」訪問レビュー:私たちはどこから来たのか?
国立科学博物館(東京・上野)で開催されている特別展「古代DNA-日本人のきた道-」を訪れました。この展覧会では、近年急速に進展している古代DNA研究を通して、「現代の日本人がどこから来たのか」「どのようなルーツを持つのか」を、科学的視点から...
絵はわからなかった。でも、心は晴れていた東京・上野で開催中の「ミロ展」を訪れました。正直に言って、絵そのものの意味はあまりよくわかりませんでした。抽象的な線や形、鮮やかな色彩。解説を読んでも、「そういうことなのか」と納得しきれるわけではない...
幕末の立役者たちに出会える場所鹿児島市にある維新ふるさと館を訪れました。西郷隆盛や大久保利通など、明治維新の立役者たちの足跡をたどることができる歴史施設です。展示や映像が充実していて、単なる歴史の流れを追うだけでなく、現代にも通じる多くの学...
大阪中之島美術館で開催中の上村松園展を訪れました。ただ美しいだけではない、松園の絵と生き方に心を動かされた一日でした。たおやかさの奥にある、静かな強さぱっと見は「きれいな美人画」に見える松園の作品たち。しかしよく見ると、目の奥に光る芯の強さ...
計画的偶発性理論について考える: 偶然を味方につけるキャリア戦略
偶然がキャリアを左右する?「計画的偶発性理論」とはキャリアの8割は偶然で決まるという「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」があります。これは、人生における重要な転機や意思決定の多くが、事前に計画された...
『「書くこと」で理想の暮らしを手に入れる』読書レビュー:情報発信で世界を広げる
ブログを書き続けていると、ときに「ネタが思いつかない」「なんとなくやる気が出ない」と感じることがあります。いくら好きなことを書いていても、日々の忙しさや気分によって思うように筆が進まないこともあります。そんな中で出会ったのが、ヒトデさんの『...
『誰にも何にも期待しない 行動力と幸福度を同時に高める練習』レビュー:心が軽くなる一冊
最近読んだ本『誰にも何にも期待しない 行動力と幸福度を同時に高める練習』(長倉顕太 著)が、とても印象的でした。タイトルの通り、「他人や会社に期待しない」というスタンスが貫かれていて、読んでいるうちに、自分が無意識に感じていたことを言葉にし...
九州国立博物館で開催中の「特別展 はにわ」に行ってきました。会場には、全国各地の古墳から出土した選りすぐりの埴輪がずらりと並び、まさに「埴輪ワールド全開」といった展示でした。これまで、埴輪に対しては「古墳時代のお墓に並べられていた素朴な人形...
吉野ヶ里遺跡訪問レビュー:広大な遺跡から紐解く弥生時代の暮らし
先日、佐賀県にある吉野ヶ里遺跡を訪れました。吉野ヶ里遺跡は、弥生時代の大規模な環濠集落の跡であり、日本最大級の遺跡として知られています。これまで歴史の教科書や資料で見たことはありましたが、実際に足を運んでみると、そのスケールの大きさや、当時...
福岡市博物館で出会う歴史のロマン——国宝「金印」と福岡の歩み
民藝展と合わせて、福岡市博物館の常設展も鑑賞しました。福岡や九州の歴史を学べる施設として有名なこの博物館ですが、特に注目したのは国宝「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印です。歴史の教科書にも登場するこの金印を実際に間近で見ることが...
生活に息づく美 ― 「民藝 MINGEI — 美は暮らしのなかにある」を訪れて
福岡市博物館で開催されている「民藝 MINGEI — 美は暮らしのなかにある」展を訪れ、日常使う道具の美しさに改めて気づきました。これまで意識せずに使っていた食器や家具が、職人の手仕事によって生み出されたものだと考えると、生活の中に溶け込ん...
瀬戸内海に面した山口県の大津島にある回天記念館を訪れました。回天とは、第二次世界大戦末期に日本海軍が開発した人間魚雷であり、搭乗員は自らの命を犠牲にして敵艦に突撃することを使命とされていました。今回私は回天記念館、魚雷見張場跡、回天訓練基地...
『君は誰と生きるのか』『君はなぜ働くのか』を読んで考えたこと
仕事や生き方に関する本を読むと、「いろいろな人に会って人脈を広げなさい」「夢を持ちなさい」「やりたいことを見つけなさい」といったメッセージに出会います。でも、正直なところ、私はまだ十分な人脈がなく、将来のビジョンもはっきり描けていません。そ...
「奇跡のバックホーム」「栄光のバックホーム」を読んで : 横田慎太郎さんから学ぶ生き方
先日、阪神タイガースに育成選手として入団したルーキー・工藤泰成選手が支配下登録され、背番号24をつけると知りました。24番といえば、元阪神タイガースの横田慎太郎さんがつけていた番号です。そのニュースをきっかけに、自宅にあった『奇跡のバックホ...
『頭のいい人が話す前に考えていること』読書レビュー:本当の「頭のよさ」とは何か?
安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』を読了しました。本書は単なる話し方の本ではなく、「頭のいい人」であり続けるための本質的な考え方を学ぶことができました。本書のタイトルから、話し方のテクニックを紹介する内容かと思っていました...
姫路市立美術館は、姫路城のすぐ近くに位置し、赤レンガ造りの重厚な建物が特徴の美術館です。姫路城観光とあわせて訪れるのに適した立地で、美術館の周囲を散策するだけでも趣のある雰囲気を楽しめます。今回は、館内で特に印象に残ったコレクションについて...
日本を代表する名城のひとつである姫路城を訪れました。世界文化遺産にも登録され、その優美な姿から「白鷺城(しらさぎじょう)」の愛称で親しまれています。今回、実際に訪れてみると、その白く輝く城の美しさに圧倒されるとともに、長い歴史の中で受け継が...
大阪中之島美術館で行われた「歌川国芳展」を訪れました。展覧会名にもあるとおり、国芳は「奇才」と称されるにふさわしい絵師でした。その多彩な作品をじっくりと鑑賞し、その独創性を存分に味わうことができました。私は普段、浮世絵をじっくり鑑賞する機会...
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