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台湾リノベ+文化創意【台湾レトロめぐり図鑑】 https://www.tjcreativeculture.com/

台湾の文化創意産業(文創)とリノベーションでよみがえったスポットの魅力を紹介します

台湾には、日本統治時代の工場跡地や市場、日本家屋などをリノベーションした魅力的なスポットが数多くあります。これらの歴史的建築が、新たな文化創造の拠点として生まれ変わり、台湾観光の注目スポットや最新カルチャースポットとして人気を集めています。 レトロな雰囲気が漂うリノベーション建築、個性的なリノベカフェなど、台湾ならではのユニークな空間を巡る旅はいかがでしょうか?

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2024/11/09

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  • 映画館が台湾名物ソーセージ会社によってリノベ【戎館】@台南

    戎館(えびすかん)は、日本統治時代の1935年に建てられた洋画専門映画館「戎座」のリノベーションである。 当時は映画館として使用されていたが、1961年に廃止された。 その後、歴史的建築物として保存され、2021年にリノベーションされてオープンした。 現在、戎館は台湾の名物ソーセージ会社「黒橋牌」によって運営されており、1階に伝統的な食品や土産物を販売するショップ、2階にはカフェと展示スペースが設けられている。(訪問年月:2023年12月) △リノベされた戎館の外観。 △当時の映画館時代の雰囲気を残しつつのカフェ。 △伝統的な食品や土産物のショップ。 △階段室にあるレリーフ。 △当時のチケット…

    地域タグ:台湾

  • 温泉でゆっくりしてから、じっくり味わう【少師禅園(北投張学良軟禁旧居)】@北投

    少帥禅園は、日本統治時代の1920年に建てられた温泉旅館「新高旅社」をリノベーションし、1986年に公開された施設である。当時、この建物は北投温泉地で有名な高級旅館として利用されていたが、第二次世界大戦末期には特攻隊員が出撃前に滞在する休息所として使われ、その後、1960年代には中国近代史を代表する軍人であり政治家であった張学良夫妻の軟禁場所となった。 ここでは、日本式の木造建築と庭園があり、当時の日本建築の美しさを今に伝えている。この施設には、張学良夫妻の暮らしを再現した展示エリアや、レストラン、茶房、個室温泉風呂、足湯など、歴史を感じながらくつろげる空間が整備されている。(訪問年月:202…

    地域タグ:台湾

  • 警察署が文化運動の博物館に生まれ変わった【台湾新文化運動記念館】@台北

    台湾新文化運動記念館は、日本統治時代の1933年に建てられた台北北警察署で、リノベーションされ2018年にオープンした。当時は警察署であったが、1998年に台北市の市定古跡に指定され、2018年には記念館として開館している。 建築的な特徴として、日本統治時代の官公庁建築に見られるベージュ色のタイル張りの外壁がある。この施設には、当時の拘置室や水牢(水牢獄)を再現し、台湾新文化運動に関連する展示を行うスペースが設けられ、台湾の歴史や文化運動に焦点を当てた特別展や講演会が開催され、台湾の近代史を深く理解することができる。(訪問年月:2024年2月) △ベージュ色のタイル、曲線の壁、列柱、縦長窓など…

    地域タグ:台湾

  • いまでも剣道・柔道教室に使われる【道禾六芸文化館】@台中

    道禾六藝文化館は、日本統治時代の1937年に建てられた台中刑務所演武場と隣接する刑務所職員が住んでいた日式住宅(日本家屋)で、リノベーションされ2015年にオープンした。当時は刑務官や警察官の武道訓練施設であったが、戦後に役目を終え、一時的に地元の学校の体育館や倉庫で使用された後、2012年には台中市の文化資産に登録されている。 これらの施設では、六藝(礼、楽、射、御、書、数)をテーマにした展示や茶道や書道などの体験プログラムが提供されている。(訪問日時:2020年2月) 刑務所敷地内にあった職員用の日式住宅(日本家屋)のリノベーション「国家漫画博物館園区」は、すぐ隣に。 www.tjcrea…

    地域タグ:台湾

  • レンガづくりの小学校が庁舎になり美術館として再生【台北市当代芸術館】@台北

    台北当代芸術館(台北當代藝術館、MOCA)は、日本統治時代の1919年に建てられた建成尋常小学校であり、リノベーションされ現代美術館として2001年にオープンした。戦後は、台北市政府庁舎として使用されていたが、1994年に廃止され1996年に台北市の史跡(市定古蹟)として登録された。 この建物は赤レンガや石材の構造で、シンメトリーなデザインや優雅なアーチ形の窓など、西洋建築を模したもので、当時の小学校としてはモデル的で数少ないものであった。 この美術館では、国内外のアーティストによる絵画、彫刻、映像、インスタレーションなど多岐にわたる現代アート作品が、元校舎の教室や廊下といった空間を活かす形で…

    地域タグ:台湾

  • 日本統治時代の日本家屋群のおしゃれなカフェリノベ【青田茶館・青田七六(青田街)】@台北

    青田街は、日本統治時代に多くの日式住宅(日本家屋)が建てられた歴史的な街区である。10を超える日本家屋がリノベーションされ2010年以降オープンしてきている。 当時は、日本人の学者や公務員が多く住んでいたことから「学者街」とも呼ばれた住宅街で、木造平屋建ての構造と、和風の庭園を活かして、カフェや茶屋、展示スペースなどにリノベされている。 青田街にあるリノベ初期の代表的なものには、台湾茶の試飲や茶道具の展示がある「青田茶館」、カフェと当時の部屋展示がある「青田七六」がある。(訪問年月:2017年3月) △青田茶館のアプローチ部分。繊細な要素が心地よい。 △日式住宅(日本家屋)がリノベされた青田茶…

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  • 1915年から続く新古典主義建築の国立博物館【国立台湾博物館本館】@台北

    国立台湾博物館本館は、日本統治時代の1915年に建てられた台湾総督府博物館で、リノベーションを経て1999年にオープンした。当初は「台湾総督府博物館」として設立されたが、戦後の1949年に「台湾省立博物館」に改名され、さらに1999年に現在の名称になった。 1998年には国定古跡に登録されている。 建物は、新古典主義建築スタイルで、列柱で構成される荘厳な外観やシンメトリーな構成、美しいステンドグラスが特徴的である。 この博物館本館には、台湾の自然史や考古学、先住民族の文化の展示がある。また、国立台湾博物館全体では、この本館のほかに、古生物館、南門館、鉄道部園区といった分館が台北にある。(訪問年…

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  • 清朝時代からの歴史街区のリノベ【剝皮寮歴史街区】@台北

    剝皮寮歴史街区は、9世紀初頭に形成された地域で、清朝時代から日本統治時代にかけての伝統的な建築様式を持つ建物が多く、それらの街並みを残しつつ街区全体でリノベーションされ2009年にオープンした。当時は、台北市万華地区の商業と生活の中心地であったが、1980年代に衰退し、2003年には市の歴史建築に登録されている。 街区の特徴は、一階を店舗、二階を住居として利用する「下舗上居」あるいは、道路側を店舗、奥側を住居とする「前舗後居」と呼ばれる建物が短冊状に連なって構成されていることにある。建築様式的には、清時代の「閩南(びんなん)式」建築の伝統的な要素と、日本統治時代に取り入れられた「バロック様式」…

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  • 台湾の教育、医療、文化の歴史が学べる町屋リノベ【台北市郷土教育中心】@台北

    台北市郷土教育中心は、清代の後期からある剝皮寮歴史街区の一部で、リノベーションされ文化展示施設として2006年にオープンした。 短冊状に連なる2階建て町屋群の道路から反対側の奥の部分が取り壊され、中庭を形成するように全体がリノベされている。アーチ型のアーケード通路は2階部分にも残され、当時の建築様式や雰囲気を味わうことができる。 この施設には、台湾の伝統文化や地域の歴史、教育の歴史、台湾の医療の歴史を学ぶための展示エリアが設けられている。(訪問年月:2017年3月) △中庭からみた施設全体像。短冊状の区切りが赤レンガの柱状に。奥に見える屋根の形のところまで、建物があった模様。 △中庭の別角度か…

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  • 台湾を知るならこの歴史を知ることはかかせない【二二八国家記念館】@台北

    二二八国家記念館は、日本統治時代の1931年に建てられた台湾教育会館であり、リノベーションされ2011年にオープンした建築物である。当時は教育会館として利用されていたが、その後、台湾省参議会の議事堂や米国文化センターとしても使用され、1993年に三級古跡に登録されている。 この施設には、二・二八事件に関する常設展示や特別展示を行う展示エリアが設けられており、歴史教育と人権啓発を目的としている。また、地域文化を紹介する多機能ホールや学術的議論を行うスペースもある。(訪問年月:2024年2月) △正面ファサード。日本統治時代の公共建築の様式。 △L字型平面をしている中庭側のファサード。 △展示空間…

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  • レンガ造りの公会堂が展示施設にリノベーション【国立新竹生活美学館】@新竹

    国立新竹生活美学館は、日本統治時代の1921年に建設された新竹公会堂をリノベーションし、2022年にオープンした複合文化施設である。日本統治時代には、演講、展覧、文教活動など多彩なイベントが開催され、戦後は新竹県政府中山堂として利用され、2011年には歴史建築として登録されている。建物は、帝冠様式(和洋折衷)で、赤レンガの外壁、アーチ型の柱廊、装飾が施された壁面などが保存された。 この施設では、生活美学の推進、文化芸術の展覧・公演、文化創意産業の育成、コミュニティの活性化など、多岐にわたる活動が展開されている。 (訪問年月:2023年8月、2024年8月) △ゲートから元新竹公会堂をみる。建築…

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  • たばこの生産工程の展示と美術館が一体化した【太平買菸場】@台中

    太平買菸場は1955年に建設され、当時はタバコ農家からのタバコの葉を鑑定・取引する施設として機能していた。1994年に閉鎖され、2013年には歴史建築として登録されたものをリノベーションし、2018年にオープンしている。 太平買菸場は、国際的に著名な芸術家である陳庭詩の作品を展示するエリア、たばこの生産過程や取引工程を展示するエリア、地元の芸術家やクリエイターの作品を展示するエリアの3エリアに分かれている。また敷地内には、たばこ葉の成長過程を観察するプランターも設置されている。(訪問年月:2024年5月) △国際的に著名な芸術家である陳庭詩の作品を展示するエリア。 △たばこの生産過程や取引工程…

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  • かつての銀行を体験しながらの恐竜!【国立台湾博物館古生物館】@台北

    国立台湾博物館古生物館は、1933年に建設された勧業銀行台北支店をリノベーションして2010年にオープンした。古生物館とはいうものの、1階には金融機関として使用されていた当時の金庫室が保存展示されており、金融の歴史も学ぶことができるユニークな施設である。 建物はコリント式の柱、シンメトリーなファサードなどの新古典主義建築の特徴を持ち、荘厳な雰囲気を醸し出している。建物内部は吹き抜けの広々とした空間が広がり、巨大恐竜や古代生物の骨格標本など展示模型を際立たせる設計となっている。(訪問年月:2024年4月) 国立台湾博物館本館はこちら↓ www.tjcreativeculture.com △建物の…

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  • 建物まるごと鉄道ジオラマが楽しめる【哈瑪星台湾鉄道館】@高雄

    哈瑪星台湾鉄道館は、駁二芸術特区内で2016年にリノベーションされた駁二蓬莱倉庫街の一棟を用いた鉄道博物館である。高雄市立歴史博物館が運営している。 館内の最大の特徴は、HOゲージの台湾全土の鉄道風景を再現したジオラマである。展示面積は約330㎡で、200以上の街並みが細部まで表現され、31種類の模型車両が走行する。 また、当時の鉄道施設や鉄道歴史の展示があるほか、ミニ電車「哈瑪星駁二線」に乗車することもできる。(訪問年月:2024年8月) 駁二蓬莱倉庫街については↓ www.tjcreativeculture.com △リノベーションされた駁二蓬莱倉庫街の並び。 △台湾鉄道館の入口。 △機関…

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  • 保存状態のよい車両の展示もある【哈瑪星鉄道文化園区+旧打狗駅故事館】@高雄

    哈瑪星鉄道文化園区は、1900年に開業した高雄港駅(旧称:打狗駅)と線路の跡地につくられてた。歴史館として残す他、車両の展示がされる文化園区である。 2008年に駅としての役割を終えた後、高雄港駅舎は鉄道の歴史を紹介する旧打狗鉄道故事館として2010年にリノベーションされた。広大な園区内には当時の線路や貨車が保存されており、訪問者は自由に散策することができる。(訪問年月:2024年8月) △広大な敷地の中に当時の機関車が保存されている。 △旧駅舎の方向を見る。 △駅舎プラットホームにも展示。 △大正時代に製造され、SL終焉まで活躍した貨物機9600形の展示。 △歴史を伝える旧打狗駅故事館の入口…

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  • スローライフをテーマにしたエリアリノベが待ち遠しい【台東北町日式宿舎群】@台東

    台東市の「北町日式建築宿舍群」は、日本統治時代の1940年代初頭に建設された日式住宅(日本家屋)の官舎群で、戦後は高校の教員宿舎としても利用されていた。台東県政府はこれら17棟の日式住宅群を歴史建築として2007年に登録した。 その後、有名なホテルブランド「雲朗観光グループ」が11棟をリノベーション、運営することとなり、2024年から順次オープンする予定である。リノベ後は、スローライフをコンセプトに11棟がそれぞれホテル、和食レストラン、カフェなどになる計画で、完成楽しみである。 △158㎡の床面積がある最も位の高かった官舎の全体像。 △その別角度から。 △室内も当時の様子にリノベ。 △縁側と…

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  • 日本家屋を白く塗ってデザインした!?【専売局台東出張所宿舎】@台東

    専売局台東出張所宿舎群は、日本統治時代に建てられた日式住宅(日本家屋)である所長宿舎と独身寮のリノベーションである。所長宿舎は1937年にでき、83㎡の大きさがある。独身寮の方は1938年にでき、その後1941年に増築されて107㎡となり、その中に3部屋があり3人が住んでいてた。なお、専売局台東出張所は、台東の煙草酒類の専売事務を管理する機関であった。 2002 年にこれらの宿舎は台東県政府により歴史的建造物に登録され、その後、リノベーションの後、行宣センター、台東県童話館、図書館として2007年にオープンした。ただ、2016年の台風による甚大な被害を受けたが、その修復には資金調達も含めて時間…

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  • 歴史建築がダイナミックな図書館と歴史を伝える博物館に【台南市中西区図書館+二二八紀念館】@台南

    旧台南州会は、日本統治時代の昭和10年(1935年)に台南州庁の付属施設として建設され、2004年には市の文化財に指定されていた。そして、この建物は、リノベーションされて、台南市中西区図書館(2,3階)と二二八紀念館(1,2階)が同居する形で2022年にオープンした。 中西区図書館の3階は、当時の日本式の小屋組みや壁面、丸窓を保存しながら、高い天井がうまく活かされた開放的な開架と閲覧スペースとなっている。 二二八紀念館は、文字通り1947年に発生した二二八事件に関する資料や歴史的背景を展示する施設であり、歴史的な建築物とともに、台南の歴史文化を学ぶ場となっている。(訪問年月:2023年12月)…

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  • 国家史跡のレンガ外壁が内部空間にリノベされた【國立臺湾文学館】@台南

    国立台湾文学館は、1916年に建てられた日本統治時代の台南州庁をリノベーションし2003年にオープンした。戦後には台南市庁舎や空軍補給司令部として利用され、2003年には国家史跡に指定されている。 ここは台湾初の国家レベルの文学博物館で、台湾の多様な民族文化による文学遺産を収集し、展示や教育プログラムを通じてその魅力を発信している。館内には、文学に関する展示室、図書館、アートショップ、カフェが設けられている。 当時の建築としては、石造とレンガ造の外壁にマンサード屋根という3段構成のファサード、シンメトリー構成、半円形のアーチ窓、列柱がある西洋スタイルであった。リノベーションでは、旧建物の裏側に…

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