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映画貧乏日記 https://cinemaking.hatenablog.com/

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。・・・というわけで、主に映画館で観た映画のレビュー(感想)を書いています。

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2022/07/21

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  • 「本日公休」

    「本日公休」2024年9月26日(木)新宿武蔵野館にて。午後3時10分より鑑賞(スクリーン1/C-9) ~昔ながらの理髪店を営む母と今の時代を生きる子供たち。一服の清涼剤のような映画 台湾映画を取り上げるのは久々かな? 台中の理髪店を舞台にしたドラマ「本日公休」。作家やミュージックビデオの監督としても活躍する台湾のフー・ティエンユー監督が、自身の母親をモデルに脚本を書き映画にした。撮影も実家の理髪店で行ったという。 台中にある昔ながらの理髪店。ところが「本日公休」の札がかかり、店主のアールイ(ルー・シャオフェン)が行方不明。どうやら車でどこかに出かけたらしい。スマホも置いていったため連絡も取れ…

  • 「あの人が消えた」

    「あの人が消えた」2024年9月24日(火)イオンシネマ板橋にて。午後1時30分より鑑賞(スクリーン1/F-9) ~あなたも絶対騙される!? 不可思議なミステリーが爆笑のコメディーに転化。そしてさらに…… 前回取り上げた「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を9月25日(水)に新宿ピカデリーで、もう一度鑑賞した。前回はちょっと手話の字幕が見にくかったのだが、今回はそれもすべてクリアになり、より親子の情愛がくっきりと浮かび上がってきた。そして出演している聾者の演技の達者なこと。大がパチンコ店で知り合った女性など、存在感十分の演技だった。本当に良い映画だと思う。 閑話休題。9月24日、皮膚科のクリニック…

  • 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

    「ぼくが生きてる、ふたつの世界」2024年9月20日(金)シネ・リーブル池袋にて。午後2時5分より鑑賞(シアター2/F-4) ~聾者の両親を持つ息子の葛藤と成長。これは私の物語 9月19日、大宮ソニックシティ大ホールへ伊藤蘭のコンサートを観に行ってきた。相変わらず若々しくてエネルギッシュなステージだった。約2時間、歌って踊り続けるのだから大したものだ。それに刺激されて観客も大盛り上がりで、私もずっとスタンディングでペンライトを振り、踊りまくってしまった。こんなにはしゃいだのはいつ以来だろう? さて、そんなことには関係なく、「そこのみにて光り輝く」「きみはいい子」の呉美保監督が、9年ぶりに長編映…

  • 「ぼくのお日さま」

    「ぼくのお日さま」2024年9月16日(月・祝)イオンシネマ板橋にて。午後2時35分の回(スクリーン2/C-10) ~フィギュアスケートを学ぶ少年と少女、コーチの温かで美しすぎる物語 しまった! こんなに前だったのか……。予約したC-10。行き慣れない映画館だからなぁ。前すぎて観にくいなぁ。けど仕方ないか。 などと上映前はあれこれ思ったものの、映画が始まったらそんなことは全く気にならなくなってしまった。 「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作「ぼくのお日さま」だ。奥山監督は脚本のほか撮影、編集も手掛けている。本作は…

  • 「幻の光」(デジタルリマスター版)

    「幻の光」(デジタルリマスター版)2024年9月4日(水)シネ・リーブル池袋にて。午後2時55分より鑑賞(シアター1/D-8) ~是枝裕和監督のデビュー作がデジタルリマスターに。一人の女性の喪失と再生のドラマ 「ナミビアの砂漠」の衝撃は大きく、もう一度観て色々と再確認しようと思ったものの、結局今週はまた映画館に行けず。もともと大学病院の定期通院の予定が2件もあったのに加え、それとは別の症状が出たため別の病院に行って検査することに。私は病気のデパートか? まあ、幸い大きな異常はなかったので良かったが……。 というわけで、10日ほど前に観た映画の感想をお届けします。 家のそばのTSUTAYAで以前…

  • 「ナミビアの砂漠」

    「ナミビアの砂漠」2024年9月6日(金)Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下7Fにて。午後1時15分より鑑賞(D-14) ~21歳の女性をひたすら追う予測不能なドラマ。今の時代が見えてくる 「ナミビアの砂漠」という面白い映画を観た。それより前に観た映画もあるのだが、こちらを先に取り上げよう。 舞台はナミビアの砂漠……ではない。今の日本だ。 主人公は21歳の女性カナ(河合優実)。冒頭、街の遠景から次第に彼女に焦点が当たる。カナは友人の待つ喫茶店へ行く。友人は彼女たちの同級生が自殺したことを告げる。しかし、まもなく隣席の下世話な会話の音が大きくなる。明らかにそちらの音量を大きくしている。これは何…

  • 「ボストン1947」

    「ボストン1947」2024年9月3日(火)池袋シネマ・ロサにて。午後2時より鑑賞(シネマ・ロサ2/C-8) ~祖国への思いを胸にボストンマラソンに挑む男たち。エンターティメントを通していろいろと考えさせられる 韓国の歴史映画には面白いものが多い。エンターティメントとしてきちんと成立していて、そのうえで歴史を伝える作品が多いからだ。 「ボストン1947」も歴史が素材。1947年のボストンマラソンに参加した韓国チームの奮闘ぶりを描いた実話ドラマである。 ただし、それには伏線がある。1936年のベルリンオリンピックのマラソンで韓国(当時は朝鮮)の選手ソン・ギジョンとナム・スンニョンが金メダルと銅メ…

  • 「愛に乱暴」

    「愛に乱暴」2024年9月2日(月)シネ・リーブル池袋にて。午後1時25分より鑑賞(シアター2/D-4) ~平凡な主婦が次第に壊れていく。江口のりこの圧巻の演技 ようやく映画館に行けた。2週間ぶりだ。久々だったのでけっこう疲れてしまった。ただし、作品はめちゃくちゃに面白かった。吉田修一の小説を映画化した「愛に乱暴」だ。 主人公は専業主婦の初瀬桃子(江口のりこ)。結婚して8年。夫・真守(小泉孝太郎)とともに真守の実家の敷地内に建つ離れに住んでいる。義母の照子(風吹ジュン)とはつかず離れずの関係で、家のリフォームも計画していた。昔の勤め先が運営する石鹸教室の講師も務め、充実した日々を送っているよう…

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