マレーシアで最初に天体物理学者になった女性を紹介します。2010年から2014年までウィーンに所在する国際連合宇宙局のディレクターを務めた。ニュージーランドのオタゴ大学出身。
GOKLバスルートシリーズの終盤は、公務員が集中する Truquoisse Rute (GOKL-07) ですが、いよいよ紹介内容が多くなってきたので、今回は、KL全体にこれまで紹介した8種類のルートを全部貼り付けてみました。
マレーシア憲法の成り立ちと153条の成り立ち、1969年5月13日の事件や、New Economic Plan の失敗について史実を確認してみました。今、筆者のブミプトラ政策への理解は以前と全く違います。
実際に発生した「五十三事件」は、普段私たちが耳にしていた、マレー人と華人の喧嘩合戦程度のなまやさしい事件ではなく、軍隊も出て射殺して鎮圧した大暴動だったのです。できるだけ横文字を避けていることをご理解ください。
学問の自由の原則とは何でしょうか? 私は、「考えが違う」ことを互いに合意すること( agreeing to disagree ) こそが学問の自由だと思うのです。全ての立場には、それぞれ異なる根拠があります。それは誰かが制限すべきことじゃない。Amirul Mukminin
本日紹介する2024年4月25日の全国紙の内容は、馬国の最高学府の中で、No.1 の地位を持つ「マラヤ大学」の公式謝罪を報じたものです。欧米学術界で生きてきた米国教授が、馬国出で一線を超えてしまいました。参考になる話です。
筆者は、ブミプトラの優遇政策について、29年前のプロジェクト契約への影響は経験済みですが、そもそも憲法上でどんな扱いに成っているのか調べてもみませんでした。調べてみたら、かなり複雑な経緯があったようです。条文も読んでみました。
職業安全は適切な指導の繰り返しが、やがて構成員の事故防止活動を習慣化します。そしてその習慣が積み重なって組織の「文化」になります。文化になってようやく安全な組織といえます。4,23に起きた軍用ヘリの衝突事故は「労災」です。未来永劫、同じ事故が起きないように対策を打たねばなりません。
GOKLのマルーン・ルート、最終回の今日は「北周り」の詳細です。このルートは、南の Chow Kit界隈から Sentul 地区を通り、Batu Mudaや Kampung Batu に至る広域住宅街です。Sentul 地区の wet market を発見しました。写真でしか特定できませsん。Wikipediaへの投稿も無しの low profile です。
若くて優秀なマレー人は沢山活躍しています。筆者も、かつて Look East 制度で日本の大学をでたマレー人を雇用した経験がありますが、本当に優秀でした。現在、税務申告している若きミリオネアは35名、前年度の20名を上回る申告者数です。
バス停が30もあるGOKLのマルーン・ルート「南周り」の詳細です。このルートは、北の Kampung Batu, Batu Muda, そして Sentul 地区を通り、Chow Kit に至る広域住宅街です。Chow Kit に入る前に Sentul 地区の警察署があります。
GOKLの08路線であるマルーン(maroon) ルートは、公営住宅、公立学校、高級アパートなどが密集するKLの北西部を周遊するルートで、観光ルートというよりは地域住民のための生活路線です。公営住宅地区の雰囲気を見物できます。
マレーシア保険省によれば、この国の看護師ひとりあたりの患者数は283人に達していて、さらに看護師が都市部に集中していることを考えると、異常な不足です。MM2Hファンは外国人向けの医療施設を考える必要があります。
MM2H申請代理店のライセンス更新が進んでおらず、29社がライセンス切れのまま立ち往生している問題で、張慶信大臣が、更新やパスポート関係の手続きについてワン・ストップ・センターの利用を推奨しています。
州政府は、スルタンの主権を守る自治体として尊重されていますが、連邦政府と州政府の役割分担は、馬国憲法で細かく決められていて、仮に連邦政府と州政が対立した場合、州政府の法律に従った采配がなされます。
KLIA1で自分の妻を狙撃しようとした容疑者が、38時間後にクランタン州のコタバルで見つかり、拘束されました。警察は容疑者を犯人と断定、4月16日の午前9じに記者会見を予定しています(日本時間の10時)容疑者を捕まえてことで、ひと安心のマレーシア。
馬国憲法についての投稿です。憲法の来歴、そして、根幹にあるイスラム教と国民の自由との関係を紐解きます。筆者は、馬国憲法が、けしてイスラム優位ではなく、むしろ人間に公平な来歴を持っていると理解しました。
2024年4月14日の馬国全国紙の報道から・・・注目記事、炎上記事、緊急情報、など、MM2H ファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。ペナンにある終活施設、KLIAの発砲事件、国王陛下の新車購入!
独自のMM2Hを展開しているサラワク州が、今度は航空会社を所有して訪問客を増やす投資戦略を具現化しつつあります。このことはMM2Hと強い繋がりがあると思えますので、先読み情報として紹介します。
クアラルンプールの国際空港は、ポスト・パンデミックの旅客の増加を捉えつつも、6月から遂に空港利用料金(利用税)を値上げすることとなりました。マレーシア国民の反応はどうでしょうか? MM2H利用者への影響は?
日本の国会と馬国の国会の立法プロセスを比較してみると、両国の議会政治の違いが浮き彫りになります。日本は委員会審議であり、馬国は議会政治+国王の関与が特徴です。
今回は馬国と日本の現在の国会の成立の歴史と、現在の両院制の議席や選挙などの比較をしてみました。特に上院(日本の参議院と、馬国の元老院)において大きな違いがあるようですね。
開発者の不採算によるプロジェクト遂行の停止、引き継ぐ投資家や企業が現れるまでの住宅都市のゴースト化、免税特権などが引き起こす犯罪の増加により、馬国にとっては、迷惑な「お荷物」となりそうなフォレスト・シティー・プロジェクトです。
「改訂の大枠についてサバ州政府の閣僚級の承認が終わりましたので、政府広報に掲載されます。掲載がなされたなら申請者にお伝えすべく詳細条件がウェブサイトに掲載されます。」サバ州の観光・文化・環境大臣 Datuk Christina Liew
2024年4月7日の馬国全国紙の報道から、注目記事、ゴシップ、炎上記事、緊急情報、親日反日情報など、MM2Hファンにとって気になる情報をまとめてご紹介。国民的歌姫のフェイク記事、大金を落とした人の末路、アクマル議員の裁判のゆくへは・・・
靴下問題で KK mart の会長が国王陛下に謝罪に出向いた上で、国王から国民に対して揚げ足取りの応酬を止めるよう訓示があった上で、さらにボイコットを主張し続けるUMNO青年団長に扇動罪の容疑がかかっています。新たな展開です。
【MM2H情報】2024年 大富豪 ForbesTOP200
米国誌フォーブスの情報では、世界の大富豪の序列の中で、上位から200番目までに含まれるマレーシア人は1名(日本は3名)。上位から1000人に含まれたのは、マレーシア人4名(日本は12名)でした。Robert Kuok 氏の経歴を見て驚愕しました。
【MM2H情報】2024年 大富豪 ForbesTOP200
米国誌フォーブスの情報では、世界の大富豪の序列の中で、上位から200番目までに含まれるマレーシア人は1名(日本は3名)。上位から1000人に含まれたのは、マレーシア人4名(日本は12名)でした。Robert Kuok 氏の経歴を見て驚愕しました。
国王も、政府も、与党も野党も、誰もが靴下騒ぎの火消しで時間を取られる毎日となりました。異なる宗教と民族が混在する国家で、「これだけはダメ」という部分に問題が起きると、これほどまで長引くものなのです。
新しい法案や改正案は、担当大臣が準備した後に内閣に提出され、代議院(下院)で3回、元老院(上院)で3回の審議を経て、国王がチェックして初めて発行されます。しかし、紛糾すると、慧然と自己主張の嵐となり、いつまでも話が進まなくなってしまいます。
度重なる火炎瓶騒ぎを受けて、UMNO以外の政治政党や上院議員が、あれこれとコメントを出しており、これらも国民の関心事として報道されていますので紹介します。最近の馬国政府は連合政権で運用しているので、UMNOが嫌われ役になることを嫌がる政党もあるわけです。
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マレーシアで最初に天体物理学者になった女性を紹介します。2010年から2014年までウィーンに所在する国際連合宇宙局のディレクターを務めた。ニュージーランドのオタゴ大学出身。
ついに馬国も鉄道の駅ビルを開発する計画を開始しました。日本の場合は商業ビルが一般的ですが、マレーシアでは居住区を開発しようとしています。
海外ではよく「博愛主義者」という著名人の称号を見かけますが、この人も芸術分野での育成や民主化活動の支援者としてマレーシアでは名高い存在です。類まれな才能を世界に向けて展開した教育者です。現地の人は誰でも知っているLKW。
この事件には、報道の裏に潜むマレーシア社会特有の“闇”が見え隠れしているように感じてならない。国家権力と個人の関係、民族間の力の差、そして司法の不透明性。
馬国の全ての空港の運営を司る最高責任者が任命されたというニュースです。運営組織が民営化されたことが背景にあります。
マレーシアでは人口5万人あたり1人のEPしかおらず、世界標準である2万人あたり1人を大きく下回っている。理想的な救急医と患者の比率は3,000人に1人ですが、マレーシアは5,000人に1人。日本はどうか?
日本の政府や教育機関は、より一層質を高め、「量より質」を重視した国力向上策を計画的に進める必要がありそうです。
デザインや創作において「オリジナリティ」とは何か、それがどこまで守られるべきかは、今や世界共通の課題です。大阪万博のマレーシアの出展内容に同じような問題が起きました。
2025年4月22日、マレーシアの華人系全国紙 *The Star* のオンライン報道によると、同国のアンワル首相(Datuk Seri Anwar Ibrahim)は、記者団の質問に対し、政府施設間を歩いて移動する際にコメントする形で、米国への報復関税について語りました。
以前は移民労働者として東南アジアで働いた英国の活動家がマレーシアの移民の労働市場について警鐘を鳴らしています。マレーシア政府は昨年移民労働者を抑制しましたが、今年から再開します。労働市場に報道各社が注目しはじめます。
昨日紹介した馬国での大型のパイプラインの破断と火災について、本日のオンライン記事 (The Star online) に、世界の工業規格・基準に関連した原因究明に関するものが配信されていますので紹介しておきます。
セランゴールのスバンジャヤ近辺で高圧ガスの輸送パイプラインが損傷して引火した大量のガスが空高く噴出しました。死亡者は出ていませんが、家屋や車両が多数焼失・損壊しました。
1回の乗車が1RM(約40円)で、KL市内を自由に移動できて、社内のWiFiも無料で使い放題のGOKLバス。このブログでも何度もご紹介しております。この路線に「連節バス」の導入が進められています。
今回のアイキャッチ画像の写真は、写真家Alphaさんが、Flickrに投稿されたライセンス付きの転載可能写真です。詳しくはこちらを参照ください。時間をかけて構築中のマレーシアの偉人を紹介する「馬国人列伝」です。今回は、固有名詞を出せないので...
今から20年近く前の出来事を振り返ってみると、それはまさに「運命」の悪戯と言える出来事ばかりでした。いろいろなことが非現実的でしたが、実際にそれらのことが目の前に展開していったのでした。
例えば日本に3日間出張するなら、ビンセントは毎日3社との商談と終業後の飲み会のアポイントを計画する。3日で12社の商談と懇談を続けるのだ。同行するアシスタントや準幹部は過労で倒れていた。筆者も一度同行して2日目に動けなくなり、最終日をスキップしたことがある。
ビンセントと初めて遭遇した外国人やマレーシア人は、ほぼ100%彼に対して強い印象を持たなかった。その風貌・容姿は日本で言えば、背が低く痩せてひ弱な中高生だったからだ。彼をひと目見て、これが年商20億円の中小企業の社長だと言い当てられる人はいなかった。
リュウと私が一緒に過ごした一年弱の歳月は、いかにも不思議なものでした。リュウはダライラマを師と仰ぐ仏教徒でした。今でも、彼が工面してくれた金を返したいのですが、彼は一切の返金は無用だと言います。地獄に仏とはこのことです。
事業に失敗して精神的に追い込まれてしまう日本人よりも、縁の切れ目をさらっと受け入れてさっさと転職していくマレーシア気質の方が、おそらくはよほど幸せな人生なんだろうと今でも実感しています。日本人は考え過ぎなんだろうと思います。
この人物のことを知らない人は、マレーシア通とは言えません。マレー人社会に関わりのある人は(ビジネスで、主婦の話題で、井戸端会議で)カマルディン議員の話題を出すことで、ちゃんとマレーシアを勉強した人という評価を受けることができます。
注意深く見ていないと、さらっと見逃してしまいそうな程「静かに」報道されたMM2Hの新条件の閣議承認と受付開始のニュースです。申請代理店の承認基準も新たに設定されて、運用体制がようやく整った西マレーシアのMM2H最新情報をお届けします。
本日紹介するTVETプログラムは、高額な公立大学の学費の費用対効果を納得できない学生と家族や、先進技術の熟練者を国内人材市場からリクルートできない馬国雇用者の悩みを、総合的に調整・解決するアイデアとして秀逸です。
世界の主要都市のうち、最もインター校の学費が安いのは、馬国のイポ市。アジア圏では、イポ、ジョホール、クアラルンプールの3都市が、アジア圏全体のうち、最も学費が安い5つの都市の3つだという驚異的な競争力。
5分57秒。メリンダ・カウルは手錠をかけた状態で1マイルを走る最速の女性です。短い休憩の後、彼女は素足で1マイルを6分4秒で走り切り、ギネス世界記録の認定を受けたそうです。マレーシアの尾藤朋美です。
馬国のオーソドックスな政党政治に新風を吹かせようと、日本の立花孝志や百田尚樹のような、世襲制でも連立嗜好でもない、ネット民の支援ないしは、クラウド・ファンディング系のアイデアを持ち込む新党があります。報道機関によって評価に大きな違いが見られます。今後の活躍に注目です。
オンライン報道で紹介された有識者のご意見。馬国のSPMというイギリス仕込みの「進学試験制度」に、鋭く疑問を投げかける有識者の論評が、今どきの世界の就業環境と、大学という育成期間を「忖度なし」で評価しているあたり、圧巻です。FMTはこの点優れていますね。
政府の政策というものは、時として、実体経済や社会の足元の変化がどうあろうと、「一度決めたものは実行する」という立場を崩せない場合が多いようです。今や、名実ともに「幽霊都市」となっているジョホールの森林城市(フォレストシティー)もそのひとつのようです。
マレーシアのように、5G環境が国の後押しで進んでいる環境でも、ちょっと独占的な状態ができると、あっという間にサービス提供の範囲が限定されて、特定の株主の利害が優先されてしまいます。政府の調整能力が期待される部分です。
デジタルバンクの大きな課題。それは、銀行取引をすべて「オンライン」で行う上での、「安全性とセキュリティ」について、国民の信頼を得ることです。馬国のデジタル・バンクの全容がわかる優れた記事を紹介します。
西暦1996年ごろの、マレーシア日本人クラブの案内所に書いてあった紹介文に、マレーシアの魅力は、世界80カ国で仕事をしてきた大手商社マンが、引退後の居住地や保養地として選ぶ国がマレーシアだという話がありました。
首相のアンワル氏は、ギグワーカーが将来の国政選挙の票田になることを理解していましたから、首相就任時に、ギグワーカーの働く環境を改善することを公約していました。就任2年目の今年8月には、ようやくギグワーカー新法が成立する運びとなりました。
首相のアンワル氏は、ギグワーカーが将来の国政選挙の票田になることを理解していましたから、首相就任時に、ギグワーカーの働く環境を改善することを公約していました。就任2年目の今年8月には、ようやくギグワーカー新法が成立する運びとなりました。
今週の最新報道。日本のビットコイン流失事件で、馬国の報道記事の技術的なレベルが、日本国内のそれより若干「高い」と感じます。記事は専門アナリストの見解を紹介していますし、「盗難のラベリング」が行われた事実が伝えられています。日本の報道内容は、単に「流出した」という表現だけで、深みがありません。
マレーシアUAVアライアンス協会(Muva)は、来年の第3四半期に予定されている、無人航空システム交通管理(UAS TM)の実施について、「ドローン運用の安全性と効率性を確保するもの」としています。英語:The Malaysian UAV Alliance Association (Muva), Unmanned Aerial System Traffic Management (UAS TM)
東京都にマレーシア料理のお店があるのは知ってましたが、馬国の大手新聞社の News Straits Times が記事にするようなお店があるとは知りませんでした。それに、このお店の店長も料理人も全員日本人ではないそうです。継続は力の典型ですね。
Batu Cave のカルティケーヤを象徴するムルガン像は、マレーシアで最も高いヒンドゥー教の神像。高さは42.7メートル(140フィート)で、バトゥ洞窟のふもとに位置している。3年の建設期間を経て、2006年1月のタイプーサム祭りで公開されました。
シートベルトの重要性に大きな変化。航空安全の専門家は、乗客がシートベルトの着用についてしばしば軽視しているとしています。気象学者は、レーダーで検知できない「晴天乱気流」が、気候変動の影響で、悪化していると警告しています。
投資貿易産業省(MITI)の発表です。米 Google社は、マレーシア国内で Google のデータセンターと Google クラウド・リージョンを建設するため、94億RM(20億米ドル、約3,000億円)の投資を決定しました。関係分野で 26,500 の雇用創出、約150.4億RM(約4兆5,120億円)の経済効果が期待されています。
馬国に在住するインフルエンサーについて、税務当局のIRBが集中的に税務申告を要請しています。これは外国人である日本人のブロガーやSNS関係者も注意すべき動きです。IRBには専門の担当官が配置されていて、インフルエンサーとして活躍する個人に直接メールで納税を指導しています。徹底してますね。
大学の学費が非常に高額になっています。マラヤ大学の学士課程のひとつ「英文学」の学位は全7学期でRM56,900(約190万円)、看護学の学位はRM133,000(447万円)の学費がかかる。医師の学位を取得しようとするなら、RM673,200(2,250万円)もの費用がかかります。全て国公立の場合です。私立はもっと高い。