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  • 琥珀の夏 感想

    琥珀の夏 辻村深月著 この本も凄かった。 辻村さんて凄い作家さんだ。 筆の勢いが凄い。 一気に読みたいが、凄すぎて休憩入れないと疲れてしまう。 よくこんなの書けるなぁと感心してしまう。 空想の世界だろうけど、「ミライの学校」での生活が実によく書かれている。 そして自分と子供のかかわり方などリアルだ。 また田中さんがミカちゃんだったのには驚いた。 真実を知りたいと弁護士として話す法子さんがそれまでの法子さんと違い、毅然としていた。 ミライの学校に近い、宗教団体とかありそうな話しだと思った。 「ツナグ」とかとは全然違う。 引出しを沢山持った作家さんなんだな。 新たにまた5冊借りてきました。 ランキ…

  • 冷たい校舎の時は止まる 感想

    冷たい校舎の時は止まる 辻村深月著 上中下と3巻からなる長編小説。 辻村深月さんのデビュー作。 読み切れるかなと思いながら読み進めていった。 誰が自殺したのか?誰がホストなのか? 校舎の中に取り残された8人の行方が気になり止まらなくなりました。 誰かの精神世界の中、次から次へと死んでいく。 怖かった。こんな怖い場面を書ける人なんだ。 一人一人の背景、思いなどを書いているので長編小説となっています。 作家自身の辻村深月という登場人物が出てくるので、作家さんと重ねてしまうが、本当はどんな人なんでしょう。 ランキング参加中読書

  • 青空と逃げる 感想

    青空と逃げる 辻村深月著 題名通りお母さんと小5の息子が逃げ続ける話しだ。 事故に合った父親が元で逃げざるえなくなったのだが‥ 逃げてたどり着いた場所で逞しく生きていく。 四万十川、家島、別府へと逃げるように。 母親は子供を守るため訪れた場所で、仕事を探し懸命に生きていく。 子供は学校には行かず、その土地の人々と触れ合いながら生きている。 落ち着けるかなと思える頃また逃げざるえなくなる。 最後は仙台に行くのだか、「傲慢と善良」に繋がる部分があった。 この親子と一緒に旅に出てる気持ちになり、旅好きの私は興味をもった。 別府で砂かけさんとして働くのだが、実に丁寧に書かれていた。 細かい取材をされた…

  • ツナグ 感想

    ツナグ 辻村深月著 一生に一度だけ、死んだ人に会えるというお話し。 アイドルの心得 長男の心得 親友の心得 待ち人の心得 使者の心得 それぞれ4話の話しがラストは使者の視点から書かれている。 どの話しもよかったが、一番引かれたのは親友の心得。 嵐と御園二人の女子高生の話しだ。 嵐は自分には親友なんて出来ないと思っていた。 美形で演劇も上手いが、甘やかされて育ったせいか、自分が一番じゃないと気がすまないタイプ。気が強く負けるのは嫌なのだ。 御園はそんな嵐を立てて、優しく、聞き上手で嵐のわがままを許す。 二人は仲のいい姉妹のように登下校も一緒だった。 (御園が知っていたブランドの服を自分が知らなか…

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