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台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】 https://www.tjcreativeculture.com/

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

台湾には、日本統治時代の工場跡地や市場、日本家屋などをリノベーションした魅力的なスポットが数多くあります。これらの歴史的建築が、新たな文化創造の拠点として生まれ変わり、台湾観光の注目スポットや最新カルチャースポットとして人気を集めています。 レトロな雰囲気が漂うリノベーション建築、個性的なリノベカフェなど、台湾ならではのユニークな空間を巡る旅はいかがでしょうか?

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2024/11/09

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  • 日本人にも人気で伝説の関羽の生誕祭を保存【六廿四故事館】@大溪

    六廿四故事館は、日本統治時代の1942年に建てられた穀物倉庫をリノベーションし、2021年に郷土歴史館としてオープンした。戦後には蒋介石が休暇時に大溪に訪れた際の憲兵隊の住居として使われ、その後大渓農民協会が塩と肥料の倉庫として使用していた。2017 年に桃園市の歴史建築に指定されている。 もともとの建物が穀物倉庫であったことから、大空間をとるために、大スパンで二重梁トラス8組の小屋組みによって妻屋根を支えている。壁は倉庫はレンガ壁と断熱防湿層で構成され、上下の壁に換気窓があり、防湿、温度調節、盗難防止、防火機能を備えた。 六廿四故事館は、広く親しまれている関聖帝君(関羽)の生誕祭(旧暦6月2…

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  • 鉄道好きにはもちろんリノベ好きにもたまらない【国立台湾博物館鉄道部園区】@台北

    国立台湾博物館鉄道部園区は、日本統治時代の1920年に全体が完成した旧台湾総督府鉄道部庁舎をリノベーションしたもので、2020年にオープンした。戦後は台湾鉄路管理局の庁舎として使用されていたが、1990年に閉鎖され、 2005年には国定古蹟に指定されている。 約1.7haの園区内には、旧鉄道部庁舎のほか、食堂、八角楼、電気室、工務室、戦時作戦指揮センターなど、国定古蹟に指定された歴史的建造物が点在していて、それぞれ博物館機能やショップなどにリノベされている。 展示内容は、台湾の鉄道発展の歴史や技術、社会への影響の展示や、鉄道関連施設、設備の修復展示などである。1970年代の台北駅周辺を再現した…

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  • エリアまるごと博物館の歴史が分かる【大溪歷史館】@大溪

    この建物は、日本統治時代の1930年代後半に建てられた日式住宅(日本家屋)で、大渓百年警察宿舎のリノベーションである。2012年に桃園市の歴史建築として登録され、2016年に「大渓の人々・生活と歴史」展の常設展示スペースとしてオープンした。 もともと4世帯分の住宅に分かれていた空間がリノベによって一体となり、ゲストが元の建築レイアウトと機能を理解できるように、壁、4つのドア、家番号、木製部品などが取り外さず保存されている。 展示は、この大溪の地域文化や生活文化、木工産業など歴史的、地理的発展が分かるほか、古い家に残る生活の痕跡や住人の思い出が再現されている。(訪問年月:2024年11月) 文化…

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  • 最新の日本家屋リノベーションで賑わう【花連将軍府1936】@花連

    花連将軍府1936は、日本統治時代、花蓮港陸軍兵事部の中村大佐や幹部クラスの日式住宅(日本家屋)の宿舎だった。それら住宅群は、1936年(昭和11年)に建てられ、戦後は国民党軍の住居となり、大佐の住宅は将軍府(将軍の家)と呼ばれた。2005年に、中村大佐の住宅とその周りの7棟の日本家屋が花蓮県の歴史的建造物に指定される。2010年にはリノベーション後、一時的に環境教育の拠点としてオープンしていたが、その後、運営方針や維持費の問題などから一度閉鎖された。 敷地面積約1.5haの中の計8棟の日本家屋は約12億円をかけリノベーションされ、2024年4月に、最新の日式住宅のリノベスポットとしてオープン…

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  • 最新の日本家屋リノベーションで賑わう【花連将軍府1936】@花連

    花連将軍府1936は、日本統治時代、花蓮港陸軍兵事部の中村大佐や幹部クラスの日式住宅(日本家屋)の宿舎だった。それら住宅群は、1936年(昭和11年)に建てられ、戦後は国民党軍の住居となり、大佐の住宅は将軍府(将軍の家)と呼ばれた。2005年に、中村大佐の住宅とその周りの7棟の日本家屋が花蓮県の歴史的建造物に指定される。2010年にはリノベーション後、一時的に環境教育の拠点としてオープンしていたが、その後、運営方針や維持費の問題などから一度閉鎖された。 敷地面積約1.5haの中の計8棟の日本家屋は約12億円をかけリノベーションされ、2024年4月に、最新の日式住宅のリノベスポットとしてオープン…

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  • エリア博物館がここから始まる情報ステーション【壱號館】@大溪

    桃園市大溪にある壱號館は、もともとは日本統治時代の日式住宅が大溪小学校の校長の宿舎として使われたもので、リノベーションされ2015年にオープンした。 2007年には歴史建築として登録されている。 この宿舎には 2001 年まで大溪中学校の英語教師である陳茂林と家族が住み、彼の妻がここで裁縫を教えていた形跡も残されている。 この施設は、エリア全体で博物館を構成する「大渓木藝生態博物館」の最初に公開されたことから「壱號館」と名付けられた。また、そのまちなか博物館の壁の入り口部分として情報ステーションとしても機能している。(訪問年月:2024年11月) 文化資産登録名称:大溪國小日式宿舍 文化資産分…

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  • 人気のショップ、カフェが集まる刑務所職員宿舎跡のリノベ【榕錦時光生活園区】@台北

    榕錦時光生活園区は、かつての「台北刑務所官舎」の職員宿舎をリノベーションし、複合商業施設として2022年9月にオープンした。5,355㎡の敷地の中では、リノベーションされた22棟の日式住宅に、台湾で人気の飲食店や雑貨店など15店舗が入居し、人気のスポットとなっている。また、介護福祉施設、歴史展示空間、文化体験施設、ビジターセンターも併設され、コミュニティ活動が展開されるなど、世代を超えて利用できる地域共生施設となっている。 もともとこの場所は、清朝時代には刑務所として使用され、日本統治時代には「台北刑務所」として機能していたが、1963年に刑務所が移転した後、長らく放置されていた。台北市による…

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  • 市民が思い思いに憩う【迎曦門を中心とした都市親水公園】@新竹

    新竹のシンボル「迎曦門」を中心として南北に延びる親水公園である。迎曦門の地下遺構が保存され展示されている。(訪問年月:2018年10月、2023年8月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 原住民のやさしさと、ごはんのおいしさを体験【集穡室快楽農場】@木柵(高雄)

    集穡室快楽農場は、シラヤ族の夫婦が運営するカフェレストランで、この地域の再生をリードする存在である。店内には、原住民の文化やこの地の歴史展示があり、美味しい食事と温かいおもてなしが体験できる。 訪問時は、国立台湾歴史博物館の展示企画「初来柵到」の展示施設となっていた。この展示企画は、この地方に訪れた異邦人が歩いた場所を地域全体で博物館化するという試み。(訪問年月:2023年12月) △シラヤ族の文様やライトアップが組み合わされた建物。 △どこからみても美しい。 △写真家ジョン・トムソンの1871年の行程やその当時の展示。 △展示空間。 △展示室と集会、ダイニングの場。 curation.cul…

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  • 200mほどの通りでおしゃれショップが集積【正興街】@台南

    正興街は、西門路から海安路まで200mほどの古い街並みを活かし老街(歴史的な街並み)である。伝統的な建物をリノベーションした店舗が多く、若者に人気のカフェや雑貨店が集まっている。(訪問年月:2023年12月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 最古の貿易港の発展を支えた【新美街】@台南

    新美街は台南市安平地区に位置する、台湾の伝統的な街並みが色濃く残る老街(歴史的な通り)である。安平は台湾で最も古い貿易港として発展した地域で、新美街もその歴史の一端を担った。赤レンガ造りの建物や石畳の路地が並び、地元特産品を扱うショップや、地元グルメを楽しめる食堂が点在している。(訪問年月:2024年8月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 当時の暮らしを再現する【再見捌捌陸(台湾眷村文化園区)】@高雄

    再見捌捌陸(台湾眷村文化園区)は、日本統治時代に建設された旧日本海軍の軍官宿舎を戦後に眷村として再利用した施設で、リノベーションされ2018年に文化施設としてオープンした。戦後は中華民国政府が国共内戦後に移住した国民党軍人とその家族の住宅として機能していたが、1990年代に眷村としての役割を終え、その後文化資産として保存されることとなった。 日本統治時代の日式住宅(日本家屋)に台湾的要素を加えた独特の外観となっている。この施設には、眷村文化を再現する展示や、ギャラリースペースが設けられている。(訪問年月:2024年8月) △園区全体の入り口。 △門扉のデザインもきれい。 △建物と囲まれたランド…

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  • 円形の建物で公園を囲む映え団地【果貿社区】@高雄

    果貿社区は、台湾高雄市左営区に位置する住宅地で、円形の建物配置が特徴である。この住宅地は1960年代に建てられた眷村のひとつであったが、1985年に13棟、約2200戸の国民のための巨大団地として建替られた。果貿社区内には市場、飲食店、洗濯店、薬局、美容院、コンビニエンスストアなど、生活に必要な施設が揃っている。(訪問年月:2019年7月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • リノベーション真っ最中(一時閉鎖中)【台中駅旧倉庫街-20号倉庫藝術特区】@台中

    20号倉庫藝術特区は、日本統治時代の1917年に建てられた台中駅の貨物倉庫群だったものがリノベーションされ2000年6月にオープンし、一時、アート作品の展示やパフォーマンスを行うスペース、カフェとして稼働していた。 2018年に閉鎖され、現在は大規模な再開発中である。 再オープンが楽しみである。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 田舎町のこじんまりとした商店街【左鎮老街】@左鎮

    左鎮老街は、地域の歴史と文化が息づく古い街並みである。この商店街は、かつて農産物の集散地として地域経済を支えていたが衰退化していた。現在、地元住民やクリエイターたちが協力し、老街のリノベーションプロジェクトが進行中で、カフェやギャラリー、地元産品のショップになっている。(訪問年月:2023年12月) △この商店街の歴史とリノベについて展示している場所。 △わずか30mほどの商店街の街並み。 △伝統的なアーケードもあって、そこからの眺め。 △展示や特産品の販売ショップ。 △オーナメント。 △植生を利用した個性的な装飾。 △案内サイン。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 今も小学校校庭内に残る当時の教員宿舎【新街国民小学藝文館】@桃園

    新街国民小学藝文館は、日本統治時代の昭和初期に建てられた日式住宅(日本家屋)の教員宿舎をリノベーションし、2014年にオープンした。2003年には歴史建築物に登録されている。今も小学校の敷地内にある。(訪問年月:2024年2月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 短い路地に濃縮されたショップ群、歩いていて飽きない【神農街】@台南

    神農街は、清代からの古民家が並ぶ老街(歴史的な街並み)である。300mほどの石畳の通りに伝統的な建物が並び、提灯やさまなまなデコレーション、ショップも軒を連ねている。ここで、台南の歴史を体感しながら、買い物したり、にぎわいを味わえる。(訪問年月:2023年12月、2024年8月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • Uターンした原住民若者が始めた原住民コンテンツ【阿改玩生活 耕吧園区】@花連近郊

    阿改玩生活 耕吧園区(Agai Lifestyle Gengba Park)は、自然と調和したライフスタイルを提案する体験型施設である。これらは、タロコ族の若者がUターンして原住民体験ができるツーリズムでもある。 農業体験や地元食材を活かした料理、手作りワークショップ、自然教育プログラムなど、多彩なアクティビティがあり、園区内のレストランでは、旬の地元素材を活かしたヘルシーな料理が楽しめる。(訪問年月:2022年12月) △体験型施設の全体像。 △体験型施設の夜のライトアップ。 △原住民文化体験ツアーの最初のガイダンス。 △村の入り口のモニュメント。 △食事の準備。 △食事をつくって、その後の…

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  • 団地の壁面が大きなキャンバスとなるアートエリア【衛武迷迷村】@高雄

    衛武迷迷村は、台湾高雄市に位置するストリートアートを活用した地域再生プロジェクトである。2015年に高雄市政府の主導で始まったこのプロジェクトは、国内外のアーティストを招き、多くの建物の壁面をカラフルで個性的な壁画で彩ることで、平凡な住宅地をアートの発信地へと変貌させた。 このプロジェクトは、アートの力を用いて地域の魅力を引き出し地域経済を活性化するとともに、住民が地域に誇りを持てるようにすることを目的としている。地元コミュニティと行政の協力による都市再生の一つのモデルである。(訪問年月:2019年7月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 猫好きにはたまらない猫てんこもりの【猴硐猫村】@猴硐

    旧炭鉱施設リノベの猴硐煤鉱博物園区の周辺に広がる猫がたくさんいるエリア。 旧炭鉱施設のネズミ対策のための猫がそのまま居着いたという。(訪問年月:2024年11月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 廃校になった小学校のリノベーション【左鎮月世界旅服中心(旧原岡林國小)】@左鎮

    左鎮月世界旅服中心(旧原岡林國小)は、日本統治時代の1918年に建てられた小学校のリノベーションである。2006年7月1日に廃校となり、2011年にオープンした。 この施設には、「月世界」と呼ばれる台湾独特の地形や地域の文化を紹介する展示エリアや地元の特産品を販売するコーナーが設けられている。校庭には「水管屋」という宿泊施設として使われていた大型水道管を利用した5つの円筒形のが並んでいる。また、自然環境を学ぶための環境教育プログラムが開催され、訪問者が地元の特色を体験できる。(訪問年月:2017年5月、2023年12月) △宿泊施設として使われていた大型水道管が校庭にシンボルとして残っている。…

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  • 400年の歴史ある台南の路地をめぐる【蝸牛巷】@台南

    蝸牛巷の名前の由来は、カタツムリ(蝸牛)のように入り組んだ路地の形状に由来し、ゆっくりと散策しながらアートを楽しむ小道「巷」である。古い街並みをキャンバスに見立てた地元アーティストたちのストリートアートが随所に置かれている。(訪問年月:2024年4月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 廃校となった小学校が地域拠点にリノベ【大山北月】@大山

    大山北月は、日本統治時代の1923年に建てられた豊郷国小の校舎であり、リノベーションされ2014年にオープンした。当時は小学校として地域の教育を支える場であったが、1983年に廃校となり、その後、文化的価値が認められ2014年には文化財として登録されている。建築的な特徴としては、木造の校舎と高い天井、広い廊下が挙げられる。 この施設には、地域の客家文化や自然環境に関する展示を行うギャラリースペースが設けられている。また、カフェや地元特産品を販売するショップが併設され、訪問者がリラックスしながら地域文化に触れることができる場となっている。さらに、定期的にワークショップや芸術イベントが開催されるな…

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  • 日本人が必ず訪れる観光スポットでリノベ真っ盛り【迪化街】@台北

    迪化街は、台北市大同区にある歴史的な商業エリアである。清代からの歴史があり、特に乾物、漢方薬、布地、茶葉などを扱う貿易の中心地として栄えてきた。この地域には、食材や商品を扱う老舗の商店が数多く集まっていて、それらの建物はバロック様式の建築や伝統的な台湾建築様式である。旧正月(春節)の時期には、多くの買い物客や観光客が訪れ、華やかな商品と賑やかな雰囲気に包まれる。 また、近年ではリノベーションが進み、古い建物を活用したカフェや雑貨店などが増加していて、伝統と現代が調和する空間が広がっている。(訪問年月:2017年3月、2024年2月) ▽迪化街の端にある「十連棟」 www.tjcreativec…

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  • アーティストが集まって一つの村をつくる【宝蔵巌国際藝術村】@台北

    宝蔵巖国際藝術村(Treasure Hill Artist Village, 寶藏巖國際藝術村)は、戦後の1940年代後半に国民党政府の軍人やその家族のために建てられた眷村で、エリア的なリノベーションを経て国際的な芸術村として2010年にオープンした。 ここは、1980年代に住民の移転が進み眷村としての役割は終えていた。1994年には、台北市で初めて集落全体が「歴史建築」として登録されている。その後、文化資産保存法の改正に伴い、2011年に新たな文化財の種別である「集落建築群」として再登録された。その特徴は、淡水河を見渡せる丘陵地に階段状に配置された住宅群や石積みの壁、狭い路地の構成だ。 この…

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  • 公共空間のインスタレーションと建物壁面が一体となったアート空間【海安路藝術街】@台南

    海安路藝術街では、中央歩行帯でのインスタレーションやフォーリー、その周辺の建物のデザインが一体となりアート空間をつくりだしている。 このプロジェクトは、台南市政府が推進している都市美化と観光促進の取り組みの一つである。アートと文化を活用して地域の魅力を向上させる都市再生プロジェクトのモデルにもなる。(訪問年月:2023年12月、2024年8月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 木造駅舎と日式住宅の関連施設のリノベ【林鳳営故事館(林鳳営車站道班房宿舎)】@台南

    林鳳営故事館は、日本統治時代の1933年に建てられた鉄道職員宿舎(林鳳営車站道班房宿舎)と駅舎に関連する詰所であったものがリノベーションされ、2017年にオープンした。日式住宅(日本家屋)の職員宿舎は、2005年に歴史建築として登録されている。 ここでは、鉄道の歴史や地域文化に関する展示があり、当時の雰囲気を感じながら学ぶことができる。(訪問年月:2019年12月) △リノベされた職員宿舎。 △職員宿舎の裏側は、個性あるデコレーションが。 △隣接する駅舎。 △提灯デコレーション。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 原住民ルカイ族の伝統文化やアートが体験できる【霧台藝術街】@霧台

    台湾原住民ルカイ族の伝統文化やアートがふんだんに盛り込まれた村。霧台は2009年の台風8号によって、大規模な土砂崩れなど、壊滅的な被害があった集落(八八水害)である。住民は集団移転を余儀なくされたが、伝統文化を維持し、流出する若者も引き留める魅力づくりが必要になっている。(訪問年月:2022年12月) △だれも住まなくなった村に残る守り神。 △こちらも誰も住まなくなった村に残る碑。この村のシンボルを描く。 △村の中心にあるパワースポット。祭りが繰り広げられる。 △石版に描かれた文様。この村に大切な要素。 △日本統治時代の文様も。 △教会も保存。 △カフェもあるこの村の情報を伝える拠点「Saba…

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  • 日本家屋リノベの外側にでている小物たちがおしゃれ【雲中街文創聚落】@斗六

    雲中街文創聚落は、日本統治時代の1937年に建てられた日式住宅(日本家屋)の警察官の宿舎で、リノベーションされて2014年にオープンした。1994年には、歴史的建築物として登録されている。 宿舎群は全部で8棟あり、そのうち6棟がすでにリノベされオープンしている。リノベ後は、カフェ、アート工房、雑貨店などが入居し、伝統工芸の体験ワークショップなど多彩な文化体験を提供し、地域の文化観光スポットとして機能している。 そして2024年末から、残り2棟の宿舎のリノベーションが始まっていて、文化観光スポットとしての魅力向上が楽しみである。(訪問年月:2020年2月、入居テナントが更新されている) △さまざ…

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  • ひと駅分を歩いても楽しい帯状公園【中山駅帯状公園】@台北

    中山駅帯状公園は、台北市中山駅から双連駅にかけて続く帯状の都市公園の再生プロジェクトで、第1期が2019年11月に供用開始された。台北市の都市再生プロジェクトの一環としてプロジェクトが進められ、交通動線の見直しや地下街の活性化により、地上空間を公園として再編成されている。 新たな公共空間が生み出され、緑地やベンチが配置された憩いの場として、地域住民や観光客に広く親しまれている。現在も公園の延伸工事が進行中であり、完成後はさらに広範囲にわたる利用が可能となる見込みである。(訪問年月:2023年3月) ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 提灯デコレーションが特徴的な【中平路故事館】@桃園

    中平路故事館は、日本統治時代の1930年に建てられた公務員宿舎で、リノベーションされて歴史館として2015年にオープンした。2010年には歴史建築に登録されている。 この施設は、当時の生活様式や地域の歴史を紹介する展示スペースであり、ワークショップや文化交流イベントが開催されている。(訪問年月:2024年2月) △カフェのテラス席の提灯デコと入り口部分。 △日式住宅の正面外観。 △テラス席。 △道路側から施設全体の様子。 △門扉からの様子。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 台北市最優秀リノベ賞に輝いた【雑草町 grassland】@台北

    雑草町Grasslandは、日本統治時代の1930年代に建てられたビルの一室をリノベーションして2021年にオープンした。「雑草町」という名前は、雑草が困難な環境でもたくましく生き抜く姿を象徴し、都市の中で草の根的な文化を育む場というコンセプトが由来。また、雑草のような地元資源を活用しながら、循環型の都市空間のあり方を探求している。室内には、地元アーティストの雑草を活用・モチーフにした作品展示や、カフェがある。 2021年には台北市による「台北老屋新生大獎」の非住宅部門で最優秀賞を受賞している。(訪問年月:2024年2月) △ビルの一角にある「雑草町」のファサード。 △ファサードのカウンターか…

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  • 迪化街のはしっこにあるバロック建築【迪化街十連棟】@台北

    迪化街の端に位置する「十連棟」と呼ばれる2階建てのバロック建築様式の建物が10棟並ぶ街並み。日本統治時代の1912 年に建設され、精米所として使われた。 当時のリノベにあたっても当初の建築スタイルを維持し、赤レンガ、アーチ型のアーケードが歴史的な雰囲気を醸し出している。現在は、展示空間、ドライフルーツショップ、手工芸品店があり、裏側の建物にもレストランやショップがある。(訪問年月:2024年2月) ▽迪化街についてはこちらから。 www.tjcreativeculture.com △十連棟の全体の様子。3つのアーチ型で一つの棟(ユニット)で、それが奥の方に10棟連なっている。 △正面からみた外…

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  • まだまだ残ってる日本統治時代の木造駅舎のリノベ【新北投車站】@北投

    新北投車站は、日本統治時代の1916年に建てられた木造駅舎で、リノベーションされ2017年にオープンした。当時は、新北投温泉への観光客を運ぶ鉄道駅であったが、1988年に廃止され、2017年には台北市文化資産に登録されている。 この施設は、日本統治時代の木造建築様式のもので、それが保存活用されている。ここには、北投エリアの歴史や駅舎の歴史を紹介する展示や鉄道グッズのショップがある。(訪問年月:2024年4月) △正面からみた駅舎の外観。 △駅舎の全体像。前庭ではマルシェが開かれる。 △駅舎の反対側の外観。 △駅舎のズーム。繊細なデザインがみてとれる、 △室内の展示の様子。天井が高く、小屋組もよ…

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  • お土産を求めにみんなが訪れる【宮原眼科】@台中

    宮原眼科は、日本統治時代の1927年に宮原武熊が開業した眼科医院のリノベーションで、2011年にオープンした。 レンガ造りの外壁と現代的デザインが融合が特徴的で、現在は、スイーツショップ、カフェとなっている。(訪問年月:2024年9月) △レンガ造りの外壁に現代的デザインが融合。夜の外観が美しい。 △台湾の伝統的建築スタイル「騎楼(アーチ型アーケード)」もある。 △木製の本棚風のディスプレイは、開放的もありダイナミックでもある。 △チョコレート売り場。 △奥側の売り場。 △2階への階段と売り場。 △エントランスから入ってところ。2階にはカフェ。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 台湾空軍総司令部がクリエイティブ施設に【台湾當代文化実験場(C-LAB)】@台北

    台湾當代文化実験場(C-LAB)は、空軍総司令部跡地をリノベーションし、文化拠点として2018年にオープンした。かつては、日本統治時代の1930年に建てられた台北無線電信所で、通信施設として使用されていたが、戦後の1949年に台湾空軍総司令部として転用され、2000年に廃止され。その後、2012年に歴史建築に登録されている。 この施設は敷地面積約7haもの大きさで、大小20棟の建物があり、その中にアート、テクノロジー、科学、デザイン分野を融合させた実験的なプロジェクトを展開するイノベーション空間や、クリエーター拠点、コワーキングスペース、劇場、カフェ、練習場などが設けられている。一般市民とクリ…

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  • 日本海軍の招待所が豪華だったことが分かる【大院子】@台北

    大院子は、日本統治時代の1931年に建てられた日本海軍の招待所(クラブ)で、リノベーションされて2019年にオープンした。戦後は台湾大学の教職員宿舎となり、2012年に台北市の歴史建築に登録されている。 現在は、展示ギャラリーや歴史的資料を展示スペースが設けられていて、アーティストの作品などを販売するショップもある。また、庭園を望むガラス張りのカフェ・レストランもあり、自然光が差し込む開放的な空間で食事を楽しめる。(訪問年月:2024年11月) △街路からみた大院子のゲート。 △大院子の全体像。 △アーチ窓が印象的な大院子の側面。 △裏側も存在感のあるデザイン。 △カフェレストランと大院子のコ…

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  • 台鉄線路跡が散策と憩いの場にリノベーション【緑空鉄道1908】@台中

    緑空鉄道1908(綠空鐵道1908)は、日本統治時代の1908年に建てられた鉄道路線であり、リノベーションされ2020年12月にオープンした。当時は、台中駅と諸都市を結ぶ交通の要所であったが、2008年に廃止され、2014年には歴史建築に登録されている。 このプロジェクトは、台中市政府が都市の文化遺産である旧鉄道施設の構造を活かし、公共空間としての空中歩道として再整備することを目的として進められた。鉄道の高架化によって生み出された全長1.6キロメートルにわたるこの空中歩道は、台中駅から南北に伸びており、遺構が現代的デザインで再構築されたり、アートや彫刻などが設置されている。 台中市内のその他の…

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  • さすがの日本式超高級旅館のリノベ、想像超える【北投文物館】@北投

    北投文物館は、日本統治時代の1921年に建てられた高級温泉旅館「佳山旅館」のリノベーションで、2008年ににオープンした。1984年に「台湾民芸文物之家」として一般公開され、1987年に「北投文物館」と改名された。1998年には台北市の市定古跡に指定されている。 現在は、台湾と日本の文化交流や北投温泉の歴史を紹介する展示スペースが設けられているほか、茶道体験や伝統文化イベント、カフェ・レストランが併設されている。訪問年月:2024年4月) △建物のアプローチからの全体外観。玄関脇には枯山水の庭園。 △入り口のデザイン。日本瓦が存在感を。 △当時の壮麗な場の雰囲気(想像)を駆り立てる。 △もう一…

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  • 猫を愛した台湾教授が住んだ日本家屋のリノベ【梁實秋故居】@台北

    梁實秋故居は、日本統治時代の1933年に建てられた日式住宅(日本家屋)をリノベーションし、2014年にオープンした。梁實秋(1903年~1987年)は、台湾出身の文学者、翻訳家、評論家で、シェイクスピア全集の翻訳やエッセイを通じて文学界に大きな影響を与えた人物である。この施設は、その梁實秋がかつて生活した住居で、玄関や応接室などの洋式の接待空間と、座敷、寝室、茶室、炊事場、押入れ、浴室などの日本伝統の空間が組み合わされている。 この住宅は、もともと台北高等学校(現国立台湾師範大学)の英語教授であった富田義介の住居として使用され、1952年には梁實秋が台湾師範学院の英文学教授としてここに移り住み…

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  • 2025年も台湾の文化創意とリノベスポットの収集・発信!

    日本人にとって「台湾の面白さ、興味は、文化創意産業が根付いているから」と気づいてから、2ヶ月に一度、台湾全土の文化創意とリノベスポットを回っています。日本人が失ってしまった伝統や文化、地域のDNAを大事にする精神が台湾人に広がっています。 そして、それらの情報を探すことにとても苦労したことから、ブログ形式を借りてこの情報ポータルサイトで発信しています。 ことしも2ヶ月に一度回って、発信していきますので、よろしくお願いいたします。 ↑台湾ランキングに参加中!

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  • 文化財とスターバックスの価値が調和する【旧新竹州図書館】@新竹

    旧新竹州図書館は、日本統治時代の1925年に建てられた図書館で、リノベーションされ2023年にスターバックスが入居してオープンした。 当時は、新竹州の図書館として利用されていたが、戦後の1973年に廃止され、1998年には市定古跡に登録されている。当時の雰囲気を残した内装の中で、文化財としての価値とスターバックスのサービスが調和している。(訪問年月:2024年8月) △門扉から建物の全体像を眺める。 △テラス席。荘厳なライムストーンのファサード。スタバのロゴが。 △エントランス。荘厳さが大きい。 △入り口のデザインもよくできている。 △天井の高さがある空間全体の価値とカフェの雰囲気がマッチして…

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台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】
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