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映画貧乏日記 https://cinemaking.hatenablog.com/

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。・・・というわけで、主に映画館で観た映画のレビュー(感想)を書いています。

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2022/07/21

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  • 【番外編】「震える舌」

    「震える舌」2024年7月14日(日)YouTube(松竹シネマPLUS)にて鑑賞。 ~ホラー映画のように恐ろしい。死に至る病にかかった娘 熱を出して寝込んだり(夏風邪?)、何やかやで10日以上も映画館に行けない日々。あんまり間が空くのも何なので、番外編として7月に配信で観た映画の感想をアップします。松竹シネマPLUSで2週間限定無料公開されていた松竹映画「震える舌」です。 原作は芥川賞作家、三木卓の小説。東京のベッド・タウンである千葉郊外の団地に三好昭(渡瀬恒彦)と妻の邦江(十朱幸代)、娘の昌子(若命真裕子)の三人家族は住んでいた。その付近には、まだ葦の繁みがあり、昌子は湿地の泥の中を蝶を追…

  • 「#スージー・サーチ」

    「#スージー・サーチ」2024年8月19日(月)新宿シネマカリテにて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン2/A-5) ~SNS社会の恐ろしさをポップでシニカルなタッチで伝える 夏風邪を引いたらしく体調が最悪で、ここ数日何もできなかった。ようやく回復しつつある感じだが、まだ本調子ではない。このブログをアップしたら、また少し休もう。 SNS社会の恐ろしさを伝える映画は数あれど、とりわけユニークなのが現在公開中の「#スージー・サーチ」である。「なるほどこういうスタイルもあるのか」と唸らされたのだった。 ミステリー仕立てのドラマである。主人公は大学生のスージー(カーシー・クレモンズ)。幼いころから謎解…

  • 「ニューノーマル」

    「ニューノーマル」2024年8月17日(土)シネ・リーブル池袋にて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~現代社会の日常に潜む恐怖を6話のオムニバスで描いたホラー映画 夏だもの。1本ぐらいはホラー映画を観ておきたいわよねぇ~。 というので、観たのは韓国映画「ニューノーマル」。ソウルを舞台に6つの話で構成されたオムニバス形式のホラー映画だ。監督・脚本は、韓国で大ヒットを記録したホラー映画「コンジアム」のチョン・ボムシク。 映画の冒頭、世間で続発する凶悪事件のニュースが流れる。その最後に、一人暮らしの女性ばかりが狙われる連続殺人事件がソウルで発生していることが告げられる。 そんな中、第…

  • 「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」

    「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」2024年7月24日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後7時より鑑賞(シアター2/C-5) ~アルモドバル監督流の西部劇はサンローランとのコラボで上映時間31分! お盆で帰省したり(両親はすでに他界しているが)、台風が来たりで、ここのところ映画館に行けなかったので、このへんで以前観たもののまだアップしていなかった短編映画の感想を……。 月に一度、映画の会を催している。といっても、ただ映画を観てそのあとに飲むだけなのだが、平日夜の上映後に飲みに行くので、どうしても帰りが遅くなる。家に着くのは11時半過ぎということも珍しくない。若者ならまだしも、おっさ…

  • 「ロイヤルホテル」

    「ロイヤルホテル」2024年8月8日(木)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後2時55分より鑑賞(スクリーン1/E-10) ~バーでバイトする2人が受けるセクハラ、パワハラ攻撃。男性優位社会の現実をリアルに反映 「#MeToo運動」をきっかけに、女性の地位もだいぶ向上したとはいえ、まだまだ男性優位社会の色は濃い。そんな現状を告発する映画がたくさん作られている。 去年日本で公開されたキティ・グリーン監督の「アシスタント」は、憧れの映画業界に飛び込んだものの、その闇に気づいて苦悶する女性を描いた社会派ドラマ。そのグリーン監督が「アシスタント」の主演ジュリア・ガーナーと再びタッグを組んで、男性優…

  • 「ツイスターズ」

    「ツイスターズ」2024年8月5日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時55分より鑑賞(スクリーン6/C-7) ~竜巻の恐怖をリアルに体験。スリリングな冒険活劇 久しぶりに超メジャーなエンターティメント映画でも観に行くか。というので、「ツイスターズ」を鑑賞。 この映画、1996年にスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め大ヒットした「ツイスター」の続編。そんな昔のことはよく覚えておらず、はたして鑑賞したのやら記憶が曖昧。しかし、心配はご無用。前作を観ていなくても、まったく問題ないのであった。 竜巻をネタにしたアクション・アドベンチャー超大作だ。冒頭は、主人公のケイト(デイジー・…

  • 「時々、私は考える」

    「時々、私は考える」2024年8月2日(金)新宿シネマカリテにて。午後2時25分より鑑賞(スクリーン2/A-4) ~孤独で空想好きな女性の変化を独特な筆致で描く。一風変わった人間ドラマ 先週は、ほぼ1日おきに病院通い。その費用もバカにならない。おまけに、その間はほとんど仕事もできない。今は多少の貯蓄があるから何とかなっているが、若い頃だったらホームレスになっていたのではあるまいか・・・。 さて、そんな病院通いも小休止の金曜日に、新宿シネマカリテにて「時々、私は考える」を観てきた。 この映画の舞台は、映画「グーニーズ」の舞台としても知られるオレゴン州アストリア。小さな港町だ。冒頭は、ノスタルジッ…

  • 「このろくでもない世界で」

    「このろくでもない世界で」2024年7月31日(水)TOHOシネマズ シャンテにて。午後1時35分より鑑賞(スクリーン1/C-10) ~貧困と暴力を逃れ裏社会に足を踏み入れた少年。異様な緊張感とリアリズムの世界 「ジョーカー」の新作の予告編が、おっそろしくカッコよくて、しびれている私です。 さて、今回は前回に続いて韓国映画です。本当はその間に、ペドロ・アルモドバル監督の短編映画を観たのですが、そちらはちょっと後回しで後日掲載、かな。 前回取り上げた「密輸 1970」は究極のエンタメ映画でしたが、今回はノワールタッチの作品。第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された「このろくでもない世…

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